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■2003年05月30日(金)  菖蒲さん 最後の一日
 スタッフの菖蒲さんが今日をもってHEARTLANDを離職する事になりました。この場所に就職したのが2年程前の春の頃、精神保健医療領域の経験があったという事ではなかったのですが、お弁当作りをはじめとするメンバーとの関わりの日々に大きな力を注いでくれました。まだお弁当製造販売も始まりの頃、整えていく事、メンバーとの共同作業、彼らの中に溶け込む時間を真摯に重ねてくれました。障害者地域共同作業所としての枠組み、なかなかこうした場所に良き人を確保する事は困難な状況が歴然とあります。経済的な保障等何もある訳もなく、その上に何らかの「想い」を抱かなければ進めない、そんな場所の中、変わらぬ姿勢でこの場所に立ち続けてくれました。今までに感謝すると共に新しい菖蒲さんの日々に幸あれと願います。メンバーともお別れの今日、彼らからはそれぞれの言葉を記した寄せ書き、スタッフからは花束の贈呈、そんな最後の一日となりました。

 明日は夕刻にHEARTLANDの7周年記念パーティーが予定されています。迫り来る台風の状況が気にはなるのですが、何とか天候も回復して無事にパーティーが開催されればと願います。参加を予定下さっている方、明日の昼の時点で開催か中止の判断を行いたいと思っています、怪しい雲行きの場合はHEARTLANDまでご連絡下さい。

■2003年05月29日(木)  昨日の引き続いて かわら版
 昨日の引き続いて「かわら版」スタッフの文字です。 

 お弁当の製造販売、ただ利益の追求ではなく、その事に含まれる様々な事。実はその事の方が大変でいて大切なのです。時には疲れ込んだり立ち止まって考えたりする事もありながらの毎日です。責任を負うこと、持続する事、突然の出来事に対応する臨機応変さ。そのどれもが心に障害を持っている彼らには思う以上に大変なことです。ひよっとしたら「そんな事障害がある人に求めるべきではない」という意見もあるかも知れません。でもお弁当屋さんの従業員としては必要なくとも、「生きていく為」にはどうしても必要なことだと思えるのです。ずっと側にいて嫌なことを全て排除し「今こういう言葉をかけて欲しい」と思った通りの言葉をかけてくれる世の中は、どんなに福祉が充実しても、ボランティアの人が増えてもきっとないから。障害を持ちながら生きるということ、その事と向き合いながらのお弁当作りです。                  スタッフ 大久保千恵
 
この間、お弁当の配達分のミスがありました。その時にご迷惑をおかけしたお客様には本当に申し訳ありませんでした。その後長い反省会を行いました。お弁当を作っていく事の意味、自分たちがどうすればよいか…一人一人が責任を負ってお弁当を作っていること、チームワークの大切さ、それが社会の中で生活していく力になる事、色々考えさせられた1日でした。色々な方々に応援していただき、風を送っていただいています。でも自ら重いイカリを下ろしたり自分の力でマストに帆を上げなくてはいくら風が吹いても舟は進みません。前進していく為にしっかりと舟作りを一人一人がしていかなければ…と思いました。      スタッフ原田純子

■2003年05月28日(水)  かわら版 6月号より
かわら版の6月号が明日に発行予定、一足早くかわら版からの文字を記載します。


◇毎日お弁当を作る、その時が一番落ち着いていられる時です。子供のためと言う よりも自分のためにしている様にも思います。

◇私はあっぷるの弁当が売れて嬉しかったです。調理もできて嬉しかったです。私 はあっぷるの調理師になりたいのですが、年が30代なのでなれません。◇あっぷ るは普通の弁当屋でない障害者の人が働く仕事場です。普通の所と違うのは、自 分の悪い所を指導してくれたり、言ったりしてくれるところです。社会ではそう 言ってくれませんでした。今も言われるのは嫌だけど、言ってくれる事により自 分のアイデンティティーを感じたりしています。いわゆる私はここで必要とされ る人間なんだと、後はミーティングがあるのが嫌です。でもお互い話し合って決 めていく、ここのスタイルがだんだん慣れてきて自分の主張が言えるようになり ました。自分の言葉で話せるようになりました。この調子で近所の人ともうまく 交わっていきたい、その為にここでの修行は目に見えない力になっているのだと 私は楽観しています。これからも積み重ねて経験していって自分の力にしていき たいと思います。

 小規模通所授産施設としての運営補助金、その概算払いや補助金申請の件で徳島市の障害福祉課を午後に訪ねました。交付申請・事業実施計画・その他事業計画の策定等、早々に書類の作成を行い補助金交付の手続きを進めたいと思っています。

 授産施設に限らず通常障害者地域共同作業所にあっては「補助金」の交付は6月〜7月、国の補助金に関しては年度末の頃といった時期に交付されるのが常、それ迄の期間は「持ち出し」としての工面や工夫をそれぞれの場所が何らかの形で賄っている訳です。母体の大きな団体ならまだしも、なかなか「残す」事も許されていない使い切りの補助金特性、その中にある活動資金の捻出(つなぎ期間)と確保は大変な事柄でもある訳です。整えを急ぎたいと思います。

■2003年05月26日(月)  長い長い反省会
 今日のお弁当製造、毎日ほぼ一日の販売時間が終わる午後1時頃、メンバー・スタッフの昼食後に一日を振り返る「時間」が用意されています。今日一日の作業や販売に関しての見直し、明日のメニューの手順や下準備のメモ、そんな時間を毎日繰り返しながら、一日の終わりと始まりが同居していきます。

 今日の反省会はいつもの時間に増してのもの、弁当注文の未確認や注文頂いたご飯サイズの間違い、お詫びの電話と再度配達を要した動きなど、多々反省すべき事柄ばかりの一日となってしまいました。粗相無くという事ではなく、ミスを無くすという事でもなく、どんな風に一人一人が「お弁当販売」という事柄に対して責任を持つのか、そしてその間違いの後、どのように「取り戻していくのか」たかがお弁当、されどお弁当という部分への確認を今日は長い時間行いました。ハンディーがあるからという事では無く、だから尚更のこと「きちんと」すべき部分には甘えを挟むべきものではない事、時折ではありますがそんな確認作業が必要となっていきます。

 お弁当作りよりもはるかに「どう生きていくのか」が難しい訳であり、熟練した弁当製造者になる事より病や障害を抱えながらもどう生きていくのかが、ここに集いみんなの大きすぎる「命題」でもある訳です。もう一つの意味、当たり前ではないという事、また明日に向かいたいと思います。

■2003年05月25日(日)  全国精神障害者家族会連合会(全家連)より
全家連関連のメールが東京から届きました、下記に転載しておきます。

ご寄付と長期借入のお願い

(財)全国精神障害者家族会連合会 理事長小松正泰

全家連が国(厚生労働省)などから受けた補助金等を目的外に使用していたとの報道を受け、11月より調査が続けられていましたが、国・社会福祉医療事業団・日本障害者雇用促進協会・日本自転車振興会・日本財団より、合計約4億3600万円(うち加算
金等が約1億1600万円)の補助金返還を命じられる見込みです。補助金等を目的外に使用することは契約違反であり、このことを全家連は深刻に受け止め、皆さまには心よりお詫び申し上げる次第です。

しかし、現在の全家連には3000万円の返還が限度であり、全額を返還することは不可能です。この事態は全家連がひきおこしたことであり、皆さまにこのようなことをお願いするのは筋違いであることを重々承知で、全家連は皆さまにご寄付・長期借入のお願いを
呼びかけるものです。本来であれば、自主財源を大幅に拡大する努力をし、返還にあてるべきです。しかし、それにも限度があります。どうしても、皆さまのお力で全家連を助けていただきたくお願いする次第です。

●ご寄付の方法 (お願いの期間は平成16年3月31日までです)

○家族会に加入している方は、基本的には各家族会を通じて都道府県にお金をお送りください。それ以外の方は、次ぎの方法でお願いします。

○一口 2000円です。お一人さま何口でも結構です。
○全家連(精神障害者社会復帰促進センター)は、「特定公益法人」に認定されています ので、1万円以上のご寄付は、所得税法・法人税法により、所得控除が認められます。 詳しくは、全家連までお問い合わせください。

○郵便振替払込書、銀行振込み、もしくは現金書留にてお送り下さい。

<郵便振替の場合>
郵便局に備え付けの郵便振替払込書にご寄付の金額、お振込みいただく方の住所・氏名・電話番号をお書き込みの上、郵便局にてお金をお振込みください。

口座番号・・・00130-7-583828
口座名称・・・全家連再生基金

<銀行振込の場合>
○以下の口座宛にお金をお振込みください。

みずほ銀行鶯谷支店 
(普通) 口座番号・・・5532036
     名義・・・財団法人全国精神障害者家族会連合会再生基金

<現金書留の場合>
ご寄付いただける金額を現金書留にて、以下の住所にお送りください。
     〒110-0004 東京都台東区下谷1-4-5 全家連再生基金係 あて

●長期借入のお願い  (お願いの期間は平成16年3月31日までです)
 長期借入とは、皆様から全家連が資金をお借りし、10年後に全額をご返却することです(専用領収書を発行します)。

○一口 3万円・5万円・10万円の三種類のいずれかをお貸しください。○お一人さま何口でも結構です。
○利率 申し訳ありませんが0%です。○問い合わせ 全家連再生事務局 TEL 03-3845-5084 FAX 03-3845-5974


 

■2003年05月24日(土)  誕生日
 何回目かの記念日がまた今日訪れてきました。今からちょうど20年程前、時同じく誕生日を迎えようとする五月の頃にはいつも琵琶湖の湖西の街に過ごしていました。場所は第2びわこ学園、学生時代の福祉実習の機会をその始まりとしてやがて住み込みのアルバイト、最重度と称されていた子供達と日々散歩に出掛けた田圃のあぜ道には、近江富士と呼ばれる小高い山がいつも見渡せた午後がありました。着脱にはじまり身辺の事は殆どままならない重度の障害、言葉を持たない子供達の手を引きながら「福祉」という言葉の意味を考えていた青の季節、そんな数々の風景をこの日になるフト思い出してしまいます。

 想像を遙かに超えたあの頃からの「今」そして変わることなく同じ岸辺に立ち続けている「今」あの時呟いた言葉の行き先を訪ねる暦はまだ絶えることなく「今」につながっていきます。あの頃の流行歌、吉田拓郎はこんなフレーズを詩にしていました。
 
 「今の自分を確かにしておこう二十歳の頃もきっとそうだった」 吉田拓郎「誕生日」

■2003年05月23日(金)  家族の集い
 今日の午後にHEARTLANDで「家族の集い」を行いました。通所しているメンバーの家族3名が参加、午後の時間の中、それぞれの「想い」を静かにそして激しく語って下さいました。親は親としての想いがあります、どんな風に状況が変わろうとも親は親として子は子としての想いみたいなものが確かにあります。「誰よりも本人が病を患って辛い想いをしているはず、親としてのしんどさはあってもそれは子供のものに比べて比じゃない…」そんな父親の言葉が空気を凛とさせていきます。出来る事は限られていたとしても、互いの「想い」を確認し時に支え合いながら進んでいく事に大きな意味があるようにも思えます。

 途切れる事なく語られゆく家族としての言葉とその想い、吐き出す事、そしてこの場所の事、そして親として子を想う気持ちの数々、その一つ一つに私たちが確認しなければならない事の大切な意味が内在されています。
 
 足下の日々、聞かなければならない「人」の声、なかなか継続出来ない家族の集いの時間でもあるのですが、また合う夏の日を約束しながら長い時間の集いが終わりました。

■2003年05月21日(水)  お弁当販売作戦会議
 今日は「コロッケ」の日、メンバーみんなが早朝の8時から集まり芋の皮むきに始まる作業に一心に取り組んでいました。人気メニューとは裏腹に全て手作りのコロッケ、普段の手間に加えて一段と手間取る今日のメニュー、向かい合うみんなも精一杯の中、11時の完成時刻を目指して慌ただしい時間が流れていきます。
 
 午後には「お弁当販売の作戦会議」1方向の配達を中止したを前提として、どんな風に今後のお弁当販売を行っていくのかを話し合いそんな時間となりました。「しんどい」部分があったとしても活動の軸としての「お弁当」幾つ製造しどのように販売数を増加させるのかという部分と同様に、出歩くことでこの場所からのメッセージを伝えるというもう一つの大きな仕事の意味がそこには含まれていきます。
 思案を重ねながらも「出来ない事は出来ない」としても、この場所を置いて外に「出掛けていく」必要性は常にあります。新しい活動展開に向けて、みんなで協議しながら新しい日常を創り上げられたらと願います。
 
 夕刻には穴吹保健所の武田保健師が来所、6月に開催されている研修会の打ち合わせとなりました。社会福祉法人ハートランドという事、精神障害者小規模通所授産施設への移行から見える景色、そんな話題を織り込んでの話を行う事となりました。

■2003年05月20日(火)  またまたハートピアみなみの皆さん
 またまた愛媛県砥部町にある障害者地域共同作業所「ハートピアみなみ」の方々がHEARTLANDのお弁当製造の見学に来て下さいました。設立記念式典の座談会をお願いしている徳永さんをはじめ所長さん、メンバー2名を連れての見学の時間となりました。
 
 聞けば障害者地域共同作業所でお弁当製造を始めたとの事、今はモニター期間という事で関係機関等への試食を兼ねた配達、一週間に2日のお弁当作りの数は40食近くになるとの事です。同じ精神領域の障害者地域共同作業所、しかも四国、互いに色々な情報交換や行き来を行いながら、それぞれのお弁当製造が充実したものになればと思います。

 6月開催の記念式典への参加申し込みが届きつつあります。記念講演の講師が大熊由紀子さんという事もあって、既に多数の方々から申込みが相次いでいる状況、会場となる「ふれあい健康館」のキャパが200という事もあり、参加を希望される方は早めにHEARTLANDまでご連絡下さい。

■2003年05月19日(月)  大熊由紀子さん「えにしを結ぶ会」
 土曜日から東京に出掛けてきました。社会福祉法人ハートランドの設立記念式典で講演を依頼している大熊由紀子さん主催の「えにしを結ぶ会」、土曜日の午後、東京プレスセンターを舞台に、各種様々な方々が集い新しい「出会いの機会」と共に今障害者や精神保健福祉を囲んでいる様々な状況に対してのシンポジュームの開催、出会いの場であると共に今を考えるためのそんな時間でもありました。

 夕刻からの懇親会、場所を八重洲に移しての席には厚生労働省の方々をはじめ地方行政に携わる方、学校関係の教授やマスコミ関係の方々等が参加、懇親会であるにも関わらず、終始熱い議論とそれぞれの立場からの状況報告が延々と行われていきました。現場としての「声」現場としての「想い」そして現場としてのリアルな「状況」制度が構築され、様々な見解や「正しさ」が語られたとしても、出発していくための小さな原点は足下の日々にあるという事、そんな色々な想いを抱いた東京での時間となりました。

 出会いの機会を頂いた大熊由紀子さんに感謝したいと思います。

■2003年05月16日(金)  上板町方面配達 最後の日
 HEARTLANDあっぷるから片道10キロ程度の道程、上板方面へのお弁当の配達を今日を持って最後となりました。新しい事業展開へのスタッフの配置、新規場所でのお弁当販売の為等、ある意味こちらの都合ではあるのですが、一つの区切りとしての今日を迎える事になりました。お弁当製造を開始した3年前、メンバー・スタッフで出発したお弁当製造、10個足らずのお弁当を製造し作った人たちのみが食べて終わるという風景、お世辞にも美味しいとは誰も言えなかった当時のお弁当、そんな粗相も多分に含まれたお弁当でも買い続けて下さったセガワ薬局さんや特別養護老人ホーム上板あおば苑の方々、出掛けていく「きっかけ」となった日々のお弁当注文、今日の挨拶回りに出向いたメンバーは、届けられた温かな言葉に涙が止まらない、そんな様子を配達から帰ってきてみんなに伝えてくれました。見えなくなっていく人を想いながら、また新しい日々を同じように始めていきたいと思います。お弁当を作れる日々かあるという事、お弁当を買ってくれる人がいるという事、そのどれもが「当たり前」ではないという事への省みをきちんと行っていきたいと思うのです。

 明日からは東京、大熊由紀子さんとの再会と由紀子さんが主催の「えにしの会」への参加、精神保健の地域実情やHEARTLANDの活動も含めて、少し話を行っていく週末となります。一つの区切り、そんな一日が今日終わりました。

■2003年05月15日(木)  かわら版5月号
かわら版5月号からの文字です。

◇切磋琢磨しつつ精進しつつお金はぬきです。環境のいい所でお弁当を作っていた いです。
◇私の友達に盲腸になった人がいました。数週間してお見舞いに行った時、以前の たくましい彼と違ってベッドの彼は弱々しい彼でした。私は自分の事を不幸と思 っていましたが、病気の人がもっと不幸なんだと思いました。
◇僕は盲腸のためみなさんにご心配をかけどうもすみませんでした。
◇いつもハートランドのお弁当を買いに来てくれてありがとうございます。配達も させてくれてありがとうございます。Tシャツも売れたらありがたいです。トレ ーナーも売れたらありがたいです。バンダナも売れたらありがたいです。ペット ボトルのお茶も売れたらありがたいです。缶のお茶も売れたらありがたいです。
◇私は神経症の下痢という病気を抱えて作業所に来ています。作業所に来る途中で 腹が痛くなったりします。病気に負けない精神力で仕事を頑張りたいと思いま  す。
◇またこのあっぷるに戻ってきてお弁当をみんなと楽しくやっていける事が、今の 私には一番嬉しい事です。

 ゴールデンウイーク飛び石だったにも関わらず、長くお休みさせて頂きご迷惑をおかけしました。そのお休みの間に話し合いや大掃除をしました。今まであった物を処分し、自分たちが働きやすいように模様替えをしました。今まであった物を処分し自分たちが働きやすいように模様替えをしました。大きい段ボールいっぱいの荷物を何回も階段を登り降りして運ぶ男性メンバー。重い食器棚も女性メンバーで動かし調理場も毎日の掃除で出来ない所もピカピカに磨き上げました。メンバーのやる気と思い入れの感じられた充実した大掃除でした。多くの人たちに支えられ、応援していただき社会福祉法人化できたハートランドをメンバー一人一人が大切に、そしてより発展させ彼らにとって地域社会にとって、よりよい場所、掛け替えのない場所であり続けられるように皆で力をあわせて頑張っていきたいと思います。              スタッフ 原田純子

■2003年05月13日(火)  午後からの時間
 午後からの時間を使って今日はみんなでお菓子作りを行いました。社会福祉法人化という部分に連動して午後からの「プログラム」をどんな風にセットしていくのかを今思案中といった所です。現状では給料ミーティングであったり「生活セミナー」等の時間として午後を活用、お弁当製造の会議も含めて午後の時間帯を使ってのプログラムを行ってきました。お弁当販路の拡大や製造数の増加は言うまでもありませんが「お弁当以外のもの」をどんな風にセットするかは大きな課題でもあるように思えます。
 お弁当・調理という事から来る「難しい」イメージみたいなもの「お弁当作りは少し無理だけどハートランドには参加したい…」お弁当作りという作業には少し参加しにくいメンバー、そんな声が思っている以上に多くある事が時に判明していきます。時間も人も「余裕」があれば容易く多種多様のプログラムも用意できる訳ですが、ここはそう言う訳にもいかず何らかの工夫を彼らの希望に出来るだけ添う形で行っていかなければならない事もまた事実です。

 お菓子作り・販売の為のという事ではなくみんなで取り組む今日の午後がありました。新しい事業展開につながる午後を模索したいと思っています。
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■2003年05月12日(月)  HEARTLAND通信
 今日の朝にHEARTLAND通信の原稿が完成しました。真面目に考えてみれば昨年の2月に通信を発行して以来、1年3ヶ月ぶりの通信完成という情けない状況となってしまいました。時同じく法人化への取り組み、その間通信の事は絶えず気にはなりつつも、ついついこれだけの時間間延びしてしまいました。忘れるほど法人化への準備に追い立てられていた訳でもなく随分と「発信」する作業を怠ったものだと反省しきりといった所です。来月に予定している「記念式典」の案内も含めて、明日には発送を行いたいと思っています。

 午後には精神保健福祉センターの江口さんが来所、通所希望の男性メンバーのインテーク、明日からセンターのディケアに変わってこの場所に通所する予定となりました。ディケアの卒業ではありませんが、新しい場所での新しい彼の日々が輝けばと願います。

■2003年05月11日(日)  徳島県障害者地域共同作業所連絡協議会・総会
dc051102.JPG 192×144 30K 徳島県障害者地域共同作業所連絡協議会・総会が昨日の午後、徳島市内の総合福祉センターで行われました。精神・身体・知的3障害それぞれの障害者地域共同作業所が県下には約40ヶ所、それぞれの作業所をつなぐ役割や情報交換、行政への要望書活動、定期研修会の開催等の事業を行いながら、この連絡協議会の総会も設立から7年が過ぎた事になりました。

 障害者地域共同作業所を囲む厳しい状況、費用対効果の問題は誰が語ってくれる訳でもなく「地域を支え続けてきた」作業所活動の実践が大きな「事実」としてこの数年来の活動を支え続けてきたようにも思えるのです。役員改選・新規事業計画、一通りの議事を取扱いながら今年度の連絡協議会としての「スタンス」が確認されて行きました。HEARTLANDは精神障害者小規模通所授産施設へと移行しましたが、継続してこの連絡協議会に所属し、色々な事柄を発信していく為の活動に参画したいと考えています。

■2003年05月09日(金)  精神保健福祉士
 先日、記念式典の案内を送信した徳島文理大学から返信のメールを頂きました。今春に開設となった「人間福祉学科」精神保健福祉士の育成を行う、大学機関としてはこの徳島では初めての場所となります。精神病院で勤務していた折り、当時所属していた日本精神医学ソーシャルワーカー協会での国家資格化の運動、国会への陳情も数度、その他協会の中での活動や徳島県支部の創設等、色々な活動を行ってきた経緯が蘇ってきます。

 臨床心理士も時同じく国家資格化の要望活動、当時の状況の中「長期入院・社会的入院」等への精神科医療への国際的な批判が集中、その状況に対処する「人」として精神保健福祉士の資格が先行された事実がありました。

 7年前初めて訪れた徳島、精神病院でのPSWは県下で初めてであったという事実、あれから数年の時の流れ。精神保健福祉士が何を行う人かは別としても、精神に障害を抱える彼らの「生活支援」を考えるためのキーワードは彼らを囲む「人」が大きなものであると痛感するのです。身分保障としての資格の意は含まれたとしても「何を行うのか」が何より彼らにとって大切な事柄になっていくはずです。名称だけの金バッヂではなく「必要とされる存在」としての精神保健福祉士の役割に自らも含めて期待したいと思います。

■2003年05月08日(木)  上板町セガワ薬局さん
 先日、いつもお弁当をお買いあげ頂いている上板町の「セガワ薬局」をお訪ねしてご主人、奥様と話をさせて頂きました。あっぷるがお弁当製造を始めてからいつも変わらずお弁当をお買いあげ頂く中に、多くの支援や温かな声援をメンバー・スタッフに送り続けて下さっていたそんな経過を伴っての瀬川さんとの道程でもありました。お弁当創設の頃から支え続けて下さった瀬川さんをはじめととする多数の方々、それに何とか応えようと限られたスタッフと限られた状況の中に向かい合ってきた日々が確かにありました。

 今回のご相談は配達の中止の旨を伝える事、こちらの事情としてのやむを得ない「わがまま」でもあるのですが、次の事業展開や店頭での販売の充実、新しい場所での活動とそれに張り付く「人」としてのスタッフ等、色々と考慮思案した結果、瀬川さんルートの配達を中止する事を選択しつつある「今」になりました。
 「あらたまって何の事かと思ったらそんな事ですか、いいんですよ、小さな枝葉にとらわれずに大局を見てください、配達が無くなってもせっかくお会いできたのですから長いお付き合いを今後も宜しく、機関誌を送って下さい、そして何か役に立つ機会を見つけて変わらずに応援していきますから」そんな返事を頂きました。

 何かを選び取り、そして進まなければならない場面や瞬間があります。変わらない想い、そして変わりゆく日々をきちんと贈り続けられるHEARTLANDであればと、瀬川さんご夫婦の温かな言葉を掌でなぞりながら考えていました。

■2003年05月07日(水)  HEARTLAND 設立記念パーテイー
 毎年恒例となったHEARTLAND設立の記念パーテイーを下記の予定で行う事になりました。今月末の「家族の集い」も含めて近々このWEBでもお知らせ出来るものと思っています。偶然のように出会えたこの場所、始まりは梅雨の季節の6月、その月に毎年行ってきた記念のパーテイーも今年で7回を数える事になります。今年は社会福祉法人としての新しい始まりの年、またみんなで集い「未来」に向けた時間が持てればと考えています。

日時 平成15年5月31日(土)午後6時〜  場所 HEARTLANDあっぷる  
費用 飲む人1000円 飲まない人600円

 あっぷるには1月の再入院から3ヶ月ぶりの退院を果たしたメンバーが久しぶりに登場、明日からまた活動に参加する事になります。短期間の入退院の繰り返し、片道30分の道のりを自転車で通いゆく日々が、また穏やかなものとなるようにと願います。午後からは「給料ミーティング」明日は精神病院のレク時(吉野川河川敷)のお
弁当注文が特別に入り、通常よりも多くのお弁当を製造する一日が待っています。

■2003年05月06日(火)  活動再開
 長かったゴールデンウィークのお休みも終了、何とか全員参加しての活動再開の日となりました。殆どのメンバーがあまり出掛ける事もなく自宅で過ごした様子、児童施設に預けていた子供が帰り母親の役割を演じていたメンバーの女性、今年の1月に体調を崩し再入院となった彼からは退院の知らせ、明日からまたこの場所に再登板する予定となりました。あっぷるではこの連休期間、新しい日々への充電期間として今後の活動展開や事業に向けて、何かつながりある「始まり」を模索しての1週間でした。精神障害者小規模通所授産施設だからという事ではなく、今、そしてこれからにとって何をどんな風に考えていけば良いのか、その一点に何とか集約できる日々が連続し行けばと願うばかりです。

 既にWEBでもお知らせしている社会福祉法人ハートランド設立記念式典、大熊由紀子さんの講演を軸に、今後どのように徳島での「地域生活支援」を考えていけば良いのか、精神保健福祉センターの幸田所長を座長に、今春から「地域」に出た愛媛の徳永さんも交えて座談会の時間もセットしたいと考えています。
 暑い日差しは初夏の香り、動き始める「時」が訪れてきました。

■2003年05月03日(土)  ゴールデンウイーク
 世の中のはゴールデンウイーク真っ最中、あっぷるはここ数日衣替えの意味も含めての大掃除、昨日は盲学校からの特別注文のお弁当製造85食、久しぶりのお弁当製造を終えてみんなで市内の料亭に打ち上げの食事に出向いてきました。
 連日の掃除、打ち上げの昼食は彼らが収益金の中から積み立てたレク費用、ささやかな出来事ですがそれはそれなりに意味のある事のようにも思えます。

 社会福祉法人ハートランド設立記念式典・講演会の日程が正式に決定、6月21日(土)の午後に徳島市内の「ふれあい健康館」を会場として行う予定となりました。昨日は記念式典・講演会の公文書を抱えての関係機関への挨拶回り、来賓臨席の依頼文章も含めて各関係機関や人を訪ね歩いての時間となりました。

 記念講演の講師は大熊由紀子氏を予定、近々このWEBにて記念式典や講演会のご案内が出来ればと考えています。徳島県障害者地域共同作業所連絡協議会は休み明けの土曜日に総会が予定されています。精神障害者小規模通所授産施設と姿を変えたあっぷるではありますが、今後も継続して連絡協議会の傘下の下、色々な問題を検証していければと考えています。連休明けにはあっぷるも再スタート、見直すべき点や改善すべき点、次につながるための事業計画も含めて新しい出発にしたいと考えています。

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