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■2004年10月30日(土)  かわら版11月号より
 早いもので今月ももう残すところ僅か、かわら版11月号の文字からです。

◇あっという間に過ぎた感のある10月、今月はいつものお弁当作りもさることながら、精力的に行事に参加した月となりました。休み返上で出かけて行った障害者地域共同作業所「きのこハウス」日を別に「ほっとハウス」の各フェスティバルでは、メンバー・スタッフとも初めての貴重な体験をさせて頂きました。西山きんこさんデザインの、あっぷるオリジナルTシャツ、トレーナー等の販売を通じて、地域の方々にじかに接することで、あっぷるのことを知ってもらう良い機会となりました。また、同じように他の作業所で働くメンバーさんたちや、支えているスタッフの方々との交流も、普段の日常からは感じ得ない時間になったように思います。この徳島で、こんなにたくさんの方が頑張っている、皆もきっと励みになったと思います。心地よい疲労の秋の一日でした。また、今年もあっぷる恒例、秋の慰安旅行へ、お休みを頂いて行って参りました。小豆島までのささやかな日帰りの旅でしたが、笑顔いっぱいのにき゜やかな旅行となりました。いつもとはまた違うささやかな一時、時間の許す限り満喫してきました。その様子をHEARTLANDのホームページの方でも少々紹介させて頂いています。よろしければ一度除いて見てくだされば幸いです。                                           あっぷる・スタッフ 阿部千恵

◇この前、喫茶店の方にあっぷるを2ヵ月前に就職という形で出て行った人が来ました。ここに通ってきていた時は、顔は強張って硬い表情で散髪なんて面倒臭くてバリカンで坊主にしていた人が、今は髪が伸びて美容院に通っているそうです。仕事は週に6日、1日8時間労働です。ちゃんと病院にも行き、薬も飲み、仕事をしているそうです。仕事はすごく楽しいらしく、原付きのバイクも買い、青春を取り戻したと、にこにことすごくいい笑顔で話してくれました。すごく嬉しいことでした。この人が働けているのは仕事場の人の病気への理解があって成り立っていると思います。なかなかこういう場所はなく、他の人は病気を隠して行き、その事で苦しみ、結果周囲の目が気になりやめてしまう事が多くあるようです。この病気・障害への理解が広まれば少しずつ変わって行けば、この人のように働ける人が増えるのではないか思いました。 スタッフ 村田暁宏

■2004年10月28日(木)  高知へ
 昨日はお弁当製造を休業しての職員研修、偶然にも2度の台風到来と重なり延期延期となっていた高知に出向いてきました。野いちごの場所の野村さん、さんかく広場の武田さんとの再開、日常活動の状況報告や施設の見学を兼ねての研修としました。様々でユニークな高知の取り組み、全国の地域生活支援の先頭を走り続けてきた武田さんの想い等、いつも変わらぬ意欲的な取り組みからは学ぶべき事柄が多々ありました。
 あっぷるスタッフも初めての場所、そこが成立した裏側にあるそれぞれの人の「想い」にじかに触れる事の出来た意義在る一日であったように思います。

 早いものでもう10月の下旬、来月のメニュー作成、それぞれの経理締め、来月の給料ミーティングの在り方やメンバー個々へのヒアリング等、またまた多忙な月の終わりとなりそうな明日からのあっぷるです。

■2004年10月26日(火)  贈り物
 先日の台風23号で大きな被害を受けたスタッフの小西さんが久しぶりにあっぷるに出勤となりました。まだまだ台風災害の後かたづけも途中の今ではあるのですが、少しだけ一段落したとの言葉と共に数日ぶりのみんなとの再会となりました。メンバーの歓喜の表情と被害へのお見舞いの言葉が次々と贈られていきます。
 事前にメンバーが書き記したお見舞いのメッセージも贈呈、まだまだこれから大変な状況が続く中での再会の朝でしたがメンバー個々の「優しさ」が溢れた朝でもありました。

 書き記した一人一人のメンバーの文字は、どれもこれも「優しさ」に溢れたもの、彼らの心根みたいなもの、穏やかなまでに清楚な彼らの側面を垣間見せてくれます。
 少しずつ元気に復旧されていく事をあっぷるのみんなが願っています。

 明日は高知、野いちご・さんかく広場での職員研修、日常のお弁当製造は臨時休業となります。

■2004年10月24日(日)  ほういうこっちゃ、みんなちがってみんないい
 「ほういうこっちゃ、みんなちがってみんないい」と題されたホットハウス主催の人権フェスティバルにあっぷるから参加してきました。徳島県障害者地域共同作業所連絡協議会傘下の多数の障害者地域共同作業所の方々も参加、それぞれの作業所の自主製品販売やメンバーの一言、太陽と緑の会杉浦さんの講演等、もりだくさんの一日、あっぷるからは数名のメンバーが参加しTシャツ・トレーナー等の販売を行いました。
 障害者地域共同作業所が持つそれぞれの可能性と地域を模索するエネルギー、多くの地域の方々の参加も得て好天の下、素敵な意義在る時間となりました。

 あっぷる代表として女性メンバーが語った「私の主張」自らの病や障害の事、あっぷるに通う「今」について等赤裸々な彼女の言葉は印象的で感動的なものでした。休日返上の一日、また明日からみんなで行う日常へと戻っていく事になります。

■2004年10月22日(金)  ガソリンスタンド
 毎朝出勤する道の途中、彼が勤務するガソリンスタンドの前、ガラス越しの彼の元気そうな姿を見つける事が出来ます。あっぷるのお弁当製造に従事する事約2年、善意在る事業所の方に認められて日々スタンドの仕事に立ち向かう彼、朝の勤務開始は7時、凛とした表情とスタンドの制服に身を包んだ彼の姿はたくましく映ります。先日の秋の小豆島旅行の誘いにも「大事な仕事を任されつつあるので行けません」との返答、病や障害を理解してくれた行為に対しての精一杯の彼の姿に重なりゆきます。

 ある意味「通過施設」としてのHEARTLANDあっぷる、新しい場所に出向いていく人がいれば、もう片方でこの場所に戻ってくる人もいます。再発に伴って約1年近く入院生活を過ごしていた男性メンバーが今日ふらりとあっぷるに来てくれました。「大分元気になったのでまた来たいんですけど…」「他の内職の作業所に行ってみたけどやっぱり僕にはあっぷるがあっているようで…」そんな言葉と共に来週からの通所を希望する彼の姿がありました。

 ゆく人来る人、それぞれのあっぷると秋が進みゆきます。
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■2004年10月21日(木)  ほっとハウス人権フェスティバル
 HEARTLANDあっぷる近くの障害者地域共同作業所「ほっとハウス」が来る24日、作業所近くの小学校とリンクする形で啓蒙啓発のためのフェスを開催する予定となっています。あっぷるからは先日の障害者地域共同作業所・きのこハウスフェスと同様にTシャツ・トレーナーの販売等を行う事としているのですが、その行事の中、それぞれの障害者地域共同作業所に通うメンバーさんからの「主張」のコーナーがあり、あっぷるでは一人の女性メンバーがその役割を担う事となっています。

 あっぷるでのお弁当作りに参加するようになってかれこれ1年半以上、病や障害を抱えながらの彼女が書いた原稿を、今日の午後みんなの前で披露する事となりました。最近購入し学んでいるパソコンに自ら打ち込んだ文字、約5分に及ぶ彼女の「主張」は赤裸々にそしてナチュラルに響き渡りました。
 当日は彼女の応援も含めてのフェス参加、台風一過のような今日の秋晴れのような一日になればと思います。

■2004年10月20日(水)  台風直撃
 今日の徳島は台風が直撃、HEARTLANDも通常の活動を臨時休業、籠屋町も北島田のお弁当作りも全て中止の一日となりました。
 
 県下各地域で様々な台風の被害が出た様子、明日の活動は多分大丈夫とは思いますが無事にみんなが集っての活動再会となればと思っています。

■2004年10月19日(火)  メンバー会議
 先週のHEARTLAND秋の旅行も終了、週末の休みをはさんで活動再開の一日となりました。今日の午後は籠屋町のメンバーも全員参加しての「メンバー会議」となりました。活動の場が2つに分かれた昨年より、なかなか一つの時間の下にみんなで話し合う事の機会確保が難しくなった状況を省みながら、限られた時間の中、何とか工面をしながらの時間を持ちたいと常に思う時が多々あります。

 今日の議題では籠屋町の活動維持・障害者地域共同作業所への認可申請についての説明と状況報告、店頭販売5周年記念への取り組み、お弁当製造についてのあれこれ、給料ミーティングの在り方等、山積みされた議題の中、延々と話し合いが5時近くまで行われていきました。

 楽しかった旅行から一転、また現実の中での日々が再開となりました。

■2004年10月16日(土)  小豆島 秋の旅行
 HEARTLAND恒例となった秋の旅行にお弁当製造や喫茶店をお休みして出掛けてきました。今年は初めての船旅も含めた小豆島への旅、高松経由の船旅は土庄の街を経て初秋の観ある秋の小豆島での一日となりました。おさるの国、二十四の瞳映画村、オリーブ記念館と心リフレッシュの旅となりました。
 
 年に一度の旅行、与えられたものではなく日々のお弁当製造の中から生み出されてきた事に大きな意味を持つ旅の意義。初めて参加された家族2名の方々も含めて終始「笑顔」があちこちに溢れていました。
 年に一度、しかもこれ程ささやかな旅、全て無料とはいかず参加費を支払っての旅、それであっても彼らは口々に「今日」の日を過ごせる「喜び」やこの場所の中で出会えた人や時間への「喜び」をとても優しく語りゆきます。華々しくはなくともささやかに一日、その中に立つ彼ら自身の何か「清楚」な佇まいを垣間見られた想いがしてとても嬉しく思えました。

 「喜ぶ顔に喜べる…」彼らの側にいる日々を本当に嬉しく誇りに思えた秋の一日となりました。
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■2004年10月14日(木)  秋の旅行に向けて
 いよいよ明日HEARTLANDの秋の旅行、今年はみんなの希望が一番多かった小豆島に出かける予定となっています。日頃のあわただしいお弁当製造を横に置いての楽しい時間が用意されています。小規模通所授産施設に於いてはなかなか「遊ぶ」事も許されがたい枠組みの中、補助金からの経費捻出には多くの制限があり、自己負担金徴収も含めた下に彼らの旅行も実施されていきます。
 メンバーや家族の方々も含めての秋の一日、みんなと共に楽しい一日を過ごしたいと思います。

 昨日は午後からスタッフ会議、籠屋町の方向性やお弁当製造に関して、またメンバー会議の在り方や色々な事柄への取り組み確認等、長い時間を要しての会議となりました。途絶える事のない多忙さの中、一つ一つの確認を進めていきたいと思います。

■2004年10月13日(水)  障害者施設・類型化
厚生労働省は「障害者の就労支援に関する今後の施策の方向性」

7月9日、厚生労働省は「障害者の就労支援に関する今後の施策の方向性」を発表し、その中で障害者福祉施設を抜本的に見直し「就労」をその考え方の軸とした施設の3類型化の方向を示しました。授産施設等の福祉体系をそれぞれの機能に着目しての分類は―∀移行支援タイプ継続的就労タイプディアクティビティタイプとして授産施設のみならずの分類となりサービスも含めた全編的な再編が行われゆく様子となっています。「就労」という観点から福祉施設を整理してみるという発想は、ある部分合理的には映りますが、実際の障害者地域共同作業所や授産施設の日々の中には「就労」という命題のみではなく、広く「生活への支援」としての日中活動の場や時間の提供、地域を基盤としたリハビリテーションの意味と意義等、「就労」という観点から福祉施設を整理して考えてゆく発想が、全て誤りであるとは言えませんが、今までの障害者地域共同作業所等の地域活動を振り返ってみる時に、やはり違和感を覚えずにはいられません。

あれこれと棚卸されるものや求められるものは「増えていく」傾向にあっても、その枠組みとしての補助金は一向に「右肩下がり」の度合いが深刻に増すばかり、忘れられそうな程に今年度小規模通所授産施設への補助金が50万円減額になった事実さえかき消されそうな実情です。宮城県浅野知事の「脱施設化」の提唱、民間への譲渡さえ行われつつある徳島県の社会福祉施設に内在する問題点やその「保障」の仕方、一つ一つの実態からかけ離れた「大儀」が本当の意味で障害や病を抱えた人の「暮らし」を保障していく事につながっていくのか、ますます混沌とした「今」が進みゆきます。就労支援への充実が必要な事は自明のことであり、複雑化し機能も曖昧化した施設の再編も必要な事ではありますが、今回の「就労能力別編成」がそれを解決する方法になるかと言えば、はなはだ疑問に思えて仕方ありません。

■2004年10月11日(月)  きのこはうすまつり
dc101223.JPG 205×154 17K 今日は休日を返上してあっぷる近くにある障害者地域共同作業所・きのこハウスのフェスティバルに出店、Tシャツ・トレーナーの販売を行うためにみんなで参加してきました。地域の方々も多数足を運ぶこのおまつりも既に地元では恒例の行事「障害者が暮らしやすい社会の実現に向けて」と書かれた数本ののぼりと共に、徳島県下の障害者地域共同作業所の方々が多数参加、それぞれの作業所の自主製品を即売する風景が見られました。

 貧しい枠組みにあってもそれぞれの障害者地域共同作業所がそれぞれのカラーと工夫で「地域」との共同を考えてゆく取り組みは、多くの方々に「知ってもらうための」機会を多数提供し、意義ある大きな取り組みとして十分に「評価」されるべきもののはずです。

 やもすれば「官尊民卑」の言葉通り「貧しい」と語られる障害者地域共同作業所、とてもとても実情はその正反対にあって、貧しい中にこそ座り込む事もなく、共同していくための創意工夫を、数億も経費を投じて成り立つ「福祉」の対局にもある様で、あらためて障害者地域共同作業所への「評価」や「意義」の見直しを求めたいものでもあります。

■2004年10月10日(日)  HEARTLAND通信 第32号
 通信32号の文字です。あっぷるは週末の連休、明日は障害者地域共同作業所きのこハウスのお祭りに出店、みんなでTシャツ等の販売を行う予定、時同じく籠屋町の喫茶店ではHEARTLANDの「家族の集い」も予定されています。

 お盆の阿波踊り中、籠屋町の喫茶店の営業をどうするか、メンバーに相談したところ「かき氷販売をしょう」という声があがり、皆はじめてのかき氷に挑戦しました。4日間で1000人を越えるお客様が足を運んで下さいました。店内で休憩される方もいたりして大にぎわいでした。またパンフレットやかわら版をお渡しすることもできて、より多くの人にあっぷるの事を知っていただく機会となりました。そして喫茶店あっぷるは9月で1周年を迎えることが出来ました。これも応援して下さるお客様と商店街の皆さまのお力添え、ご理解があったからこそと思っています。本当にありがとうございます。暑い夏が過ぎ、夏ばてで体調を崩したメンバーもいましたが、かき氷販売の成果もあってか、お弁当作りにも一層力が入り、予定時間より早く出来るようになりました。また新たにお客様の紹介で、お年寄りのディサービスからお弁当のご注文を頂くようになり、固定したお客様も増えてきました。最近ありがたいことに完売が続き、もう少しお弁当数を増やそうという事になり、今までより10食増えて80食作ることになりました。でも10食増えることで何だか授産施設の作業というより、仕事という感じがしてきました。
 例えばあっぷる特製コロッケなら今までは140個作っていたのが160食作ることになり、2時間の作業時間で160個丸めて揚げるまで、その上他の2品を作って…となると企業なら3人でこなせる弁当数もあっぷるでは10人以上必要となってきます。今までと違った緊張感に包まれたり、多少気持ちに混乱が起きるかも知れません。でも社会へ巣立とうとするためにはそういった事も必要だし、乗り越えて欲しいと思います。9月も終わりに近づき、来月のメンバーの給料ミーティングに向けて、少しのお給料でも充実したものになるように今スタッフで考えているところです。
              スタッフ 小西英子

■2004年10月08日(金)  HEARTLAND通信32号
 HEARTLAND通信32号が今日完成、週明けには発送の予定となりそうです。

 幾つもの台風に見舞われました今年の夏でしたが、皆様の所には被害はありませんでしたでしょうか。あっぷるでは時には警報の発令に伴い、お弁当業務お休みとさせて頂くこともありました。毎日注文を頂いておりますお客様には大変ご迷惑をおかけ致しましたこと、お詫び申し上げます。自転車やバスを利用して通ってきている者がほとんどという利用状況の中、バス運休等でメンバーが通所できないという現状でもあります。そんな中でも頂けるお弁当の注文、お断りの対応にありがたいやら残念やらで、しかし、スタッフだけではあれだけの要領をこなすことは到底できず、改めてメンバーの力を確信する日でもありました。
 
 先日、いつも定期的に注文を頂いています精神科のディケアにお弁当を配達させてもらった時の事、配達同行のメンバーが「前に入院してた所やから、皆元気にしてるかなぁ」と言いながら、通い慣れた廊下を、お弁当を両手に進んでいきました。途中顔見知りの患者さんに挨拶をかわし、目指すディケアルームに着くと、なつかしい顔ぶれや、お世話になった職員の方がおられ、「すごい見違えたなあ。元気になってよかったなあ。」と心からのねぎらいの言葉をかけてもらっていました。「一番大変な時をここで過ごした。青春は病院の中だったな。」そんな言葉を笑顔で返してくれました。「退院」という目標を終わらせた後には、いったい何が待っているのだろうと不安と期待で一杯だったと思う。「家族」という社会から一歩飛び出して「あっぷる」に通う日々が、きっとこれから先出会うであろうもっと大きな「社会」へのステップになればいいなと願うばかりです。
 今月は、そんなあっぷるから二名のものが旅立ってゆきました。そのうちの一人がこの間、仕事を終えてあっぷるに立ち寄ってくれました。病気を抱えながらの就労に理解を示して頂いた雇い主のご厚意になんとか答えようと、必死で頑張っているというところでしょうか。皆のまなざしを一手に受けて、少々はにかみながらも晴れ晴れとした笑顔が印象的でした。残るメンバーも秋の新メニューへ、これから挑戦することとなります。今後のあっぷるもどうぞご期待ください。                       
                                あっぷるスタッフ  阿部千恵

■2004年10月07日(木)  給料ミーティング
 昨日は午後からびっしり日が暮れる夕刻まで「給料ミーティング」がありました。欠席した数名のメンバーを除いてスタッフ共に全員集合、この1ヶ月の日々を振り返ると共に「収益」の分配に関しての話し合いを行いました。
 お弁当製造開始時からずっと月1回開催してきたこの話し合いの時間、メンバーの増加、籠屋町の喫茶店等、始まり当初の頃とは様子も随分と変わり、一人一人の話を一回りさせる時間も20名を越えてのものとなると随分と時間も要していきます。それぞれの頑張りをどんな風に認めていくのか、スタッフが作成使用した一人一人が下記記す「評価表」の文字も膨大なものとなっています。

 お弁当製造への色々なみんなの意見、給料ミーティングとは別枠の「話し合い」の時間は来週、決められない事の山積みの中にも、色々な経過の中の意味が含まれていきます。「しんどい」時間ではありますが、共に明日につながる事を想いながらこの時間のより良い「改良」を進めたいと思っています。

■2004年10月05日(火)  100食のお弁当
 今日は朝からあわただしい一日となりました。特別の注文も入ってみんなで作ったお弁当の製造数はかるく100を越えてのものとなりました。いつもより早い準備と昨日からの下ごしらえ、雨の悪天候をついて集まったみんながお弁当作りを頑張りました。時折ある特別の大量注文、それを受けるか否かの事から始めてみんなでその取り扱いを協議していきます。
 準備の段取り、メニュー、事前の準備、当日の集合時間等、簡単そうに見える一つ一つにも様々な意味合いの下に確認、取り扱いがなされていきます。
 籠屋町の喫茶店でのお弁当も好調、作り終えたみんなの顔には確かな安堵の様子と今日を終えたささやかな自信のようなものも溢れていました。

 明日は午後から給料ミーティングが予定されています。

■2004年10月02日(土)  かわら版 10月号より 
◇今回は闘病生活について書きます。私は病気になって2年の歳月が経ちました。初めは人  にも見せられないような状態でしたが、だんだん良くなって人と会話が出来るほどになりました。仕事も少しずつおぼえて、みんなの輪の中にも入れるようになりました。やっぱり仕事を持つと気持ちも前向きな考えになっていいですね。将来病気が治ったらみんなに誇れるような仕事がしたいとです。
◇久々に復活したようになりました。1ヶ月、他の仕事についてみて大変こさなどがよく理解出来ました。世界の大きさを一歩引いて見てみるのも、自分が見える良い経験になりました。頑張りたいと思います。

◇HEARTLANDにお世話になって1年が過ぎました。この1年で自分が確実に成長したと(笑)思えるのも、自分を取り巻く全ての人達の支えのお陰です。これからもがんばります。
◇お弁当作りはなれないことばかりだけど、とても自分のためになっていると思います。努力することがたくさんあって、迷惑をかけないようにしていきたいです。お料理は殆どやったことがないので、努力して覚えたいと思います。みなさん宜しくお願いします。

◇1週間で島田に3日、籠屋町に1日行くようになり充実しています。いつも楽しく働けるように調子を整えたいです。頑張りたいです。
◇僕はあっぷるへ行って早もう1年に近づいてきました。色々と教えてもらって本当に良い勉強になりました。皆さんと仲良くお弁当づくりが出来て、とても楽しかったです。ますます弁当や喫茶店が流行りますように祈っています。

◇10月、神無月です。めっきり涼しくなりクーラーの稼働率も少なくなりました。どうやら暑さも忘れ去られようとしているみたいです。食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、みんさんはこの時期どう過ごしますか。秋はのんびりの秋でぼちぼち頑張ります。
◇9月2日からこさせていただいています新入りです。「自分自身の身体と相談しながら他の事をする」というのはすごくエネルギーが必要ですが、かと言って出来ない事はない、考え込む分、遠回りはしてしまうけれど、だから細部まで気を配った弁当が出来るのだと思っている。

■2004年10月01日(金)  かわら版 10月号より
◇8月に続き、9月も台風の到来や職員研修で幾日もお休みを頂きご迷惑をおかけしました。また、ご飯がうまく炊けていなかったこともあり申し訳ございませんでした。にもかかわらず、沢山の方々にお弁当をお買い上げ頂き、本当にありがとうございました。今月より10食増量し、より多くのお客様に食べて頂けるようメンバーも頑張って作っています。人から人へ言い伝えであっぷるのお弁当が広まっている事に感謝し、「初心忘るべからず」で、これからも心のこもったお弁当作りに励みたいと思います。 スタッフ小西英子

◇精神障害者小規模通所授産施設あっぷるがここ北島田でお弁当作りを始めておかげ様で6年目の秋を迎える事となりました。その間、今日にいたるまで、やはり普通のお弁当屋さんではない、それなりの段階があったように思われます。当初、数食から始まったお弁当もそのうち50食、70食と数量を増やしていき、それと共にありがたい固定のお客様も注文をいただけるようになりました。商売というニュアンスにほど遠い彼らの賃金ではありますが、それでも毎日ここへ来てお弁当作りに励む姿は、やはり彼らの未来への想いを痛感せざるを得ません。先日「ここの仕事はどうですか」と実習生からの質問に「ここは大変やけど、その分本当に仕事をしていると感じられる。それが嬉しいんです」と答えているメンバーの言葉が思い出されました。障害者であるということに甘んじるところか、もっと働く場をと求めているその声にきっと私たち受け手側がもっと答えていかなければならないんだと実感しました。現在80食となったお弁当も彼らのたくましい想いでどうやらかなえられそうです。小さな歩幅ですが、一歩ずつでも前へ進んでゆけるようにがんばります。 スタッフ 阿部千恵

◇今、あっぷるに通ってきて、給料を一番貰っている人で約1万4千円ぐらいです。1ヵ月20日間働いてこの賃金しか貰えません。20日で割ると1日、700円です。時給ではなく日給です。これに障害年金か、生活保護のどちらかを足して生きてます。1ヵ月10万ぐらいの人、10万なんていかない人がいます。障害者だから仕方がないと思う人もいるかもしれません。それも一部分では言えることです。ただ1ヵ月10万で一人暮らししている人は、家賃、水光熱費、食費、などを引くとほとんど残らないと思います。遊びに使うお金なんてほとんどないのが現実です。こういった中であっぶるに通い、生活している人がいます。 
                                    スタッフ 村田暁宏

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