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■2004年11月29日(月)  忘年会のお知らせ
 今年も間もなく師走、忘年会を下記の予定で行います。ぜひぜ多数の方々の参加をお待ちしています。HEARTLAND通信の郵送が終われば次は「かわら版」への準備、月末の集計と給料ミーティングに向けてのスタッフ会議、個々のメンバーへの関わり等、絶え間ない中に日々が過ぎていきます。冬もすっかり本番、今年最後の月をみんなで元気に過ごしていきたいと思います。

早いもので、今年もあとわずかな暦となってまいりました。今年社会福祉法人・精神障害者小規模通所授産施設として2年目の年、街の中の喫茶店あっぷるの活動も継続しあわただしい日々の中、今年の暮れを迎えそうな様子となってきました。ゆく年を振り返りながら、楽しい時間になればと思っています。ぜひお時間のある方は忘年会にご参加下さい、お待ちしています。

日時  平成16年12月18日 土曜日 午後6時〜
      (準備に参加出来る方は3時に集まり下さい)
場所  HEARTLANDあっぷる 徳島市北島田1丁目46-4番地 筺088-633-1410                    
費用  飲む人1000円  飲まない人600円

今年はBAND演奏も行う予定としています。

■2004年11月27日(土)  ぱる おかやま 
 今日は岡山の社会福祉法人あすなろ福祉会・ぱる・岡山、喫茶店MOMOを運営する方々3名がHEARTLANDに遠路訪ねて来て下さいました。WEB上でHEARTLANDの活動を見た事を契機に、今日の施設見学と交流の機会となりました。7年以上も前、HEARTLAND創設の頃、当時岡山の川崎医療福祉大学にいた真野先生と共に訪ねた記憶が確かに蘇ってきます。今日はスタッフ2名と、当事者・コンシューマーとして自らを称する当事者でもあるスタッフ1名との来徳となりました。

 籠屋町・街の中の喫茶店でのメンバーとの交流の時間を含めて、意義在る時間であったように思えます。希望でもある相互の交流の機会は年が明けた来月の実施に向けて、連絡を取り合う中、その実現への準備を進めていく事を約束しました。
遠い場所からの来所に感謝申し上げます。

WEB ぱるおかやま http://www.harenet.ne.jp/pal_oka/
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■2004年11月26日(金)  税金の使途とその効果
 今朝の徳島新聞の社説には、公務員の出張日当減額の問題が書き記されていました。財源厳しい折、議論と条例改正の後には年間4億円〜5億円が節約されるとの事、社説が書き記すように「税金がどう使途され成果が挙げられたのか」この事が県民には伝えられていないと言葉が続きゆきます。
省みて福祉領域の状況、上記の問題以上にまだまだ「守られた既得権益的」な状況があちこちに氾濫しているように思えて仕方ありません。その反面で「貧しすぎる」程に「貧しくとも」様々な工夫を凝らし障害を有する方々の地域生活支援の場としての障害者地域共同作業所や小規模通所授産施設あっぷるの営みは、正当に評価されるどころか厳しさの末端にあって、国の構造改革同様に綱紀粛正の余波は真っ先にそのあおりを受けゆきます。本丸に相変わらずメスは入らず、いつも末端の場末にある「庶民」に厳しさが矛先が向けられるばかり、真面目に考えれば考える程に「馬鹿らしく」なってもいきます。

 社会福祉法人ハートランドが頂く補助金も同様に税金、その使途が不正に運用される事があってはならない事は言うまでもありませんが、費やした費用に対してどの程度の効果があるのか、という費用対効果の部分は上記の作業所同様にきちんと眺められる事はなかなかありません。

 何十億も経費を投じて建てられた施設、仮に1億の税金が投与されたとしたら、たかだか500万円程度の作業所が生み出す「効果」に比べて、少なく見積もっても20倍の効果を上げているのか否かへのチェックという事、まだまだ「当たり前」にはほど遠い風に見える「福祉」やそれを取り扱う方々の状況、この領域にあっては「出張旅費」どころではない部分が山積みされている様に思えて仕方ありません。

■2004年11月25日(木)  お弁当注文
 来月の4日、HEARTLANDあっぷるから少し離れた国府養護学校からの特別注文があり、お弁当の製造を約190食近く行う事となり、嬉しい悲鳴が上がっています。時折通常とは別の形での注文が今まで幾度もありましたが、過去最高の製造数140食をはるかに越えた大量のお弁当注文、メニューの段取り、前日の準備も含めて、来るべき日に備えるための準備をメンバー・スタッフと共に行い始めています。
 お弁当に添える形でのHEARTLANDパンフやかわら版の配布、様々に頂く機会に本当に感謝を申し上げたい気持ちになっていきます。

 来月12月も間近、今年最後の月のメニューも完成し、今日お弁当と共にお配りしました。忘年会や居酒屋ツアーの予定、そして変わらない日常活動、本当にあわただしい中に師走が目前となってきました。

 HEARTLAND通信が完成、今週末には郵送の予定となっています。

■2004年11月24日(水)  お弁当製造 お休み
今日はあっぷるは休業、一日をかけてのスタッフミーティングの予定となっています。気がつけばもう11月もあと1週程、慌ただしい年の瀬に向けて一つ一つの確認作業を行うべき事柄が山積みされている観があります。

最近、もう冬になるんだなぁと思うくらい急に寒くなりました。こういう季節の変わり目は風邪などがはやる時期になります。あっぶるに通ってきている人の中には、この季節の変わり目に体の方の風邪とはまた別に、精神面で調子を崩される方がいます。本当に難しい病気だなと思います。幻聴が聞こえる中での生活、なかなか自分の思い通りにいかない生活、すごく大変だと思います。将来のこと、現在のこと、彼等には悩みがたくさんあります。彼等にかかわっていく中で、その悩みの中の一つでも解決できたらなと思います。それと、喫茶店の方は絵が変わりました。今回の絵はいつもと違った感じの草花の絵です。絵が変わると店の雰囲気もがらりと変わっています。ぜひ機会があればお越しください。           HEARTLAND あっぷる スタッフ 村田暁宏

■2004年11月22日(月)  研修会の一日
 今日は一日HEARTLANDを離れて午前・午後と研修会の講師として出向いてきました。朝は県社会福祉協議会主催のケアーマネージメント研修会、午後は松茂町で行われた精神保健ボランティア養成講座の二コマ目、一日出歩きHEARTLANDの活動や精神に障害を抱える方々の問題について話をさせて頂く機会となりました。

 ケアーマネージメント事業に関しては3年ほど前、試行的に徳島県阿南保健所が阿南保健所管轄の市町村を舞台として取り組んだ試行事業に半年以上の時間関わった経緯がありました。
機関を越えて人と人がどんな風につながっていくのか、目の前の「声」を指標としてどのような支援体制を作り上げていくのか、自らの省みや新しいサービスの創設等、様々な事柄を含みながら進めていくべき一つのガイドのようにも思えます。
 
 午後は精神保健ボランティアを目指す方々との時間、保健所・市町村がその主催としての養成講座、集まった方々がどんな舞台の中、「素人さんの良さ」を発揮していかれるのか、新しい「風を渡す」意味合いにおいても様々な可能性を含んだ「人たち」でもあります。

 明日はあっぷるはお休み、一日休息の時間となります。

■2004年11月21日(日)  HEARTLAND通信 第33号 
 今年も残すところあとわずか、カレンダーを眺めては「あぁ、あれもやらなきゃ、これもあったよ」と、日常の慌ただしさに紛れるように、年末に向けての行事が押し寄せて来ます。メンバーもこの時期、体調を崩しやすいと言われるなか、それでも日々のメニューをこなし、大小各イベントを「たいへんやなぁ」と言いながら、少々楽しんでもいる様子。
 早いもので、そんな私も6月にスタッフになってもうすぐ半年が来ようとしています。ようやく日々の流れが分かりかけてきたという感じで、振り返るにはまだまだ経験が浅すぎますが、それでも沢山の想いをすることになりました。何より痛烈に感じたのは、この国のここ徳島での、あまりにも厳しい福祉の現状です。ただでさえ元気でありにくい今の世の中、せめて人の心の中だけでも少しだけ豊かでいたいなと、自分も含めての今後の目標です。もちろん、そんな想いばかりではありません。楽しい時間もたくさん頂きました。毎年恒例の慰安旅行では、お弁当作りもこの日だけはお休みにして、小豆島まで日帰りで行って参りました。楽しい時間を過ごしたのは言うまでもないのですが、その後の皆の感想を聞くにつれ「ああ、行ってよかったなぁ」とこみあげてくる実感がありました。「こんなふうに皆でバスに乗って行ったのは、小学校の修学旅行以来やった。」「仕事を覚えるのに必死だったけど、久しぶりに遊んだなぁと思った。」等、彼らの感想もさまざまです。私たちが当たり前のように持ち得ている価値観のようなものも、ここでは貴重な体験として刻まれ、メンバーもスタッフもそれをまた明日への活力へとつなげてゆけるのでしょう。
 今後のあっぷるも、やるべきこと、考えることがたくさんあるようで、それはそれでとてもいい機会だと思います。メンバーの間からも「お弁当配達のための営業活動をしてはどうか」とか「チラシを作って配ろう」とか新事業として「クッキーを作ってみたい」とか「籠屋町の喫茶店で冬場、ぜんざいを出してみてはどうか」とか具体的な要望がバンバン出されています。自分たちの場所を自分たちでつくる、とても大変で、とても素敵なことに、これから皆で挑戦することになります。そんな彼らのがんばりが、いつか社会に届きますようしばらく寄り添っていきたいと思っています。   

HEARTLAND あっぷる スタッフ 阿部千恵

■2004年11月20日(土)  HEARTLAND通信 第33号
 HEARTLAND通信が完成、週明けには発送の予定となりそうです。

またまたすごい台風23号の到来で、各地に大きな被害をもたらし、また新潟県では大地震があり、全国各地でたくさんの方々が大変な思いをしながら師走を迎えようとしています。皆様の地域はいかがでしたでしょうか。あっぷるに来ているメンバーの中にも、自宅の前が増水し、膝上まである水の中をロープをたよりに移動して、近くの学校に避難したという人もいました。私の家も床上浸水し、水の怖さを体感しました。数日お休みをもらってから仕事に復帰した日、皆からすてきなメッセージをもらいました。心からの優しい暖かい言葉、本当に嬉しかったです。

北島田でのお弁当の店頭販売を始めてお陰様で5周年を迎えました。感謝の気持ちをこめて、皆で手作りのお菓子を作り、お届けしました。「おいしかったよ!商品化するの?」と言って下さるお客様もいて二重の喜びでした。5年という歳月の中には、おいしい時もあれば口に合わない時もあった事と思います。不具合があった時には、一緒になって心配したり、またアドバイスを頂いたり本当にありがたく思います。先日は県立総合教育センター様からたくさんのお弁当の注文を頂きました。来月も国府養護学校の学校祭にあっぷるのお弁当を推薦して頂き、皆で作ることにしています。私達を応援して下さるたくさんの方々に答えるべく、初心に返りこれからもがんばっていきたいと思います。
お弁当製造数が80食になり、ほぼ毎日来ているメンバーにとっては、疲労も確かに大きいようですが、その疲れもちゃんとリセットされて、次の日にはやる気満々のキラキラした笑顔で朝が始まります。自分が来ると決めた曜日には、ほとんどの人が来ています。仕事としての色合いが濃くなってきた今、授産施設である事を忘れてしまいそうになります。街のお弁当屋さんではなく障害者が働く場としてのお弁当屋さんであること、お弁当作りを通じて授産施設としての役割を考えながら共に歩んでいきたいと思います。
                   HEARTLAND あっぷる スタッフ 小西英子

■2004年11月19日(金)  うめっこ作業所 神山町からの来所
dc111911.JPG 246×184 22K 今日あっぷるに大勢のお客様がありました。同じ徳島市内の障害者地域共同作業所うめっこの方々の来所、スタッフ・メンバー・関わる精神保健ボランティアの方々、総数26名もの人がHEARTLANDに見学に来て下さいました。朝のお弁当製造の見学に始まり、HEARTLANDの沿革やお弁当製造に関しての質問等、午後の籠屋町の街の中の喫茶店への見学も含めての交流の機会となりました。

 精神保健ボランティアが主としての立ち上げた作業所、そこに連動する形で支援を行ってきた市町村・神山町、担当の保健士さんも交えた施設間交流の機会となりました。厳しい時代にあっても融和に市町村からの支援の下、日々の活動を執り行っている多数の障害者地域共同作業所があります。生まれ育ち暮らしゆく身近な街での日々の充実、新しい時代の創設に向けて、そのきっかけとなる障害者地域共同作業所の営みは大きな可能性も含めた一つの場所であるようにも思えます。あっぷるへの来所に感謝申し上げます。

■2004年11月18日(木)  関係機関 挨拶まわり
 昨日から第20回中四国精神保健福祉士大会・徳島大会の後援依頼を含めた関係機関への挨拶回りを徳島県支部長岸田さんと行い始めました。県市、関係機関や団体への大会開催と後援依頼の御願いを携えての挨拶まわりとなっています。20回目を数える中四国大会、日本精神保健福祉士協会の下部組織としての徳島県支部、中四国9県、二周りの期間「パス」され続けていた徳島での初めての大会開催、色々な問題や準備事項も山積みされている観が多々ありますが、真っ直ぐに大会に向けての準備と協力をお願いして行ければと願っています。

 あっぷるではメンバー会議、社会福祉法人ハートランドの「会計」についての説明、12月の行事や予定の確認、希望者で出かける「居酒屋ツアー」も含めて歳時に関する色々な話し合いを午後に行いました。気が付けばあと1ヶ月足らずで年末、慌ただしい時間が重なりゆく頃となりました。

■2004年11月16日(火)  那賀郡身体障害者指導員研修会
dc111215.JPG 143×108 9K 今日は朝から県南の那賀川町に出向いてきました。時は今研修会シーズン、学校等の授業の隙間を縫うように色々な機関からの講演要請が重なりゆきます。多忙な日常を置いての時間、HEARTLANDの活動を知って頂く事の意味も含めて要請される研修依頼には殆ど断る事なく引き受けさせてもらっています。

 今日は「那賀郡身体障害者連合会指導員研修会」那賀郡管内の社会福祉協議会等の職員の方々も含めての参加者の下、活動報告や障害者福祉の動向等について話を行ってきました。地方の時代とは言え厳しすぎる程の財政事情、その中で否応なしに真っ先に切り取られていく「福祉」備えゆく「未来」に向けた思案の時が続きます。

 留守にしたあっぷるはお弁当特別注文の一日、100食を越えてのお弁当製造に朝の早い時間からみんなが関わりました。活動への支援も含めた大量の受注、いつもの事ながら嬉しい限りです。

■2004年11月15日(月)  施設3類型化についての意見 さんかく広場 武田さんへ
 厚生労働省から出されている「施設3類型化」に関して、先日お邪魔した高知・さんかく広場の武田さんに送信した文章です。同じ問題でも立つ場所によって眺める景色や雑感が当然のように違っていきます。急ぎゆく状況の変化の中にあって、個々の見解を持つことさえなかなか容易ではありません。変わらない「スタンス」と思想みたいなものを何処かで再確認していかなければ、見失うばかりの日々となっていくのかも知れません。


1.都市部と地域との温度差

まず基本的に都市部と地方との温度差がある事、生活支援協議会にとどまらず育成会等の構図にあっても全く同様の感があり、特に各団体等の執行部からの見解は、真っ直ぐすぎる程の正論である事には違い在りませんが、その行間からは実態としてのリアリティーは欠如し、それぞれの地域やそれぞれの歴史に於いて培われてきて「今」に則さない事は自明の事のように思えてなりません。
 小規模通所授産施設への見解も同様であり、地方の作業所にとっての厳しい現状の日々から眺める運営補助金1050万円への熱望や運営維持の為の選択や議論がなされていくリアリティー、そんな「しんどい」事をあえてしなくても、障害者地域共同作業所として約1800円の補助金を手に取れる東京周辺の障害者地域共同作業所のリアリティー、そこには余りある程の温度差がある事は歴然としています。よって今回の施設類型化の問題も同様、良い悪いは別としても、全ての事柄を引き受ける形の下に継続してきた私達の日常と、少なくとも「暇」でなければ考えられないような「意見書」に書き記されている「生活」という文字との間には、現実に対してのリアリティーの「ずれ」があるように思えてなりません。
  
2.「生活支援」を基本とするという意見

「生活支援」を基本とするはずである福祉施設が、就労支援施策の体系において位置づけられ…」と書き記された支援協議会意見書の文面がありますが、地方の場面では歴然として分類も出来ないままに雑多なものを引き受けそして提供し続けている障害者地域共同作業所や小規模通所授産施設の日常があります。
その中には「就労支援」「相談」「日中活動の場」等、まさに多くのニードが内在しているようにも思えます。それぞれの出来る範囲と出来ない範囲、その棲み分けとのライン引きは必要な事ではありますが、トータルな地域のコーディネートやトータルなプランの作成には至らず、個々が分断された中に継続した彼らの「生活」があるというのが悲しい実情のようにも思えます。現状の生活支援センターの機能も明確ではない部分も多々あるにも関わらず、「生活支援」という言葉が巷に溢れている昨今なのですが、今一度この機会に、それぞれの機能分化や役割分担等、寄せられる多くのニードをとりこぼさない為にも再度、「生活支援」という言葉を考える必要があるように思えてなりません。

3.福祉施設3類型化に見るふるい分け

「地域で支える」という言葉や退院促進事業など、様々な取り組みへの施策が提示されつつありますが、現実的にその流れとは全く反対の方向に厳しい冬の時代が加速度的に進んでいるように思えてなりません。あい変わらず「安く」見られている地域、財源的裏付けのないままに語られる具体性無き地域生活支援のための整備等、右肩下がりの現状は深刻さを増すばかりの事のように思えてなりません。小規模通所授産施設の創設意義や意味も定かではありませんが、厚生労働省の真意としては障害者地域共同作業所の「ふるい分け」という部分もあったのではなかろうかと思うのです。ある意味簡単に作れる障害者地域共同作業所、田舎の四国辺りでは500〜600万程度のお金であっても、都市部では数千万の「税金」余りにも「不明で何もしていないような」障害者地域共同作業所へのチェックの意向と、やれるところにはきちんとやってもらうが、出来ないところそぐわない所は切り捨てるといった意味の作為的なものがどうもあるように邪推せざるを得ません。

少なくとも暮らしの最前線にある障害者地域共同作業所の意義、培い創設してきた地方の障害者地域共同作業所とその運営の軸として存在する家族や家族会の方々の息づかいと歴史を、都市部の合理化の弊害として単純に照らし合わされる事はご免被りたいと願います。施設類型もどうもきな臭い上記のような意図が背後にあるようで、今こそ地域の実情に基づいた意見を提示すべき事のように思えます。

4.作業所、小規模通所授産施設、地域の実情

 就労、働きたいというニードはHEARTLANDでも山のようにあります。分類化し、それぞれのニードに則して機能分化が可能となる事は大切な事のようには思えます。
 生活支援とか福祉施設がどうあるべきかを基本とするのではなく。目の前の状況を基本とした日常を構築しなければ何の意味もなさないのではないか、そりリアリティーの中に障害者地域共同作業所の日常があるように思えます。
 また施設類型の,福祉工場なのか、授産施設なのか、もし福祉工場とするならば「雇用」と労働基準法の最低賃金の問題や労働保険等の問題への対応を現状の障害者地域共同作業所や授産施設の日常から対応できるのか否か、またが福祉工場であるのか授産施設であるのかも含めて、就労支援と雇用という問題をきちんと検証すべきであろうとも思います。

5.その他 雑感として

その圧倒的多数の障害者地域共同作業所が家族会立の下に始まりを見ています。棚卸される難しい理想論や空虚や幻想ではなく、家族の方々の営みや現実の日々に則した問題への検証や説明を行える機会の創設が何より急務の事のように思えてなりません。

■2004年11月14日(日)  第20回中四国精神保健福祉士大会 徳島大会実行
第20回中四国精神保健福祉士大会が来る3/12日から徳島で開催される予定となりました。精神保健福祉領域での国家資格としての精神保健福祉士、社会的入院の解消に向けての取り組み、退院促進援助事業や地域生活支援への専門的な「関わり」を有すべく「人」としての役割等、激動する状況にあって精神保健福祉士に求められてゆく「資質」が問われゆく今があります。

資格に拠る「専門性」とは別に関わる人個々の「資質」はまた別の次元の問題でもあるように思えます。まだまだ「関わる人」によってどんな風にでもなる状況、豊かになりすぎた「福祉」を目の前に「何が問題であるのか」を探りゆく事は時に困難な状況を呈しても行きます。

今回初めて徳島で開催される事の意味、今一度確認しながらみんなで大会に向けた準備を進めて行ければと思っています。
 大会開催に向けての関係機関への挨拶回り、後援の依頼、大会要項作成等を経て

12月上旬には大会の資料を送付、大会概要も追ってお知らせ出来る事と思います。

■2004年11月12日(金)  師走を目前にして
 朝あっぷるは三々五々、みんなが集い始めるのが8時を時計が回り始める頃、今日のメニュー「ささみフライ」は昨日の準備もあってか少しだけゆっくりとした時間の中からの今日の始まりとなりました。
 集まってきたメンバーと師走を前にしてのよもやま話も幾つか、「忘年会何処がええかなぁ」「みんなで居酒屋にでも行ってカラオケでもええなぁ」「大掃除や冬休みはいつからになるん…」「忘年会は大騒ぎしたいけど自己負担どれくらい…」そんなみんなの会話の一つ一つに過ぎゆく暦の早さを覚えます。

 今日も店頭販売5周年の記念のお菓子を配布、あちこちで手にして下さった人からは「好評」の声が聞かれています。「美味しいし売ったらどう…」変わらない人たちの変わらない温かな言葉と共に今日のお弁当作りが進みゆきます。

 明日は休日、連休明けの次週は110食を越えての特別注文の日がみんなを待っています。

■2004年11月11日(木)  お弁当店頭販売5周年
dc111204.JPG 143×108 10K 11月の第1週は北島田のあっぷるが店頭でのお弁当販売を始めた月、手探りの準備とみんなの想いに押されるように始めた店頭でのお弁当販売、あれから確かに4年の歳月が流れました。全く手探りの中からの出発、お弁当作りをこの場所の作業と決めた話し合いから、繰り返し繰り返し作り続けた試作品と獲得した経験からの知恵みたいなもの、始まりは配達のみからの出発、自然な形の中からの広報は、1年6ヶ月の期間を過ごした後の11月、店頭でのお弁当販売に踏み切って「あの頃」がありました。

 日頃の感謝を込めた手作りの沖縄のお菓子、前日から準備と包装、お礼のメッセージを添えた包みを、今日お弁当と共にお届けしました。
精神に障害を抱えた方々が作るお弁当、その付加価値を含めた活動の下、今日まで多くの方々があっぷるのお弁当をお買いあげ下さる形として、活動への支援を続けて下さいました。

 あらためて感謝すると共に、確かに刻んだ彼らとのこの4年間を「誇りあるもの」として嬉しく思います。

■2004年11月09日(火)  徳島新聞 朝刊記事より抜粋
 今朝の徳島新聞の朝刊より抜粋、社会福祉法人施設の運営、勤務する職員の人件費高騰等による財源面への圧迫、多数の社会福祉法人施設が「赤字運営」でありその運営に対して財源破綻を来しつつある事を如実に物語ってもいます。
 介護保険同様に「公」としての「福祉」は終焉を迎えつつある今であったとしても、本来的に財源としての「税金」が福祉の領域にあって有効かつ意義的に使途されてきたのか、一つ一つの問題ではなくその抜本的な構造改革を検証しなければ「事実」が見えてこないむきも多々あります。新聞朝刊の記事が書き記していない本質の部分、否応なしに削減されていくその対局にある障害者地域共同作業所の存在、いつの時代もその末端にあるべき部分が意味のない余波にさらされ、本質へのメスが入らない事態が繰り返されていきます。チェックをされる機構を未だに持つことさえない「福祉」にあって、自らの省みとチェックが良き方策へのナビゲーターになるべきはずです。


県立10障害者施設「民営化が適当」 あり方検討会で県素案

 徳島県が設置した十の障害者施設について今後の管理形態を話し合う「県立障害関連施設のあり方検討会」の第二回会合が八日、県庁であり、県が施設の方向性に関する素案を示した。個々の施設の在り方には触れていないものの、基本的に「民営化を図ることが適当」としており、各施設を民間に移譲する考えが打ち出されている。

 素案では、県立施設の現状について▽多くの民間社会福祉法人が施設を運営し、県立施設の役割は薄れている▽重度障害者は民間も受け入れている▽福祉分野で県に求められる役割は、民間に対する指導、支援に変化している−などと説明。その上で「入所者の処遇に配慮し、保護者や職員の協力を得た上で、移譲などにより民営化を図っていくことが適当」とした。

 民間団体が公共施設を管理できる指定管理者制度が二〇〇六年四月に導入されることについては「県社会福祉事業団や日赤県支部に長年委託している施設は、入所者と職員との人間関係が形成されており、処遇継続の点からこの関係は大切」と指摘。おおぎ学園やひのみね学園など八つの委託施設の中には現在の運営主体が引き続き管理する可能性も示唆している。

 さらに素案には「施設によっては入所者が減り、今後も増加は望めないことから、廃止を検討すべきものもある」と明記。入所需要が少なく休止している県直営の身体障害者福祉センター(徳島市西新浜町二)のほかにも、廃止施設が出てくる見通しを示している。

■2004年11月07日(日)  お弁当店頭販売から5年
dc111211.JPG 164×123 11K 今週の7日、北島田あっぷるでのお弁当店頭販売から5年を迎える事となります。お弁当製造を作業所の作業として取り組んだのはその1年以上も前、当初は配達のみの製造販売の形態を取ってのものでした。メンバーの歩幅で、彼らの仕事としてという命題を常に話し合う事から、大々的な広報活動も行う事なく、その個数や販売の体制をスタッフも含めた「私達の出来る範囲」からの出発でもありました。
 試行錯誤の中に整いを見せ始めたお弁当製造、増加する注文個数、そんな一つ一つを眺めながら、みんなで取り組んだ「店頭」販売の経過がありました。レジの購入、接客の方法、中でお弁当を食べてもらうスペース、みそ汁の用意等、あの頃色々と話し合い準備をした事を思い出します。

 あれからかれこれ5年、小さな私達の営みは「確かな一つの場」としての役割を作り上げる事にみんなが力をつけてきた様にも思えます。
 来週は店頭販売5周年を記念して、お弁当をお買いあげ下さっている方々に手作りの「お菓子」とメッセージをみんなで届ける予定としています。

■2004年11月04日(木)  都市部と地方 その格差
 先日訪ねた高知県さんかく広場、武田さんより手渡された「施設3類型化」の問題、その事に関して出されている地域生活支援協議会の声明書に対しての「意見」を届けて欲しいとの催促の連絡がありました。愛媛ハートピアみなみの徳永さんとも電話越しに協議、どのように考えていくべきかの相互の意見を長い電話の中で話し合いました。
 
 問題に対しての見解や見定めはさて置き、少なくとも都市部である東京周辺等と、田舎としての四国当たりでは同じ障害者地域共同作業所・小規模通所授産施設といっても条件の違いから来る「温度差」が明らかにあります。法人化への取り組み一つをとってもそれは歴然としており、黙っていても障害者地域共同作業所の運営補助金が1800万円近くの東京から眺める景色と、たかが500万円〜600万円程度の四国では同じ問題に対しても立たされている場所からの「リアリティー」は大きな差異を生んでいきます。「何処の国の問題であろう」とさえ思える程の違い、ある意味補助金ぼけしている部分と、今日をどう過ごすかと迫られている地方の緊迫感、同じ未来への模索にも温度差や角度が違いすぎていきます。

 四国4県辺りでの協議体の設置を武田さんや徳永さんと考えていく事が何より急務の事のようにも思えるのです。「生活支援」と言葉は氾濫しても厳しい現実が進みゆくだけの現実、共に考えていく事のために「集いゆく」必要も多々あるように思えて仕方ありません。

■2004年11月03日(水)  中四国・精神保健福祉士大会
 今年で20回目となる中四国・精神保健福祉士大会が来年の3月、はじめて徳島で開催される予定となっています。精神病院にPSWとして勤務していた頃より、何度も何度も「徳島で開催できないだろうか…」との打診が続けられてきた中、ようやく今回の開催を決定し、現在精神保健福祉士・徳島県支部で実行委員会形式の下、その準備を進めゆく状況となってきています。
 
 中四国9県、二周り以上の開催歴史の中、唯一人も状況もその部分にと至らなかった徳島県の状況、退院促進援助事業の地方間格差とそれぞれの取り組みへの温度差、動くことも遊ぶこともなかなか出来にくくなりつつある精神保健福祉士を囲む厳しい状況、その中で今回の徳島大会を意義在るものとして、開催に向けて諸準備に取り組んでいければと願っています。
 開催は来年3月、大会要綱等の詳細は後日にまたお知らせしたいと思います。

 あっぷるは北島田で店頭販売を初めてから5年、配達のみの2年を経ての店頭販売、感謝の粗品進呈等を盛り込んだ記念の取り組みを、来週に予定しています。

■2004年11月02日(火)  スタッフ会議
 今日は午後から籠屋町のあっぷるでスタッフ会議を行いました。申請していた籠屋町街の中の喫茶店あっぷるの障害者地域共同作業所への申請却下の結果の下、どんな風にこの場所を維持していくのか、その方位や数々の懸案事項等に関しての長時間の話し合いとなりました。来月の給料ミーティングの進め方、その事前評価の確認にも随分と時間を要する話し合いとなりました。
 また早いもので年末の行事予定の確認、年末年始の冬休み期間、忘年会の日程や家族の集いの開催予定、大掃除や挨拶まわり等、一年の過ぎゆく事の早さに驚くばかりの季節を確認していきます。

 また夕刻にはきんこさんと旦那さんが来所、壁の絵の差し替えを行って下さいました。今回は色鉛筆で描かれた花の絵の数々が展示、また違った趣の籠屋町あっぷるとなりました。明日は祝日、少し体調を崩し始めたメンバーが増えつつある今、彼らにとっても良き休日となって欲しいと思います。

■2004年11月01日(月)  かわら版11月号 メンバーより
◇秋の旅行に小豆島に行って来ました。僕のおすすめスポットは何と言ってもおさるの国です。ピーナッツをえさにやるのですが、まずはポケットに入れておくのです。それからえさをやるわけですが、ポケットに入れている時はきません。かしこいです。ポケットから出すと瞬間飛びついてきます。またおねだりする目はたまらなく可愛いです。いい想い出になりました。
◇小豆島へは20年前に行ったのですが見学コースが違っていたのでまた別の想い出が出来ました。二十四の瞳、あの可愛い教え子を戦争に奪われ、帰ってきた者はまた命を落としたもの、先生の胸中はいかばかりだったでしょう。映画で見ていたものですから、病気療養中の先生に会いたいばかりに、遠い何キロもの道を全生徒が先生を見舞った事、その時の先生の感激を思い浮かべて熱いものがこみ上げてきました。20年前と違ってあっぷるの皆さんと行けた小豆島は楽しかったです。
◇小豆島、メンバーさんスタッフと一緒に行くのは今度で2回目となりましたが、大変楽しい一日でした。HEARTLANDで働かせて頂き、本当に良かったと思いました。
◇旅行については天気も良くメンバー・スタッフの皆さまもすごくニコニコ笑っていろんな所も見学できたし、美味しいものも食べられました。良かったと思います。又、今度は違う所へ行ってみたいですね。人権フェアでは初めて壇上に立ってしゃべり、少々緊張しました。私の思いうまくみなさんに伝えられれば良かったのですが、どうでしょうか。他の人々の事も力強く感じ、まだまだ勉強する事があるようです。

◇今回の小豆島旅行で一番印象に残ったのは、「二十四の瞳」の映画村でした。映画のセットの実際に触れることが出来てとても良かったです。
◇小豆島へ初めて母とあっぷるのみなさんと旅行出来てとても嬉しかったです。お猿の国でお猿のあいちゃんのショーがとても可愛くて良かったと思います。人権フェスティバルでは井上さんのコーナーでとても感動して涙をこぼしてしまいました。とても素晴らしい一日でした。
◇小豆島旅行や人権フェスティバルで楽しい一時を過ごすことが出来て本当に良かったです。この体験をこれからの仕事に生かせたらと思います。

◇10月15日の1日、旅行で小豆島のお猿の国や二十四の瞳、オリーブ公園へ行って来ました。私は小学校の修学旅行以来行ってなかったので、皆さんと一緒に行けてとても楽しかったです。そしてきのこハウスでTシャツとトレーナーを販売しました。・いろんな作業所の人たちも食べ物やいろんなものを販売していました。10月24日ほっとハウスに行って同じ商品を販売しました。その他にもいろんな行事がありました。この2日間みんな頑張っていたので疲れたでしょう。おつかれさまでした。
◇24日の日曜日、加茂名南小学校にて人権フェスティバルがありあっぷるのトレーナー・Tシャツなどを売りました。障害の種類、度合いは違うもののいろんな人たちと交流できて良かったです。盲導犬を連れた知人にも久しぶりに会うことができて嬉しかったです。あっぷるのパンフレットを配った時、「あっぷるさん知っています」とか「行ったことあります」という人が多く、あっぷるが地域に知られてきているのが伝わってきてあらたな発見がありました。

◇小豆島は初めて行きました。思っていたよりもきれいな所で海とかもきれいかったです。みんなで行けたので楽しかったです。また旅行があったら行きたいと思っているんですが、やっぱり仕事と遊びとどっちも必要なんかなと改めて感じました。前は喫茶店の仕事を覚えるのに必死だった私が、「あぁ久しぶりに遊んだなぁ」と思いました。メンバーの人たちとも前よりも仲良くできていろんな人としゃべれて良かったです。ほっとハウスのお祭りはみなさんの講演に感動してしまいました。みんな頑張っているからあたしも明日からまた頑張ろうと思いました。
◇この前にやっと念願だった秋の旅行に行ってきました。小豆島に到着するまでは、船の上でちょっぴりお酒も飲んで、それから二十四の瞳映画村も青春のノスタルジーやレトロチックでとても感慨深く、心に残る旅行となりました。あっぷるのお弁当作りも身体が慣れてきてこの頃は少し楽になりました。次回の旅行はよその作業所見学を兼ねて温泉に行くそうなので、今から楽しみにしています。

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