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■2006年10月31日(火)  吉備国際大学 特別講義
 昨日は月曜日、毎週講義を行っている岡山・吉備国際大学にHEARTLANDのスタッフ阿部と共に出向いてきました。先週の講義で学生達に「自分の原点」「福祉って何」等の原稿を書いてもらった延長として、今回現場で働くスタッフの「声」として特別に講義の時間の中、話をしてもらいました。あっぷるに勤務してかれこれ2年半、籠屋町の活動を創り上げた日々と共に、学生たちに「素のままの」言葉を送ってくれました。全ての学生が「福祉」に進むかどうかは別としても、どんな道に進もうが大切な事はきっと同じ、その意味でも良い講義となりました。
 経験とか知識、使い古された福祉の常識は、時に現実の中で「無力」となっていきます。人として自分がきちんとなっていく、人としてきちんと他者を見ていく、そんな当たり前の事をまだまだ確認しなければならない、そんな福祉の「貧しさ」が今にあります。また何らかの機会を作り現場の「空気」を学生たちに届けられたらと思っています。

■2006年10月29日(日)  ジョイント・ほっと 第8回街角の精神保健福祉を考える集い
 今月も後残り少し、朝夕は随分と寒さも増しいよいよ冬間近な様子となってきました。第8回目となる街角の精神保健福祉を考える集いも来月の11/11日の土曜日に開く予定としています。今回は京都からのゲスト、四条通り寺町を少し下がった場所で町屋風の佇まいの中精神障害者小規模通所授産施設として、あっぷる同様に喫茶店「ジョイント・ほっと」を立ち上げ運営されている施設長吉田久美子さんをお招きしての内容となっています。「原点回帰」の意味も含めてぜひ講演会に参加頂ければと思っています。
第8回 街角の精神保健福祉を考える集いのご案内

日時  平成18年11月11日 (土) 13:00〜 (受付12:30〜)
場所  街の中の喫茶店あっぷる  徳島市籠屋町1丁目24番地  Tel 088-602-1003
内容  ◇ 講演会   13:15〜15:00

講演 「木の香りいっぱい のんびり空間」 ジョイント・ほっと活動より 
講師  吉田久美子氏 社会福祉法人 てりてりかんぱにぃ
      小規模通所授産施設ジョイント・ほっと・施設長  京都市    
                  WEB http://www15.plala.or.jp/teriteri/work/

◇ 籠屋町・街の中の喫茶店を考える集い 15:15〜16:30
◇ メンバー体験発表  

■2006年10月28日(土)  街の中の喫茶店あっぷる
 喫茶店での活動が本当に根付いてきた観が強くする今日この頃です。「石の上にも3年」ではありませんが、開店から3年が過ぎ道行く人の中に、そして商店街の中に、そして様々なハンディーを抱え持つ当事者や家族の方々にとっても、「大切な場所」として映る活動の日々が頼もしくもあります。お弁当製造とは違い喫茶店という間取り、奥行きがある部分だけ様々な人が「様子を伺いながら」中をのぞき込めると共に「紛れ込める場所」として多くの人の行き来を容易いものにとしています。共同募金からの配分金を受けて整い始めた2階のスペース、彼らが寝転がるには格好の場所になりつつあります。
 言葉による啓蒙啓発活動ではなく、実際の「姿」を届け行く日々、そこから生まれる共感みたいなものは多くの市民の方々に認知されつつあります。言葉ではなくやはりリアリティーを持った姿が大きな説得力へと変わっていきます。
 障害者自立支援法という「夢さえも見れないような法律」とは違い、この時代の中にあって「夢見る」ことの出来る大切な場所として日々を紡いで行ければと願っています。
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■2006年10月26日(木)  県ヒアリング
 今日の夕刻県健康増進課との障害者自立支援法に関するヒアリングが在りました。提出した書類に基づいての新事業への移行聞き取り、籠屋町スタッフの阿部と共にHEARTLANDの意向を伝える時間となりました。書類に書き記し、どんな風な道を歩んでいくのか「いずれは決めないといけない」事柄であっても、現実とのマッチングには難しい部分が多々あり、なかなか思考がまとまりきらないのも現実です。

 そうした混迷に反してますますにぎやかに、そして元気な活動を行っている喫茶店あっぷるや北島田のお弁当作り、本当に大変な時代になったものだと痛感するばかりでもあります。進むべき道の議論は尽きることはないとしても、どれもピッタリとHEARTLANDの現実や彼らの現状にマッチする形には納得が届かず、何を選ぶかの基準は「いかに残すか」の基準として最優先させなければならない、そんな想いが今の所の第一となっていきます。
 

■2006年10月25日(水)  北島田 店頭販売
DSCN0408.JPG 212×282 16K 籠屋町の喫茶店に見習い、北島田の店頭でもみんながお弁当の販売を始めています。お弁当販売の数が増加の一途を辿る喫茶店、北島田でも多くのお弁当が売れてはいるのですが、もう一息販売数を伸ばすこととみんなの頑張りがこうした形となって、道行く人に大きな声を出して「お弁当いかがですか‥」と店先に彼らが立っています。こちらが動かなければなかなか「近づいてこない」現状があります。

 「出向いていけるかどうか」「うって出られるかどうか」この辺りが大きな分岐点となっていきます。お弁当作りで精一杯、障害者自立支援法という未来も見えない法律、ため息と共に「動けなくなっていく」私達がすぐに用意されていきます。
 活動の拡がりや新しい人との出会い、そのしんどさを抱えながらもどんな風に「表に出ていけるか‥」そこにかかっている現実が確かにあります。

■2006年10月24日(火)  若き人達と
 岡山の吉備国際大学に出向くようになってからかれこれ1ヶ月、四国学院大学の火曜日も含めて週に2日は外に出たままあっぷるを横に置く日々が続いています。現場のスタッフやメンバーとゆっくりと時間を過ごすことも随分と制限される感じは否めないのですが、若き人達との時間はそれはそれで意味ある事のようにも思えます。社会福祉学科・精神保健福祉学科と将来全ての人が「福祉」に携わる訳ではないのですが、彼らの中の何人かが同じフィールドに立つだろうと思うと、ついつい講義も教科書の棒読みではなく「想い」を精一杯伝えたくなっていきます。現場の空気・福祉の変遷や倫理観みたいな事、伝え「空っぽ」になってはまた現場の空気を吸い込む、そんな作業の繰り返しを行っています。

 人生は不思議なものでかつて、殆ど講義は自主休講、喫茶店にたむろして出席カードが配られる時間帯を見計らい教室戻っていた自分が、こうして彼らの前で「語る」今を何とも言えない恥ずかしさと共に実感していきます。若き人達の感性、未来は彼らの手の中にあると見つめていきたいと思っています。

■2006年10月22日(日)  COOKING HOUSE
 昨夜は久しぶりのCOOKING HOUSEとなり、多くのメンバーが籠屋町の夕刻に集まりました。日々の多忙さを理由に、なかなかCOOKING HOUSEの開催がままならなかったここ数ヶ月、久しぶりに夕食をみんなで食べる楽しい時間、ハヤシライス、鶏の唐揚げにマカロニサラダ、みんなで一緒に食べる夕食時はやはり楽しいものです。新しいメンバー、あっぷるを卒業して仕事に立ち向かっている人の羽休み、色々な意味合いを持ってみんなが喫茶店に集まってきます。いつでも何処でもそして誰もが寄り合える場所としてのCOOKING HOUSE、障害者自立支援法の施設類型からは「はみ出した」存在ではあるのですが、何とか継続出来るようにと思っています。
 大学の講義の合間を縫って時々立ち寄る喫茶店、本当に昼時の忙しさの中、彼らは「よく働き」ます。店頭でのお弁当販売、大きな彼らの声に道行く人が次々と立ち止まっていきます。店内も常連のお客さんを含めて大忙し、ランチタイムの満席はもう見慣れた風景となってきました。自然な循環、彼らの頑張りは本当に大したものです。
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■2006年10月20日(金)  店頭販売7周年 
DSCN0390.JPG 282×212 14K 考えてみれば7年間、みんなのお弁当作りが継続されるとは、あの頃はなかなか想像も出来ない事でした。調理師がいた訳でもなく、料理に卓越した人が当時いた訳でも無く、何となく何となく始まっていった「お弁当製造」随分と遠くまで歩いてきたなぁとフト嬉しく思います。障害者自立支援法に関しての県市のヒアリングが始まり、書類の提出も含めてバタバタとあっぷるも動きゆく日々を過ごしてはいるのですが、なかなか「未来が見えない」そして「希望や夢が語れない」そんな印象を覚えずにはいられません。あの頃は何も無かったはずなのに、何か小躍りするような確かに見えた「未来」がありました。昨日久しぶりに長時間の話をした太陽と緑の会の杉浦さんとも「おもしろくない」そんな言葉を確認しあうように話さなければならない「今」やはり未来は深く閉ざされた霧の中に思えてなりません。
 事前に用意された形式、そしてひな形通りの執行、彼らの現実とかけ離れるばかりの障害者自立支援法、あの頃の「空気」が何故か懐かしく思えてなりません。明日は久しぶりのCOOKING HOUSEが16時から籠屋町で開かれる予定となっています。

■2006年10月19日(木)  お弁当 店頭販売7周年 手作りクッキー
 10月はあっぷるが店頭でのお弁当販売を始めた記念の月、7年か8年か相変わらず定かではないのですが随分と時間が経ったものだとフト思ってしまいます。始まりは本当に手探りの日々、6食程のお弁当をみんなが作り、そしてみんながそれを食べて終わる所からの出発でした。作りながら「こんなひどい弁当売れへんな‥」と苦笑い、小さな小さな始まりからでした。大々的な宣伝チラシに追いつけるはずもなく、お弁当製造を始めた最初の2年近くは「配達」のみの販売で、しかもその殆どが「身内」お叱りを受けない、そんな限定した販売と私達の限られた力量でした。時間が積み重なり、見栄えが整う中、何度も話し合いそして緊張しながら「道行く人」にお弁当を販売始めた、そんな遠い日の10月がありました。

 喜ぶ顔に喜べる、そんな日々の中にみんなが「力」をつけ、今ではすっかりと「定着」した彼らのそしてあっぷるのお弁当が在ります。感謝の気持ちを込めてみんなが昨日から手作りのクッキーを製造、今日明日とお弁当を買って下さった方にプレゼントとして手渡す事になりました。多くの道行く人に支えられての活動、本当に心から感謝いたします。

■2006年10月17日(火)  コスモスの家 竹内さんと
 昨日の岡山での講義を終えて初めて自宅には戻らず岡山泊まりとしました。一日3コマの講義、教科書の言葉を話すだけなら余り疲れもないのですが、ついつい若き人達を前にするとチャンネルが切り替わり、精一杯の話を‥と頑張るものですから3コマ目の「精神科リハビリテーション学」が終わる夕暮れ時には抜け殻のように体感に包まれていきます。今回は初めての宿泊、そして火曜日午後の四国学院での講義まで少しだけ時間もあったので、コスモスの家の竹内さんをひよっこり訪ねてきました。障害者自立支援法の新事業として既に動き始めた様子、香川も大変な状況を呈している様子で、やはりため息混じりの話にと久しぶりの再会もあっという間に変わっていきます。
 
 「今回だけは違う、やはり想像を超えている‥」同じ話が重なっていきます。なかなか未来が見えない、そして希望が語れない障害者自立支援法、市町村や都道府県の温度差も含めて、大変な「時」が知らない間にどんどんと進みゆくばかりでもあります。疲れ切った様子、それでも「やめる訳にいかんしな‥」そう竹内さんが凛とした表情で語り行きました。

■2006年10月16日(月)  岡山 吉備国際大学 芝先生と
 先月から岡山の吉備国際大学に毎週月曜に出向いています。にわとりよりも早い目覚め、時計の針が6時を指す前には一路岡山へと高速道路で車を走らせています。片道約2時間30分、1時間目の「社会保障論」に始まり3コマ、ようやく大学の学生達にも慣れて来て互いに良い講義の空気が流れ始めてきました。なかなか言葉にして伝える事の難しさを感じながらも、やがては福祉や精神保健領域に職を得るであろう人たちを前に、精一杯の想いを語れたらと思っています。
 
 今日は講義の合間、ずっと学科長の芝先生とご一緒させてもらいました。香川の精神保健福祉センター、保健所の相談員とまさに精神保健福祉領域の「歴史」そのものの大きな人、ゆっくりとした話言葉の中にもその「激しさ」と「優しさ」みたいなものが垣間見えていきます。香川PSW研究会で毎月お会いしていた頃からかれこれ10年、流れた月日の中、それぞれの立場も変わり行く中にあっても「変わらない」話を交わせる、そんな1つ1つをやはり嬉しく思うのです。想いをつなげてゆく‥そして若き人達と‥出来る限りの準備をして瀬戸大橋を渡ってゆく日々を続けたいと思っています。

■2006年10月14日(土)  日本精神保健福祉士協会 支部設立総会
 今日の午後、徳島市内の総合福祉センターで「日本精神保健福祉士協会支部設立総会」が開催されました。社団法人かに伴う支部組織の再編、そして総会の後には県下精神科医療機関・社会復帰施設等に従事する「精神保健福祉士」約40名が集っての研修会を開催しました。思い起こせばかれこれ10年前、京都から徳島に辿り着いた時、PSW(精神医学ソーシャルワーカー)と名称する人は皆無であり、唯一の存在でもありました。 

 「人」として日々の業務を描き始めたそんな時がありました。あれから10年、資格化に伴い多数の人が生まれた事、数が決して力とはなりませんが大きな変わり様をふと実感していきます。国家資格と呼ばれても名称独占のもの、その業務はそれぞれの場所にあって本当に「まちまち」である現状も内在しています。場所が変わっても「変わらないもの」を確認してゆける、そんな原則を大切に出来うる「組織」として機能していければと思っています。

鍵を握っているのはどんな時代にあってもあくまで「人」である訳です。
 

■2006年10月12日(木)  籠屋町2階 共同募金より配分
 籠屋町の2階に様々な備品が運び込まれました。以前に申請を行い配分が決定していた「共同募金」からの贈り物で、パソコンやデスク、メンバーが使用するロッカーや保管庫等、午後からの搬入をみんなが喜びながら眺めていました。なかなか先立つものが無い現状の中で、こうした贈り物は本当に心から感謝すべき事と嬉しく思うばかりです。備品が運ばれやがて人が行き来し、この場所の息吹が漂い始めていきます。
 障害者自立支援法の新事業体系への移行、まだ公的資金を頂いていない籠屋町の活動、先行きは「不透明」な中に日々を重ねているのですが、運び込まれる荷物を見て「引き返せない」そんな覚悟を迫られるような思いもしていきます。今日は県に対して新事業の移行希望の提出日、地域活動支援センターとしても模索を含めて、今月末26日に予定されているヒアリングに臨みたいと思っています。
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■2006年10月11日(水)  メンバー会議
 今日は水曜日という事で籠屋町の喫茶店がお休み、ほぼ全員が北島田に集合してお弁当作りを行いました。午後にはメンバー全員でのミーティング、危機的な状況が続く籠屋町や最近北島田でも始めた店頭販売の1つ1つについてみんなで色々な意見が飛び交っていました。前に出ての販売、簡易な販売の為の台にお弁当をのませてみんなが声を出してお弁当を通り過ぎる人に販売していきます。
 籠屋町での販売も同様で、そうした日々の積み重ねの中に「1日40食」を売り切る力が知らない間に宿されていきました。
 障害者自立支援法の新事業体系への移行調査の〆切が明日、今月末には県のヒアリングが予定されています。大切な場所をどんな風に残していくのか、いよいよ正念場の10月が進みゆきます。

 テレビ徳島 先日取材を受けたケーブルテレビ、あっぷるの活動が今週から放映されています。ケーブルテレビ限定ではありますが、ぜひご覧になって下さい。 放映 10:00〜 18:20〜 22:00〜

■2006年10月09日(月)  障害者自立支援法 新事業への移行
 昨日理事会・評議員会を開催しました。12日が〆切となっている障害者自立支援法・新事業への移行希望書類の提出、当面ではあってもどんなに風に新事業体系の下に移行していくのかは大きな課題となっています。細かく細分化され一見全てを網羅しているように見える新事業体系の図式、しかし現実とは随分と遊離した部分は直ぐに見て取れていきます。「こきぼれゆくもの」「引っかかる事の出来ないもの」をどうしていくのか、老人領域の介護保険が施行された時同様の様相を呈していくことは容易に想像がつきます。善し悪しは別としても「いつでも・誰でも・どんな時でも‥」可能な限り「引き受けてきた」HEARTLAND、その軸ともう1つの軸としての新事業の功罪が相反していきます。
 
 どれが良いのかは本当に選び取る事が難しく、せめて「どれが一番リスクの少ないものか」といった消去法的な発想しかない中での「選択」となっていきます。まとまりきらない思案が続いていきます。

■2006年10月08日(日)  香川 精神保健福祉士・初任者研修会
DSCN0362.JPG 282×212 13K 昨日四国学院大学で、香川県精神保健福祉士協会主催による「初任者研修会」に出向いてきました。本当に久方ぶりのPSWの研修会、徳島県の支部長の役割を担った今、久しぶりにPSWとしての話を行ってきました。就職して5年以内の人が対象、3日間に及ぶ初任者研修の中、私たち自身の「在り方」を問う、そんな時間となりました。
 広島・友和病院木村さんの講演は本当に久しぶりに「鳥肌の立つ」内容、今時原論を語れる人は本当に貴重な存在であり、「寝入る事なく」突き刺さるような講演内容でした。薄っぺらな言葉ではなく実践の中に培われた言葉、脳天気な話ではなく真摯な重み、本当に良い話の淵に同席できた想いがして嬉しくなりました。四国学院の教授、富島、西谷先生ともゆっくりと言葉を交わした慰労会、年若き人へのメッセージも含めて良い時間となりました。

■2006年10月06日(金)  かわら版 10月号より
 先月の水曜日はお弁当作りを休んで「これからのあっぷる」を考えていく時間をもちました。何度も繰り返されるミーティングにも切羽詰っている「街の中の喫茶店」の話でもなかなか現実問題として話されない状況に一石を投じた、メンバーではないけれどメンバー以上の常連客がいました。「僕の居場所、喫茶店がなくなったら困る」と"ご支援のお願い"を持って友人・知人を回られたと熱く話されます。私たちが出来なかった事を心のままにあっさりと実行に移された凄い方です。それ以後、本当に色々な話しをしました。実際、島田と籠屋では同じあっぷるでありながら温度差があってなかなか気持ちは一つという具合にはいかない現実も含めて、心はあっても活動となると問題があって難しいとの話もでます。そんな今の私たち皆で出来る事。お弁当の製造数を増やして喫茶店で売る事で応援しようと決めました。40個という数のお弁当を売り切るということがどんなに大変な事か・・・。この場所を残したい、ただその一心で「それでもやります」と直向きな答えが返ってきます。どうか、一度でもいいから行政関係者に足を運んで元気に立ち働くメンバーを見て欲しい、メンバーの声を聞いて欲しいと心から願います。本当に必要だからここがあると胸を張って言える私たちの大切な宝物です。
追伸 「街の中の喫茶店あっぷる」に頂きましたご支援に心より感謝申し上げます。 
                                      スタッフ 小川 信子

 9月は毎週水曜日お休みを頂き、ご迷惑をおかけしました。普通のお弁当屋さんならそんな事は絶対にしないと思います。あっぷるは障害者が活動する施設なので時に足元確認や、自分達の活動を省みる事、これからの事(障害者自立支援法)を考える時間も必要になります。ずっと持ち出しで活動してきた'喫茶店あっぷる'も、これからはメンバー・スタッフで支えていこうと賛助会員をお願いしたり、一人でも多くの人に喫茶店の方へ足を運んで頂けるよう'喫茶店あっぷる'でのお弁当の販売数を増やす事にしました。ここに毎日来て下さるお客様の支えは本当にありがたく思います。障害をかかえ自分も大変だけど、自分以外のもっと大変な人や大きな事にできる限りのちからを注ぐことで、元気になったり、小さなことでも喜び、それが回復にも繋がっていくように思います。店頭でお弁当の販売をしたり、チラシを配ったりと人前に出る事も勇気がいるのですが、皆この場所を存続させるために全力投球しています。これからも変わらぬ応援をお願い申し上げます。          スタッフ 小西英子

■2006年10月05日(木)  籠屋町 お弁当販売40食
DSCN0361.JPG 282×212 14K もの想う秋、朝晩の肌寒さも心地よくって、ではせっかくの秋を感じてみようと冒頭の"もの想い"に耽ってはみたものの、浮かんでくるのはやはりあっぷるのことばかり。そう簡単に非日常はやってこないみたいでひとり苦笑してしまいました。
 そんな喫茶あっぷるも今月からいつもの弁当数30個に加え10個プラスした40食を売ることになりました。それも先日皆との話し合いで今より少しでも売ってなんとか喫茶の運営を続けたいという思いから発案されたものでした。初日の日、山盛りの弁当を目の前にいつものように店頭で売る彼らの姿を目にしてなぜかその姿を見ているだけで、最近自分の中にあったなんともいえない思いが吹っ飛んでしまいました。「だいじょうぶ?」「大丈夫、がんばって売ります、完売したと報告したいもん!」と意気込み込めてゆってくれます。

 結局本当にすごいすごい、1時過ぎには40食すべて完売。自分たちで売ると言ってそれが売れた喜び、くたくたになりながらもこの日手にした自信はやっぱり何よりもの元気の元です。自分たちで考えたことを自分たちでやり遂げる、責任というおまけまでついて重たい分達成した喜びもひとしおなのでしょう。
 たとえ手にするものがささやかでも人は何よりも得難い心の平穏があれば、少なくとも不平不満の毎日からは解放されるのかなと、ほんとにささやかな秋の夜長の独り言でした。
               街の中の喫茶店あっぷる スタッフ 阿部千恵

■2006年10月04日(水)  精神保健福祉士 徳島県支部
 徳島県精神保健福祉士会の事務局会議が定期的に開催され、今日の夜に事務局会議が開催されました。上部組織の日本精神保健福祉士協会の社団法人化に伴い、再度の組織編成も伴っての「今」となっています。前会長の岸田氏から引き継いだ会長の役割、元をただせば彼と二人で始めた、当時のPSW協会徳島県支部の活動。HEARTLANDの設立を境に医療機関のフィールドから離れた事もあり、活動への参加は距離を置いてきた経過があったのですが、今年から再度会長の役割を担う事となりました。徳島県で当時「初めて」のPSWであった事もあり、今は「おはこ」では到底ないのですが「何か責務も少しはあるのかな‥」と引き受けざるを得なかった最近の経緯もあります。

 今月14日には徳島県支部の総会、そして組織の再編が行われる予定であり、その下準備・確認に関しての話し合いを行いました。重なるように今週7日には香川県で精神保健福祉士の初任者研修があり講師として出向く事も予定されています。
 障害者自立支援法、HEARTLANDの未来、大学となかなか多忙すぎる今、出来る範囲には必然的になってはいくのですが、再考すべき事をもう一度掌にのせてみたいとは想っています。

■2006年10月02日(月)  吉備国際大学にて
 先週から吉備国際大学での講義が始まり今週で2度目の大学となりました。講義時間の変更によって月曜日最初の1限目を担当、9:10からの始まりに合わせて自宅を出るのが6時頃、すっかりと秋が深まりつつあるこの頃ではまだ薄暗い時間帯、片道約2時間少しの時間を経て大学のある街、高梁市に辿り着きます。
 
 1、3、5限目と月曜日は3コマ、「社会保障論」「ケアーマネージメント」「精神科リハビリテーション学」とふるに一日大学に滞在となっていきます。単に教科書の言葉を話すならそれ程疲れもないのですが、ついつい未来ある年若き彼らを見ると「出来るだけの事」を伝えたいと精一杯話を行ってゆく自分に気づいていきます。初めて見るものの大切さ、偶然でも出会えた最初のきっかけみたいなものは、時に大きく「未来」を形づくる大きなものにとなっていきます。
  
 机上の話ではなく「現場」の空気を届けるためにも、「空っぽ」にならないようにあっぷるの現場で彼らと共に過ごせる時は、敏感に過ごしていかなければとあらためて思っています。

■2006年10月01日(日)  きょうされん 全国大会・愛媛
 昨日から松山市できょうされん・全国大会が開催されています。本当なら松山に出向いて分科会の担当を行う予定になっていたのですが、生憎県の研修会と重なり、急きょ籠屋町のスタッフである阿部がピンチヒッターとして愛媛に出向いてくれました。高賃金・働くといった題目の分科会、障害者自立支援法という大きなうねりに飲み込まれつつある今、そうした題目以前に「存続の危機」に際している障害者地域共同作業所や私たちの実情が確かにあります。
 
 「1万円からの脱出」「高賃金を得るための‥」それはそれで大切な一つではあるのですが、本来私たちは「何を幸せとして」こうした活動を行ってきたのか、あり余るバブル景気ならまだしも、危機迫る「今」にあって再度原点の確認が何より最初に必要な事と思えてなりません。少しアンチな提言内容としても、なかなか好評で賛同を得た様子が分科会を終えた阿部の電話から伝わってきました。
 今日も引き続いて分科会担当として愛媛で話を続ける予定となっています。

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