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■2007年06月30日(土)  6月ももうすぐ終わり
 早いものでもうこの週末を過ぎると7月になります。1年のかれこれ半分以上、ドタバタと過ごしてきた5月からの障害者自立支援法を身にまとっての日々も2ヶ月を過ぎようとする事になります。7月は延期したHEARTLAND設立11周年記念パーテイーが14日の土曜日に開催予定、動き始めたDream Flower・クラブハウスも開催、夏お盆期間の阿波踊りと街の中の喫茶店での「かき氷販売」色々な計画や予定を織り交ぜながら夏が進んでいきそうな気配です。

 障害者自立支援法の就労継続支援B型事業所という位置づけで活動を行っている北島田と籠屋町、法に乗ったとは言え一つの事業運営を2ヶ所で行うという事はかなり「しんどい」部分も多々あるのが現実です、職員配置と業務分担、そして2つに別れているメリットとデメリットみたいな部分。色々な事柄が含まれての活動の日々、今一度日常をどう組み立てていくのか、再考を急ぎたいとも思っています。

■2007年06月28日(木)  大学での講義
 毎週毎週岡山・香川の大学に出向いての講義が続いています。なかなか距離もあって出かける事だけでも精一杯の所もあるのですが、学生に伝える「言葉」をフト自分自身で吟味する時、様々な事を思わずにはいられません。ノーマライゼーション論・精神保健福祉援助技術総論。精神科リハビリテーション論、援助技術、難しい言葉は簡単に羅列できたとしても、実際の日々の中、自分自身がその一つ一つにきちんと向かい合い、実践が出来ているか省みて考える事も多々あります。

 現場の喧噪を離れて言葉を伝えると、何処かでリアリティーが消失していきます。されとて「しんどい」裏側の部分のみを伝え行く事に専念すると、なかなか未来も展望していきません。そんな狭間の中、あらためて精神領域の事柄に関わる「難しさ」みたいなものを覚えずにはいられません。矛盾が深まりゆく中で、自分自身をきちんと「立たせていくこと」は時に困難になっても行きます。さてさてどんな風にこれから先が展開していくのか、答えにならない答えを探しながらの長い大学からの帰路に毎週ついていきます。

■2007年06月27日(水)  徳島新聞からの取材
 徳島新聞社からの取材で街の中の喫茶店あっぷるが夕刊の職場紹介の形で取り上げられる事となりました。喫茶店に記者の井内さんが取材に訪れ、あっぷるスタッフ、メンバーへのインタビューを行って下さいました。様々な機会を通じての広報は、「知って頂く」事に多大な力となっていきます。相変わらず忙しい「満席」状態の街の中の喫茶店、また一人でも新しい人がこの場所に足を運んで下さる事を心待ちにしたいと思います。記者の井内さんは今回のHEARTLAND11周年記念パーテイーではバンド演奏にも参加してくれる予定ともなっています。

 気が付くと6月も後半、障害者自立支援法を身にまとって2ヶ月が過ぎようとしています。メンバーとのやりとりも含めて、またこの1ヶ月を総括しながらきちんと振り返っていければと思っています。

■2007年06月25日(月)  クラブハウス Dream Flower 続編
 クラブハウス・Dream Flowerのパンフレット書式が完成となりました。しげしげとみんなが書類を見つめて「なかなか良いなあ」との感想を一言二言呟いての朝の始まりとなりました。クラブハウスへの申込、お金の部分、運営企画その他諸々、出来うる限り彼らが「主体」となっての運営を行っていけるようなクラブハウス作りにこちらも配慮出来ればと思っています。
 当面はレク等の遊びのプログラムが主流になっていきそうですが、なかなかシリアスや精神保健や障害者を囲む状況、時にはみんなで話し合いを重ねながら、この厳しい状況と時代に立ち向かえる、そんな「力」みたいなものも育んでいってもらえたらと期待もしています。

 役割やパンフレット等の効果は目に見える形で大きく、色々なメンバーへの呼びかけや仲間作りも含めて「彼ら」が動き始めていく事となります。8月4日に予定しているDream Flower主催の「ビアーホール」暑い夏を前に今から楽しそうな予感です。

■2007年06月23日(土)  Dream Flower クラブハウスミーティング
 今日土曜日はHEARTLANDのクラブハウス、街の中の喫茶店にみんなが集まりワイワイガヤガヤとクラブハウスのミーティングを行いました。まずはクラブハウスのネーミング、色々な意見が一通り出た後に「Dream Flower」に決定、訳せば「夢の花」なかなか素敵なクラブハウスの名称が今日誕生となりました。その後は7月8月の予定、バイキングに出かける事、COOKING HOUSE、そして何とビアーホール企画まで飛び出す始末、なかなか笑顔溢れる楽しい予定作りとなりました。

 また会長副会長をはじめ色々な役割分担、そして会員証・お揃いのTシャツ企画等も話し合われ、みんなにとってのクラブハウスを実感していくそんなミーティングともなりました。お知らせのチラシやパンフレット作成、広報も含めてこのWEBでもみんなのクラブハウスに関する一つ一つを掲載していきたいと思います。

■2007年06月22日(金)  障害者自立支援法について 世帯・家族ということ
 障害者自立支援法の利用料、HEARTLANDは就労継続支援B型事業所ということで1日通所すれば460円の利用料が必要となってきます。様々なサービスを受けた場合の利用料の上限額は、その人そして世帯の収入状況に応じての区分が用意されているシステムとなっています。本人の収入は仕方無き事としても、一つ屋根の下「世帯」という概念が良きに付け悪しきにつけ常に日本の「福祉」の中心概念として未だに存在し続けています。家父長制度、世帯単位、生活保護申請、広げて見れば「家族が背負い続けてきた歴史」は、見栄えの良い時代になってもその底流として脈々と引き継がれているそんな印象を拭い切れません。自立という言葉があるなら、それは世帯を離れての事、成長し家を出て大人になった当たり前の事さえ、まだまだ「福祉」の状況は追いついてもいません。

 生活保護申請にあってもなかなか困難な世帯文理、ピンポイントで彼らに支援が届くのは至難の現状があります。家族・世帯という事、公的な「責務」はやはりまだまだこの障害者自立支援法にあっても「家族」と共にしかうたわれない、そんな一端が垣間見られていきます。

■2007年06月20日(水)  養護学校からの実習生
 先日HEARTLANDで初めて養護学校高等部の学生さんの実習を引き受ける機会がありました。高等部卒業後の進路、施設・就労そうした大きな事柄を間もなくに控えた彼らの実習は、先生父兄と共にお弁当作り・喫茶店での3日間となりました。3障害という事、主として精神領域のHEARTLANDも今後は様々な人の受け入れ先として在らねばならない部分があります。

 京都の頃、共に在った養護学校の教師の方々、子供を会して時には飲み屋の席で色々な話を交わした事を今も鮮明に覚えています。一般社会から「はみ出た」変な教師、教育的イデオロギー等何一つかざそうとしない謙虚さ、言葉は足らないのですが自ら「変な人」と称する変な人が彼らの側にきちんといました。だから言うまでもなく目の前の「彼ら」を変な人とは誰一人思わずにきちんと並び合えた、そんな光景がのほほんとした「奥行き」を彼らに届けていました。何とか療法、何とかリトミック、その上に覆い被さる「在るべき論」と時にヒステリックな迄の教育的イデオロギー、「きちんとする」事は悪い事ではないにしても、様々な彼らと障害や病、様々なハンデイー故に「きちんとできない」彼らとが並び行くはずもありません。教育や訓練、矯正の功罪は、大きな拘束や制限として彼らのストレスを導き出していくはずです。もっともっとゆるやかに、人は自由であるはずです。

■2007年06月19日(火)  障害者自立支援法について
 5月から障害者自立支援法を身にまとっての日々、先日行われた移行後初めての給料ミーティングには色々と考えさせられる事が多々ありました。とり訳利用者が通所する際の利用料の問題、実際に一月の彼らの利用料を数字として見た時、何とも言えないため息混じりの憤りを覚えずにはいられませんでした。もちろん今の時勢、全てただという事ではないにしろ、弱い立場のところからの「搾取」にはこの法律の本質が集約されている気がしてなりません。

 財源破綻、抜本的な構造改革が旗印であっても、それを「福祉」の分野に持って来たこの法律は前提が大間違いである事を今更ながらに思います。構造改革は不夜城の如く「揺るぎない」ところにはメスが入らず、常に時代はこうした弱い市民への痛みだけをきちんと連れてきます。さりとて「稼ぐ」には大変なこの場所の前提、あちらの矛盾を収めてもこちらの矛盾が顔をのぞかせていきます。さてさてどうしたものか、みんなと共に思案の日々は続いていきそうです。

■2007年06月18日(月)  11周年記念パーティー 延期のお知らせ
 当初6月22日にに予定していました「HEARTLAND設立11周年記念パーテイー」を諸般の事情により、7月14日(土)に変更とさせて頂きます。あまり日も無い中での変更となり、参加を予定して下さっていた方々にはご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解の程を宜しくお願い致します。

HEARTLAND設立 11周年記念パーテイー

日時 7月14日(土) 午後6時〜
場所 北島田あっぷる 徳島市北島田1丁目46-4 TEL(088)-633-1410

また近日中にWEBにて変更となったお知らせを掲載致します、開催の日を変更とさせて頂きましたが多くの皆さまのご参加をお待ちしています。

■2007年06月17日(日)  ハートピアみなみ 徳永さん、リサイクル杉浦さんと
 先週、突然といった形でいつもおつき合いのある愛媛・ハートピアみなみの徳永さんがHEARTLANDに来る予定となりました。一部新聞報道で伝えられていた松山市・明星会作業所の火災事故、復興に向けての取り組みを、太陽と緑の会リサイクル杉浦さんに話を聞きたいという事が第一の要件でもありました。杉浦さんに連絡、国府のリサイクルで3人で延々と長時間の話を交わし合いました。火災からの復興に関しての一通りの二人の話が済んだ後は、現行の障害者自立支援法、これからの福祉の在り方等ついて、二人が様々な角度から言葉を交わし合う風景は「すごい」ものでありました。

 当たり前の事であっても、日々の事象にきちんと向かい合わなければ「言葉」や「思想」は生まれてきません。途切れる事なく語り合うその情景に、とてつもなく大きな人である2人で在ることに感心すると共に、こうした方々と「今」を共に過ごせているHEARTLANDをやはり誇りあるものとして感じずにはいられませんでした。脳天気な無関心さは時に罪悪な事、答えの出ない答え探しであったとしても、その道行きの中にきちんと立ち止まれる私達でありたいと思います。

■2007年06月15日(金)  社会福祉法人息吹の方々と
IMG_0036.JPG 346×231 17K 大阪箕面の社会福祉法人息吹の方々、総勢40名が香川県への旅行の帰路にHEARTLAND・街の中の喫茶店に立ち寄って下さいました。代表の植田さんとは久しぶりの再会、何度か行き来がある箕面の河野さんと共に交流の機会もあり、今日はメンバー・家族の方々と共に徳島に立ち寄って下さいました。喫茶店は貸切状態、さすがに40名は1階フロアーだけでは収容出来ず、2階もいっぱいの人に埋まる中、お弁当を食べて頂きました。互いの施設紹介も行い交流の時間、バタバタと駆け足のわずかな時間ではありましたが、またこれからもこうした機会が持てればと思います。

 代表の植田さんの言葉「なかなか夢が描けなくなってきて‥」そんな話を息吹の現実と共に話して下さいました。まだ障害者自立支援法への移行は行ってはいない様子、さりとて徳島とは違い大阪府・箕面市の特例的な補助金上乗せもあり、HEARTLANDの昨年1000万円を遙かに超えた金額が、まだ「今」在ることに考える時間を与えている様子にも伺えます。携わって15年になるとの事、夢を語るスペースさえ無くなった「今」に、何故か変な共感を覚えてしまうそんなやりとりでもありました。

 社会福祉法人息吹 http://www2.odn.ne.jp/~aai35470/

■2007年06月14日(木)  かわら版より 
障害者自立支援法を身にまとっての初めての5月が過ぎました。今までは何処かで「他人事」であった法律を実際に掌に乗せて過ごしたこの間の1ヶ月、今までと変わらないお弁当作りや喫茶店での活動とは別に、様々な新しい事柄に寄り添っての日々となりました。「自己負担金」という利用料、1日通所に際して460円を支払ってあっぷるに通うという現実に、何とも言えない想いが生じます。
 
 人が人としてきちんと息づいていく‥そんな事柄からは遠く離れた「悪しき法律」である事を実感せざるを得ません。法に沿うことはあったとしても、せめて人が人としてきちんと在る、そんなHEARTLANDであり続けたい‥とあらためて強く思う日々でもあります。

 先日あっぷるを卒業した女性メンバーのMさんがお母さんと一緒にお礼の挨拶に来てくれました。自宅近くのケーキ屋さんへの就職、元々お菓子作りへの道を将来の夢として歩んできた彼女、喫茶店での日々は元気そうな笑顔と共に未来への扉を押し開けてくれました。週末祝日の仕事の様子、彼女の未来がより今まで以上に輝けばとみんなで願っています。

■2007年06月12日(火)  かわら版より スタッフの声
就労継続支援B型事業に移行して早1ヶ月が経ち、今は給付管理の真っただ中です。パソコンの画面で実績記録表をつけながら、メンバーが毎日460円を出して通って、自分で自分の居場所を支えるということ、皆で何度も話をした「新しいこと」の一つの証がこれなのかと思うと、仕事の手を休めてしばし見入ってしまいます。移行後に加わった新しいメンバーの名前も増えました。今までは弁当製造という事もあって、結構お仕事っぽい感じも強かったのですが、今はもっと幅の広い中で、あっぷるの過ごし方が生まれてきています。少し遅い時間に緩やかに出てきて、時間に追われない作業をすることや、とても素敵なアクセサリー作りなど。色々な人が輝けるあっぷるになりますように‥皆と一緒にゆつくりと歩んでいきたいと思います。         スタッフ 小川信子

 就労継続支援B 型事業に移行して、初めての給料ミーティングが先日ありました。利用料の算定や日数計算いわゆる自立支援のシステムに則ると、ただ数字が並ぶだけで頑張った人の評価もしてあげられない意味のないお給料計算になってしまい「これで自立支援ができるというのか?」とつぶやくメンバーもいました。本当にそうなのです。この不健全な世の中を一生懸命生きようとしている人達に、どうしてこんな法律をつくるのかと怒りが込み上げてきました。ここに来て元気になって、今生き生きとあっぷるに通っているメンバーが中心となり、HEARTLANDクラブハウスを創ろうと土曜日に集まっています。私はそばに寄り添っているだけなのですが、"一人ひとりが主役"とあって真剣に話し合っています。9日には西谷先生を迎えてのクラブハウス創りの会を開催。一人ひとりが輝き、ハートランドから元気パワーを発信し、悪しき法律に負けない元気仲間を増やしていけたらと思います。どんな人でも参加できます。なんでもお気軽にお問い合わせ下さい。    スタッフ 小西英子

■2007年06月11日(月)  かわら版より 就労継続支援B型事業所
◇就労継続支援B型の手続きなど、スタッフの皆さまお疲れさまでした。家によって自己負担金にもものすごく差がありびっくりしました。変な法律だと思います。

◇自立支援法B型にあっぷるがなって1ヶ月が経ちました。スタッフのみなさんの忙しさは大変なことと思います。そんなこんなの1ヶ月、私なりに振り返り思うことは、この居場所がある事でお弁当作りをしていけるし、色々と勉強にもなっています。自分が出来ることを少しずつでも多くなるよう、1日1日を大切にする事だと思います。

◇障害者自立支援法が出来て一時は働く気力が無くなったこともありましたが、やっぱり給料が減ってもあっぷるで元気をもらってみなさんと楽しくやっていくことが私にとっての最高の選択と思っていますので、これからもよろしくお願い致します。

◇入所して早1ヶ月、みなさまに迷惑をかけてばっかりではありますが、少しの給料でいいので、1日を無駄遣いしないように頑張ってみます。

◇就労継続支援B型事業に移行して、間もない今日、はっきりといって自分自身は戸惑っています。年金生活だけにはなりたくないと思っており、あっぷる卒業生の人々を思い出しながら、それを今の希望としております。しかし自分に勝てない、主張できない、逃げたままになっており、あっぷる存続に向けてどうすれば良いのかなど、色々と考えさせられる時です。でもそれなりに乗り越えれば、光は少しでも自分を輝かせてくれるのではないかとも感じています>

◇手続きや負担金、店に着くまでの交通費などは苦しい部分もありますが、前向きに乗り越えられたらと思います。メンバーさん、スタッフさん、お客さんからもらう元気があるから、行けているのだと思います。復帰できて1ヶ月、何も出来ない状態ですが、行ってみんなから元気をもらい、また私も元気を分けることができる、そういうことが使命なのかも知れません。

■2007年06月10日(日)  クラブハウス講演会
IMG_0030.JPG 346×231 18K 昨日は午後から街の中の喫茶店で「クラブハウス講演会」が行われました。講師はいつもの四国学院大学西谷清美先生、もうすっかりあっぷるメンバーの憧れ・アイドルと化した観さえ在る先生の講演は、本当に素敵なものでした。わかり安い言葉と海外のクラブハウスの説明「ぜひあっぷるをクラブハウスとして‥」と贈られるメッセージは、この場所に通う彼ら一人一人にとって大きな指標となっていきます。自分たちが行っていること、そして自分自身のこと、その一つ一つが「これでいいんだ」と確認出来るような照合、そして自信や誇りみたいな部分へのリカバリー、スタッフも含めて元気づけられるそんないつもの西谷先生の講演でもありました。

 障害者自立支援法という不透明な闇、その中に光を見つけようとするクラブハウス、まだまだ動き始めたばかりのHEARTLANDのクラブハウスではありますが、明日が覗いた‥そんな時間でもありました。

■2007年06月08日(金)  明日はクラブハウスの講演会
 明日は午後1時から街の中の喫茶店あっぷるでクラブハウス講演会が開かれる予定となっています。我らが四国学院大学の西谷清美先生が講師、動き始めたHEARTLANDのクラブハウスのガイドを取って頂く、そんな講演会が予定されています。就労継続支援B型事業所としての1ヶ月を過ごし終え、実感としてとても困り果ててた「法律」である事を身を以て感じる部分が多々あります。
 給付事務、メンバーからの自己負担金としての利用料徴収、殆ど事務的にしか分配作業を終えられなかった給料ミーティング、どの角度から様々に眺めてみても、とても人が人として「幸せになっていく」事にはほど遠い、そんな印象さえ覚え行きます。

 その周辺から少し離れた部分としてのクラブハウス、みんなで集い話し‥そして元気になっていく、そんな当たり前の事をきちんと担保してゆくための、クラブハウス運営になればと尚更願うばかりです。どなたでも参加自由です、どうぞ明日のクラブハウス講演会にご参加ください。

■2007年06月06日(水)  コムスンの出来事
 テレビを眺めると大々的に「コムスン」の指定事業所の取り消し報道に溢れた1日となっていました。介護は福祉なのか、それともビジネスなのか‥そんな言葉がキャスターや誌面に踊ります。介護保険創設、税金と保険料による拠出、そしてサービス競争と資本原理、民間委託の中、市場原理と化してしまった「老人福祉」一つの大きな出来事言わざるを得ない、そんな風にも思ってしまいます。

 日本の福祉は良い意味でも悪い意味でも「公」が背負ってきた歴史、社会福祉の規正緩和に伴い、市場競争の色合いを増した「老人福祉」と「老人産業」サービスの向上は競争の下に高まったとしても、福祉の心根みたいな部分はどうであったのか‥そんな事も思わずにはいられません。

 障害者自立支援法、これもまさに介護保険やコムスンの後追いそのものであり、市場原理や競争原理に基づいた「患者さんや障害者」の奪い合いが、施設運営維持の為の大きな財源確保の一端となっているのは明白な事でもあります。コムスンの出来事は他山の石では決してなく、今携えて歩いている「障害者自立支援法」という法律そのものの本質でもある訳です。「福祉」とは何であるのか、その事に関しての「公の責務」は何であるのか、再考すべきそんな出来事のように思えてなりません。

■2007年06月05日(火)  給料ミーティング 就労継続支援B型事業所として
 今日、就労継続支援B型事業所にあっぷるが移行して初めての給料ミーティングとなりました。HEARTLAND設立から約10年、毎月メンバー・スタッフ全員参加の中で行ってきた給料ミーティングも、新しく就労継続支援B型事業所となったあっぷるでは、今までとはかなり違った形での話し合いを行わなくてはなりませんでした。
 とにかく新しい出来事としての「自己負担金」あっぷるに通所する場合、基本額として1日460円の「利用料」が派生するという事、少ない額面の中からその金額がきちんと差し引かれていくという事となります。また個々の収入状況によってその上限額が違うという事、生活保護を受けているメンバーの収入認定・申告の問題、ルールに括られる中、様々な矛盾がくっきりと見えていきます。

 少なくとも今までは何処かで遠い事と感じていたこの法律、身を以て彼らとの話し合いの中に「利用料」を眺めた時、限りなく悪しき法律としての矛盾と怒りを覚えずにはいられない‥そんな感覚を宿しました。ささやかな彼らが精一杯生きようとしている、そこからの徴収、時代の情勢と言えばそれまででもあるのですが、本当に何とも言えない感じを覚えます。「福祉」とは何であるのか‥、精一杯の人がさらに厳しい状況に押しやられ、のほほんと生きている輩達は相も変わらず他人事の空見、やるせなさだけが残るそんな新しい給料ミーティングの始まりでもありました。

■2007年06月03日(日)  徳島県精神保健福祉士協会 総会 
DSC02586.JPG 308×231 5K 徳島県精神保健福祉士協会の定期総会が昨日の午後、障害者交流プラザにて行われました。基調講演と題して四国学院大学の富島先生、さしてPSWのビッグマザー土佐病院の伊藤さんの話を聞く時間がありました。
 何一つ無かった時代から常に「闘い続けてきた」大きな二人の言葉、とりわけ伊藤さんの話は、自立を目指した一人の女性としての人生や生き様に溢れたもので、約1時間少しの時間、心の中で正座をしながら聞かせて頂きました。PSWである前に母であり一人の女性でありそして妻である事、その長きに渡る人生そのものに、ただ単に敬意を表すしか言葉が見あたりませんでした。

 富島先生の生き様も然り、決して難しい専門用語や在るべき論ではなく、淡々とそれ故に崇高なまでに「人」である事の話を続けていきます。形式だけのリアリティーの無い言葉、対外的な部分だけに神経質な迄に気を配り続ける愚行、立派に喋ってもその中に彼らの姿や情景が全く浮かんでこない空虚さ、そんな事とは対局にある二人の話でもありました。人が人として歩んできた道程、以前から親しく近かったお二人ではあるのですが、あらためて「大きな人」である事に触れた、そんな清楚な1日を嬉しく思いました。

■2007年06月02日(土)  定期総会の1日
 今日は6月2日、1日の中2つの定期総会が開催される事になっています。徳島県障害者地域共同作業所連絡協議会そして徳島県精神保健福祉士協会、会場は別々、時間は重なりあった中での開催であり、さすがに身体を二つに分けて参加出来るはずもなく、そんな困った1日ともなりました。精神保健福祉士の総会では香川四国学院大学の富島先生、そして御大土佐病院の伊藤博子さん、懐かしい再会も交えて先人の言葉を聞く時間となりました。

 協議事項や形式、建前や概念ではなく、遠い時代から「闘ってきた」多くの人がいます。机に座り暇を持てあました時間の中から眺める現実ではなく、身体を張り何も持ち合わせがなくてもその「実」に近づこうとした「現実」がもう片方にきちんと在ります。温故知新、年功序列ではありませんが、こうした脈々とした「歴史」を踏まえなければ未来への展望は開かれてはいきません。時代でも無く法律でも無く、不自由さでも無く、やはり自分自身が何を想い感じるか‥ただそれだけの事なのかも知れません。

■2007年06月01日(金)  ディキャンプ 香川県引田町 大池キャンプ場
DSC02582.JPG 308×231 17K 今日はみんなが楽しみにしていたディキャンプ、香川県引田町の「大池オートキャンプ場」にみんなで出掛けてきました。絶好の行楽日和までは良かったのですが、途中高速で車のアクシデントは想定外ではありましたが、みんなで楽しい1日を過ごすことが出来ました。焼肉バーベキューで乾杯、飯ごう炊さんで炊きあがったおにぎり、そして毎月の誕生会も含めてのリラックスタイムとなりました。
 
 バタバタと過ごした5月、いつもの5月とは違って新しい法律を身にまとっての時間、スタッフも彼らも新しい事柄に直面しつつ、手探りで進んだそんな時間でもありました。そんなあわただしかった日々の後の今日の時間、まだまだ霧の中にしか感じられない法律に沿っての日々は続いていくのですが、またこうした時間をみんなと共に用意出来ればと思っています。

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