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■2004年04月29日(木)  ハートかみやま 総会にて
 昨日の午後はHEARTLANDから山間に進むこと約1時間の神山町に講演のために出向いてきました。精神保健福祉ボランティアの「ハートかみやま」その年度総会に於いて障害者地域共同作業所の未来と題された話を行ってきました。神山町という山間、その活動の軸となる障害者地域共同作業所「うめっこ」そこに関わるボランティア組織がハートかみやまと称する団体となっています。
 社会福祉法人ハートランドとなってから1年、様々に議論される法人化の問題と障害者地域共同作業所を囲む厳しい現実、赤裸々に伝えゆくことしか結局は出来ないのですが、美の雑感や今後の障害者地域共同作業所の存在について意見を述べてきました。

 社会福祉法人・法に守られるという認められ方ではなく、その街にその場所がどのように必要ものとして存続し続けていくのか、その部分への共同作業が、はるかに実のある事柄のように思えてなりません。

 また昨日は交流のある高松市の障害者地域共同作業所「らでぃっしゆ」の方々が突然の来訪、同じ作業種目としてのお弁当製造、それぞれの状況を交差しながらの時間ともなりました。また近々高松に出向いての時間を持てればと思っています。

■2004年04月28日(水)  ゴールデンウィークを前に
dc042708.JPG 192×144 15K 新緑の季節も進みゆき今年もまたゴールデンウィークが目前となってきました。あっぷるでは継続した日々のお弁当作り、メンバー・スタッフ共々に時間に追われるように一日が始まり、時間に追われるように一日が暮れていく、そんな多忙すぎる時間の流れの中、自らが行っている日々の活動や業務が「何をしているんだろう」とさえ思えるそんな瞬間が重なりゆきます。
 人もお金もゆとりがあれば別の事、貧しすぎる枠組みの中にあっては、しっくりと時を過ごすことさえ容易ではない、そんな日常の風景が障害者地域共同作業所にはあります。軸としてのお弁当製造、その事を日々紡ぎゆくこと、それはしんどさと共に確かなリアリティーとしてこの場所で行われている活動の「表現」ともなっていきます。障害者地域共同作業所を囲む厳しすぎる現実、太陽と緑の会杉浦さんとのやりとりの中、厳しすぎる傾斜と風向きを感じずにはいられない事を確認しながらもまた日常の日々へと戻っていきます。

 真摯にお弁当作りに携わる彼らの「正直さ」せめて正義は彼らの近くに在ればと願いつつ原点回帰を繰り返す日々でもあります。

■2004年04月26日(月)  「小規模通所授産施設及び小規模作業所等の今後の政策の方向」
はじめに
 「小規模通所授産施設及び小規模作業所等の今後の在り方に関する懇談会」は、平成16年2月25日の開催以降、小規模通所授産施設及び小規模作業所について、当面の事業運営の弾力化等の検討及び中・長期的な観点からこれらの施設の今後の在り方について、関係8団体と厚生労働省障害保健福祉部がともに議論を重ねてきたところである。今般、その議論の結果について取りまとめた。

2 小規模通所授産施設及び小規模作業所等を取り巻く状況
 我が国の障害者施策は、1981年の国際障害者年以降、障害のある人もない人も同じように生活し、活動する社会を目指す「ノーマライゼイション」の理念のもとに、「完全参加」と平等の目標にむけて進められてきたところである。
 平成14年12月には、障害の有無にかかわらず国民誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合う共生社会を目指す新たな「障害者基本計画」が策定され、その前期5か年における重点実施施策等を定めた「新障害者プラン」の中では、障害者の地域生活への支援が明記され、精神障害者の分野においては、今後10年で7万2千人の入院患者の退院・社会復帰を目指すこととされている。
 現在は、このような地域生活の支援という政府の方針を具体化するべき時期に来ており、介護ニーズと共に日中活動の場や働く場をいかに確保し支えていくかが大きな課題である。

3 現状と課題等
(1) 小規模作業所
 小規模作業所は授産施設やデイサービス等の待機者を中心に、養護学校卒業者等に活動の場を提供するとともに、病院や施設を退院・退所した障害者や離職、失職した障害者が地域で生活するための受け皿としての役割を担っている。
 また、法制度外の仕組みとして運営されていることから、事業主体は多様であり、事業内容も福祉工場に近いタイプから、デイサービスに近いものまで混在しているのが現状である。一方、障害種別に関わりなく受け入れる等創意工夫による柔軟な事業実施も行われている。
 設置数は飛躍的に増大しつつあり、きょうされんの調査による設置箇所数の推移では、昭和60年度では1,167ヶ所であったものが、平成15年8月には6,025ヶ所となっており、近年は毎年300〜400ヶ所程度の増と過去より増加幅が大きくなっている。
 その一方で、小規模作業所に対する国からの補助については、昨今の厳しい財政状況の下、平成15、16年度と、民間団体への補助金については、その1割に相当する額を削減するという政府全体の方針の下、予算の1割削減が行われた。

(2) 小規模通所授産施設
小規模通所授産施設については、小規模作業所の運営の安定化を図るために平成13年度に創設された制度であり、その経緯から、小規模作業所の国庫補助箇所数の削減と同等以上の新規箇所数増を確保すべく箇所数増を図っているところである。しかしながら、平成16年度においては、制度創設時から据え置いてきた一箇所当たりの年間補助額1,100万円を1,050万円に引き下げざるを得ない状況となった。
 また他方で、投入される公費の水準に一般の授産施設と大きな格差があることについての見直しや、施設長の資格要件を設けることについての関係者からの声も強い。

4 今後の施策の基本的方向
(1) 中・長期的な在り方
 障害保健福祉施策や障害者の就労支援施策の今後の在り方について幅広い議論が行われている今、小規模通所授産施設や小規模作業所についても、障害のある方が身近な地域で暮らし、最も必要な支援を受けられる仕組みや国民全体でそうしたサービスを支える仕組みをどうするかという観点から、国民的な課題として議論し、障害者の地域生活を実現していくという大きな流れの中で、新しい仕組みについて考えていく必要がある。

 小規模通所授産施設、小規模作業所は授産施設やデイサービス等の待機者を中心に、養護学校卒業者等に活動の場を提供するとともに、病院や施設を退院・退所した障害者や離職、失職した障害者が地域で生活するための受け皿としての重要な役割を担っており、また、障害者やボランティアの交流の接点になる等、障害者の社会参加や地域での当事者同士の助け合いの起点、支え合いの場としても機能し、啓発の面でも大きな役割を果たしている。

そうした現状を踏まえ、今まさに必要とされているのは、小規模通所授産施設、小規模作業所についての、こうした地域に根ざした活動を行う拠点としての機能を正面から受け止め、評価することである。そのためには施設体系の在り方等の議論の中で、その機能に相応しい位置付けを適切に行っていく必要がある。

 そして、これらの施設については、利用している障害者の状況や、果たしている機能に応じて、できる限り多くのところが、施設体系の在り方等の議論の中において今後求められていく形態により、整理・分化がされるようにすべきである。

 その場合に、これらの施設を利用している障害者が、施設の移行にあわせて移行するのではなく、障害者自身のニーズや就労能力等に応じて、それぞれが適切に整理・分化した後の施設の利用ができるようにすることが必要である。

 施設の移行にあたっては、新たな形態に円滑に、また無理なく移行ができるよう、必要な経過措置等を設けることが必要であり、また移行する期間についても、ある程度余裕を持って設定されることが望ましい。
 ただし、これは個々の施設が一度移行した形態に将来に渡って固定されることを意味するものではなく、対象者群の変化などに応じて他の形態に移ることを妨げるものではない。

 また、施設体系の在り方等を議論していく過程においては、地域の特性等を踏まえた柔軟な運営が可能となるよう、小規模・多機能化を可能とすることの検討と併せて、提供されるサービスの質を確保しながら、その果たしている機能に着目した適切な補助の在り方についての検討が必要である。なお、以上のような方向性を推進していくためには、障害者自身の就労能力等に対する客観的な評価を行うシステムや、総合的な相談体制を確立する必要がある。

(2) 当面の見直しの在り方
 ‐規模通所授産施設の経営を目的とした法人を設立する際、小規模通所授産施設の用に供する不動産または1千万円以上に相当する資産が必要とされているが、事業の規模・内容、継続性・安定性も勘案しつつ、そのあり方について検討する。

今後新規で小規模作業所から小規模通所授産施設への移行を認めるにあたっては、継続的な就労の場や一般就労に向けた訓練の場など現行の通所授産施設の持つ機能に照らして一定の成果を上げていること、または、これに加えて、通所授産施設が持つ本来の機能ではないが、重度障害者の日中活動の場として一定の成果を上げていることを新たな要件とすることを検討する。

(参考)
小規模通所授産施設及び小規模作業所等の今後の在り方に関する懇談会参集者
(五十音順、敬称略)
○きょうされん
○全国社会就労センター協議会
○財団法人 全国精神障害者家族会連合会
○社会福祉法人 全国精神障害者社会復帰施設協会
○NPO法人 全国精神障害者地域生活支援協議会
○社会福祉法人 全日本手をつなぐ育成会
○社会福祉法人 日本身体障害者団体連合会
○財団法人 日本知的障害者福祉協会

2004年04月24日(土) 
 精神保健福祉士・徳島県支部総会が5月7日、徳島県総合福祉センターにて行われる予定となりました。HEARTLAND創設の前にはずっと関わっていた領域、支部の立ち上げと継続した学習会の機会等、常にその職にあった事もあり身近な部分に費やす時間も多々あったのですが、精神病院を離れてからの約6年以上、この活動にも殆ど関われない中、後進の人たちが活動を継続させていました。

 今年2月に出向いた中四国の精神保健福祉士大会、中四国の中で未だ大会開催が行われていなかった唯一の徳島県、周囲からの要請もあり今回、初めて大会開催を行う事を受理してきました。
 支部での懸案、開催に向けての確認、準備委員会の立ち上げ、こういった懸案事項の幾つかを今回の総会に於いて採択する事としています。
 準備のための実行委員会は6月を目途に発足、開催は来年3月、徳島市を舞台として行う事にしたいと思っています。

 

■2004年04月22日(木)  徳島新聞 今朝の記事より
 今朝の徳島新聞朝刊、大きなスペースを割いて障害者地域共同作業所の問題が掲載さけれていました。補助金削減の反対声明、その集会が今日東京日比谷で行われているタイムリーな時、以下がその誌面の抜粋です。

心身障害者が働く小規模作業所が、運営難に苦しんでいる。国が構造改革の一環 で、これまで交付してきた作業所一カ所当たりの補助金約百十万円を一割カットしたため。徳島県内の作業所関係者からは「障害者から地域で生活する場を奪うのか」と怒りの声が上がっている。二十二日に東京・日比谷公園で全国の小規模作業所利用者や職員が集会を開き、支援制度充実を訴える。

 小規模作業所への国からの補助金は一九七七年から始まり、育成会などの支援団体を通じて各作業所に分配されてきた。国は昨年度から民間団体への補助金の合理化を進め、原則的に一律一割を削減。本年度予算でもさらに一割減らした。厚生労働省障害福祉課によると、一割削減は来年度以降も続く可能性があり、「運営基盤がより安定している小規模通所授産施設への移行を推進したい」としている。

 小規模通所授産施設は知的障害者福祉法など法律で定められた施設で、国から年間約一千万円の補助金が出る。しかし、作業所が授産施設へ移行するには十人以上の利用者のほか、運営施設が賃借の場合、一千万円の基本財産が必要になるなどハードルは高い。

 作業所には国からの補助金のほか、通所者の人数などによって県と市町村から計三百五十万−四百七十万円が交付されている。しかしこれだけでは十分な職員を配置することは難しく、国からの補助金は大きな収入源となっている。

 精神障害者ら十九人が通所し、焼き芋やケーキを販売している徳島市寺島本町東一の小規模作業所「あわっこ」。運営費のすべてを公的補助金五百六十九万円で賄っていて、経営は厳しい。ほとんどが施設の賃貸料や光熱費、印刷代などに消え、非常勤を含む職員五人の人件費は年間わずか約三百万円。週に五日働く正職員でさえ月八万円にしかならない。材料費などを除いた商品の売り上げを、作業所の利用者で分配しているが、月一万円に満たないケースがほとんどだ。女性職員(62)は「これ以上補助金が減ると施設の存続にかかわる」と肩を落とす。

 県内の小規模作業所でつくる地域共同作業所連絡協議会の山崎秀会長は「職員への給与もままならない現状で、運営費の何を削減すればいいのか。国は法定施設への移行を進めているが、どの作業所も資本がない上、膨大な事務処理をこなすだけの人的余裕もない」と憤る。

 二十二日の集会には、全国から約五千人が集まり、県内から県精神障害者家族会連合会などが参加する。

 《小規模作業所》県内に四十カ所ある。養護学校を卒業したものの就職できない障害者のため、保護者や支援者が運営しているケースが多い。法律に基づく施設ではないため、障害の種別や定員に厳しい制限がなく、柔軟に運営できるのが特徴で、障害者が地域で働ける場として定着。全国では約六千カ所あり、年々増加している。

■2004年04月21日(水)  4月レクリエーション バーベキュー
DSC00955.JPG 179×134 20K 今日はお弁当製造をお休みして4月のレクに出掛けてきました。メンバーの希望であった焼き肉バーベキュー、場所はHEARTLANDから車で約30分程の大神子海岸、好天初夏の日差しに包まれての楽しい時間となりました。ここ数ヶ月、カラオケや食事会等のレクが続いていたのですが、久しぶりの野外でのレク、溢れるばかりの日差しと共に、ふと垣間見せてくれる彼らの生き生きとして表情がとても眩しく映りゆきました。
 「楽しいことがあるから頑張ってみる」そんな言葉にすれば簡単な事柄も、この場所では色々な意味の中に内在していきます。
 また明日からのお弁当製造、終始元気な笑顔が溢れた素敵な一日となりました。

 明日は東京で障害者地域共同作業所や小規模通所授産施設に関しての集会、右肩下がりに厳しくなる地域の実情、その中核としての障害者地域共同作業所の意義、補助金減額の反対声明と、あらためての「意味」への理解を求めるアピール行動を、3障害の垣根を越えて共に声明として発表としていく事となります。

■2004年04月20日(火)  通所授産施設末広
DSC00936.JPG 176×132 11K 今日の午後は県西部、三好郡三好町の授産施設末広を訪ねての時間となりました。県西部としては初めての社会復帰施設、三好郡八ヶ町村の支援、脈々と行われてきた熱心な家族会活動、秋田病院・秋田先生を中心とした関係機関、関係職種の方々の熱意、そんな一つ一つが束になった授産施設が明日開所式を迎える事となりました。
 市町村の時代、山間の街に始まりゆく新しい活動と歴史、今日までの様々な方々のご努力に敬意を申し上げます。

 あっぷるは明日はレクリエーションとして休業、メンバーの希望が多かったバーベキューを大神子海岸で行う予定となっています。

■2004年04月19日(月)  山元加津子さん講演会と原画展
「山元加津子さん講演会と原画展」
講演会 5月23日(日)午後1時〜3時30分
原画展 5/20(木)〜6/29(火)
場所/街の中の喫茶店「あっぷる」主催/きんこアートクラブ

きんこさん主催による山元加津子さんの講演会を街の中の喫茶店で行う予定となりました。街の中のオープンスペースとしての喫茶店、精神保健福祉に関する事柄以外にも、広くオープンな形であの場所から発信できるものを発信しつ続けられたらと思っています。
詳細は以下の場所をご覧下さい。

講演会・原画展  きんこさんWEB http://www.kinko2.jp/kbox/katukosan.jpg
山元加津子さんWEB http://www005.upp.so-net.ne.jp/kakko/

■2004年04月18日(日)  チキンライス 高菜ピラフ
DSC00910.JPG 169×127 10K 籠屋町・街の中の喫茶店で新しいメニューが始まりました。毎週土曜日はお弁当製造がお休みという事もあって、せっかく立ち寄って下さった方に提供できる軽食メニューがカレーのみとなっていました。今回新メニューとしてチキンライスと高菜ピラフが追加、おみそ汁の販売も含めて新しい試みを行っていく事となりました。
 お弁当販売促進のための取り組み、サービスデイやメンバーカードと併せて、また新しい喫茶店業務が追加された事になります。さっそくの土曜日、新しいメニューを注文なされる方も多く、忙しい土曜日の喫茶店となりました。

 なかなか「儲ける」事ほ計算通りに行っていく事が難しい前提、かと言って維持していく事のためにはある程度の採算を考慮しなければ成り立たない片方の現実、北島田のお弁当製造も同様であって、小規模通所授産施設というこの場所の持つ矛盾を感じずにはいられません。今日は休息日、来週はメンバー待望のレクも予定された一週間となっていきます。

■2004年04月17日(土)  『小規模作業所の明日をひらく全国大集会』
厳しい時代とは知りつつも「障害者地域共同作業所」の補助金が削減、理念とは裏腹の事態に全国の関係者団体が来る22日に東京に集いゆくことになります。
以下はその集会の骨子です。
「地域で支える」その裏付けとしての財源的な保障や人的配置も含めた「ゆとり」はますます厳しい傾斜を帯びていきます。いつも切り取られゆくのは弱い立場のところから、それが世の通念であったとしても、想いを束ね伝えゆくことしか持ち合わせのない中に、言葉を並べゆきたいと思います。

『小規模作業所の明日をひらく全国大集会』 開催趣意書

 小規模作業所は、今や全国で6,000ヵ所を越え、障害のある人びとの地域での生活を支える身近な拠点として、なくてはならない存在となっています。しかしながら、小規模作業所を取り巻く状況は、支援費制度が始まっても一向に好転しません。厚労省は支援費制度の対象から外し、小規模通所授産施設の発足を理由に補助金(年額110 万円)の交付額を削減してきました。そして、2年続けて更に1割、小規模通所授産施設に対する補助金までも平成16年度予算案では削減を予定しています。
 このような閉塞した状況を突破し、新たな地域生活支援システムを構築するためには、大きな取り組みを構えながら、国民的運動として取り組まなければならないと考えました。
 そこで、小規模作業所に関係する関係5団体は、‐規模作業所の存在ならびに小規模作業所問題を広く社会にアピールする。地域生活支援システムの中での小規模作業所の拠点機能としての位置を明確にさせながら、小規模作業所に関する本格的な制度化に道をひらく。E面、小規模作業所への国庫補助制度を後退させない。以上の目的で、全国規模の運動を広げていくために『大集会』を開催することに致しました。そのため、障害種別や運動論の相違を乗り越え、大きなつながり(ネットワ−ク)を築き、ともに力をあわせて歩むことを決意しています。
 昨年10月27日には、東京において5団体代表の出席のもと「小規模作業所の明日をひらく全国大集会・実行委員会」を結成しました。同時に、中央はもとより全国各地から広く市民に訴え、問題の解決へ、理解と支援の輪を大きく広げていきたいと考えています。
 「小規模作業所の明日をひらく全国大集会」の成功に向けて、皆さまのご理解と力強いご支援を心からお願い申し上げます。


企画名  『小規模作業所の明日をひらく全国大集会』

開催日  2004年4月22日(木)

主催 小規模作業所の明日をひらく全国大集会・実行委員会
   構成団体:日本身体障害者団体連合会、全日本手をつなぐ育成会
        全国精神障害者家族会連合会、全国精神障害者地域生活支援協議会、きょうされん

会場  日比谷公会堂、日比谷野外音楽堂

主な企画
◇中央
 午前10時 全体集会(日比谷公会堂を中心に)
 午後    パレード(日比谷公園を出発し官庁街を経て銀座方面へ)
        国会要請行動(各都道府県代表団等で地元選出議員に支援要請)
 午後4時頃終了

■2004年04月16日(金)  春のレクリエーション
 毎月1度実施しているあっぷるのレクリエーション、今月のレクはメンバーみんなの希望で焼き肉のバーベキューとなりました。大神子海岸であっぷるとしては久しぶりの焼き肉バーベキューを来週に行う事としています。
 精神障害者小規模通所授産施設としてのあっぷる、授産事業会計とその施設運営の中にあって「遊ぶ」事にはかなりの制限があります。当然税金としての補助金でもあり、安易にその使途先を遊興目的に帰すことは出来ないとしても、なかなかがんじがらめの中にその会計処理が存在していきます。

 日々「頑張り続ける彼らの姿」「季節を感じるための諸行事」「生活」と言われる言葉の中には杓子定規的な解釈とは別のところで「大切なもの」や「必要なもの」が在るわけです。月に1度程度の彼らの「楽しみ」その向こうにまた「頑張ろう」と思う事がある、ある意味単純な幸せを確かめる事に「生活」の基盤があるようにも感じられるのです。
 海岸沿い、海の側にあって彼らとの「楽しい一日」を過ごしたいと思っています。

■2004年04月15日(木)  徳島大学・精神科医局研修会
 徳島大学精神科医局で昨日開催された研修会に出掛けてきました。徳島大学教授であり徳島県精神保健福祉協会会長の大森先生のご配慮もあって、今回の研修会でHEARTLANDの活動報告や精神障害者を囲む地域の実情について話をさせて頂く機会を持つこととなりました。
 精神科医局の先生方、学生、デイケアスタッフも参加されての研修会、HEARTLANDの経緯や障害者地域共同作業所の実情、精神に障害を持つ方々の「地域生活支援」に関して、日々の活動の中から感じる部分をお伝えさせて頂きました。

 徳島大学精神科ではこの4月からデイケアが開始、大森先生のご厚意もあってデイケアメンバーやスタッフにあっぷるのお弁当を配達させて頂いています。当面週3日程の実施、その曜日に併せる形であっぷるのメンバーがお弁当を届けゆきます。

 まだまだ空洞である地域の実情、精神科医療が必要な人としての彼らの存在、こうした機会を一つの契機として「つながってゆく」場面がより増えていく事を期待したいと思っています。今回の機会を頂きました大森先生、精神科医局の皆さまに感謝申し上げます。

■2004年04月13日(火)  県精神障害者家族会連合会 中内会長逝去
 昨日の午後、県家族会の美馬さんから電話連絡が入り県精神障害者家族会連合会中内会長が逝去されたとの報が届きました。体調の悪化と闘病の経過は随時知らされてはいたのですが、逝去の報に立ちつくす想いと共に心からお悔やみを申し上げます。県家族会の会長としての凛とした言葉、満面に浮かべた中内会長の笑み、その一つ一つに大きすぎた会長の存在を思うばかりで上手く言葉も見つかりません。
その職務、その人生に敬意を表しますと共に健やかにお休み下さい。

 はじめて精神病院に勤務した際に訪ねた「家族会四国ブロック研修会」その場所には杖をつくような高齢の家族も含めて激しい熱気の下に、精神保健や医療福祉、親無き後の問題への備えなどが議論されていました。
 齢70を越えようかという家族の方々が、真剣に考えている姿への感銘、この歳になってまだもまだ家族のみが背負わなければならない状況への憤り等、何処かであの場所で見た原風景が今も、HEARTLANDの活動の大きな「力」として自分自身の背中をそっと押してゆきます。

 桜舞う春、中内会長のご冥福を心からお祈り申し上げます。

■2004年04月11日(日)  HEARTLAND 家族の集い
 籠屋町喫茶店で昨日の午後「家族の集い」を実施しました。バタバタと日々に追い立てられる中、家族の集いとしては本当に久しぶりの集まりとなりました。主に精神障害者小規模通所授産施設あっぷるに通所している家族の方々を中心に、互いの状況報告や話を行き来する時間となりました。
 「これから」という時期の発病、その出来事が理解出来ないところから進行していく日々、家族としての想い、本人としての想い、受け止める事と受け止めたくない事実、ある部分行き場の無い話が、堰を切ったように流れゆきます。

 「どんな風に関われば良いのか」といった助言を求めてのもの、とにかく前向きにと建設的な意見を話しながらも流れゆく涙、少しでもそれぞれが背負ったその重たい荷物が軽くなるような、生きる事が生き続けていく事に価するような、そんな家族の集いを継続して行ければとおらためて思った午後でもありました。

 次回は日程調整・内容を検討しながら、家族の方々が集う夕食会を計画したいと考えています。
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■2004年04月09日(金)  防災訓練
dc041024.JPG 179×134 12K 一昨日の午後、HEARTLANDあっぷるもよりの徳島西消防署の立会の下、初めての防災訓練を行いました。施設整備という形で立ち上げた法人ではないにしろ、運営上の管理責任や防災への配慮は当然必要な事柄でもあり、メンバー・スタッフと共に火災や防災に対しての共通認識を持つための時間ともなりました。
 消防署員からの丁寧な指導、近くの駐車場に移っての消化器の消化訓練等、実際の通報もスタッフが訓練しながらの時間となりました。

 あっぷるでは通所メンバーの動向があり、新たにパートの仕事に就いた2名のメンバー、半年ぶりに入院生活を終えて再会となったメンバー等、新しい始まりの季節にそれぞれの姿があります。

 明日は午後から籠屋町喫茶店にて今年度初めての「家族の集い」が予定されています。

■2004年04月07日(水)  スタッフ会議
 昨日の午後はメンバーが帰った後、籠屋町街の中の喫茶店に場所を移してのスタッフ会議を長時間行いました。監査での指摘事項や未だ出来きっていない部分の確認作業、お弁当製造としての授産経理や籠屋町の経理上の取り扱い、通所を希望するインテーク部分の確認手続き等、まずスタッフ間で検討確認しなければならない事柄の一つ一つが多々あります。
 限られた時間、追いかけられるような一日、そんな中にあっても「必要とされるべきもの」は形として執り行っていかなければなりません。時間の工夫を取ること、メンバーとの時間、ある意味秒刻みに近いドタバタの中にあって、ゆとりある検証の時間を確保する事は時に困難ではありますが、何とか建設的に考えていけるようにと思っています。

 あっぷるでは久しぶりに通所再会となったメンバーの姿、にぎやかな再登板の朝の中、また継続したお弁当製造が行われていく事になります。

■2004年04月06日(火)  新しい日々に
 新年度、新しい春を迎えてあっぷるのメンバーにもそれぞれの動きが見えます。HEARTLAND近くの生活訓練施設(援護寮)から通っていた女性メンバーは、入院生活・寮での生活を経て生まれ育った故郷の街に戻っていきました。清楚な佇まい、まだ発病から間もない若い年齢、家族との新しい時間の再生にと戻っていきました。新しいバイトの仕事を見つけた数名のメンバー、この場所を一つの港としてまた新しい日々に旅立っていきました。
 
 あくまで通過施設としてのHEARTLANDあっぷる、この場所を足がかりにして次の場所を探しゆくメンバー個々の姿があります。病や障害を抱えながらの日々、発病した事への自責の念、出来ればやり直したいと何度も思うであろう今の自分、そんな大きすぎる幾つもの事柄を抱えながらも彼らは旅立ち、日々の暮らしを紡ぎゆきます。
 それぞれの人が、それぞれの良い場所にいる事を願うばかりです。

■2004年04月05日(月)  新年度 相生・あすなろ作業所 桜まつり
dc040505.JPG 179×134 9K 昨日は徳島から約車で2時間、相生町にあるあすなろ作業所主催による「桜まつり」に出向いてきました。満開の桜には生憎の朝からの雨、野外での催しがやむなく屋内の小学校体育館を舞台に行われました。地域福祉という言葉、山間の街の障害者地域共同作業所、そしてその場所を軸としての地域とのつながり、日々の実践と理解に支えられた大きな事実が、今日の桜まつりに集約されている観があります。
 県内の障害者地域共同作業所の方々も多数参加、それぞれの自主製品の販売ブースも設置、毎年呼んで頂いているバンドの演奏も2ステージ行ってきました。

 今日からあっぷるは活動の再開、少しの春休みを終えて元気にみんなが集う朝がありました。またお弁当作りを続けていく日々、小さな場所の一つ一つの事柄が大きな意味を持つような実践活動をみんなで行って行ければと願います。

■2004年04月03日(土)  桜満開
 温かな週末、徳島の桜も今が満開となり、先日行ったあっぷるのレク同様に、あちこちの桜スポットで桜の花が満開となっています。明日は徳島県障害者地域共同作業所連絡協議会会長の山崎さんがいる「相生町・あすなろ作業所」で毎年恒例の桜まつりが開催される予定となっています。地域との交流、障害者地域共同作業所を軸とした近隣への啓蒙啓発の活動、そんな一大イベントとしての桜まり、明日スタッフと共に出向いていく予定としたいと思っています。

 社会福祉法人ハートランドとして2年目となる新年度の4月、先月末に行われた法人初めての「監査」も未だ途中の今ではありますが、法人としての整えや未だ出来きっていない部分の指導助言も頂きながら、確かな運営と新しい年度に向けてのステップを行っていきたいと考えています。
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■2004年04月01日(木)  花見
dc040117.JPG 192×144 19K 今日は一日お弁当製造を中止しての「給料ミーティング」を行いました。あっぷる・籠屋町街の中の喫茶店で働くそれぞれのメンバーが多数参集、自己評価表を基にしての収益の分配を行う毎月恒例の時間となりました。自己を省みる事、他者を見る事、小さな時間の中にあっても密度の濃いものが流れゆきます。

 午後からはみんなの希望があった「花見」のレクに。HEARTLANDあっぷるから近くの石井町農大に桜の花を見学に出掛けてきました。ほぼ満開の桜の下、みんなの笑顔が何よりの証として素敵な時間を持つことが出来ました。昼食はこれまた人気の高いバイキング料理、3月の末の一日が楽しく暮れゆきました。

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