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■2006年09月29日(金)  県社会福祉協議会 権利擁護研修会
 徳島市内JA会館で県社会福祉協議会主催による権利擁護の研修会が開催、講師として「精神障害者への理解と地域生活支援」と題した話を行ってきました。なかなかいつもの事ながら大それた演題、HEARTLANDの活動紹介や障害者自立支援法の社会的状況については話が可能としても、この大きなテーマに沿っては時に無力となっていく事を痛感します。
 あっぷるメンバーとの日々、なかなかこの小さな場所の「意味」を互いに確認しあう事が困難となっていきます。今日もある女性メンバーが「もうこの場所に来ることをやめます。表に出る活動は無理‥」といった話から始まり、家族の想い、本人の想いも相まって、今日で通所を終了したいとの申し出となりました。

 来る側も「ぎりぎり」迎える側も「ぎりぎり」そんな互いの間にあっという間に「すきま風」が吹き渡ります。追いかける事も出来ず、ただ見送るだけの繰り返し、「生活」を支えると言葉にすれば簡単な事柄もなかなか現実の中ではそうも行きません。せめて、この場所に通う事で保たれ行くもの、或いは「少し元気になった」と語ってくれる彼らの言葉を道連れに進むしかないのかな、そんな出来事が時折運ばれてきます。

■2006年09月28日(木)  障害者自立支援法
 昨日から合計5日間の長期に渡っての研修会が開催されました。障害者自立支援法に伴う「新事業」への移行、その人的基準としての県主催の研修会、生活支援専門員並びにサービス管理責任者のための受講、障害者自立支援法の概要説明や障害程度区分、ケアーマネージメント等に関しての一連の講義が10月の上旬に及んで行われていきます。板野町の会場には多数の参加者、身が引き締まる思いは全くないのですが、こうした時間に所属する事で「いよいよかな」といった感想を覚えます。
 新事業への移行に関して書類提出は10月12日、北島田・籠屋町とそれぞれの移行に関して、近々理事会・評議員会を開催、現場としてのあっぷるメンバー・スタッフも含めて「道」を取っていく事への決定を当面行わなければなりません。
 先日から数回に渡って徳島新聞朝刊に取り上げられていた障害者自立支援法の座談会、近く共に在る太陽と緑の会杉浦さんのコメントはもっともな言葉が綴られていましたが、小見出しの中「少なくとも悪い法律ではない」との箇条書き。
 誰が語った言葉か知るよしもありませんが、少なくとも「悪い法律ではない」と書ききる内容のものでは全くないそんな感じがしてなりません。障害者地域共同作業所のような場所の営み、そこが今崖っぷちの状況、利用者負担の問題、コース別に分けられて「体裁のいい切り捨て」少なくとも弱者切り捨てのこの「法案」の骨格を眺める今、良い法律であるはずがないと考えざるを得ません。
 さてさて、いよいよと10月に日々は進んでいきそうです。

 追伸 昨日の研修会あっぷるが120食近くのお弁当を提供させて頂きました。県の計らいでの販売、多数の人に買って頂いた事はありがたいのですが、研修会後のゴミの山、まぁ手当たり次第の散乱に何とも言えない想いがしました。HEARTLANDのパンフレットやかわら版も添えたのですが、食べ残しの弁当の箱の中、ゴミのように捨てられている景色にはさすがに目を疑いました。まぁ勝手に配った資料とはいえ、悲しい怒りは隠し得ない感じ、人のため、世のため、権利やニーズ、相手への思いさえも「計れない」しかもそれがこうした「福祉職員」の集まりの中に生じている事、道行く人がよほど「常識」を伴い、正義を語る「福祉職員」がこの有様では「世も末だな」とため息さえもこぼれませんでした。

■2006年09月26日(火)  吉備国際大学へ
DSCN0348.JPG 282×212 11K 昨日、初めての大学講義のために岡山県の吉備国際大学に出向いてきました。「遠いなあ」とは出発前から思いつつも片道約2時間少しの距離、これから毎週月曜日の「ケアーマネージメント」「精神科リハビリテーション」そして土曜日の集中講義としての「社会保障論」を担当していく事となります。年若き20歳そこそこの彼らを前に、自分自身の「あの頃」が鮮やかによみがえってきます。

 社会福祉はおろか、授業さえもまともに出たためしさえ無く、バイトに明け暮れ、出席カードをかすめ取っては一目散に大学内の喫茶店にたむろしていた青の季節、あれからかれこれ20年、やはり人生は不思議なものです。
 なかなか「言葉」で伝え行く事の限界を常に感じます。まぁ長々と歩いてきた道程の中、少しだけわかった事、相変わらずわからない事も散りばめながら、未来ある彼らに伝え続けて行ければとそんな風にも思うばかりです。

■2006年09月24日(日)  9月も後半
 早いもので日中は残暑厳しい日もありますが、しっかりと秋に向かって暦は進んでいる様子、いよいよ9月も残すところ後1週間となってしまいました。来週は障害者自立支援法の「サービス管理責任者研修」がいよいよ始まり10月の上旬にかけて、5日間の研修が予定されています。30日には愛媛・松山できょうされんの全国大会があり、スタッフの阿部が分科会でのゲストレポートを報告する予定となっています。高賃金・高収入を得る為の分科会がテーマ、HEARTLANDの現状や活動紹介も含めての発表の時間が予定されています。
 また月曜日からは新たに岡山県の「吉備国際大学」社会福祉学科にて講義を行う事となりました。学科長の芝さん(前香川精神保健福祉センター勤務)からの依頼で、不定期の土曜日も併せて3コマ、10月には夏休みを終える四国学院の講義も再会
、忙しい障害者自立支援法の時に出向いていく時間も山積みとなっています。

 10月からの障害者自立支援法、新事業体系施行も目前、いよいよ忙しい秋となりそうな気配です。

■2006年09月23日(土)  夜半の電話
あっぷるの喫茶店に常駐している男性のメンバーから夜半に叫ぶような電話が入りました。「メンバーではないから‥」と笑いながらも日々喫茶店、北島田に出入りを続けてくれ、まさに「メンバー」の男性、出会いは遠く病院に勤務していた頃からのおつき合いがある人でもあります。
 ここずっと続けている籠屋町でのメンバー会議に業を煮やした様子「自分たちが出来ることをちゃんとせんかったら、何もせんでぇ」「喫茶店が無くなったら困る、無くなってからとかそんなのんきな事を話していたらいかん‥」叱咤激励とも取れる厳しい言葉を受話器越しに話していました。公的資金の無き喫茶店、籠屋町の活動賛助会員のチラシを数枚手にし、主治医や知人に協力の依頼を繰り返しているとの事、鬼気迫る凄味さえある彼の言葉が響いていました。

 それぞれに「精一杯」である彼ら、立ち姿はまちまちではあっても、なかなかリアリティーを確認し並べ行く作業は難しい時があります。「私は病気ではありません‥」「私はしっかり病気です‥」矛盾する二つの軸が交差する時、永遠の命題は混沌を来していきます。「自分たちの事を自分たちで守る」障害者自立支援法という時代、彼の言葉は大きな一つの指標でもあります。

■2006年09月22日(金)  障害者自立支援法
 あっぷるメンバーの下に障害者自立支援法関係の書類が届きつつあります。障害認定区分の通知決定、それに伴って支給されるサービス量の確定、少しずつですが「個々」の状況に鑑みてのHEARTLANDとの兼ね合いやメンバーからの具体的な「質問」が起こり始めています。様々な制限と制約があっても、最低限「今」その人にとってあっぷるに通っている日々は、何とか保障出来るようにと考えるものの、これまた一筋縄では行かない、行けない事態もケースによっては生じていきます。
 程度区分、コース別施設種別と一見「見栄えの良きもの」として映る法案ではあるのですが、数年前に施行された介護保険同様(国は介護保険への一本化を明らかに意図)今受けているサービスが「手に入りにくい」「手に入る事が出来ない」事態も内在している訳です。数値目標と言うのは反対から見れば、あくまで予算上の「限定枠」という意味でもあり、本人の意向とは裏腹に冷静に計算されつくした机上のものである事にも違いありません。

 降りてくる法案関連の通達等に照らし合わさなければ前に進めない事も確かな事実ですが、その部分を横に置かなければ「彼ら」の側にいられない事もある意味事実であるようにも思えます。

■2006年09月20日(水)  籠屋町ミーティング
 この間水曜日はお弁当作りをお休みして籠屋町でみんなとミーティングを重ねています。今日も朝の10時に集合、延々と様々な話し合いをみんなと共に行いました。みんなの楽しみとなってきた秋の京都旅行、日程の詳細や費用等の話し合いに始まり、この水曜日をどう有効に使うかの話し合いにと移りました。お弁当をあえて休んでまでの時間、彼らの様々な意見を聞きながらのミーティングとなりました。障害者自立支援法の動向に関しての説明、HEARTLANDあっぷるの場合どのように様変わりしていくのか、そして現状との照らし合わせ含めて「今」を考えていく事となります。
 またかねてからの懸案である籠屋町の活動に関して、財政基盤の全くない今、どのように活動を維持していくのか「賛助会員を集めるために駅前でビラ配ろ」「新しい作業で収益を上げよう」「実際にお弁当作りの上には無理」行ったり来たりの話の中、なかなかリアリティーを持っての結論が導き出されません。繰り返し繰り返し「しんどい」話も含めてみんなと思案していく他にどうも道はなさそうです。

■2006年09月19日(火)  ケーブルテレビ取材
DSCN0310.JPG 282×212 14K 今朝は早くからケーブルテレビ徳島の取材があり、北島田のお弁当作りの風景と共に街の中の喫茶店にカメラが入りました。キャスターの樫山さんからの申し出、樫山さんは今から3年前に街の中の喫茶店がオープンした折りに取材、テレビ放映の活動紹介をして下さったそんな経緯があり、今回はあれから3年ぶりの2度目の取材となりました。ケーブルテレビの放映は10月の中旬、10月9日〜15日の「徳島NOW」という番組で取り上げられ、10時〜18時20分〜22時と1日3度の放映が予定されているとの事です。
 お弁当作り、喫茶店とそれぞれの場所で頑張るメンバーのコメントも収録、ぜひお楽しみにして下さい。こうした活動紹介の機会は本当に嬉しく思います、ご配慮頂いた樫山さんに感謝致します。

 また今日は障害者自立支援法に関しての県説明会があり、午前中に出向いてきました。いよいよ10/12日に新事業への移行希望を提出、それぞれのヒアリングを経て市町村・県の福祉計画が策定、サービス見込量の一次計画となっていきます。書類の説明の後は福祉施設等の就労セミナーの時間、障害者雇用に関しての現状・取り組みを担当労政より説明がありましたが、ある意味差し障りの無い説明に終始、実際に障害者自立支援法の下、どのように考えていくべきか、それぞれの施設体系にあっての現実の中、留意すべき事項等の立ち入った話はありませんでした。

 複雑極まりない今回の法案、それに相反して「淡々と」説明される書類の言葉、そしてその隙間を埋めるべく材料さえ手元には無い感覚、やれやれさてさてといった日々が継続されていくばかりでもあります。

■2006年09月17日(日)  ケーブルテレビ徳島取材
 徳島市内の「ケーブルテレビ徳島」樫山様からの連絡で、北島田のお弁当作り・籠屋町の街の中の喫茶店が再度テレビの取材を受ける事になりました。樫山様は3年前、喫茶店がオープンした折りに活動紹介を兼ねた番組を放映して下さった経緯があり、今回が2度目の事となります。撮影は週明けの19日、ケーブルテレビの放映は10月頃を予定しているとの事です。
  あっぷるは秋の旅行の話し合いが進み、11月16日から一泊の予定で京都観光・大阪USJに出掛ける事となりました。数日前にお邪魔した素敵な喫茶店、「ジョイント・ほっと」の見学も可能であれば、みんなと一緒に訪ねられたらなと思っています。楽しい事があって頑張れる、そんな当たり前の日々の暦をまたみんなで進めていく事となります。

先日の城西病院での講演会・ライブの様子が掲載されていました。
城西病院 WEBより http://blog.livedoor.jp/johsei/

■2006年09月16日(土)  生活を支えるということ
 この1週間、あっぷるに通所しているメンバーとの問題が様々な形で浮き彫りとなる出来事がありました。いつでも誰でも、そして出来るだけどんな人でも「引き受けよう」としてきた今までのHEARTLANDの経過の中、時折こうした事態が生じるとしばし考えざるを得ない「私達」となっていきます。体調の変化、症状の再燃、満たされない想いの放散と、一瞬で事態は急変せざるを得ない時が度々ありました。個々とは言えある意味全体で一日を形成してゆく部分、良き事柄があれば高まり、その反対の出来事が生じると全体のトーンが瞬く間にダウン、そして揺れ動いていきます。
 障害者自立支援法という法律、謳い文句は立派であってもなかなか引き受ける場所としての障害者地域共同作業所や地域生活を支援する場所への「公的保障」は話にならない程の貧しい状況しか見えてきません。HEARTLANDにしてもたかだか1000万円の運営費、スタッフ4名の保障さえも何一つ行き届かない勤務環境の下、当然引き受けられる範囲は限られています、さりとて「ここしか無いんです」と語る彼らの姿をむげにさえぎる事も本意ではなく、さりとて引き受けられる範囲もあり、そんな狭間の中にこうした事態が繰り返されていきます。
 「生活を支える」やはりとてつもなく大きな事とため息さえもこぼれゆきます。

■2006年09月15日(金)  秋の旅行 京都嵯峨野 大阪
 今年も毎年恒例の秋の旅行シーズンとなってきました。昨年は遠く北海道への旅、今年はバタバタと過ごし既に決まっていなければならない行き先も未だ未定の状況が続いていました。一時は東京ディズニーシーと候補がほぼ確定したのですが、いざ旅費概算を見積もってゆくとそれなりの高額、あらためて今日みんなとの話し合いの中に京都、大阪への一泊旅行がようやく決定となりました。

 時期は紅葉の嵯峨野巡りという事もあり11月の半ばを予定する事となりました。日頃追い立てられるようにお弁当作りや喫茶業務に頑張っている彼ら、楽しみを自らかざす事でまた「小さな張り合い」が生まれていきます。観光バスを借り切っての旅行、計画の詳細が進むに連れまたみんなの楽しみも増していく事となりそうです。

■2006年09月13日(水)  籠屋町 メンバー会議
 毎週水曜日をこの9月からお休みとして、今日は新装となった籠屋町の2階に全員が集合しての会議を行いました。水曜日の時間の使い方として、「お弁当を作りたい」「新しい作業を生み出す事にトライしたい」「喫茶店を水曜日も営業したい」様々なメンバーからの意見が聞こえました。障害者自立支援法への移行を考える時、北島田は経過措置の中にあり、少しゆるやかに「これから」を考える事も可能なのですが、この籠屋町に関しては公的保障が無きままの「今」待ったなしにどうするのかが問われています。

 先立つものさえあれば全て解決する問題でもあり、それ故にどうすれば活動の為の資金を捻出出来るのかが話し合いの焦点ともなっていきます。さりとて大変な日々のお弁当作り、その上に「新規」の取り組みが容易では無いことは容易く想像もできます。まぁみんなと色々と話し合いを重ねながらしばし考えていきたいと思うばかりです。

■2006年09月11日(月)  夕暮れコンサート VOL3
 先週の土曜日、街の中の喫茶店あっぷるで3回目となる夕暮れコンサートを行いました。J-Popsや素敵なオリジナル演奏を行うひまわり、小山さんご夫妻をお招きしての演奏となりました。大阪で生まれた女、愛と風のように、I Love You等それはそれは素敵な歌声が喫茶店の中に響き渡り、素敵なコンサートの時間となりました。音楽活動の中でひょんな事から知り合った小山さん、そのお人柄も含めて温かなコンサートとなりました。街の中の喫茶店あっぷるでの様々な催し、こうした一つ一つの機会を通じて、この場所の存在や意味が歩いていってくれればと願うばかりです。またクリスマスの季節頃、4回目の夕暮れコンサートを企画出来ればと思っています。参加いただいた多くのみなさん、どうもありがとうございました。DSCN0296.JPG 282×212 14K

■2006年09月10日(日)  城西病院 心と身体の健康教室
DSCN0266.JPG 282×212 10K 昨日の9日、HEARTLAND近くにある精神科医療機関・城西病院で「心と身体の健康教室」と題された講演会にお招きを頂き、HEARTLANDの活動紹介や障害者自立支援法に関しての講演を行ってきました。病院が開催する公開の講演会でもあり、院内の患者さん、スタッフをはじめ外部からの方も含めて多数の参加者の中、パワーポイントの写真も交えて活動の紹介を行いました。
 講演会の後はマイクを手放してギターを手に、Beatlessのバンド演奏、色々な機会に講演に出向くことは多々あるのですが、バンド演奏とのセットは初めての経験、なかなか楽しい時間でもありました。飛び入りで患者さんも熱唱、城西病院の援護寮「ウイスパー」の語源でもあるLet It Beも飛び出し会場のみなさんも大盛り上がりのライブ演奏となりました。お招き頂きました城西病院、井上先生に御礼申し上げます、ありがとうございました。

■2006年09月09日(土)  ジョイントほっとを訪ねて 京都
DSCN0255.JPG 282×212 17K 箕面から一夜明けて一路故郷の京都の街へ、訪ねた先は素敵な喫茶店ジョイント・ほっと、四条河原町という京都の繁華街、その道筋寺町通りに面した素敵な街屋風の建物ジョイント・ほっとに出掛けてきました。HEARTLANDと同じ精神障害者小規模通所授産施設としての枠組み、それはそれは素敵に街になじんだ観のある建物と、その中に集いゆく多くの彼らやスタッフの姿には大きな感動さえも覚えました。様々な人が様々な場所で日々の活動を進めている、それが本当に私達に大きな「力」を与えてくれます。懐かしい京都の香り、そして微笑みながら優しく説明を下さった素敵な施設長さん、今後も同じ街の中にあるそれぞれとして行き来が出来ればと願います。
 障害者自立支援法という厳しいこれからの「方位の取り方」立ち返っていくのは彼らとの現実の日々、また始めていくための大きな一日となりました。

WEb ジョイントほっと http://www15.plala.or.jp/teriteri/work/

■2006年09月08日(金)  箕面河野さんと
DSCN0216.JPG 282×212 17K 今日はあっぷるのお弁当作りをお休みしてスタッフと共に箕面に出向きました。いつも顔なじみの河野さんに出会う事が主たる事であり、懐かしい箕面の方々との再会を市民酒場「えんだいや」で行いました。河野さんとは7月に街の中の喫茶店で行ってHEARTLAND設立10周年記念講演以来の再会、常に「憧れ」であり続けた河野さんの言葉は優しくも激しい言葉であり、逢うたびに切ない勇気をたくさんたくさん頂きます。齢60を超えた河野さんが、これ程激しく闘う姿にはいつも感動さえ覚えます、大きな人はさりげなく、そして何処までも優しい空気を携えています。

 箕面に出向く前に宝塚のLemon Treeを初めて訪ねました。WEBにリンクを貼って下さってはいたのですが、全く初めての出会いであり素敵な街中の喫茶店の佇まいは、どこか街の中の喫茶店と重なる素敵な空間でした。スタッフ・メンバーからの説明も含めての意見交換、共にこれからも一緒の機会が増えればと願います。

 Lemon Tree http://www.healingcafe.net/main.htm

■2006年09月07日(木)  かわら版 9月号より
 先日の新聞で大きく取り上げられた障害者交流プラザの「福祉の店」休業の記事。莫大な費用をかけて建設したのに早くも・・・一方で私達は、毎年削減されていく補助金でも、持ち出しで運営してでも、なんとかこの場所を残そうと踏ん張っています。これからのあっぷるの運営や、障害者自立支援法ではここはどんな型になるのだろうか等考えると、日々不安の山積みのなかでいるというのが私達の現状です。でも"あっぷるが私達の居場所""癒される場所""出会えてよかった""なくなったら行く所がなくなる"と通ってくるメンバーの様々な声や、街角の精神保健福祉を考える集いや講演会での新しい出会い、ここに来て心身共に元気になっていく人の姿をみると、ここをたたむことはできないと思うのです。ハートランドの記念行事、先日の喫茶店あっぷる2階改修記念パーティー、県内外の方々と、届けて下さる支援の数々に心から感謝申し上げます。今月のみ、自立支援法の研修会やミーティングの為北島田の方は毎週水曜日お休みを頂きます。申し訳ございませんがご理解とご協力をお願い申し上げます。    スタッフ 小西英子

 9月のお弁当メニューを見てみると「お弁当休み」の日が沢山あって、特に毎週水曜日は「お弁当休み」が並んでいます。障害者自立支援法絡みで「あっぷる」のこれからを考えるために充てられた時間とでもいえばいいのでしょうか…。私はその時間を使って高松へお弁当の勉強に行かせてもらうことにしました。WEBで知って、是非いっしょに作業させて欲しいという願いを快く叶えてくださった「らでぃっしゅ」の方々。「あっぷる」に入って見よう見まねでお弁当作りに携わっては来たものの、今で精一杯の状態なのに本当に就労継続支援のA型に移行した場合など、私にはとても手に負えるような物ではないし…等など。何も決まってこない、決められない今を、自分が興味を覚えた所で見て触って何か感じてみたいと思ったのです。実際「あっぷる」とは違うお弁当作りは新鮮で、シェフのアドバイスもなるほどと思うことばかりの中に「何かひとつ、これだけはと言うこだわりをもっていたほうがいいですよ。」と言われた言葉を帰りの道すがら考えていたら、シェフの言われた意味とはずれるけれど「あっぷる」の誇れるこだわりは「メンバーが主体のメンバーのお弁当と胸を張れること」=「A型とは違うな」という思いに辿り着き一人で納得してしまいました。これから先、どのようになって行くかは分かりませんが「あっぷる」が「あっぷる」であり続けることができるよう願っています。
                          スタッフ 小川信子 

■2006年09月06日(水)  給料ミーティング
 今日朝は給料ミーティングが行われました。夏の暑い時期をくぐり抜けての給料ミーティング、お盆休みもあって収益は前月に比べて少し少ない金額の配分をみんなで行いました。ずっと続けてきた給料ミーティング、「働く」という行為と共に収益を分け合う作業、そしてそれぞれの「自己評価」も含めて、この場所に通うそれぞれの意味や頑張りを確認しあう為の時間として毎月、話し合いの後にそれぞれの給料を決めるシステムとなっています。
 
 「就労訓練」等と言う漠然としてリアリティーではなく、現実に出来うる限り立脚した省みを行う事は、メンバーにとっても大切な事のように思えます。障害者自立支援法の中にうたわれている「就労」以上に、確かなリアリティーを携えて彼らのお弁当作りがあります。

■2006年09月04日(月)  香川より コスモスの家 竹内さん
grp0904192243.JPG 282×212 14K 香川、コスモスの家の竹内さんがお遍路の駅国府のスタッフと共にHEARTLANDを訪ねてくれました。再会は7月に街の中の喫茶店あっぷるで行った、河野秀忠さんの講演会以来の事、その間電話でのやりとりは多々あったのですが、どうも今回の「障害者自立支援法」にくたびれ果てた様子で、元気を取り戻す為にわざわざ遠路かけつけてくれたそんな次第となりました。
 まじめに考えれば考える程、様々な矛盾や問題点を含めての今回の法律、地域活動支援センター祁燭箸靴討海10月から移行を決めている竹内さんのコスモスも、その経過の中での行政交渉も含めて、なかなか一筋縄ではいかない部分と、「現実」から遊離した部分への当てのない問いかけは、今日聞くだけでも想像しえた部分に重なりため息を覚えるばかりの裏舞台が垣間見えました。

 そして今まで歩んできた経緯と想い、それを断ち切らず新しい形にどう当てはめていくのか、問われるのは自分自身の在り方となっていきます。HEARTLANDのスタッフ阿部も交えての長い時間の再会、せめて明日につながればと想うばかりです。

■2006年09月03日(日)  城西病院 心と身体の健康教室
 HEARTLAND近くにある精神科医療機関、城西病院で定期的に行われている心と身体の健康教室にて来週講演を行わさせていただく予定となっています。土曜日の午後、精神保健福祉に関する定期研修会、HEARTLANDの活動と併せてバンド演奏も行う予定となっています。講演会とカップリングのバンド演奏というスタイルは、今までに経験した事もないのですが、病院スタッフや患者さん、ご家族も参加されての講演会との事であり、楽しく意義在る時間になればと考えています。
 場所は城西病院内のメインホール、講演会の始まりは13:30よりとなっています。
オープン参加の講演会でもあり、詳細は城西病院にお問い合わせ下さい。

 来週は多忙な日程、障害者自立支援法の県主催の説明会、そして木からは箕面の河野さんを訪ねて、そして週末は街の中の喫茶店で「夕暮れコンサート」忙しい1週間となりそうな感じです。

追伸 先日高松のライブハウスBeatlesでライブ演奏をした際の記事が掲載されています。一緒に演奏した愛媛のMoon DogsさんのWEb、それはそれはとても上手なコピーバンドでした。今月16日(土)鳴門のD-Boxでライブも予定されています。
http://www.geocities.jp/moon_dogsjp/

■2006年09月02日(土)  籠屋町 改修記念パーテイー
DSCN0194.JPG 282×212 14K すっかりときれいになった籠屋町の2階で盛大に改修記念のパーテイーが行われました。あっぷるメンバー・スタッフをはじめ商店街の郡さん、武知さん、家族会の美馬さん等本当に多くの方々が参加、にぎやかに新しい場所の始まりとなりました。まだ何一つ飾りの無い場所に彼らの姿や声が刻まれていきます。障害者自立支援法という厳しい時代のまさに今、こうした場所が偶然にも生まれた事は何か意味がある事のように思えてなりません。いつもに増しで元気なメンバー、多くの笑顔の中に新しい「彼らの場所」が生まれた事の喜びが見え隠れします。
 
 今回の改修に際してまたまた多くの方々から義援金を頂きました。喫茶店常連の武知さん、太陽と緑の会杉浦さんからは太陽と緑の会福祉事業団からの寄附金として、ありがたい支援カンパを頂きました。いつもの事ながら心ある多くの方々からの支援に感謝を申し上げます。新しい一つの場所が今日生まれました。

■2006年09月01日(金)  今日から9月
 まだまだ残暑厳しい日々ですが今日から9月、慌ただしく猛暑の夏が過ぎていよいよ秋に季節は進みゆきます。今夜は街の中の喫茶店あっぷる2階の改修記念パーティー、新しい場所の誕生をみんなでお祝いしながら、来るべき障害者自立支援法という大きなうねりにみんなで向かい行く事になります。
 今朝の徳島新聞誌面、今年の4月に開設した障害者交流プラザ、その建物の中にある「福祉の店」が早くも破綻を来したとの記事、何とも言いようのない思いにかられながら誌面を読みました。スポーツ施設を作り、市民に開放する事は交流の機会となる事は確かですが、本当の意味する「交流」とは何かを吟味しなければ、かえって交流を妨げるだけの産物となっていきます。大きな建物、貧しい財源にあっても投資される莫大な予算、悲しいこの街の現実が投影されている様で、言葉も見あたらず笑うにも笑えないそんな印象さえ覚えます。

 障害者自立支援法の下、今いよいよ崖っぷちに立たされた観のある障害者地域共同作業所、この悲しい記事とは対局にあって、貧しい中にもそれぞれが地域との交流機会を作り、様々な工夫を施した日中活動を行っています。その歴然とした片方の事実と実績、そして効果が低い評価しか得られず、こうした箱物の空虚さが「大した事ではない」事のように流されていきます。あらためて、あらためて、この街の「福祉」をきちんと考えるべきだろうと憤りさえ覚えます。

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