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■2004年07月30日(金)  8周年 記念パーティー
 明日HEARTLANDで8周年の記念パーティーが行われる予定、台風の接近に伴い危うい雲行きではあるのですが、午後6時から北島田でパーティーを行う予定としています。数える事8回目、確かにそれだけの時間が流れたという事、そしてこの場所で始まった頃の事をふと思い出します。
 
 約1年近くの時間を費やした物件の確保は困難を極め、あきらめかけた頃に偶然のように出会えた家主の岸さん、二つ返事の中での賃貸契約、毎年恒例の乾杯の音頭は、以後ずっと岸さんが担って下さる事となりました。何も無かった始まり、何も無かったから色々なものが運び込まれた活動の軌跡。節目としての時間に遠い日を少しだけ顧みる、そんな繰り返しの中にみんなで刻んできた日々が確かにあります。明日は夕刻6時スタート、多くの方々のご参加をお待ちしています。

■2004年07月28日(水)  送別会
 昨夜、徳島市内の居酒屋で、太陽と緑の会リサイクルを退職した加藤祥子さんの送別会がありました。加藤さんとの出会いは思い起こせばかれこれ10年前、当時岡山県倉敷の川崎医療福祉大学真野先生から「一人良い子がいるから病院のワーカーとして就職をお願いしたい」そんな一本の電話がその始まりでした。出身の京都を離れての徳島、精神病院でのPSWの仕事を経てやがて地域に、時を重ねた太陽と緑の会での活動は8年にも及んでいました。
 
 送別会は作業所連絡協議会の会長をはじめ作業所・病院関係の有志などが集ってのものとなりました。来月早々にはこの街を離れ郷里の京都に戻るとの事、新しい彼女の未来に幸多きことを願います。
 
 あっぷるでは夏の暑さか、体調を崩し始めるメンバーが一人二人、猛暑も手伝いなかなか自己の体調管理が難しい状況を呈してゆきます。拍車をかけるように、個々が抱える問題が揺れる日々を重ねゆきます。お盆までの期間、一頑張りの日々が続いていきます。

■2004年07月27日(火)  かき氷
 間もなく8月、そしてこの街が一番華やぐ「阿波踊り」のシーズンとなってきました。街の中の喫茶店あっぷるでは今年、阿波踊り期間、かき氷の販売も含めてお店をオープンする事をみんなが決めゆきました。
 期間は8/12〜15日の間、通常の営業時間とは異なり16:00〜20:00 
メニューも珈琲、ジュース類などの限定メニューを用意しての事となります。昨年はまだオープン前という事もあり、無料休憩所とペットボトル販売のみで終わりましたが、今年はみんなの意気込みも強く、「姿を見せる活動」をより全面的に行っていく事となりそうです。

 街の中の喫茶店ではお昼時、店頭にラックを運びそこでのお弁当販売、道行く人に呼びかけるように「声」を出す彼らの姿はとてもとても感動的なものでもあります。阿波踊り期間の活動にぜひご協力をお願い致します。

■2004年07月25日(日)  街の中の喫茶店にて
dc072502.JPG 179×134 9K 先日に引き続いて市内の障害児学級の方々、先生、保護者の方々が多数土曜日に街の中の喫茶店あっぷるに訪ねて下さいました。障害区分を越えての交流機会の創設、障害区分を越えない部分で「同じように」厳しい地域福祉の実情、それぞれのハンディーであったとしても「共に」在ることへの共同作業が何か行えるような、そして何か行うための「きっかけ」としての小さな一日を想います。

 養護学校卒、厳しい障害者雇用の現実、満杯で入所すら困難な状況の社会福祉施設、時に余儀なくされる自宅での生活、そこに少しでもアクセントをとつながりゆく障害者地域共同作業所の存在、精神領域にあっても同じような事態が進みゆきます。
 学校教育とのリンク、小さな機会が大きな「これから」へとなればと願います。

あっぷるではきんこさんの「日々ココロ絵雑記」が展示中、ぜひお立ち寄り下さい。

■2004年07月23日(金)  八万中学より
 今日はHEARTLANDあっぷるに大勢のお客様がありました。市内八万中学の障害児学級の先生や生徒さん、そして同伴する形で保護者の方々、明日の籠屋町喫茶店の見学も含めて多くの人がお弁当製造の場所を訪れて下さいました。知的障害領域も同様、「地域で支える」という言葉は先行すれども、施設は満杯、養護学校卒の自宅待機、厳しくなるばかりの就労状況「何処か働ける場所でもあれは」そんな言葉がこぼれゆきました。
 
 お弁当製造の様子をスタッフの阿部が説明、今日はコロッケの日でもあり慌ただしいドタバタの中、この場所の風景に触れて頂く機会となりました。
 障害や病、様々なハンディーを抱え持つ方々が、少しでもその能力や個性を発揮出来るための場の創設、厳しさを増すばかりの実情の中にあっても、あらためて再考しなければと思えた時間となりました。色々な意味に於いても共に「これから」を共有出来ればと願います。
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■2004年07月21日(水)  HEARTLAND 8周年記念パーティーのお知らせ
HEARTLAND設立8周年記念 パーティー 7月31日(土)

ハートランドが今の場所で活動を始めてからもう7年が過ぎました。昨年4月に社会福祉法人ハートランドとしての認可を受け、障害者地域共同作業所から小規模通所授産施設あっぷるへと移行した昨年。変わらない多くの方々からのご支援が、北島田あっぷるや街の中の喫茶店あっぷるに運ばれています。新しいHEARTLANDの未来に向けて、素敵な時間をみなさんとご一緒出来ればと思っています。
下記の予定でHEARTLAND設立8周年の記念パーティーを行います。お気軽にご参加下さい。多数のみなさま方の参加をお待ちしています。ぜひご参加ください

日時    平成16年7月31日(土)  午後6時〜
場所    HEART LAND 「あっぷる」 徳島市北島田1丁目46-4番地 633-1410
参加費   飲む人1000円 飲まない人700円

■2004年07月20日(火)  県立看護専門学校にて
 今年もHEARTLAND近くの徳島県立看護専門学校での授業が始まりました。既に看護婦資格を有した学生、1年という短期間で保健婦・助産婦の資格取得のために全国から集った学生25名、その授業の一こまとして精神保健福祉領域の状況を伝える時間となりました。

 昨日一昨日と行ってきたホームヘルパー研修の機会も含めて、現状と彼らの状況を伝える事に精一杯でありたいといつも思います。この中から一人の人でも精神保健領域に進んでくれる「きっかけ」となれば、それはやがて彼らと寄り添う事を意味する大きな「力」となっていきます。
 限られた言葉の中からではありますが、ありのままを伝えたいといつも思います。

 今朝はあっぷるへの通所希望者との面接、徳島県南の街阿南に在住の方、藍里病院の精神保健福祉士と共にインテーク面接となりました。デイケアとの併用、通う事を前提とした体験通所を来週から行っていく予定となりました。

■2004年07月20日(火)  家族の集い
 毎月行われております家族の集いが、先日の土曜日、趣向も新たに、クレメントホテルのビアガーデンで行われました。
 夕刻からの始まりということもあってか、参加人数もいつもより若干少なくはあったのですが、わきあいあいとした雰囲気の中始まりました。しばらくすると明るかった空もいい感じに暮れていき、おいしいお料理も食欲をそそり、それとともにビアジョッキの杯も重ねていく内、ふだんはあまり話せないようなお話しも自然と話題にのぼったりして、皆それぞれの思いが交錯した夜だったように思います。
 ある家族と、ずっと親身になって話していた一人のスタッフが、“今夜は奇跡のような夜だった”と言っていました。彼女の家族に対する思いが、少しだけ形になった夜だったのかも知れません。
 この家族の集いが、もっともっと多くの人の知るところとなり、未だ沢山の思いを抱かれたまま過ごされているご家族の、一つの道しるべとまではいかずとも、何か、集まれる場所になればと思います。
 
 

■2004年07月19日(月)  ホームヘルパー研修
昨日、一昨日の両日に渡って行われたホームヘルパー研修会に出掛けて来ました。場所徳島市内の文化の森・21世紀館。ホームヘルパー資格を取得する講座の中の一こまとして、精神障害者の福祉についての話をそれぞれ2時間受け持ってのものでした。今人気の「職種」としてのホームヘルパー、老人領域に付加される形で精神障害者を対象としたヘルパー制度も始まりを見た「今」があります。
 風景としてポツンと一人に近い事が多い「彼ら」の暮らし、その中での日常生活的な援助、相談等、ヘルパーさんの果たすべき役割は今後もますます増えていく事が予想されます。
 
制度を柔軟に、そしてサービスを近づける事に大きな役割を果たすのは「人」です。彼らを囲む人の在り方によってどんな風にでもなる風景、それぞれの立場でより良い「関わり」を検証していければと思います。
 HEARTLAND家族の集いが先週の土曜日に開催、季節柄部屋を飛び出しての家族の集いは、ホテルクレメント屋上のビアガーデンが今回の舞台となりました。家族の集いの詳細についてはまた後日に書き記したいと思っています。

■2004年07月16日(金)  ホットハウス 障害者地域共同作業所
dc071604.JPG 205×154 16K 今日の午後、HEARTLAND近くの障害者地域共同作業所「ほっとハウス」に出掛けてきました。知的障害者の方々が集う場所は、代表の松本さん熱い思いが周囲を動かしながら作り上げてきた歴史そのものでもあります。喫茶店としての門構え、しんなりとそして確かに「地域」に根付いているその活動の一つ一つ、実践を裏付ける松本さんの人柄や名前そのもののホットなスペース、訪ねた午後にメンバーも温かく迎えてくださいました。街の中の喫茶店て計画中の「お盆期間」の活動、かき氷の機会も松本さんのご厚意で店舗で使っている機械を貸して下さる事になりました。
 障害者地域共同作業所という場所、豊かに、そして何よりまっすぐに活動の日々を作り上げている松本さんやメンバーの姿、また明日からの活動への力を頂いたようで心地よい午後の時間となりました。

■2004年07月15日(木)  阿波踊り
気がつくともうあと1ヶ月程度でお盆を迎え、この街が一番華やぐ「阿波踊り」が開催される事になります。昨日の午後はメンバーと共に夏休みの予定について話し合う時間を持ちました。夏休みの確定、休み直前の「夏の慰労会」に併せて、お盆・阿波踊り期間に街の中の喫茶店あっぷるの活動を行い、みんなで喫茶業務と「かき氷」販売を行う事を概ね決めゆきました。
 
昨年はまだ喫茶店が営業までに至らなかった事もあり、「無料休憩所」として活用して頂くこととペットボトルの販売をみんなで行いました。今年は喫茶店営業と共に「みんなでかき氷を売ろう」「活動や喫茶店をより多くの方々に知って頂く機会に…」との想いの下、みんなで営業を行う事となりました。
 詳細についてはもう少しみんなで協議を行い、当日に備えゆく事となりそうです。
 午後は職員研修として「精神医学」「精神障害・疾病」に関しての学習をスタッフ間で行いました。病ということ、障害ということ、そして何より彼らと共にゆく事のために、疾病や障害への理解は必要不可欠なものとなっていきます。継続した学習の機会を維持しつつ進みたいと思います

■2004年07月13日(火)  WEBの改訂
 なかなか忙しさに紛れて更新等、コンテンツの変更も含めて置き去りのままにしていたWEB、久しぶりにホームページの作成を依頼してきた沖本さんと今朝打ち合わせの話し合いを行いました。
 発信していく事の意味、今風に言えば「情報開示」という部分に占めるWEBの今日的な意義、よりポピュラリティーを得るための工夫等、HEARTLANDのような場所にあっても大事な部分として吟味していく必要性が今後ますます増えていきます。当事者の発信も含めてWEBの改訂に取り組みたいと思っています。

 今日は午後は徳島県立看護専門学校での授業、全国から集まった25名の学生達に向けての時間、精神に障害を抱える人たちの状況、歴史的背景等、語る事の多さをあらためて思いながらの授業ともなりました。

 また精神保健福祉センター、中央病院のスタッフも午後に来所、ディケアメンバーの今後の場所としてのHEARTLAND活用や、共にあるべき事に関しての話し合いがあっぷるのスタッフと行われました。

■2004年07月12日(月)  猛暑の中
 連日の猛暑の中、日々のお弁当作りは大変な作業となりつつあります。二つばかり気休め程度にある冷房設備は全く何の要も立たず、お弁当作りの時間は過酷さを増していくばかりの、額に汗を流し背中は大きな汗のかたまりがそのTシャツをぬらしゆきます。
 過酷な労働とは裏腹に手にするわずかばかりの金額、せめて真摯に振る舞う彼らの「未来」が少しでも豊かであればと願う事しか出来ない、そんな風景でもあります。
 
 午後にはもう数年来のつき合いとなる男性の人が突然の来所「もうすっからかん、頼みにくいけど金を少しばかり貸してくれんだろか」聞けばここ数日食べるものも食べず睡眠も浅い数日との事、「病院に行っても社会復帰施設の職員に相談しても、福祉事務所に行ってもどこも門前払い、もう死ぬしかない、明日から一応仕事には行く、給料が入るまで少し貸して欲しい」そんな疲れ切った姿と共に彼が語ります。全てを賄う事が出来ないと知りつつも、何処にも引っかかる事の出来ない話は幾つも転がりゆきます。
 一通りのやりとり、そして借用証書の作成、緊急的に対応すべき事柄の範囲みたいなもの、元気過ぎる程激しい彼とは別人のような背中が、急ぎながらバスに消えていきました。

■2004年07月11日(日)  徳島文理大学 位頭先生より
 徳島文理大学位頭先生より暑中の書面を頂きました。HEARTLAND31号の通信を読んで下さってのアンサー、精神保健福祉士を養成する教育機関としての人間福祉学科に立つ先生の状況等も含めてのお返事でした。
 精神に障害を抱え持つ方々への「専門職」として成立を見た国家資格としての「精神保健福祉士」その求められ方と現実の中での状況、厳しい時代の中にあって、それぞれの「個」が役立つ存在として必要とされていく事には、色々な制限や制約も時には課せられている状況が深刻に進んでいます。
 知識に裏づけられたものではなく、現実の中でのリアリティーをどんな風に宿していくのか、教える立場としてもなかなか難しい実情がある事も確かな様子です。

 今年度は精神保健福祉士の中四国大会が初めて徳島で開催される予定、時期は来年3月、準備を進めていく「これから」にあって、大学や学生さん達の協力を頂く機会が増えるように検討していければと思っています。

■2004年07月10日(土)  職員慰労会
dc071019.JPG 154×115 9K 先日のHEARTLANDの職員全員が揃って夏の「慰労会」を行いました。社会福祉法人ハートランドとは言え、貧しすぎる枠組み、その場所で働く職員待遇や保障は最低限のものしか提供できない現実があります。言うまでもなく障害者地域共同作業所も同様、最低保障・最低賃金、社会保険や休日の取り扱い等、まともに「法」や「社会通念」に照らし合わせる事さえ出来ない、別世界のような場所にそれぞれ関わる「人」が日々を刻みゆきます。
 「真摯」に関わるスタッフの姿、豊かになりすぎた福祉の弊害、関わる人によってどんな風にでもなる「福祉」貧しくても自らが関わる場所や時間が、何よりそれぞれの「誇り」となっていけるような日々をせめて過ごしたいと願います。

 昨日は遠路相生町の社会福祉協議会の方々が籠屋町のあっぷるに来所、遠い場所からのご支援に感謝申し上げます。

■2004年07月08日(木)  かわら版 6月号
 かわら版6月号のメンバーさん達の文字です。昨日は月に一度の給料ミーティング、午後の時間をふるに使って、意義在る話し合いと省みが出来た様子。暑い中の作業、流れる汗を拭いながら日々を紡ぐ彼らの姿は、とてもとても凛々しく見えていきます。

◇あっぷるに通い出してもう大分経ちました。とても楽しくお弁当作りをさせてもらっています。これからも頑張って色々な料理を覚えたいです。いつまでも楽しく働けたらいいなぁと思います。
◇私はHEARTLANDに通い始めて1ヶ月です。覚えていない事が多くて毎回戸惑いながら通っています。物事をもっと建設的にとらえていけるようになれれば良いなと思います。
◇いつもお弁当をお買いあげ下さり、どうもみなさんありがとうございます。

◇働き始めて1ヶ月になりました。自転車で通うのにも慣れ、仕事にも慣れてきたように思います。これからも少しずつ仕事を覚えていきたいと思います。

◇あっぷるに再度来るようになって半年ほどになりますが、毎日汗を流しながらお弁当を作っています。大分、毎日の作業にも慣れてきて、身体の方も慣れてきて少しずつ楽になってきました。お客様にこよなく愛されるあっぷるのお弁当になるよう、日々研究と鍛錬を積み上げていこうと思います。

◇HEARTLANDでお世話になるようになって、10ヶ月がすぎました。最近、母親に「前とくらべたら別人みたいに元気になったな。」と言われるようになりました。一緒に働く仲間、スタッフの方、お客様、かごや町の方々に支えられていること、いつも感謝しなければと思います。自分に出来る事を出来る範囲で、出来る時に、それでいいのだと思います。これからも、笑顔で頑張ります。

◇もうすぐ7月、蝉の声、花火の音、時々聞こえます。後は浴衣姿、風鈴の音ですかね。ところで、家へ帰っても「つまらないなあ」とへりくつを並べて、焦っているのが今の私でしょうか。むしろ、やる気はある方で、やるべき事がわからない。そりゃそうです。答えは誰も教えてはくれない。でも私には、「君は君でいればいい」と言ってくれる友達が出来ました。みなさんありがとう。今が私の一番の宝物です。

◇友達っていいですね。私が左手を骨折した時、私は一人ぼっちなので三角巾を巻いたまま痛みのくる手を辛抱しながらケースにパジャマ、下着、まだ買っていない歯みがきセットとかいろいろ泣く泣く近くのスーパーへ買いに行きました。でも入院なんかしたことのない私は辛抱しかねて夜の7時半頃友達に助けを求めたのです。そしたら八万からすぐ行くと言ってくれて、手なれた手つきで時計もいる、女だから化粧も入れときなさい、と手ばやにして下さって本当にうれしいやら感謝やらで涙がこぼれてきました。私の大事な圭子ちゃん、私もあなたが困った時は必ずお返しするわねと心の中で誓ったものでした。そして全部の人達にも親切にしようと思いました。

■2004年07月06日(火)  徳島県精神障害者家族会連合会 総会
 徳島県精神障害者家族会連合会の総会が今日の午後徳島市内で行われました。HEARTLANDではお弁当製造を臨時休業してスタッフ全員で総会に参加してきました。新しく家族会会長となられた西村氏、県家族会事務局の美馬さん、多数の家族、関係機関職員、行政職員等、多数の参加の下での総会となりました。同時に分科会も開催、精神障害を持つ方々の地域支援、家族、家族会で出来る事等、生の声が飛び交う意義ある時間であったように思えます。
 
 ありきたりの理念ではなく、どんな風に現実に向き合うのか、そんな事を「家族」の方々の背中越しにいつも思います。良き事柄の共有は言うまでもないとして、「しんどい」部分にどんな風に並べば良いのか、家族の「声」に耳を傾け続ける当たり前の「原点」を今一度見つめゆければと思います。

■2004年07月06日(火)  愛媛 新居浜 どんでんどん
 愛媛県新居浜市にある社会福祉法人施設、精神障害者通所授産施設「津どんでんどん」の方々が多数HEARTLANDの見学にお越し下さいました。通所授産施設としてのお弁当製造、以前から交流の機会があった新居浜での取り組みを行う方々との再会の時間ともなりました。北島田のお弁当製造見学に続いて、街の中の喫茶店の見学、スタッフ・メンバー間交流の時間も含めての意義ある一日となりました。
 「地域生活支援」のための色々な取り組みとその実情、まだまだ始まったばかりの観さえある地域での取り組み、互いに検証しながら来るべき「未来」に備えられればと思うばかりです。
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■2004年07月03日(土)  新しい月 7月
 しばらくこのダイアリーがログイン出来ず、久しぶりの記入となりました。WEBがサーバー容量を随分と超えていた様子で、またホームページの更新も含めて再点検が必要な時期に来ている様子です。
 連日の猛暑に日々のお弁当作りも「大変さ」を増していきます。それでも暑い作業場の中に毎日通い続ける多数のメンバー、籠屋町街の中の喫茶店で毎日接客の仕事に励むメンバーの姿、それぞれの大変さを抱えながらも垣間見せてくれる彼らの笑顔に救われる一瞬が確かに重なりゆきます。
 久しぶりとなった通信31号も昨日印刷、週明けには発送が出来そうな様子となりました。いつもの事ながら「多忙な日々」を言い訳に、なかなか発信出来なかった事をお詫び致します。

 通信31号から

 朝8時過ぎから頬を伝う汗をぬぐいながら、心を込めてお弁当作り。ユニフォームを脱いだ時には背中一面汗びっしょり、でもそれぞれが出来る事に集中し、何でも自分から進んでしょうとするメンバーの姿には本当に頭が下がります。ある日突然発病し、余儀なく入院。色々な治療を受け、又副作用に悩まされ、つらい入院生活。そのつらさを乗り越えて、病気の事を何とか受け止め、服薬をしながら社会復帰を目指している彼ら。皆が同じような悩みを持ち、励まし合い時にはなぐさめ合い、時にはアドバイスもしたり、お弁当を作り終えた後のメンバーの集まりはすごく意義があるように思います。
そして今日は午後から皆でカラオケへ、ほとんどのメンバーが参加しました。歌は途切れることなく、あっという間の2時間でした。皆とびっきりの笑顔でした。不安定になる時もあり、家族とぶつかる時もあり、突然病状が悪化し入院になる時もあり、いつどうなるかわからない心の病を抱えている彼らを、少しでも安定した生活に、そして今日のような笑顔の絶えないあっぷるになるよう、私も色々な勉強をし、メンバーと共に成長していきたいと思いました。 スタッフ 小西英子

 この度、新しくスタッフとして加わることになりました阿部千恵です。なりたてほやほやの新米スタッフですが、どうぞ宜しくお願いします。私にとってHEARTLANDとの出会いは衝撃的でした。きっかけはあるホームヘルパー養成講座の中での精神障害の時間でした。そこで初めて「あっぷる」の存在を知りました。講師はもちろん山下さん、だんだんと語られる精神障害の実情、この国での現在に至るまでの福祉の経緯、そしてこんな中で、ここHEARTLANDが存在することの意味を聞くにつれ、一言では言い表せないような思いにとらわれました。それは、私にとってこの講座を受けていなかったら、きっと知ることのなかった世界だったかも知れません。ちなみにこの授業で私の斜め前に座っていたのが、一足先にスタッフになった小西さんでした。彼女の働きかけもあって、訳もわからずボランティアとしてあっぷるに飛び込んだのが3ヶ月前。何せ初めて関わる福祉の世界、ボランティアという響きもこそばゆく、お世話のつもりが何故か元気をもらって帰ってくるような日々でした。お弁当を作るという作業を通じて、そこに通ってきている人たちに触れることで、少しずつ、誰かに聞いてみたい疑問や自分なりの納得、それから毎日どこかにある感動といったいろんな思いが、私の中で渦巻くようになりました。それは、今日明日にでも消化できそうなものではないように思われました。
まだまだ知らないことだらけの精神障害の領域、今後、私なりに何が出来るのか、どんな可能性があるのか、現在模索中です。毎日、お弁当の配達中などに交わされるメンバーさんとの何気ない会話に、時々とても考えさせられることがあります。「今はこうして元気で前向きにやっているけど、自分にもひどい時期があった。」そう言いながら語られる彼の思いは、今私一人が聞くにはもったいないような、彼の決心であり、彼の過去であり、彼の強い未来への希望でした。どこかの偉い人の講演を聴くより何倍も貴重な時間でした。こんなかけだしの私に話してくれた彼の気持ちを大切に、今後も先陣に立ってやっておられる方々に教えて頂きながら進んでいければと思っています。        スタッフ 阿部千恵

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