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■2005年01月31日(月)  精神保健福祉士 徳島大会
 気がつくともう2月が直前、今回初めて徳島で開催される予定となった「第20回中四国精神保健福祉士大会」迄、開催間近となってきました。数回に渡って継続してきた「実行委員会」にも参加される方が増え、大会当日に向けての諸準備が進みゆきます。HEARTLANDのWEBにも掲載しているような大会要項で、今回初めて徳島での大会開催となりました。社会的入院の解消、精神保健福祉領域の専門職、資格に守られる事なく、どのように認知され「必要な存在」と業務や位置づけを形取っていくのか、そんな事柄の一つ一つを考える契機となればと思います。
 
 あっぷるでは「給料ミーティング」の在り方についてメンバーとの意見交換、また来る明後日のミーティングに備えて、彼らの「声」を手がかりにより良い形を模索したいと思います。

■2005年01月29日(土)  給料ミーティング
 HEARTLANDあっぷるでは毎月月初め、お弁当販売による「収益」を分け合う為の給料ミーティングを開催し、メンバー・スタッフ全員参加の下、収益から必要経費を差し引いた額を「通所者賃金」として分配する作業を長時間かけて行って来ました。収益増・メンバー増に伴いなかなか分け合う作業も長い時間になると共に、どのような形でそれぞれが納得いくかも含めて、どのような形で分配を行えば良いものかは常に思案の連続でもあります。
 
 給料ミーティング前にメンバーに配られる「自己認識表」作業内容への省み、病や障害を抱えながらどんな風に参画出来たのか、要望や提言も含めた一人一人への面接を事前にスタッフが行っていきます。
 
 収益、お金を少しでもたくさん欲しいと思う当たり前の気持ち、されどなかなか「稼ぐ」場所では無いというこの場所の現実、それ以外の大切な事柄、一人一人の自己申告とそれに対する全員の評価やコメント、次の場所へのプレステージの意味合いも話し合いの中に散りばめながらの毎月のミーティングとなります。

■2005年01月26日(水)  名古屋での出来事
 テレビの報道ニュースから名古屋市で起こっているホームレスの方々の問題が流れてきました。公園改修の為、その場に寝泊まりをするホームレスの方々を強制代執行の名目の下、排除する行政当局、憤りを顕わにしながら抗議集会や行動を行う多くの人たちの姿がブラウン管に映し出されていました。学生時代、大阪西成の街、越冬救助隊として厳寒の夜、西成三角公園で凍死するホームレスの人たちに炊き出しを行っていた事をふと思い出していました。
 
 双方の言い分はそれぞれに正しさであったとしても、常に社会はこういった側面を有しているという事実、権力が発動され、力のある正義が強制的に執行される時、弱い立場にある者達は「黙り込む」しか出来ない中に切り捨てられていくという事、そんな幾つかの想いが脳裏をかすめながら報道のニュースは続いていきました。
 法治国家としての「日本」、法的根拠の下に「正義」がある事は自明の事であっても、全ての法や権力機構が全ての「人」を括れるはずはありません。法に照らし合わされるのも「人」であれば、法を扱うのも「人」である訳です。
 社会的枠組みの中、こうした問題処理のなされ方は、決してホームレスの方々だけの問題では無く、社会的に弱い立場の人やマイノリティーとされる問題、精神に障害を抱える人たちの問題とて全く同様の「側面」を有しているのもまた「社会」や「国家」でもあるように思えるのです。
 小さな日々の小さな場所、絶える事ない「力」を宿したいと願います。

■2005年01月25日(火)  世間の風
dc012544.JPG 207×156 18K いつものお弁当注文に加えて、先週みんなで広報チラシを配った幾つかの場所から新規にお弁当の注文が入ってきています。小さな喜びの一つ一つであってもそれはみんなにとって新鮮な出来事と映りゆきます。あっぷる近くの不動産関係の会社から大量の11個ものお弁当注文、感謝の気持ちと共に初めての場所にメンバー・スタッフがお弁当を届けた一日となりました。外からの「風」は優しいものばかりでは無く、時に丁寧に提言や改善すべき事柄を指摘してくれます。
今日もいつもお弁当を買って下さるタクシー会社の運転手さん「煙草の臭いがするのはあまり好ましくないなぁ」そっと優しく示唆してくれます。販売の店頭と背中併せでメンバーがくつろぐ空間があり、そこに充満する煙草の煙を指摘してのものでした。
 やもすると「偏りゆく場所」出向いていくこと、外からの「風」を渡すこと、小さな一つ一つの事柄への照らし合わせが施設の開放化やそこに集う人の社会化を進めていきます。
 午後の反省会時はメンバー会議を兼ねてのもの、苦情解決の意味や昨日届いた通所メンバーが使用する「ロッカー貸与」の留意事項等の確認や話し合いを行いました。
 明日は久しぶりに復活した1月の誕生会、鍋を囲んでビールでの乾杯、にぎやかな昼となりそうです。

■2005年01月24日(月)  板野町 精神保健ボランティア講座
 今日は午後から板野町の社会福祉協議会で行われた「精神保健ボランティアフォローアップ講座」に出向いてきました。精神保健ボランティアの様々な形での取り組み、良き彼らの隣人となりうるために、どのような点を確認しなくてはいけないのか、HEARTLANDの活動紹介と共に参加ボランティアさんからの質疑も含めて、延々と尽きることのない長い時間の話し合いの機会となりました。
 難しいだけでは難しくなりうる問題、かと言って縦のりだけの脳天気な部分だけでは埋め尽くせない「繊細」な部分、二つが同居しながらも「姿を見せる活動」の意義等、小さな一つ一つを丁寧に確認しながら、共に過ごす必要性があるようにも思います。

 あっぷるは明日はメンバー会議、苦情解決や権利擁護、今日届いた通所されるメンバー個々のロッカー使用、お弁当広報活動等、またみんなと足下の日々を確認する時間となっていきます。

■2005年01月23日(日)  忙しかった1週間
 先週は初めて大がかりに取り組んだお弁当の営業活動がメインとしてあり、なかなか忙しかった1週間をみんなで過ごす事となりました。あっぷる近隣をみんなが別れての広報活動、営業活動はそのままこの場所や彼らの存在を「知って」もらう事への啓蒙啓発の為の活動ともなっていきます。チラシに書き記せない「付加価値」を帯びたお弁当やその製造の営み、難しい言葉や理念を説きゆく事よりも、はるかにリアルに現実を感じてもらう事が時に大きな意味を運んでくれます。

 一口に90食と言ってもその裏側には様々な準備事項や確認の為の作業が内在されていきます。そして求めゆく「豊かさ」があったとしても、何より貧しい「枠組み」であったり、精神に障害を抱える人達の「地域生活支援」の貧しさを感じながらの一つ一つでもあります。新しい人も店頭に一人二人、小さな新しい出会いを何より「大切」に、この場所の営みと意味をお弁当に詰めて届けゆければと願っています。

■2005年01月21日(金)  援護寮からの旅立ち
 HEARTLANDあっぷる近くにある援護寮から毎日あっぷるに通う男性メンバーが、今日待望のアパートへと引っ越しを行いました。援護寮に入寮して2年近く、最近ではなかなか寮滞在の延期が利かない実情の中、彼の叔父がアパート退寮への了解を取り付けてくれました。アパート一つ借り上げる事も時に困難を呈していきます。当たり前に「仕事」をしていないという事、よって「収入無き人」として貸し渋られる現実、そして何より「保証人」の確保が困難な彼等の状況の多々、病や障害故の入院が長期になればなる程、距離を生じていく家族や親族との関係、そんな中に「保証人」を獲得していく事は時に至難な事となっていきます。

 援護寮退寮リミット直前のアパート暮らしへの移行、叔父さんの「安心」がキーワードとなる今、病院の訪問看護やあっぷるへの通所が必要な条件となっていきます。願い続けた彼の「新しい生活」穏やかに良い生活の構築が出きればと願います。

■2005年01月20日(木)  お弁当営業
 HEARTLANDのお弁当、その営業活動(販路拡大)のための広報チラシが完成、昨日の午後あっぷる周辺をメンバー・スタッフが3組に分かれて歩きました。手作りのチラシにはメンバーの短い文章、この場所やHEARTLANDの意味を書き記した紙面、そして大サービスの「無料チケット」も一緒に、近くの事業所を主としてみんなが営業活動に取り組みました。
 昼休みの反省会を兼ねた作戦会議、明日から新規の注文があった際の対応、何より注文増加が生じた場合の製造体制や意気込みの確認、小さな日常にあって「新しい取り組み」への準備はそれなりに用意周到の部分も事前に必要となっていきます。メンバーがチラシに書き記した短い言葉は以下の通りです。

◇真心こめて作っています。ぜひ食べてみて下さい。
◇心の病を抱えている、私たちの一日一日の成果の味をぜひご賞味下さい。
◇あっぷるのお弁当、一番美味しいよ。ぜひ買って下さい。
◇あっぷるのお弁当は心温まるお弁当ですよ、ぜひ買って下さいね。
◇手作り、日替わり弁当をどうぞ食べて下さい。メンバーが頑張って作っています。
◇お弁当を毎日、真心込めてお作りいたしますので、どうかお買いあげ下さいますようお願い致します。
◇私たちが一生懸命に作ったお弁当いかがですか。
◇北島田あっぷるという弁当屋です。手作りですのでぜひ一度よって下さい。
◇日替わり弁当350円です。とっても身体によいメニューです。見た目もきれいです、ぜひどうぞ。
◇元気のでるハッスル弁当、ハッスル、ハッスル。
◇買って下さる皆様の気持ちに毎日感謝して作りたいです。

■2005年01月19日(水)  広報チラシと営業活動
dc011806.JPG 215×161 19K いよいよ今日からHEARTLAND・あっぷる近隣にお弁当販売のための営業活動にみんなで出向いていく事となりました。はるか昔、この場所でお弁当製造を始めた最初の頃に、ごく近隣にお知らせのチラシを配布した記憶が蘇ってきます。あの頃はまだまだ始まりの頃、たくさん配布するチラシに追いつけるような生産体制やお弁当製造への「力」を持ち合わせていなかった頃でもあり、ごく限られた、それは私たちが「引き受けられる範囲」にとどめての出発でもあった訳です。
 あれから数年、今ではしっかりと「力」をつけたこの場所のお弁当製造と彼等の営みが確かなものとしてあります。この場所の「意味」を知って頂く機会として、また付加価値が付いたお弁当の意味について、より多くの人たちへという想いは、あの頃よりより確かに鮮明なものとして「今」があります。

 新しい活動展開の中に生まれる、新しい出会いにも期待しながら、みんなで出かけて行ければと願っています。

■2005年01月17日(月)  お弁当製造数90食
 今日からついにお弁当の製造数が90を数える事となりました。今日に至るまでに数回を数えたメンバーとの話し合い、事前の段取りや90食という大量のお弁当製造への気構え等、幾度と無く製造数増加の話し合いを経ての今日となりました。今日のメニューは揚げ物のささみフライという事もあり、少し時間が押しての完成ではありましたが、昼過ぎには完売、心地よい疲れに包まれての初日となりました。

 また早々に取り組む「営業活動」に関しての最終確認も午後の反省会の折に行いました。広報チラシを眺めての確認、「みんなが弁当作ってる写真があった方がてて」「売り切れ次第終了も書いた方がいい」レイアウトや文章のチエックも含めて明日にはチラシも完成、今週の水曜日からあっぷる近隣への配布となります。

■2005年01月16日(日)  トレーナーの販売 掲載しました。
 いつもお世話になっている「西山きんこ」さんデザインのHEARTLANDのTシャツやトレーナー、多くの方に好評を得てたくさんお買いあげ下さっている「今」があるのですが、ふとWEBを見て気づくと、Tシャツのみの掲載で今が季節の「トレーナー」の掲載が無いままになっていました。数年前からの販売、季節が変わる機会に割愛したままになっていて、全く気づかずに過ごしていました。
 WEB制作をお願いしている柴野さんにも連絡を取り、再度WEB上での購入も出来るように早々に整え直したいと思っています。ぜひご覧頂き、トレーナー等の購入を宜しくお願い致します。またパンフレットを希望される方は、メールやお電話でお気軽にHEARTLANDまで申しつけ下さい、すぐに送付致します。

 あっぷるは先日のメンバー会議を経て、新規に新しい「お弁当販売」のための広報活動をみんなで行っていく事になりました。今パンフレットの作成、週明けの頃からは北島田あっぷる周辺での広報(営業)活動をみんなで行う予定としています。
 お弁当販売の為にという意味合い、そしてもっと大切であろうこの場所や彼等の存在を「知っていただ」という意味合い、製造数増加の今、またみんなで新しい活動展開を行っていきたいと思っています。

■2005年01月14日(金)  広告チラシ
 いよいよ来週からお弁当製造数がついに90食を数える事となります。新規にお客さんを獲得するための「広報チラシ」をみんなで作成する予定、メンバーがお弁当をPRする短い文章をたくさん書き綴ってくれました。週明けにはチラシの完成を含めてお弁当販売の営業活動もみんなで行っていく事となりそうです。
 一口に90食といってもその事への取り組みには色々な事柄を検討しなければなりません。わずか6食から始まったこの場所のお弁当作り、数の優劣ではなく彼等の営みの意味を常に確認しながらの作業が時に大切な事のように思えてなりません。

明日、明後日の休息をはさんで新しい活動の創造へとなっていきます。

■2005年01月12日(水)  メンバー会議・生活セミナー
 今日は籠屋町は定休日という事もあって、午後にはメンバー会議をお弁当作りの後に行いました。籠屋町メンバーも参加、数名欠席していたメンバーを除いてみんなで話し合いの時間となりました。メンバー会議に先立って、昨年来、厚生労働省から提示されている「グランドデザイン案」に関しての学習会を、生活セミナーとして行いました。短い時間では語りきれない程の抜本的な改革案、現状から見た「グランドデザイ案」の問題点や大筋としての国の動向等、私たちを囲む当たり前の「状況」を常にキャッチャーに捉えていく部分が必要となっていきます。

 メンバー会議ではお弁当作りの留意点等を確認、今巷で話題となっている感染症や衛生面の留意事項、次週から始まる弁当製造数90食に向けての確認、新規に取り組もうとしているお弁当営業活動等、様々なみんなの意見を交わしながらの時間となりました。

■2005年01月11日(火)  お弁当作り
dc011102.JPG 246×184 21K 随分と寒さが増してきた年明けの頃、相変わらずたくさんのお弁当をお買いあげ下さる多数の方々の下に日々のお弁当作りに取り組むみんなの姿があります。明日は午後からメンバー会議、次週から増加となるお弁当製造数90食に向けての準備、より多くの人にとの想いから始めようとしているお弁当の営業活動の留意点、普段のお弁当作りへのチェック等、たくさんの話し合いを行う予定となっています。

 またメンバー会議の後には「生活セミナー」も予定、昨年厚生労働省から提示された「グランドデザイン」に関しての状況説明や質疑を行う事となっています。私たちを囲む状況とその加速度的に移りゆく施策等、「知っておくべき」事柄も常に山積みされている観があります。

■2005年01月10日(月)  東京事情 彼からのメール
 昨年しばらくの期間HEARTLANDに通所していた「彼」からのメールが届きました。通所を止めた後も、時折メールやHEARTLANDで会う機会の中、色々なやりとりを行ってきた「彼」からの東京事情を知らせてくれた内容の文章です。

山下さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今年のハートランドの発展とハートランドに携わる人々の健康を願います。で、話は変わりますが12月に一週間ほど東京で情報探しをしてきました。特に障害者
の求人などにかかわる話をしようと思います。ハローワークで都内の障害者求人を調べると常時400件ほどあります。まだ精神障害は法定雇用率算定対象でないので精神としての求人は無しですが。2月に東京で開催される障害者就職面接会は300社以上が参加する予定です。多いのか少ないのかパッとしませんがはっきりいって日本でトップの水準のはずです。東京地区のハローワーク内で地方とは別に独自に障害者向けにしているサービスやセミナーなどがあるか尋ねましたが、特に他の地域との違いは無いそうです。

  東京障害者職業センターでも、他の地域でやっていない独自にやっていることを中心に見てきました。職業準備支援事業を行う作業所みたいな所がそのセンター内にありました。作業の出来具合をテストする職業評価を行う部屋もありました。精神障害者向けで徳島と違ところは職業準備支援事業の中に精神障害者対象の自立支援コースがあることと、復職支援用のRe-workルームというのがありました。リワークルームは現在全国でここの障害者職業センターにしかなくて、まだ正式にサービスとしてスタートしているわけではなく試験的に行っているそうです。元いた会社への復職をサポートする試みです。他のサービス等は全国とあまり変わりません。

 スワンベーカリーにも寄ってきました。ヤマトの特例子会社として直営されているのは銀座のベーカリー、カフェ・赤坂のベーカリーとカフェのみであと全国にあるのはFC店です。銀座店では障害者60名が契約社員として働いており、授産施設や作業所より賃金がいいので皆さんやめたがらないそうです。精神障害者の施設としてスワンベーカリーを開店させたところも見てきました。スワン3号店は社会福祉法人かがやき会が運営しています。店に行ってみると広い建物で3階建てだったので東京でこの建物は高いだろと思って、このビルがこの社会福祉法人の持っている建物か聞いてみると、土地もビルもその社会福祉法人の所有でした。
ただしこれは故人である精神科医の方が資金を集めて寄贈してくれたものだそうです。その医者は森田療法に精通していた高良という先生で、2階には高良先生と森田療法に関する蔵書の図書室があります。ここのベーカリーは30から40名が所属しているそうです。ここの母体の社会福祉法人かがやき会は他に地域ケア福祉ホーム、グループホーム、作業所、生活支援センターなどを運営しています。東京は規模がでかいです。

 スワンベーカリーのパンは、タカキベーカリーの冷凍生地を採用し作る人の負担を減 らしているそうですが、それは今は昔の話で、別に障害者じゃない人でも冷凍生地を導入しているパン屋はいくらでもあります。98年4月からサンマルクというパンレストランでバイトをしたことがありますが、僕が働く以前から既にそこでは山崎パンの冷凍生地を導入して簡単にパンが焼けるようになってました。スワンの1号店ができたのは98年の6月。パン屋という業務内容においてはあまり画期的ではない気がします。既存の作業所や授産施設のイメージを払拭するという意味では大きいと思いますが。

あと、民間の障害者就職コンサルタント会社で話を聞いてきました。インターネットで検索してたくさんある民間の障害者就職コンサルタントの中で、場所は東京で、精神障害者として登録できるようにしてあるのが3社、そのうち精神障害者の担当者をおいているのが1社でその1社に行ってきました。臨床心理士と精神保健福祉士の資格を持っておられる方が担当でした。僕が後で調べたのですが、この会社は以前から企業へのメンタルヘルスのコンサルタントもやっていたので、ノウハウや人材は他の会社よりあるんだと思います。まだ精神障害者としての正式求人はありませんが情報を提供してくれたり、就職ガイダンスとか就職に関するセミナー、相談、面接、提出書類の書き方、キャリアデザインの提案などもやっています。以前から既に精神障害を抱えながらの社員がいる会社は少なくないそうです。そうでない場合でも大企業だと法律の施行前からトライアルや、みなしという形で求人を打診してくるかもしれないそうです。

 今回東京に行ってきた全体の感想として可も無く不可も無くみたいな感じがしました。東京が地方より障害者としても求人が多いのは予想どうりです。ハローワークでみた求人の内容は福祉的要素の強いものもありました。しかし、今は不況なので障害者でも採用するなら使える人を、という雇用者側の意向があるように思います。特に民間の障害者就職コンサルタントにある求人は即戦力を求めている場合が多く、その中でも転職となるともっと実力や実績を要求されます。大卒は当たり前で資格や前職の実績がないと渡り歩けない気がします。民間の障害者の就職コンサ
ルタントには大企業も求人を打診してくるので全く持って市場競争に勝ち抜ける人材を探しています。古いイメージの障害者向けの、福祉的要素の強い仕事、言い方を変えると弱者にも仕事を持たせてあげよう、というような仕事もあります。やはり障害の重い人に一般と同じようなことをさせるのもまた何か筋違いのはずです。

 ただこういう話もどこかで聞きました。例えば、足のみが障害で車椅子に乗っておられる方などは脳は一般人と同じなので車椅子に関する配慮などができれば頭脳労働などは一般人と同じように能力が発揮できます。しかし、日本で初めて障害者を雇用させる法律ができたとき、厚生省が障害者向けに用意した仕事は省内の道案内や、エレベーターのボタン押しの業務であったそうです。おそらくそれが障害者の仕事の福祉的イメージを作ってしまったのでしょう。これを聞いて養護学校ではどのような教育が行われているのか気になりましたが。この、旧厚生省の話を聞いて、個人個人の障害に見合った就職や教育が今までちゃんとなされていたのかという疑問を感じざるを得ませんでした。

 今の自分は病気も回復しているので、福祉的な要素の仕事に就くのではなく自分の能力を発揮できる仕事を探すつもりです。一般の求人としても探しますが、事情がわかっていただける東京の就職等に詳しい人たちと話をした結果、障害者としても職を探すという がめつさ みたいなものも必要だと言われ、自分もそうだと思いました。一般で求職しても、年齢が高くブランクがあってしかも不況なのであまりいい結果は望めません。

僕はこれからおそらく学校に入りなおしてそれから就職する道を探すと思います。資金は不安だし、病気が改善しているから手帳の更新も無いかもしれないので、ひょっとしたら歳をとってから一般の求人のみで初就職先を探さなければならないのかもしれません。前回僕が山下さんと話をした際に言っていた車での移動販売。最近新町近辺では結構移動販売の車を見ます。徳島でも売れるのでしょうか。売れるとしたら、早くも他社に市場をとられています。東京のスワンベーカリーでもパンの外販を省庁、病院、学校等に積極的に販売に出かけて、さらに数百件の家庭を会員とした顧客を組織化して定期的に配達を行い安定した収入を上げているところがあります。車をおしゃれな外観にして省庁や学校に売りに行くことができれば売れる気がします。また、顧客の囲い込みというか顧客個人の志向を知ったりして売込みをしたり、会員特典をつけたりしたら多少利益率の上がる高いものでも売れると聞きました。大企業みたいなことはできないと思いますが頑張ってください。

■2005年01月08日(土)  かわら版 2005年1月号
 あっぷるは今日から連休、先日お正月の休みが終わったばかりの暦は、また3連休となる今年の活動幕開けとなりました。メンバー会議で決まったお弁当製造数の増加、連休明けからの取り組みは「営業活動」も予定してのものとなりそうです。
 今年最初となる「かわら版」からの文字です。

2005年、新しい年の幕開けです。今年がどんな年になるのか、どんな気持ちで迎えるのか去年までは、想像がつきませんでした。世間より少し遅れて始まったお弁当初日、注文を頂けるかどうかやはり不安でした。電話がなり、メンバーの「ありがとうございます。はい、○つですね」の対応に胸をなでおろすと同時に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
今年も皆と一緒にお弁当を作り続けていくことには変わりはありません。今まで以上に皆で力を合わせ、良い時間を過ごしてゆければと思います。そしてその傍らで、今後のHEATLANDの方針として、考えなくてはいけないことを考えられるだけ考えて、皆で選んだその道を、明日へつなげてゆけるよう進んで行きたいと思います。どこ吹く風も、なかなか弱まることはありませんが、たくさんの人たちの想いがつまったこの場所を、維持し続けていくことの大切さを念頭において、必要なものを残してゆきたいなと思います。今年は、あっぷるにとって選択と覚悟の年になりそうです。   あっぷる スタッフ 阿部千恵
                             

 長い冬休みを頂き6日よりお弁当作りを再開しました。初日にもかかわらず沢山の方がお買いあげ下さり本当にありがたく思います。昨年を振り返ると福祉は冬の時代と言われながらも、メンバーの元気な笑顔に包まれているとそんな風に思わなくて益々元気になっていく私でした。元プロ野球の山本和範さんの野球人生のように、メンバーと共に描いている夢をあきらめずに、初診を忘れないで頑張っていきたいと思います。また今年もここから就職という形で一人でも多くの人が旅立っていって欲しいと思います。昨年同様、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。                     あっぷるスタッフ 小西英子

■2005年01月07日(金)  活動再開
 HEARTLANDあっぷるの活動が昨日再開となりました。それなりに元気にお正月と冬休みを過ごしたみんなが元気に姿を見せてくれました。日々の慌ただしいお弁当製造の中、しばしの休息はメンバー一人一人にとってもゆっくりとした時間が流れた様子でした。昨年12月の様々な季節行事の折りに、何より元気なメンバーの姿が多々見られました。一人一人はそれぞれ、色々な問題や病、障害故の大変さを抱えている訳ですが、それも含みながらも「元気な」彼等の姿が最近ずっと続いている事に嬉しささえ覚えます。
 精神障害者小規模通所授産施設でのお弁当作りとは言え、多少なりとも「仕事」としての色合いが明確に付いてきたお弁当作り、そのメリハリの中、はじけゆくような元気な彼等の姿が後を追いかけていきます。

 また新しい年、みんなでこの場所の活動を作り上げていきたいと思います。

■2005年01月05日(水)  冬休みも終わり
 昨年の末から長い期間に渡った「冬休み」もいよいよ今日で終わり、また明日からあっぷるでの活動再開となります。仕事初めの4日を過ぎ、世間でもそろそろ新年の仕事が再開されつつある中、少しばかり長かったHEARTLANDの冬休みも幕を閉じていく事となります。
 精神障害者小規模通所授産施設あっぷるとしての内容の充実、街の中の喫茶店あっぷるを含めた今後のHEARTLANDの方位、お弁当製造数の増加と授産事業の収益増等、小さな場所にあってもまた色々と思案し続けていく新しい活動の日々が目の前に横たわっていきます。にぎやかな「彼等」と共に新しい年の新しい活動を紡いでいきたいと願っています。

 来る3月、徳島で初めて開催となる「第20回中四国精神保健福祉士大会」のお知らせをWEBに掲載しています。12月の末に中四国に発送を終えた書面、問い合わせや大会参加も含めて参照して頂ければ幸いです。

■2005年01月02日(日)  新年明けましておめでとうございます
 新年あけましておめでとうございます。
本年もHEARTLANDへのご支援・ご協力の程、宜しくお願い致します。

 約1年ぶりのふるさと「京都」は一面の雪の中にありました。見ず知らずの徳島に京都から流れてきて13年目の新しい暦を数えゆく今となりました。今の場所にHEARTLANDの活動を初めて7年、目まぐるしく動きゆく精神保健福祉の動向と対峙しながら、どんな風に「未来」への模索を行っていくのか、今年は一つの大きな区切りの年となりそうなそんな予感さえ覚えゆきます。
 
 皆さまにとって良き1年となりますようお祈り申し上げます。

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