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■2007年08月31日(金)  いよいよ8月も終わり
 いよいよ今日で8月も終わり、今年はいつになく残暑厳しい日々も続いてはいたのですが、夕暮れの早さ、朝夕の涼しさは少しばかりではありますが「秋」の訪れを感じさせるこの頃です。猛暑の中で日々お弁当作りに頑張った彼ら、阿波踊り期間の忙しすぎたかき氷、それでもタフに日々を紡いできた彼らやスタッフ、手前な話ではあるのですが、どうもどうもご苦労様でした。

 明日は第11回目を数える「街角の精神保健福祉を考える集い」講演は香川を創り上げた芝さん、行政の第一機関として保健所が精神保健の窓口となった昭和41年、その当時精神保健相談員の草分けとして活躍された芝さん、香川精神保健福祉センターで長きに渡り彼らと共に歩んで来られた時間、そして精神保健福祉士・国家資格のパイロットの教育機関として立たれた吉備国際大学、色々な話を聞ける事を楽しみにしたいと思っています。ぜひご参加ください。

■2007年08月28日(火)  街の中の喫茶店の盛況
 昼時、街の中の喫茶店あっぷるを訪ねると本当にたくさんの人が来て下さっている光景に驚きを覚えます。殆ど昼時は満席、喫茶店前ではメンバーが大きな声を出してのお弁当販売、店内は華やぐ程のにぎわいで常連のお客さん、新しい人、籠屋町商店街の方々、すっかりと根付いた風景がそこには確かに在ります。

 せちがらい世の中、追い立てられるような世情と殺伐とした空気感、そんな日常の中にあってもしかしたらこの場所は、多くの市民の方々の「癒される空間」であるのかも知れません。一生懸命に「金にもならない」営みを行う精一杯の彼らやスタッフの営みは、一服の清涼剤の如く響きゆくのかも知れません。

■2007年08月27日(月)  東京にて 精神保健福祉士・生涯研修制度委員会
 土曜日から日曜日にかけて東京に出向いてきました。日本精神保健福祉士協会の「生涯研修制度委員会」が要件、3回目となる会合は日曜日に丸1日をかけてのもの、研修制度の創設と共に「認定精神保健福祉士」の骨格が少しずつではあるのですが、長い議論の果てに見え始めてきました。全国共通のシラバスを利用しての研修制度、各都道府県委託の形、10月には各県代表者会議が開催され、本協会よりその概要や委託の留意事項が説明されてゆく予定となっています。まだもう一つイメージがまとまらない感じではあるのですが、リアリティー在る研鑽機会として精神保健福祉士「個々」が意識やその在り方について「自ら」検証していく、そんな一つになればとは思います。

 前日の新宿ではスーパーバイザーとして今回の会議に参加されていた広島県の木村さんとも合流、若者の喚声溢れる居酒屋で、ゆっくりと確認するように言葉を交わし合う時間も持てました。さてさてまた日常にと帰っていくことになります。

■2007年08月25日(土)  加川良ライブ 寅屋にて
DSC00088.JPG 229×172 7K 約8年ぶりに加川良さんのライブに出掛けてきました。会場は街の中の喫茶店あっぷるから歩いて徒歩3分の「寅屋」HEARTLAND設立当初の出会い、あれから幾重にも時を経ての嬉しい嬉しい再会でもありました。良さんの言葉ではありませんが「空から空まで感謝します」そんな素敵な夜となりました。

 今日からは東京、日本精神保健福祉士協会の「生涯研修制度委員会」の会議があり、明日まで東京の空の下となります。

■2007年08月24日(金)  寅屋 寅さんこと岡本さん、そして加川良
 本当に懐かしい人との再会となりました。寅屋、寅さんこと岡本さん、今から8年程前、HEARTLANDが歩き始めた頃、加川良さんのチャリティーコンサートをHEARTLANDのために企画下さった寅さん、本当に久しぶりの再会となりました。今夜は寅屋で加川良さんのコンサート、良さんとも久しぶりの再会、時間を超えて「あの頃」が蘇ってくるそんな時間になればと思います。 下は当時の通信の文字です。

 HEARTLAND通信 第12号 平成11年10月21日より

加川良コンサート 夕暮れと徳島の街並みを背にして

 ギター一つとハーモニカを手にして,良さんの歌声が響き渡りました。2時間近くに及んだステージ,熱狂的ファンの拍手にもおされ,あつい夜が流れていきました。ほんの少しだけふれてくださったハートランドのこと,その紹介がまたまた素敵だったこと,あの日のビールは最高の味がしました。
どうもありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。
 寅屋の岡本さん,お忙しい中いろいろとありがとうございました。
名盤堂の泉さん,あわわの住友さん,会場にきてくださった190名近くのみなさん,
本当にありがとうございました。

 台風が明日に迫る天気予報の中、ハートランドとくしまを考えるつどいと加川良さんのコンサートが予定通り行われました。記念講演の形で話をされた、さんかく広場の武田さんの話。「絶対嫌いな人もいるというノーマライゼーション」と題されたその言葉は、単純なお囃子口調のノーマライゼーションの具現化ではなく東京町田での実践や高知さんかく広場への日々から実感された、新しい角度の問題定義であったように思いました。社会参加への方法論と地域支援の概念みたいなものではないかと思われました。「医学モデル」と「社会モデル」ということ、病院ではない「地域」という当事者の「生活」に近い場所や場面でのベースとなる思想として、その話は「ごちゃごちゃ」になってきた地域への大切な提言であったようにも思われました。
 
 夕暮れを背にして、徳島の町並みが眼下にのぞく景色の中で行われたフォーラム。それぞれの発言者がそれぞれのスタンスからの報告や色々な意見が発言されていました。そこには精神障害者の地域での暮らしを支援する拡がりが見られると共に,そのことの難しさも内在されており,これからの取り組みに対する現状の確認作業でもあったように感じられました。まだまだ始まったばかりの精神障害者の方々に対する社会的な施策や取り組み,これからに向けての課題や検討すべきことは多く山積みされている観があらためてします。 

■2007年08月23日(木)  理事会 今後の方位 街の中の喫茶店
 今夜街の中の喫茶店で理事会の開催となりました。障害者自立支援法下の就労継続支援B型事業所として移行したのが5月、それから今日までの状況報告、そしてその事を踏まえた上での今後の方針を検討していく事、施設運営状況等を眺めながらの理事会となりました。障害者自立支援法、そしてある意味想像を超えた展開されつつある「精神保健福祉」の状況、なかなかきちんと「未来」を見据える作業は定まりきらない中に進み行きます。どんな風に方位を見据えていくのか、HEARTLANDを始めた10年前よりも遙かに遠く、その作業は難しさを連れてきます。
  
 シンプルに‥彼らが元気になっていく為の時間や場所を‥と願ったあの頃よりも、遙かに遠く複雑となりつつある「今」が在ります。考える事を放棄した瞬間に「成り立つ」事も多々あろうとも、瞬間的な決定や思考を繰り返していく以外になかなか開け行く道は見つかりそうにもありません。

■2007年08月21日(火)  HEARTLAND 活動再開
DSC00085.JPG 196×147 9K 残暑厳しい中、HEARTLANDの活動が昨日から再開となりました。かき氷の販売、少しの休息となった夏休みを経て今日からまた活動が再開となりました。少なくなったメンバーが精一杯の形でお弁当製造や喫茶店業務をこなしていきます。流れる汗と共に製造されていくお弁当、暑さに負けない程の大きな声を出して喫茶店店頭でお弁当販売を行っていく姿、「なかなか大したもの」と感動さえ覚えゆきます。少人数となった「今」もう一度原点の意味を確認しながら日々の活動をみんなで創り上げていければと思います。

 今週は24日に徳島市支援協議会、26日には東京に出向いて精神保健福祉士協会の「生涯研修制度委員会」木曜日には理事会と予定が多々あり、あっという間に8月を駆け抜けて9月といった様子、まぁぼちぼと急ぎながら日々を過ごしていきたいと思っています。

 9月22日に香川県精神保健福祉士協会の方々が多数、オータムセミナーの形でHEARTLANDの活動を見に来てくれる予定も決まっています。
 
香川県精神保健福祉士教会 WEB http://www.k5.dion.ne.jp/~psw/
 

■2007年08月19日(日)  障害者自立支援法 上半期総括として 
 夏休みも今日で終わり、明日からまた活動再開の日々となっていきます。総括を語るには未だ道半ば、もう少しブラブラとしながら障害者自立支援法、日々を眺めて行ければと思うばかりです。

「急ぐと価値は制度化する」

 「急ぐと価値は制度化する」そんな言葉があります。5月から追い立てられる程ではないにしろ、やはり気がつくとこの「法律」にどう寄り添うか‥といった部分に無意識の中、取り込まれていた部分も多々あったのかも知れません。縦割りに用意された様々なコースは一見全てを網羅するかの如く、障害者自立支援法のパンフレットの文字は踊りますが、様々な「想い」をもった彼らであること、現実の中での「障害者雇用・就労」が如何に厳しいものか、私たちは少ない時間の経験しか持ち合わせてはいませんが「知っている」つもりです。出来高のように「上手くいった実践」よりも苦悩する日々の中に本質が見えていきます。表面的な理念よりも、葛藤する日々の中にこそ未来を見据える息吹が宿されていくはずです。

 「記録無き実践は活動にはあらず‥」そんな故事のような活動の言葉をもう一度見つめながら、法の中の従順さよりも、確かな記録として「人の心」に刻まれるHEARTLANDの活動をあらためて進めて行ければと思う夏の日です。

■2007年08月18日(土)  障害者自立支援法 上半期総括として
5月から障害者自立支援法に移行したHEARTLAND、総括というよりも現状報告に近い形にならざるを得ないのですが続けて書き記して行きたいと思います。

◆ー己負担金 通所/1日 460円

 障害者自立支援法に移行し一番大きな変化は「自己負担金」が生じたという事、1日あっぷるに通所した場合460円(定率1割負担・よって施設運営費収入は1名通所で4600円)となります。通常月の日数−8日が上限、活動日は23日〜22日となりその間に通所した日数×460円が自己負担金となります。通所するメンバー本人や世帯の収入に応じて上限が決められているとは言え、概ね1ヶ月通所の場合かれこれ10000円を支払って「給料」を受け取るといった具合、利用料を差し引くと僅かばかりの金額しか残らない現実に直面していきます。まだしもあっぷるの場合、お弁当製造販売や喫茶店といった収益を生産出来うる「仕事」を身にまとっていた為、他の作業所に比べ高い工賃(1〜5万円程度)を支払う形が取れていました。故に引き算をしても未だ「残る」現状がかろうじてある‥そんなところです。

 工賃倍増計画・就労支援と言葉は一人歩きしますが、屋台骨としての運営費補助が低い中、生み出す事にも限界がきちんとあります。来る側も向かえる側もぎりぎり、スタッフのボランティアスピリット無くしては成立しない日常、公的資金や保障が何一つ届く事無く削られていくばかりの地域、形骸化した理念と理想は、障害や様々なハンディーを抱え持つ彼らと共に在る‥という大前提を放棄した時に初めて成立するかの如くに映りゆきます。

 また収入状況に応じた自己負担金上限の仕組みには、日本の福祉の特徴である「世帯」という考え方が未だ持ってきちんとその基盤に在ります。本人ピンポイントではなく家族・世帯といった部分の踏襲、若い年齢の通所者の両親、共働きの稼働世帯であれば本人負担が増すという仕組み、何処まで行っても「家族」「世帯」という原則に沿ったベースは、なかなか本人の「自律」という部分を時に遮って行きます。今は460円の利用料、今後この単価が下がり行く事は決して無く、利用料単価が今後増す事は想像に容易い事でもあります。利用料は全国統一のシステム、その部分を補うべき「地域の特典」はこの徳島県には皆無であり、ますます地域間格差といった問題も生じていきます。経済保障といった「生きていくための」原点としての「金」また彼らと共に色々と議論検証をしていく必要性が多々あります。

■2007年08月17日(金)  障害者自立支援法 上半期総括として
 5月から障害者自立支援法に移行したHEARTLAND、上半期ではないのですが実際の日々の中、雑感的な印象を含めた総括的な幾つかを思います。

 〇楡澑娠弔箸靴

 とにかく施設運営の枠組みが大きく変化しました。昨年度までは微々たる運営・精神障害者小規模通所授産施設としての枠組み、年間運営費は1000万円が俗に言う「まるめ」運営一括方式として国県市より入っていました。障害者自立支援法に移行した今は出来高・レセプト方式であり、実際に来た通所メンバーの人数によって収入(運営費)の増減が行われていきます。1000万円包括の場合は12ヶ月で除して月額約83万円程度、今は4600円(一人)日額×総人数という仕組み、早い話が何人来て「いくら」逆に人が来ない、或いはここから旅だって行く人(就労・パート就労等・入院・通所中断等)が生じれば「施設運営費収入」は減となる訳です。

 今更ではあるのですがまず抜本的な「あやまち」は福祉領域に構造改革の矛先を真っ先に入れた障害者自立支援法成立とその背景、自己負担金という名目に象徴される弱者切り捨てと負担増の仕組み、本丸には常にメスは入らず、周辺のささやかに精一杯生きている人々の下にきちんとそのしわ寄せが届くシステムに憤りさえ覚えゆきます。市場原理・競争原理が介入しない事が「福祉国家」の大前提であった理念や思想が既に今は無いという現実、公的部分の「責務」は単純に個に帰していくだけの法案であるという事です。
 
 また施設運営費のシステムに連動した「囲い込み」がきちんと進んでいくという事、ノーマライゼーション・地域でと言葉は溢れていますが、実際はきちんきちんと施設での「囲い込み」と「選別」がより今まで以上に水面下で堂々と進んでいる状況が生み出されています。たかだか1000万円のあっぷる(小規模授産施設)の場合、前年度平均通所人員/月14名に沿って予算を組むと、総額1400万円程度、矢印が上を向く計算となりますが、既存であった「生活支援センター」や「生活訓練施設」は莫大な公的資金が投与されていた手前、一つの事業では採算が合わず、複数事業を持って何とかなりたつ計算となります。施設事情に優先された複数メニューの全てを否とは言うつもりはありませんが、初めに計算があり言葉は少し適切ではないかも知れませんが「お金になる彼ら」(障害者受給証が受けられる障害者・もしくは社会的逸脱行為等を行わない障害者)は引き受け、それ以外のこれまた言葉は適切ではありませんが「難しい・手間の掛かかる人」は見向きもされない、そんな現実がある側面きちんと進んでいこうとします。一昔前のコロニー論の再来といった状況にますます拍車がかかる事はきちんと想像出来ていきます。

 新聞の社説的な話はこれ位にしても、せめてこうした矛盾まみれの法律の下、きちんと大切な事柄を確認していく事は時に容易ではないなぁ‥そんな実感はHEARTLANDでも例外ではありません、せめてこの矛盾に満ちた法律下で「怒り」や「憤り」を建設的な方向に少しでも向けていけるか‥それが今のそしてこれからの大きな命題であるように思えてなりません。

■2007年08月16日(木)  かき氷 無事終了
DSC00076.JPG 262×196 14K 阿波踊り期間のかき氷販売が無事に昨夜終わりました。本当によく頑張る「彼ら」一人一人には頭が下がる想いがします。巡り合わせとしてメンバーの数が少ない中での3日間、喫茶店前のかき氷販売、店内のお客さんへの対応、とにかく元気な「彼ら」が生き生きと働く姿は感動さえも覚えるものでした。フルに3日間働き通したメンバー・スタッフ、お疲れさまでした。
 人の中・街の中の活動は「人にふれ・人に見つめられて」の活動となっていきます。時にドキドキし緊張も伴う、その背中合わせに人の中・街の中でしか手にする事の出来ない喜びや誇りみたいなものがダイレクトに運び込まれてきます。そしてそれらが「彼ら」を元気へと導いていく大きな特効薬として在り続けていきます。

 障害を抱え持つ人たちの集い働く場所「障害者地域共同作業所」の文字は「共同」と書きますが、「協働」という綴りをHEARTLANDは活動当初に掲げました。、「協働」とは人権を共に考え、そして作り出す福祉労働の意味であり、人々の人格に向き合う労働をそう呼ぶ‥そんな理念と理想を第一にと願ってのものでした。
 明日から3日間の活動のお休み、またお盆明けにみんなでそんな活動を創って行ければと思います。

■2007年08月14日(火)  懐かしい人との再会
DSC00067.JPG 262×196 13K 阿波踊りの祭囃子に賑わう徳島の街、本当に懐かしい人との偶然のような再会がありました。読売新聞社記者元永さん、かれこれ9年近く前、HEARTLANDが歩き始めた頃、常に一緒にいた懐かしい人との再会「休みが取れたので遊びに来た」と現在赴任中の広島県福山市から日帰りの旅の途中での事でした。徳島に赴任する前に彼がいた島根、社会福祉法人桑友マルベリーの武田牧子さんから「徳島で山下さんという面白い人がいるから‥」との言葉に誘われてのそんな出会いでした。北島田の場所に常に出入りし、冷蔵庫を開けビール片手に色々な言葉を交わした事を今も鮮明な迄に覚えています。同世代、新聞記者という生業を越えての彼との行き来でした。やがて大阪への転勤、黙ったまま立ち去った彼は多額の寄付を幾度となくHEARTLANDに贈り続けてくれました。

 言葉を交わしビールを飲むほどに「あの頃」に時は戻っていきます。「自分の人生の中で一番きらめいていた時はあの頃だった」互いに中間管理職的な年頃となった今、輝きときらめき、そしてクリアーな建設的な批判を懐かしみながら「今」の自分自身を互いに見つめ合います。「人の中に、街の中に今こうしてあるやんか‥」懐かしい関西弁は時間と距離を埋めていきます。

 当たり前のように「今」があるという事、それは決して「当たり前」の事ではなく、こうした彼のような幾重にも重なり合った人の「想い」の上に、HEARTLANDが「今」在ることをもう一度確認していかなければならない‥そんな想いにも駆られた懐かしい彼との再会の夜でした。

■2007年08月13日(月)  甲子園 徳島商業
 世はお盆休みの真っ直中、籠屋町のブログにあるように今日から阿波踊り、街の中の喫茶店でかき氷販売があるのですが、かなり勝手をして甲子園に出向いてきました。昨年に続いて22回目となる夏の甲子園、去年は兄が出場、今年はまだ1年生の弟がスタンドからの声援、風物詩である夏の一瞬が過ぎました。残念ながら徳島商業は今年も初戦敗退となりましたが、一瞬の夏の裏側には言い尽くせない程の過酷な「日々」や「努力」がある事に想いを馳せる時、やはり大きな拍手を送らざるをえません。

 絶え間ない日々があるから、一瞬の輝きがそこに宿し行きます。去年同様、子供と共に過ごした一瞬の夏と甲子園までの遙かなまでの道程、HEARTLANDの日々に重ね合わせながら色々な事をフト考えていました。
 

■2007年08月11日(土)  今日から夏休み 
 昨日でお弁当製造・喫茶店の日常活動が一時終了、お盆休みをみんなで向かえていく事となります。土日をはさんで月曜日からは阿波踊り、例年の形で今年もみんなが喫茶店前、にぎわう人混みの中で「かき氷」の販売を行う事となっています。日時は8月13日〜15日の3日間、時間は16:00〜21:00 ぜひ街の中の喫茶店あっぷるにお立ち寄り下さい。

 5月に障害者自立支援法の新事業に移行、日常の活動は以前と同様にお弁当を作り喫茶店での営業と変わらないのですが、就労継続支援B型事業所を身にまとった枠組みの変化に伴い、様々な事柄の取り扱いや対処を思案する中、8月までの時間を過ごしました。動き始めたクラブハウスの運営、また再開となった「街角の精神保健福祉を考える集い」難しい事ではなく、何があればみんなが少しでも元気になっていくのか‥そして「就労支援」等という言葉ではなく、現実のリアリティーを持ったお弁当作りや喫茶店での活動を「仕事」としていかにきちんと行っていくか‥様々な命題への取り組みは尽きることはありません。忙しさに紛れながらも少しゆっくりと再考出来ればと思っています。

■2007年08月09日(木)  講演会続編 兎の眼 先生けらいになれ
 先日の富島先生の講演会の話の中、灰谷健二郎著の「兎の眼」「先生けらいになれ」と題された書籍の話がありました。フト「懐かしいなあ」と初めて読んだ16の頃を思い出しました。後に発行された「太陽の子」も同様、無意識の中で「福祉」を考える大きなきっかけになった原点の書籍であったのかも知れない‥とこの年になってあらためて思っていました。偶然のように進んだ「福祉」の道であったのですが、この本に出会った時の衝動みたいなものは確かに今も鮮明色彩と共に残っています。
 沖縄・福祉・人権「差別をしたら差別をした人が人としてだめになっていく」「優しくね優しくね優しい事は強いこと」記憶はとぎれがちではありますが、そんな言葉がこの本の中に散りばめられてあり、その一行一行の文字が心の壁に触れたのかも知れません。

 古く色あせた書棚の本をもう一度読み返してみたいと思います。

■2007年08月08日(水)  第10回街角の精神保健福祉を考える集い 富島先生
IMG_0090.JPG 277×185 13K 昨日は久しぶりとなった第10回「街角の精神保健福祉を考える集い」が籠屋町で開かれました。今回の講師は四国学院大学の富島先生、と言うよりも広島で長年に渡りPSWとして闘ってきた大きな人の話となりました。以前勤務していた精神科医療機関の医局の書棚で見つけた富島さんが書かれた論文の文字、直感的に「すごい、どんな人だろう、会えないものか‥」勝手な想いは募り、やがて出会う機会への訪れとなりました。以後今までかれこれ15年、いつも後ろ姿を見ながらの日々、あの時「憧れ」であった人と時を重ねつつ「今」こうしたこの場所に共にいる事を嬉しくも誇りに思います。

 何一つ無かった時代、富島さんのような方々が身体をはり、闘ってきたそんな「正義の歴史」がきちんとあった事をあらためて考えます。常に当事者と共に歩んできた歴史は、今日の講演にあっても同様、何とも言えない素敵な空気感が漂っていました。大きな人は絶えず変わらない声色と角度で問いかけていきます。それは囲み行く状況の本質が何一つ変わっていない「貧しい証」であるが故の事なのかも知れません。あの頃よりは少しばかり穏やかになった凄味と共に、変わらない富島さんの言葉に背中を押されるような想いがした今回の講演会でした。

■2007年08月06日(月)  雑感として 街の中で
 街の中の喫茶店あっぷるでの様々な活動の側面で、地元商店街の多くの方々の好意的な支援が常にあります。お隣の銀丁さんは日々、籠屋町商店街のブログにお弁当の画像を掲載、お隣の家主さんである長尾さんも好意的に活動を見守って下さり、理髪店のご主人郡さんはあっぷるの常連となってくれています。2年近く前のCOOKING HOUSE松浦さんを招いた講演会、まだなかなか公的に「認められていなかったこの場所」を「県下の社会資源一覧表に掲載されるよりも、この街のタウン誌にあっぷるが載っていることが確かな誇りです‥」そんな言葉を呟いた記憶があります。

 活動の日々、フト気がつくとこうした状況がきちんと生まれていました。時にコンフリクト(住民反対運動)が生じやすい精神領域にあって、「随分と街に馴染んだなあ」そんな印象を覚えずにはいられません。現実的には厳しい状況が常にある障害者自立支援法下の施設の「在り方」されどまだまだ「世の中捨てたものじゃないなぁ」と思わせてくれる一つ一つに支えられる日々でもあります。

■2007年08月05日(日)  クラブハウス Dream Flower Beer Hall
DSC02615.JPG 246×185 13K 昨夜は街の中の喫茶店あっぷるで、クラブハウス・Dream Flower主催による夏の夜のBeer Hallが開催されました。あっぷるに通所するメンバー全員が主体となってのクラブハウス、初めての大掛かりな催し、みんながそれぞれの役割を果たしながら楽しい時間となりました。チケット1000円の販売、メニューの調理や買いだし、一人ひと言の挨拶、あっぷるを卒業して日々仕事に励むメンバーも駆け付けてくれてにぎやかな時間となりました。
 
 障害者自立支援法の移行に伴う形で始めたクラブハウス、メンバーの自主的な運営を目指しながらスタッフも側面的な支援を続けています。日々のお弁当製造・喫茶店業務とはまた違った角度として、みんなのスペースになっていって欲しいと願います。なかなか簡単にはいかないのですが、「いつでも・誰でも」といった彼ら自身が「元気になっていくための」そんなクラブハウスであって欲しいとも思います。

■2007年08月03日(金)  あしたはBeer Hall
DSC00046.JPG 262×196 11K 明日はいよいよクラブハウス・Dream Flowerが主催の「Beer Hall」が街の中の喫茶店で開催予定となっています。飲み放題・食べ放題のチケットも多数販売され、多くの人がにぎやかに喫茶店に集い来る事となります。先週のクラブハウスはバイキング、みんなが徳島駅前の東急インに集い昼食のバイキングを楽しんだ様子、今回は少し大掛かりな催しとなりそうです。
 明日は午後3時にみんなが集合、夕方5時のオープンに向けて買い出しや調理、色々な準備を行う様子、既にメニューもみんなが決め飲み物も購入、台風一過の楽しい一時となりそうな感じです。
 
 当日販売のチケットも1000円で用意しています、ぜひクラブハウス主催のBeer Hallにご参加下さい。あっぷるの元気なみんながお待ちしています。クラブハウス・Dream Flower会長と副会長からのお招きのポーズです。

■2007年08月01日(水)  今日から8月
 本当に早いもので今日から8月、連日の猛暑の中でそれぞれに頑張るみんなの姿がきちんと在ります。クラブハウスでは4日の夜、街の中の喫茶店あっぷるでBeer Hallが開催の予定、メニューっをみんなが決めお持て成しの準備に間もなく取り掛かっていく事になっています。当日は17:00スタート、飲み放題・食べ放題?1000円のチケットは当日もみんなが販売する予定となっています。

 また7日には第10回目となる「街角の精神保健福祉を考える集い」今回は四国学院大学の富島先生、広島県の国立療養所賀茂病院で長年PSWとして従事されていた日々の話など、みんなが元気になっていく事への講演会が予定されています。

 暑い中での連日の作業、汗だくとなって「働く」彼らの姿が毎日あります。障害者自立支援法という「とんでもない法律」と対峙しながらの日常、しんどさの中に「力」をつけていく私たちであればと思います。

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