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■2004年01月28日(水)  職員研修 香川へ
今日はあっぷるのお弁当製造を休業して一日「職員研修」の時間としました。日々のお弁当作りを離れて出掛けた先はお隣の香川県。あっぷるがお弁当製造を始めた4年程前、初めて訪ねた「らでぃっしゅ」高松空港近くの自然食材を売りとしたお弁当屋、障害者地域共同作業所としての枠組みの中、知的障害を持つ方々が多数集い働く一つの場所となっています。細かい顧客のニードに則した弁当作り、顧客への配達、福祉的な色合いの日常ではなく「仕事」として凛と求める職員の姿勢、学ぶべき点も多々ある時間となりました。

 そしていつもの「コスモスの家」竹内さんとの時間、激しいまでに転がり闘い続ける彼女の言葉は実にリアリティーに満ちあふれた現実そのものであり、時折行き来する彼女との時間や営みに原点回帰の想いと明日からの元気をもらいゆきます。

 また日常に戻っての明日からのお弁当作り、意義在る大きな一日となりました。

■2004年01月27日(火)  かわら版1月号 2
かわら版のメンバーの文字です。

◇早いもので2ヶ月が経とうとしています。僕はあっぷるに来だして毎日、弁当作りに一生懸命真心を込めてお作りして、お客様に喜んで頂くよう頑張りたいです。
 気は長く、心は丸く、腹は立てずに、人は大きく己は小さく。

◇社会の中での慰安旅行にあたるあっぷるの研修旅行を今から楽しみにしています。
◇毎日頑張っています。

◇あっぷるに入って弁当作りで色々と勉強になっています。責任在る仕事が次々と来るようになり、充実した日々が続いています。まだまだ未熟な私ですが、頑張りたいです。皆さんのご 健闘を祈っています。

◇寒い朝、こんな日には「うぅん」と背伸びして、そして下から太陽を見上げてみませんか。それからあっぷるへ出掛けてもいい感じです。近頃、新しい人にも出会えました。嬉しいです。これも私なりに一歩前へ出て何か小さいものをつかめたのかも知れません。そんな時、こんな歌が浮かびます。「素晴らしい明日の風吹く場所探しに行こう。不安なんていらないさ、目を開けて絶えず進め」歌は私の先生です。

■2004年01月24日(土)  あっぷるメンバー
今日は土曜日という事でお弁当の製造はお休み、喫茶店の通常の活動を除いて全員が休息の一日となっています。新年になって新しいメンバーの登場が相次いでいます。新聞で或いはネットで、或いは主治医からの紹介等でこの場所を見つけ、辿り着いたかのようにあっぷるに訪れる彼らの姿が後を絶ちません。精神障害を抱える状況には違いないのですが、その領域に含まれるかどうか、少しわかりかねるような状況の人も多々含まれています。一度通院したのみ、お薬の服薬も行っていない、重複した障害、ずっと家に閉じこもっていた日々、色々な「訳」を抱えての彼らの姿があります。

 またこの場所から離れていく人も、漠然とした将来への不安にさいなまれ、調子を崩しての再入院、「こんなはずじゃない」とこの場所を立ち去り「彷徨いゆく」人、ゆくも留まるもそれぞれの人生であったとしても、混沌としたままの風景が交差していきます。

 お弁当作りの舞台裏、なかなか整えも出来ないままに見送る事も多く、何処まで行ってもこの場所の「矛盾」や「限界」みたいなものに行き着いていきます。小さな一つの場所と小さなそれぞれの時間が、せめて未来への「きっかけ」として流れていって欲しいと願うばかりの毎日です。

■2004年01月23日(金)  精神保健福祉士・合同研修会
 来月の7日、精神保健福祉士協会・徳島県支部と医療ソーシャルワーカー協会との合同での研修会が開催される予定となっています。精神病院のPSWの仕事を離れて随分と時間も経つのですが、会を立ち上げた経緯やワーカーの活躍への期待も含めて、少しばかりその方面にも出向いていかなければならないかなと、講演を引き受けたそんな状況でもあります。2月末の中四国精神保健福祉士大会も同様、遠路下関まで駆り出される事となっています。

 厳しい病院状況、良心的な精神病院は別としても、なかなか地域生活支援や他の機関との連携・共同に時間も人も割けない実情が大きくある様子、そんな中で動くことも出来なくなりつつあるワーカーの状況が表出していきます。「地図は現地ではない」という言葉をどんな風に携えて当事者や家族にとっての「必要な人」になっていくのか、自己覚知も含めて考えるべき要素はたくさんある、そんな事をふと想いながら伝えたい「想い」を整理して行ければと思っています。

■2004年01月21日(水)  スタッフ会議
今日は午後からスタッフ会議の時間、喫茶店が休みの水曜日の午後を利用しての時間、山積みされた問題や今後の方位に関して、或いは日々のチエックも含めて限られた時間の中、一つ一つの確認作業を行うそんな時間となりました。小さな枠組み、その中で2つの活動場所と活動内容、行き届かない事が多々あったとしても仕方の無い日常にあって、何とか細かい部分の確認をと常に思うばかりです。

 朝はヘルパー研修「障害者の福祉制度」と題された項目で3時間の講義、いつもの様に殆どテキストに沿うこともなく、現状を伝えゆく中に色々な問題を語ってきました。さすがに3時間は長く、話を終えた後は「空っぽ」の感覚が宿しゆき、少しばかりの疲労が残る思いもしますが、出来る限り「真っ直ぐに」伝えられればと願っています。

 このダイアリー、少し不具合でなかなか「画像」のアップが出来ない様子、ご了承下さい。

■2004年01月20日(火)  新しいメンバー
 今年になってあっぷるでは新しく通所を始める方が随分と増えてきました。ここ1週間の様子を見ても新規の問い合わせが多く、今週中にもあと2人程、通所希望を前提とした面接を行う事になっています。
 色々な状況下でのお弁当製造、見て取るように殆どメンバー自身で行える時、逆に色々とスタッフのヘルプが必要な時、構成する時々のメンバーの状況に応じて随分とそれは変わっていきます。スタッフの原田が念入りな「レシピ」を作成、言葉にして文字にして伝える必要が多くある今のお弁当作り、製造数や段取りも含めて、その時その時の対応が求められていく事になります。

 明日は午後からスタッフ会議、HEARTLANDの次年度や未来に向けての「方位」を確かめ合う作業、個々のケースを省みてのケースワーク、お弁当作りの確認、短い時間で多くの事柄を話し合う時間になればと思っています。

■2004年01月18日(日)  ひきこもり 親の会定例会
 マリンターミナル、徳島KHJ・ひきこもりの子供さん方を抱える家族の定例会に呼ばれ、精神障害者の状況やハートランドの活動に関しての雑感を話させてもらいました。臨床・ケースの経験として殆ど持ち合わせのない分野、精神病院在職時はまだ「ひきこもり」という言葉さえも無かったそんな状況でもあり、直接的に役に立つ話が出来たものかどうか、はなはだ考えてしまうそんな時間ともなりました。

 ひきこもりの問題にしろ精神問題にしろ、何処かでその取り扱われ方には共通したものも多々あります。任意の集まり、その自由性と脆弱性、公の問題としてなかなかくみ上げられない社会の中の状況、直面する家族や本人にとっては急務の問題である事、少なくとも少しでもその重たい荷物が軽くなる方向に向けて、多くの方々への関心の寄せ方や掘り起こし方の吟味を急がなければならない状況にはある様子です。

 語るのみではなく省みながら、また明日からの日々を眺めて行きたいと思います。

■2004年01月17日(土)  雪の朝
 昨夜来からの寒波で今朝の徳島は辺り一面の銀世界となりました。今年初めての積雪は路面を真っ白に覆い、今年一番の寒さが運ばれてきました。今日は土曜日でお弁当製造はお休み、喫茶店の営業のみ、あっぷるのメンバーも寒い朝をくぐり抜けての出勤となりました。お弁当が無い事もあって少しばかり暇な土曜日、新しく喫茶店に来られた方も数名、メンバーがお弁当販売の配達注文に関して細かく説明を行っていました。

 午後に初めての来客、「芝原生活文化研究所」の辻本一英さん、解放機関誌上でのHEARTLANDの活動紹介と原稿作成の依頼も含めて色々な事柄に関して話を行き来しました。また新しい交流や意見交換の機会が生まれていく事になります。

 明日は午後から徳島市内マリンピアで「ひきこもりの親の会」定例研修会に出向き、HEARTLANDや精神に障害を持つ方々の状況を伝える事になっています。

■2004年01月14日(水)  あっぷる新年会
DSC00408.JPG 176×132 14K 年が明けてかれこれ2週間程、少し時間も経ったのですが今日の午後、あっぷるで「新年会」を行いました。メニューはメンバー希望の「キムチ鍋・寄せ鍋」の料理、昨年の12月から新しいスタッフとなった武内さんの歓迎会も含めての時間となりました。水曜日という事もあって喫茶店はお休み、日頃喫茶店で働いているメンバーも参加、通院などでお休みの数名を除いてほぼ全員参加の中での乾杯となりました。

 数年前にこの場所に通い続けた男性メンバーが久しぶりに登場「仕事に行っていたけど辞めてしもて、職安でも仕事がないけんまた通ってもいいですか」そんな言葉を携えての再会となりました。金曜日に再度面接の上、また新しい日々に向かい合う事になりそうな様子です。
 
 明日はあっぷるは臨時休業、県郷土文化会館で行われる県社会福祉協議会主催の研修会に1日スタッフ全員が参加する予定となっています。

■2004年01月13日(火)  精神保健福祉士・中四国大会
 日本精神保健福祉士協会の中四国大会、今年は山口の下関で2月下旬に行われる予定、昨年は広島での開催、去年は広島の国立療養所賀茂病院の富島さんから議題提供の依頼、やむなく法人化の所用でドタキャン、今年も再度富島さんからの依頼があり、遠路下関まで出掛けシンポを担当する事となりました。
 病院に勤務していた頃は常に参加した大会、気がつくとHEARTLANDを創設した年の香川大会以来8年ぶりの参加となります。テーマは「人権」に近い部分の問題、約200人規模の毎年継続した恒例の大会となっています。

 資格化が成立し誕生した精神保健福祉士、ベースとしてのPSW業務、基盤無き場所には基盤無き事柄も多々存在しつつあります。資格化により本当に何かが変わったのか、精神に障害を持つ方々や家族にとって、必要とされる「人」として機能しているのか、自らの事のみではなく、相手側からの検証も含めて再確認すべき事柄は山積みされている観があります。専門性云々の問題ではなく、当たり前の原点回帰から始めていきたいと思います。

 日本精神保健福祉士協会 WEB http://www.mmjp.or.jp/psw/

■2004年01月12日(月)  社会福祉協議会研修会
DSC00361.JPG 176×132 13K 今週15日に徳島県社会福祉協議会主催による研修会が徳島郷土文化会館で行われる予定となっています。地域精神保健の問題、市町村への窓口の移管、その中核的な役割としての社会福祉協議会や地域民生委員、関係機関・従事者も含めた精神保健福祉の研修会は、西部ブロック大会とあわせて2回開催される事になっています。
 当日は午後のシンポの全体進行を担当、司会進行に併せてHEARTLANDからの問題提議や地域生活支援の実情を提言する時間も含まれています。

 色々な側面を含めてまだまだ「これから」の部分が多々ある領域、概念としてどんな風に市町村がこの問題を取り扱っていくべきなのか、方法や具体的な施策、それを裏付ける部分もまだまだこれからといった様子には違い在りません。
 まだまだ未整備・不十分とするネガティブな扱いよりも、それ故にきちんとしたものを形取っていく事に精力を費やすことの方が時に賢明にも思えていきます。

 あっぷるは3連休も今日が最終、明日からまた通常の活動が再会されていきます。

■2004年01月09日(金)  阿南保健所・ディケアの方々と
 今日は遠路、阿南の街から多くのお客さんが喫茶店にありました。阿南保健所ディケアのメンバーと管内の作業所に通所する方々数名が籠屋町の喫茶店を訪ねて下さいました。
同伴されていた保健師の犬伏さんとの久しぶりの再会、出会いはPSWとして勤務して間もない頃、一つのケースに互いに関わったそんな経緯がありました。一家3人が統合失調症というケース、何度訪ねたかわからない家庭への訪問、常にケースと一緒にと願ったあの頃が懐かしく思い出されていきます。
 「あの頃は若かったね」と苦笑い越しの会話、今も活動への支援を継続し続けてくれる多くの保健師は、彼女と同様に病院勤務の頃、ケースに共に関わった、そんな経緯を共有した懐かしい時間の下に「今」へとつながっています。

 多忙を極める保健所の業務、市町村への精神保健福祉の業務移管、そんな合間を縫っての懐かしい再会の時ともなりました。両者のメンバー交流、スタッフ交流の時間も含めてにぎやかな午後の喫茶店となりました。
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■2004年01月08日(木)  スタッフ会議
 昨日は水曜日という事もあって、籠屋町の喫茶店が休業、午後からはスタッフ全員が揃ってのスタッフ会議を行いました。喫茶店のオープンを見た9月以降、なかなか確認し合う時間が持てなかった状況が延々と続いていました。何とか工面しながらの会議は行ってはきたのですが、何分二つに分散した事の余波は予想以上に大きなものがありました。
 HEARTLANDの今後の方向性、日々の活動の確認、新しい取り組みへの準備等、話し合いだけでは何も進まないと知りつつも、やはり何らかの協議の時間を要する事も大事な事でもあります。

 小規模通所授産施設の職員算定根拠は1.5人と言う厚生労働省、この人の数と貧しい運営補助金の下では結局何一つ賄えない「状況」となっていきます。
憂いゆく事よりも建設的にこれからの活動を検討していきたいとも願います。

■2004年01月06日(火)  きんこさん Gallary
 再度籠屋町の喫茶店の壁に西山きんこさんの「絵」が飾られました。ギャラリーとしての喫茶店の壁面、オープニングを飾ってくれたきんこさんの絵が再び登場、店内をより一層和らいだ雰囲気に演出してくれています。
 次回展示を行う人までの期間、喫茶店の壁面はきんこさんの世界が拡がりゆきます。
  西山きんこ http://www1.linkclub.or.jp/~kinko/index.html

あっぷるでは今日も忙しくお弁当製造、今年始めての登場となったシェフの笠井さんも含めて慌ただしいハンバーグメニューをみんなで作り上げました。約1週間に渡る「冬休み」を経ての活動再会、にも関わらず多くの人がお弁当を買って下さる事に感謝するばかりです。笠井さんからの進呈となったクロネコヤマト会長著書の「福祉の中の経営」「作業所賃金1万円からの脱出」そんな本と共に「やっぱり働く事がいい、一生懸命働いて汗を流すこれが一番」そんな清々しい笠井さんの言葉が凛とした冬の朝を彩っていきます。
 明日は午後からスタッフ会議、これからのHEARTLANDの方位を確かめ合う時間となります。
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■2004年01月05日(月)  新しい年 新しい一日
DSC00362.JPG 163×122 12K 新年明けましておめでとうございます。今年もHEARTLANDの活動へのご支援やご協力を宜しくお願い申し上げます。 

 新しい年、新しい一日が今日からまた始まりました。いつもの時間にいつものメンバーが集い、昨年と同様の手順で今年始めてのお弁当作りが始まりました。少し体調を崩したメンバー・通院のメンバーを除いてほぼ全員が元気に集まれた、そんな新しい始まりの朝となりました。昨年はある意味「変革の年」障害者地域共同作業所から精神障害者小規模通所授産施設への移行、社会福祉法人ハートランドとしての認可、喫茶店のオープンとあわただしい中にその一年が暮れていきました。
 先行投資の「形」に追いつけるように意味ある内実を作り上げる必要性のある今年、一つ一つの確認作業から少しでも豊かな「内容」を構築していければと願っています。

 みなさまにとっても良き一年でありますように

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