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■2004年09月30日(木)  街の中の喫茶店 1周年
 籠屋町街の中の喫茶店が開店から1年とかれこれ1ヶ月を迎える事となりました。来月10月1日から感謝の気持ちを添えた1周年記念として「珈琲・紅茶」の無料チケットを配布する事となりました。その場所に集い働くメンバーが書き記した言葉を添えたチラシも完成、近隣の商店街の方々への進呈も含めたチラシの配布を明日からみんなで行う予定としています。
 
 久しぶりに1日を過ごしながら眺めた籠屋町、今日は5名のメンバーが仕事に従事、スタッフがいてもいなくても良い程に、その殆どの仕事を彼らのみがこなしていきます。珈琲を立てる事、お客さんとの接客、店頭でお弁当を並べながら道行く人に声を出しての販売、片づけ、注文伝票への記入、そしてレジと明るく自信に満ちた様子で次々と一つ一つをさばいていきます。

 緊張を伴いながら始まった遠い日から1年、多くの方々の温かな支援の下、何よりも力をつけ生き生きとその場所を彩りゆく彼らの姿はとてもたのもしく映ります。
 夕刻には西山きんこさんが壁の絵の差し替えに登場、いつもながら温かな人柄と共に素敵な絵が飾られていきました。いつもの事ながら本当に感謝感謝の想いが満ちていきます。
 
 進みゆく秋、ぜひ籠屋町の彼らの姿まで足を運んで欲しいと思います。 

■2004年09月28日(火)  ちらし寿司
 昨日からの準備も含めた初めてのメニュー、ちらし寿司が今日無事にみんなの力で完成しました。お寿司の具材は昨日から切ったり煮付けたりの準備が完了、朝早く8時前頃から順次集まり始めたメンバーの熱気の中、定刻の時間に80食のお弁当が完成していました。併せた副食はうどん、湯がいたうどんに袋入りのスープと刻みネギが彩りを添えました。

 今日は籠屋町は定休日だったのですが、あまりにも美味しそうに完成したお弁当に押され、店頭販売・配達注文の上に急遽、籠屋町でも街頭販売を行いました。
 新しい事への試み、話せば小さな一つ一つも、時に彼らにとって大きな「自信」となっていきます。また新しいメニューへの取り組みをみんなで行っていく事となりそうです。
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■2004年09月27日(月)  新メニュー お寿司
 明日はあっぷるのお弁当作り始まって以来、初めての試みとなる「お寿司」のメニューが用意されています。調理メニューを組み立てているスタッフの阿部・小西と共にメンバー全員が共同しての新しい取り組みへのチャレンジとなります。
 当たり前の事ではあるのですが、いつも変わらぬメニューでは飽きてしまうという事、かと言って一つ一つの細かい変化や新しい事への大胆な取り組みには、常に彼らとの繊細な準備や確認が必要であるという事、お寿司のメニューとうどんの組み合わせが明日の献立となっています。
 午後からは明日のお寿司の下ごしらえ、小さな出来事ではあるのですが、明日に向けた新しい取り組みにみんな意欲的な午後となりました。

 籠屋町の喫茶店もオープン1周年の取り組み、10月から1ヶ月間、彼らの感謝のメッセージと共にコーヒー・紅茶の無料チケットを配布していく事となります。

■2004年09月26日(日)  閑休夜話
閑休夜話

昨夜高松で行われた「吉田拓郎」のコンサートに出掛けてきました。本当にかれこれ25年近くぶりの拓郎のコンサート、一昨年の肺ガン発病、それからの闘病と復活コンサート、数十年ぶりの開催となった四国でのコンサート、昨年の全国ツアー本数を上回る全国20ヶ所の公演、もしかしたらこれが最後のツアーかも…と少しばかりの心配も含めた拓郎の姿との再会となりました。

詩を書き綴った岡本おさみ、その言葉を叫ぶように唄にのせた拓郎、数十年ぶりのコンサートは「あの頃」の景色や空気みたいなものを鮮明に蘇らせてくれました。

ぎらぎらする程に熱いアスファルトの上を、ギターケースを抱えて歩いていた、そんなあの頃の自分自身の絵が鮮やかに蘇ってくるような想いに包まれてもいきました。

「あぁあの頃よりは少し、あぁ年を取りましただけど、時には無邪気に笑ってみたいとForever Young Forever Young」ボブディランの同名の曲と共に拓郎が歌い続けた夜が暮れていきました。

■2004年09月24日(金)  就労 働くということ
お盆明けの頃から「仕事」に立ち向かってきた女性のメンバーが久しぶりにあっぷるを訪ねてきてくれました。聞けば昨日「解雇」を事業主さんから宣告されたとの事、外食産業・喫茶店の仕事、ハローワークで「病」を伏せて獲得した仕事は、約1ヶ月の時間と雇用期間の給料4万円をもってその終わりを告げました。
 
障害者地域共同作業所やあっぷるとは違い、当然の事ながら様々な事を求められていきます。「何でも出来んかったらいかん、それとスピード」これまた当たり前の事ながら時給700円を獲得するためにはそれ相応のハードルをクリアーしていくらのもの、少しばかり疲れた表情の彼女はその「厳しさ」を改めて実感するように話してくれました。
 また来るであろう「チャンス」に向けてあっぷるの活動で時を過ごしゆく事となります。

 あっぷるでは午後にスタッフ会議、秋の旅行をはじめ様々な議案についての検証、本当に一つ一つといったこの場所の日常を確かめるような長い話し合いとなりました。明日からは休日、今日も完売となったお弁当作りも週末はお休みの時となります。

■2004年09月22日(水)  弁当づくり
 お弁当の製造数が量販体制に入りつつあります。本当にありがたい事に多くの方々があっぷるのお弁当を食べてくれている様子、在宅介護の支援センターや多くの道行く市民の方々がこの場所の小さな活動を大きく支えて下さっています。
 狭い作業スペース、きちんとした調理器具や設備も整えきれない「貧しさ」の中にあっても、様々なアイデアや作業を行うための役割分担等、常に必要と迫られた中からの「知恵」みたいなものがみんなを前に進めていく事になります。
 
 朝の8時過ぎにメンバーが集い始め、休憩も早々に調理の段取りへと進んでいきます。短い時間の中の濃密な仕事、時計の針が10時30分を指す頃にはお弁当が完成となります。店頭販売の準備、配達注文の確認、籠屋町への配送、短い時間の中に色々な役割や仕事をみんながこなしていきます。

 授産施設と言えども少しばかり「仕事」としての空気が流れるあっぷる、その大きな推進力の源に常に彼らの姿があります。

■2004年09月19日(日)  お弁当販売が好調
 秋のシーズン到来に伴うようにあっぷるのお弁当が日々完売の状態が続いていきます。企業の倫理で言えば単純にお弁当製造数の増加を図れば事は解決するのでしょうが、この場所にあっては色々な方面からみんなで考える作業を省く訳にはいきません。
 賃金を増やす為には作業収益をあげなければならないルール、それぞれが様々な問題や障害を抱えて集い来ているという前提のこの場所、全てが上手く賄いきれない始まりの部分も含めての私たちである事にも違い在りません。

 個数の増加、その事への賄い、それなりの責任みたいなもの、あくまでお金を頂く「仕事」としての意味合い等、みんなで共有すべき事柄の確認が必要となっていきます。
 時計が12時を指す頃にはお弁当残が無い状態、製造数を10個増加させる事、そのための仕事の進め方と分担等、小さな変化も一つ一つの事からの始まりとなります。

 しばしの連休、また明後日から日常が始まっていきます。

■2004年09月17日(金)  秋の旅行
 HEARTLAND恒例となった観のある「秋の旅行」今年はメンバーさんたちの希望で近くの小豆島となりそうな様子、日時は10月の中旬を予定しています。日頃のお弁当製造を横に置いての楽しい企画、日々頑張っていく事も何か「楽しみ」があってのもの、連日完売状態とお弁当製造数を増やした「今」みんなにとっての楽しみが秋と共に深まりゆきます。

 あっぷるは明日からしばしの連休でメンバーにとっては休息の時間となります。連休明けには管轄の徳島市障害福祉課の方々と、籠屋町の位置づけ・障害者地域共同作業所への模索を検証していただくそんな時間も予定されています。障害者地域共同作業所を厳しい事情は既に承知の事とは言え、「公」として籠屋町の街の中の喫茶店が位置づけられていく事を切に願いたいと思っています。

■2004年09月15日(水)  職員研修 ハートピアみなみ
 昨日は日常活動のお弁当作りはお休み、職員研修の意を含めて愛媛県の「ハートピアみなみ」に出向いての実地研修となりました。以前から互いに交流機会を持ち続けてきたハートピアみなみ、作業所の職員や家族会の方々、施設長の徳永さんを交えての近況報告と相互の学習の機会となりました。
 
 同じようなお弁当製造、障害者地域共同作業所から小規模通所授産施設へ 
と移行された経緯も含めて、互いに「地域」からの活動視点やそこに携わる職員の「在るべき姿」を模索する日常等、意見の交換も含めて意味ある研修となりました。
 高速道路の開通で本当に近くなった愛媛、高知への距離とほぼ同距離の愛媛砥部の町、メンバーも含めた今後の交流企画もまたみんなで練り上げていければと願っています。

 あっぷるでは連日のお弁当「完売」状態に製造数の増加が決定、明日は県家族会からの特別注文も含めて90食程のお弁当を朝の8時から行う予定となっています。
 今日のメンバー会議、お弁当製造の方位・給料ミーティングの検証・秋の旅行の計画と盛りだくさんな議題の下、午後の時間を使いながらみんなで話し合う、そんな一日となりました。

■2004年09月13日(月)  お弁当完売
 週明けの月曜日、またいつものお弁当製造を繰り返す日々が始まりゆきました。ここ数日殆どお弁当は完売状態の連続、作る個数がそのニードに対して「追いつかない」そんなありがたい様子を呈しています。少し前にみんなで憂いていた「ご飯」の問題も当面解決し、美味しいご飯がみんなの努力もあって炊くことが出来ている毎日が続いています。
 
 言うまでもなくあっぷるは精神障害者小規模通所授産施設、その作業収益を増すためには「作業」の増加を目指すことただ一つの拠り所としていきます。老人領域の介護センター、精神科デイケアからの注文、一般の方々からの注文、せまい作業場をスタッフが工面し、少しでも多くのお弁当製造が行えるような間取りの変更も行い始めています。

 明日は臨時休業、いつもの愛媛県・砥部町「ハートピアみなみ」徳永さんを訪ねての職員研修の予定となっています。

■2004年09月11日(土)  街の中の喫茶店 オープンから1年
dc080214.JPG 144×192 12K 徳島市内、籠屋町にある街の中の喫茶店あっぷるが開店してからちょうど1年が経過しました。お弁当製造をずっと行ってきた北島田の精神障害者小規模通所授産施設あっぷる、その延長線上に街の中の喫茶店の活動がオープンしました。
 「姿を見せる活動」として、精神に障害を抱える彼らの存在や精神保健の問題を発信していくための「一つの拠点」としての意義等、様々な様相を見せながらの1年がまたたくまに過ぎた、そんな印象が確かにあります。
 
 店頭でのお弁当販売、リピーターとして活動への支援を続けて下さった多くの市民の方々にあらためて感謝申し上げます。財政的にはまだ公的補助金を受けてのものではなく、その大部分が「持ち出し」としてその存続を維持してきた厳しい事情も内在しているのも一つの大きな現状でもあります。働く場として、集える場としての存在意義をパブリックなものとして、公的補助の「枠組み」の中に位置づけられていく事を切に望みたいと思っています。
 
 とにかく1年、みんなで駆け抜けてきた大切な始まりの1年が間もなく過ぎようとしています。

■2004年09月08日(水)  給料ミーティング
 今日はお弁当製造を休業しての「給料ミーティング」の一日となりました。いくつかみんなで話し合わなければならない協議事項として、秋の旅行・お弁当残の取り扱い等に関しての話し合いも含んでのものでしたが、昼食をはさんで丸一日をかけての給料ミーティングとなりました。
 
 新しくこの場所のメンバーとなった人、この場所を離れてパート就労についた人、それぞれが頑張った部分への個々の評価方法とお金の分配、人が人を評価する事の限界や矛盾を抱えながらも、延々とした話し合いが夕刻まで続きました。
 
 どのような「方法」で分配すべきかは常に議論の余地があり、互いに最善の方法をと思いつつもきちんと「決められない」難しさが含まれゆきます。
 一つの区切りとして、また今日を一つの事としてまた明日からの日々をみんなで過ごしていきたいと願います。

■2004年09月06日(月)  お弁当 ごはん
 台風接近の週明け、新しいメンバーさんも含めて大勢の中、いつものお弁当製造が始まりました。ここ数日「ご飯」を炊くことに色々とトラブルが発生、ガスの工事やいつもお米をもらっている米穀店とお米の交渉等、色々な対処の方法を試みたりみんなで考える時間が重なりゆきました。
 
 お米・ご飯が一番大切な「お弁当作り」見た目に簡単な事柄が実は一番大変であったりする事、始まりの頃から常に難しいのがお米の炊き具合である事には違い在りません。
 みんなの苦労も実ってかここ数日は美味しいお米の炊きあげに成功、安堵の表情がメンバーからもこぼれていました。

 明日は台風接近の怪しい雲行きではあるのですが、高知に出向く予定、いつものさんかく広場武田さんや野いちごの野村さんとの再会の時間が予定されています。

■2004年09月04日(土)  施設分類
 暦は9月を迎えて少しばかり猛暑をくぐり抜けた観、朝夕は冷房無しでも充分に過ごせるしのぎやすい気温となってきました。あっぷるでは先週から試雇用期間的にパート就労に出向いたメンバーが二人、一人は「病」を告げ、一人は「病」を隠して「仕事」に立ち向かう日々となりました。

 先般厚生労働省から提示された施設類型とその分類、キーワードとしての「就労」という言葉、障害者地域共同作業所や授産施設、小規模授産をそれぞれのカテゴリーの下に分類していく要綱となっています。「就労」というキーワードは大切な部分である事は認識出来ますが、広い意味で雑多に「生活支援」を行ってきたそれぞれの場所の実情を顧みる時、その分類は合理的な部分よりも現実とのミスマッチ的な部分を感じずにはいられません。

 少なくともあっぷるでは1050万円足らんとする貧しい補助金の枠組み、悔しくともおのずから「出来る範囲」の限界を常に感じながらの中に「地域」と共に過ごしている実情があります。少なくとも「理念」が状況を変える事はなく、たとえそれが「方向」であったとしても立ち返っていくのは「現実」からの立脚に他ならないと常にそう思うのです。
 何をどう指標するのか、求められる日々の中、足下の日常からの組み立てを検証したいと思います。

■2004年09月01日(水)  かわら版 
◇今年初めてかごや町でかき氷を販売することになり、色々な不安もありましたが、かき氷の機械を心良くかして下さった前川さん、松本さん、貴重な休みなのにお手伝いに来て下さった橋本さん、小西さん。たくさんの方々に支えて頂いて4日間無事終えることができました。4日間で1000人を越えるお客様に接し、またあっぷるのことを知って頂くよい機会になりました。足を運んで下さったお客様、本当にありがとうございました。18日よりお弁当作りを再会。長い夏休みを頂いていたにもかかわらず、たくさんのお客様からご注文下さり、又、ご来店頂きありがとうございます。心から感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。これからもこの気持ちを忘れることなく、心のこもったお弁当作りができるようメンバー共々がんばります。   スタッフ 小西英子

◇ともすれば、姿をふせがちな精神障害という枠を越え、今回のこの活動は大きな意味があったと思います。店頭で、阿波踊りの音に負けないよう「いらっしゃいませー、かき氷いかがですかー、中で休憩もできますよー」と大きな声で道行く人に呼びかける姿は、彼らの、社会に対する呼びかけのようで、再度ここあっぷるの「街の中の喫茶店」と銘打ったことの重要さを認識した4日間でした。何気なく氷を受け取った若者が、パンフレットを見て 「へぇ、知らんかったぁ」 と言いながら、立ち去ってゆきました。それだけでも充分今回の催しを遂げたかいがあったように思われます。「一人でも多くの人に知ってもらう」 これからも大切にしていきたい事柄です。期間中、たくさんの方々にご支援を頂きましたこと心より感謝致します。本当にありがとうございました。   スタッフ 阿部千恵

◇8月のお盆でのかき氷すごい大盛況でした。みんなすごいがんばり、来てくださったお客様、氷の機械を貸してくださった方には感謝したいと思います。ただメンバーの中にはかき氷を作ってても阿波踊りの激しい音が苦手で、その中でがんばっていた人もいました。このかき氷の事は精神に病気を抱えてる人がどういった人たちなのか、こういう働く場所があるんだなぁってことが多くの人に伝わったかなと思います。そして今月になって通ってた人の中からバイトという形ですが二人出て行きました。試用期間があり、まだどうなるかわかりませんが、いい方向に行ってほしいなぁと思います。一人は自分の病気を明かし、もう一人は病気を隠して行きました。隠す理由は偏見や差別がまだあり、隠さなければ働けないという現実があるからです。差別や偏見が完全になくなることは難しいかもしれません、が少しずつでもなくなって行ってくれればと思います。弁当作り、喫茶店がんばっていきますので、よろしくお願いします。   スタッフ 村田 暁宏   

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