[ 社会福祉法人ハートランド HOME ]

■2007年11月30日(金)  HEARTLAND旅行 大阪・神戸
 昨日から出掛けたHEARTLAND秋の旅行、今年も1泊2日の予定で大阪・神戸を巡る旅も無事に終了しました。昨年に比べて少しばかり少ない人数での旅でしたが、それはそれは例年にも増して素敵なそして楽しい2日間でした。
 HEARTLANDから貸切のバスで出発、大阪城見学、心斎橋での昼食を済ませてみんなが楽しみにしていた吉本見学、夜はダイニングキッチンでの大宴会とカラオケ、深夜までみんなの笑顔が溢れた良い旅でした。
 2日目は神戸に移動、ポートアイランドにある神戸花鳥園、ロープウェイに乗っての布引ハーブ園とハーバーランド、温かな好天気にも恵まれての両日となりました。
 「喜ぶ顔に喜べる‥」そんな事を嬉しく思います。日々のお弁当製造や喫茶店での仕事、病気や病を抱え持ったそれぞれの暮らしとその中に在る「しんどさ」みたいなもの、そんな日常の中に見つけたこうしたささやかな「幸せ」みたいなもの‥彼らの喜ぶ顔や姿を見ることで、側にいる私たちも「しっかりいこう」と新たに思える訳です。今日明日はお休み、週明けの月曜日はもう師走、またあわただしい日々にみんなで戻っていきますが、小さな幸せをまた見つけながらみんなで進んで行ければと思っています。

■2007年11月28日(水)  明日からHEARTLAND 一泊旅行
 明日からいよいよみんなが待ち望んでいた一泊の旅行に出向く事となります。お弁当作り・喫茶店での活動、よく働きよく遊ぶ‥そんなみんなの旅行が明日となりました。今年は大阪・神戸を巡っての旅、夜の大宴会もきっと昨年同様ににぎやかな時間となりそうです。
 昨年は京都と大阪、一昨年は北海道の札幌・小樽、最初は日帰りの小旅行でしたが、気がつくと一泊の旅行がここ3年間程続いています。僅かばかりのお給料を積み立てたり工面したり、旅行をささやかな楽しみとして頑張ってきたみんなの日々、今年はきっとみんなにとって素敵な時間になってくれる事と思います。

 早いもので旅行から帰るともう「師走」12月8日の土曜日にはさんかく広場武田さんを講演に行う街角の精神保健福祉を考える集い、翌日の9日には徳島北ロータリークラブの方々が用意して下さっている「もちつき大会」そして14日にはHEARTLANDの忘年会、季節行事も含めた楽しくにぎやかな時間が続きそうな様子です。

■2007年11月26日(月)  香川からのお客さん
四国学院大学の富島先生、スタッフ・ボランティアの方々に学生さん、そして綾川町より「いちえの会」当事者の皆さん、総勢13名の方が、北島田あっぷると街の中の喫茶店を見学、短い時間でしたが意見交換の交流の機会を持ちました。
 香川のメンバーさんから、ご自身の母親の介護をされている‥との話を伺いました。知的障害を抱えた方々の光景もそうなのですが、障害や病を抱え持った子供さんが、結局最後は親御さんの一番近い場所で親御さんの面倒を見ていく‥そうした風景に何かたおやかな精神性みたいなものを感じずにはいられません。

 病気や障害を抱え持たなかった私たちは、必然的に親元から「離れていく」事を何処かで「自立」と呼び、その片方で「この子がいたばかりに‥」と言われた子供が親御さんを看取っていく‥そんな構図が彼らの中にはきちんと在ります。
 「自立」や「社会復帰」の定義等はどうでも良く、何かこうした一つ一つに「彼ら」の崇高な部分があるように思えてなりません。
 少しでも元気にそして幸せになっていく事の為に、それぞれがそれぞれの場所で生きて行ければと願います。

■2007年11月24日(土)  障害者自立支援法 新しい動きとして 
 障害者自立支援法に関する与党原案の骨子が今日の新聞誌面に掲載されていました。福祉サービス利用の際の負担軽減対象を拡大、低所得者負担上限額の引き下げ、そして応益負担から所得に応じた応能負担への転換、負担上限額算定の際の収入認定を世帯単位ではなく個人の単位に変更していく事、介護保険との統合は無しt‥数項目に及ぶ改正項目が明記されていました。
 新自由主義の産物としての障害者自立支援法、施行当初から様々な問題が内在されていたこの法案は、早々に抜本的な改革が求められる‥それだけ問題を含んだ法案である事は当初から自明の事であった訳です。

 民間委託・小さな政府は結構な事ではあるのですが、その競争市場原理を「福祉」の領域に介在させたこの法案は、結局の所、弱者を切り捨てていく機能しか持ち合わせず、大資本を有する者のみが「残っていく」システムでしかない訳です。
 「人は幸せになっていいということ」「自らが抱えたくて抱えた病や障害ではないということ」抜本的な障害者自立支援法の改革を叫びたいものだと思います。

■2007年11月23日(金)  社会福祉実習 学生の話を聞きながら
 昨日の四国学院での講義は、社会福祉実習をこの間終えた学生達から、一人一人実習の感想や感じた事柄、気づいた事柄等、報告を兼ねた発表を聞かせてもらいました。キラキラと目を輝かせながら語る学生、2週間・2週間のべ4週間の実習に色々と気疲れした学生、様々な意見や感想がそこには在りました。
 自分自身の事を振り返ると、かれこれ20年以上昔、滋賀県の野洲「びわこ学園」で過ごした初めての日々は、今以て色褪せない大きな「原風景」として胸の中に在り続けています。
 重度の心身障害児施設、手をつなぎあっての午後の散歩、夜な夜な職員と共に議論した果てしなき時間「福祉とは君は何だと思う‥」「この子らを世の光とするために君は何が大切だと思う‥」真剣な眼差しと共に、その原理原則への問いかけを執拗なまでに繰り返し、そして問いかけられた日々でもありました。
 文字の中では「知っていたはず」の風景は、自分自身の想像を遙かに越えたリアリティーと共にそこに在りました。何一つ「豊か」では無かったけれど、溢れるほどの情熱に満ちた言葉達が確かにそこには在りました。
 
 時代でも世情でもそして法案でもなく、「自分自身がどう在るのか‥」変わらぬあの時からの「命題」は、20年という長き歳月に渡って、自分自身を歩かせてくれた大きな「源」であるのかも知れません。

■2007年11月22日(木)  ふくしこくの会 会議 四国学院大学にて
 全国精神障害者地域生活支援協議会の四国ブロック研修会の開催に関しての話し合いを20日の夕刻、四国学院大学で行いました。様々な問題を含んだ障害者自立支援法、その変革を求める動きは現行のこの法案がいかに問題含みのものであるのか‥その事を端的に表している何よりの証拠だと思うのです。
 全国精神障害者地域生活支援協議会のブロック研修というスタイルではあるのですが、同じ法案を眺めて都市部・地方とは明らかに問題議論する「温度差」や「地方間格差」があり統一した色合いという事にはなかなか行きません。
 運営補助金の額面・地域のの成熟の度合い、そして様々な自治体の在りよう‥考える優先順位も違えば、語るべき事柄も変わっていきます。

 徳島で3/8日を研修会の予定として決定、四国4県の方々が集う、現場や地域の実情に密着した、意味ある研修内容のコンテンツを早々に用意して行ければと思っています。

■2007年11月20日(火)  障害者自立支援法 新しい動きとして
 障害者自立支援法の抜本的な「改革」と「見直し」を求める動きが見え始めています。様々な問題を含んだままの障害者自立支援法、各関係機関や関係団体からの重点要望項目が出され始めています。
 「障害程度区分の抜本的な見直し」就労継続支援B型事業所は「活動支援事業」として生活介護との統合を目指す動向、3障害同一ではなく身体・知的・精神とそれぞれの障害特性に鑑みた3区分、質の高いサービス提供のため、給付費の支払い単位を日額から月額制にする事、利用者負担のさらなる軽減、報酬単価の大幅な増額等、色々な要望項目が書き記されています。

 数項目にも及ぶ改善への要求は、いかにこの法律が問題含みのものであるのかを如実に表しているとしか言いようもありません。2月に予定している全国精神障害者地域生活支援協議会・四国ブロック研修会、こうした時代の動向も含めた内容を準備出来ればと思っています。

■2007年11月19日(月)  弁当製造数80食
 今日からお弁当の製造数が増えて80食の製造にみんなが取り組みました。籠屋町の店頭販売も盛況、常にお弁当が足りない状況を見つつ、みんなが弁当製造数の増加を決めた先週のミーティングを経ての事です。
 籠屋町スタッフの阿部が朝は北島田の弁当作りにヘルプ、よって喫茶店の朝の開店準備はメンバーがシャッターを開けて準備を進めていく‥そんな今日からの朝となりました。新しく通所されるメンバーも交えて、にぎやかな朝の風景となりました。わずか10食と言えども大変さは増加、みんなが段取りよくそして少しばかり速度を速めての作業、時計を見ながら忙しい時間を抜けてお弁当が完成となります。
 お弁当作りを軸となって進めるスタッフの小川、メニューの決定や下準備、食材料の仕入れ等、常にメンバー状況を見ながら段取りを組み立てていく、そこが一番大変な部分となっていきます。
 いずれにしてもみんなで決めた80食、多くのお客さんに応えられるようにみんなで頑張っていく新しい日々が始まりました。

■2007年11月18日(日)  日本福祉文化学会 中四国ブロック 
 日本福祉文化学会中四国ブロック・徳島大会が12月9日(日)石井町中央公民館で予定されています。大会のテーマは「つながり」HEARTLANDは第2分科会の「地域で暮らす〜就労と自立」のシンポジストとして山下、そして本人部会である第4分科会にあっぷるメンバーのHさんが出場、あっぷるでのお弁当製造や自身の病の事について、話を担当する予定となっています。
 
 問い合わせ先 社会福祉法人 カリヨン れもん内 松前 TEL(088)674-1333

 12月9日当日は街の中の喫茶店前で徳島北ロータリークラブ主催による「餅つき大会」も同時に進行、忙しい師走の幕開けとなりそうな1日です。
 
 日本精神保健福祉士協会で現在委員となっている「生涯研修制度」各都道府県への研修実施委託と共にその輪郭が見え始めた‥そんな状況となってきました。様々な話が議論されていく中、やはり様々な事を考えざるを得ません。
 「専門性」という言葉の本質は一体何であるのか、論理武装で難しい言葉を羅列しても、なかなか市民権としての「認知」にはほど遠い現実があります。「専門性」を語るばかりに置き去りにされていく「市民性」特化させていく事でますます切り離された存在としての精神保健福祉士や福祉状況が生まれ行きます。一人遊び的なステータスをどう高めるかではなく、目の前の現実をどうするのか‥その事に精一杯であるべきだろうとそんな風にも思います。
 ゆとりは大切ですが、ゆとりありすぎる議論は現実から離れたものとして、時に「罪」となっていく‥そんな風に思えてなりません。

■2007年11月17日(土)  ふくしこくの会 四国ブロック研修会会議
 来週の火曜日四国学院大学で「ふくしこくの会」の会議が予定されています。全国精神障害者地域生活支援協議会のブロック研修実施に向けての会議、高知さんかく広場の武田さん、愛媛からは支援協四国理事の樋田さんとジョブサポート愛媛の河野さん、香川から四国学院大学の西谷さん、そして徳島からのメンバー構成で、ブロック研修に関しての輪郭作りを行う事となっています。
 それぞれの場所がそれぞれに追い立てられる日々であり、なかなか研修会といった雰囲気の昨今ではないのですが、まだまだ深刻な状況の中で日々と向かい合い、何とか地域生活支援の一助にと頑張っておられる作業所の方々も多数あり、少しでも今を見つめそして明日につながるような内容を持った研修会をセットする事は、大切な事であるのかも知れません。

 ふくしこくは武田さんのネーミング、四国の意味と福祉の意味を重ねた造語、同じ問題でも都市部と地方では大きな温度差があります、基盤も全く異なり運営補助や自治体独自の特例措置等、同じ国にあっても違う国のような風景、当然の事ながら考えていく事象への優先順位や色合いも変わっていきます。ふくしこくの会、四国4県の実情にマッチした研修企画をと思っています。

■2007年11月15日(木)  彼らの「工賃」 就労ということ
IMG_0014.JPG 277×185 33K 昨日のあっぷるでのメンバー会議、みんなでお弁当製造数増加に向けての話し合いが為された様子、当面1日80食のお弁当製造を行いながら様子を見ていく事となったようです。メンバー数が少ない中、一人一人の「大変さ」が増していくのは明かではあるのですが、ここは踏ん張り所、無理をしてはいけない所ではあるのですが、無理もしなければ成り立たない事象も多々る事を踏まえながら、みんなで取り組んでいければと思います。

 先般出された厚生労働省統計の工賃に関する調査の目的としては以下の通りの文面が記載されています。

「平成18年度から障害者自立支援法が施行され、従来のサービス体系が大きく見直されるとともに、平成19年度から「工賃倍増5か年計画」が開始されることから、毎年度、工賃(賃金)の実態調査を行い、障害者の経済的自立のための工賃水準の引上げに向けて、参考とするもの。」 

 HEARTLANDと同じ就労継続支援B型事業所の全国平均額は月額11,875円の数字となっていました。障害者の自立の為の工賃水準引き上げと言われても、微々たる運営費の下では自助努力を精一杯行っても生み出せる範囲の限界はおのずとあります。障害や病を抱えているという前提、そうした高賃金・就労という部分に届けなかった彼らの「訳」は教科書的な企業の倫理に相まって現実から乖離していきます。
 彼らに取れば、1万円の工賃より誰しも10万円が良いに決まっているはず、されどそれを手にしていく為には様々なハードルや責任をクリアー出来る事を当たり前に要求されていきます。親心的に「少しでも収益を」と作業所や福祉施設の職員が汗を流して働く光景の中に障害者は不在‥そんな現実も片方でこれまたきちんと在ります。
 
 彼らが暮らしゆくための「お金」経済保障は全て自己責任に於いて扱われて良い物か‥なりたくてなった病や障害では無いという大前提、公的保障はどういった形で検証されていくのか‥本質や実態から離れた空論は誰の役にも立たないそんな想いだけが確かな一つとしか思いようもありません。

■2007年11月14日(水)  心の所在 
 毎週水曜日と木曜日は岡山・香川の大学に出向いての講義の時間が続いています。忙しくバタバタした日々をスタッフやメンバーに全て預けて出向いていく事は、時に忍びがたい感じもするのですが、諸々の理由もあってこの形を継続させてもらっています。片道かれこれ2時間の岡山迄の道程、音楽を流しながらの車中、朝早い時間から徳島を発っての1日ではあるのですが、それはそれで結構一人あれこれと考える時間になっていて、とりとめのない事柄や今までのHEARTLANDの経緯等、車中から眺める景色と同じような速度で駆けめぐっていきます。講義の中では様々な「言葉」を若き学生達に伝え行きます、伝えた言葉を忘れないうちに今度は掌にかざして、「自分」の事を考える帰り道となっていきます。

 結局は自分自身がどう在るのか‥26の時に自分自身に課した「宿題」、混沌と進みゆく世情の中、自分自身の所在を確かめる日々は一つ一つの場面や時間の中に在り続けてくれています。

■2007年11月12日(月)  秋の旅行に向けて 大阪〜神戸 11/29〜
 今月の末29日から30日にHEARTLAND秋の旅行が予定されています。昨年は京都大阪、その前の年は北海道札幌・小樽、その前の年は奈良や小豆島、一泊の形となった一昨年よりみんながこの旅行をとても楽しみにしています。
 今年の予定は大阪で吉本見学、通天閣・新世界のジャンジャン横町で夜は宴会、翌日は神戸に移動してモザイクやハーバーランド、ハーブ園等のコースとなりそうです。よく働きよく笑い、そしてよく遊ぶあっぷるのみんな、小さな幸せを目指して頑張る日々はとても健康的に見えます。
 
 旅行の経費はその殆どが自前、働き得た少ない額面の給料からそれぞれが工面し、自らの「遊び」を自らが手にしていく‥遊興に係る費用を施設が運営を以て全て「賄う」形ではない、これまた当たり前の「健全さ」がそこにはあります、それ故に毎年夜の宴会では日頃の労を労う形で、笑顔が弾け行きます。旅行が終わると行事目白押しの師走、いよいよ今年も大詰めとなっていきます。

■2007年11月11日(日)  新しい提案 ミーティング
DSC00308.JPG 262×196 41K 昨日の午後、クラブハウス終了後にみんなが揃っている事もあってお弁当作りに関してのミーティングを行いました。新しい提案としてこの時期にあえて「お弁当製造数増」についての私案をみんなに出しました。ただでさえメンバーが少ない現状、それぞれが目一杯の頑張りを行っている事は重々承知の上で、動き行く事への新しい提案をみんなに示し意見交換、それぞれが考える宿題を出しました。
 しんどい日々に囲まれていくと、必然的に縮小と維持を求め行きます。無理な事を無理にと言うつもりはないのですが、内なる所に矛盾が蓄積されれば、その場所の空気は淀み行きます。内なる矛盾は私たちの「在り方」に問題があるのではなく、福祉状況・障害者を囲む現状に内在する事であり、その方向に向かうベクトルを用意し、転がり行く「力」へと変えていく必要がある‥そこが大きな分かれ道となるラインでもあります。
 
 昨日のクラブハウスに参加されたご家族の一人「ここのみんなは本当にまじめ、世の中は汚い事ばかり‥」そんな話をして下さいました。正直に心のままに生きていく事は時に「しんどい」事ではあります。けれどそうした一つ一つの中にこそ、私たち自身を解放していく大切な一つ一つがあると想いながらこの10年を刻んできたつもりです。
 吉田拓郎ではありませんが「私はこうして生きてみました、そして今私は思っています、明日からもこうして生きていくだろうと」そんな心象風景です。

■2007年11月10日(土)  ラインを超えて
IMG_0039.JPG 277×185 30K 今日は11:00から街の中の喫茶店でクラブハウス、COOKING HOUSEが行われる予定となっておりみんなで昼食の「うどん」を一緒に食べる事になっています。クラブハウス・Dream Flowerの活動も何とか定期的な行事企画を行い夏前から継続しています。遊びの企画も含めた「自助」という事も活動の一つ一つに深まっていけばと願います。
 午後からはお弁当製造についてのミーティングも併せて行う事になっています。障害者自立支援法・メンバー数が減った今の現実、囲まれていく厳しい福祉状況の一つ一つ、ため息はこぼれゆくばかりの日々ではあるのですが、そこが大きな「分岐点」にもなっていきます。様々なこの場所の「矛盾」をどう前提として捉えるのか「上手くいかない話」に包まれる中、転がり行くのか‥座り込んでゆくのか‥無理難題は「出来ない」事としても分岐点の向こうにある「未来」は大きくそれぞれに色合いが異なっていきます。
 
 閉塞感からの脱却、しんどい事の上にまた新しい取り組みを行っていく事は、それこそ「しんどい」事ではあるのですが、ラインを超えて確かめなければならない事もやはりあるのではないか‥そんな風に思っています。HEARTLANDの活動軸としての「お弁当製造」汗を流して働くということ、お金ということ、再考を急ぎたいと思います。

■2007年11月09日(金)  給料ミーティング 就労継続支援B型事業所として
 昨日の水曜日は毎月恒例となっている「給料ミーティング」が行われました。毎週水曜日は大学での講義がある為に今回のミーティングにも参加出来ずじまい、そんなここ数ヶ月が続いています。
 HEARTLAND始まりの頃からずっと継続して行ってきたスタイル「みんな同じ」とする通常のルールではなく、メンバー一人一人の自己申告に基づいた(自己認識表)収益の分配を話し合いで行ってきました。どうお金を分け合うのかという事よりも、自分を見てそして他者を見る、もし社会復帰という定義があるとしたら、それは病や障害を抱えた自分自身を、どう社会と「折り合いをつけていくのか」その事が住居の確保やサービス受給よりも大切な「生きていく事への力」になる‥そんな事をあれこれ想いながら継続してきたそんな感じがするのです。

 障害者自立支援法になって生じた「自己負担金」それを差し引くと本当に少ない額面しか彼らには渡りません。工賃倍増計画と言われても、先立つものが少ない中、生み出せる範囲もおのずと限界があります。公的資金とは別の各種助成金は、本来お金の無い場所や活動には届きにくく、有り余る程の公的資金が下りている施設福祉にまだオンされる形で配分されていく‥そんな不条理とも思える景色も変わり映えがありません。勝ち組・負け組等と言う薄っぺらな論理ではなく、私たちは幸せになっていく為の何かを模索し続けたいと願います。

■2007年11月07日(水)  かわら版 11月号より
◇毎日あっという間にお弁当が売れています。私も毎日お弁当作りをしています。昔を知っている友達は料理を作っていると言ったらびっくりします。このは毎日あっぷるへ来るのが一番の楽しみになっています。

◇障害者自立支援法が出来てからお弁当を作る人が減って大変です。でも少人数でも私たちはお弁当作りが楽しいし、あっぷるに来たらいつものメンバーの笑顔と会えるし、これからも頑張って行きますので、お客様よろしくお願い致します。

◇あっぷるに通所して初めての冬です。私の趣味は小説を書くことと詩をを書くことです。まだまだあっぷるでは見習い生なので1日一歩ずつでも頑張ってみたいと思います。

◆先日、あっぷるのお弁当を城西病院売店で販売されませんかとのお話があり、メンバーに相談したところ「頑張って作って置いてもらおう。このお弁当をみて一緒にやってみたいという人がきてくれるかも」と期待も膨らみ、皆大はりきりです。今メンバーの人数が少なく大変なので、皆が作ったお弁当で、また新しい出会いとあっぷるを知って下さる人が増えることは本当にありがたく思います。いつも応援して下さる城西病院様に心から感謝申し上げます。あっぷるは島田石橋市バス回転場前にあります。ちょっとのぞいてみて下さい。  
                        スタッフ 小西英子

■2007年11月06日(火)  年末に向けての行事
IMG_0021.JPG 277×185 30K 年末に向けて色々な行事がHEARTLANDでは予定されていきます。今月末に出掛けていく秋の旅行・忘年会・徳島北ロータリークラブ主催のもちつき大会・第12回目となる「街角の精神保健福祉を考える集い」広報のためのチラシや書類を作成しながら、本当に歳月の流れが早いものだと感じずにはいられません。様々な行事についてはこのWEB上でも適時掲載、広報をしていきますのでぜひお時間があれば、参加頂ければと思います。

 HEARTLAND近くにある城西病院の取り計らいで、病院内の売店にてあっぷるのお弁当を販売して下さる事となりました。HEARTLANDの協力医療機関として協力下さっている中での今回のお話し、本当にありがたい事でもあります。籠屋町でもお弁当販売が盛況、製造数もそうした状況に照らし合わせて今週から70食、それでもまだ「足りない」訳ですが、あっぷるのメンバーも元気に日々の弁当製造に頑張っています。メンバーの数は少し減った今ではありますが、相変わらず元気な彼らの姿や声に励まされる日々でもあります。

■2007年11月05日(月)  徳島北ロータリークラブ 記念式典
IMG_0011.JPG 277×185 29K 日頃色々とお世話になっている徳島北ロータリークラブの仁木様の取り計らいで、昨日の午後グランドパレスで行われた徳島北ロータリークラブ30周年記念式典に参加させて頂きました。仁木様やロータリーの方々との出会いはかれこれ1年前、HEARTLANDの事を知って頂いた経緯の中、チャリテイーコンサート企画の収益金を寄付頂いたのが昨年の11月、その後ロータリー主催の「餅つき大会」を盛大に街の中の喫茶店前で行って下さった年の暮れ、そうした様々な形での活動の支援を温かなお心と共にいつも運んで下さっていました。
 昨日は30周年記念式典、その式典の中、記念事業としてのご寄付を賜る事となりました。仁木様をはじめ、徳島北ロータリーの方々に身に余る感謝の意を表したいと思います。

 厳しさを増すばかりの福祉状況やHEARTLANDを囲む実情、そうした困難な日々にあって、人の温もりがやはり身に染みていきます。人によって迷う事があれば、人によって救われる‥そんな想いが交差していきます。何処かで誰かがきちんと見ていてくれる‥その事が限りない程の大きな「勇気」となっていきます。感謝御礼申し上げます。

■2007年11月03日(土)  第12回 街角の精神保健福祉を考える集い
 今年最後となる第12回目の「街角の精神保健福祉を考える集い」を12月8日の土曜日に開く事となりました。今回の講師は高知県さんかく広場の武田さんをお招きして、障害者自立支援法に関しての見解や高知県の動向等、色々な角度から今を検証していくための一助となるような、そんな内容を予定したいと思っています。

 HEARTLANDを始める少し前の頃、「東京町田に武田あり」と今で言う地域生活支援の先駆的モデルを創り上げた武田さんが、故郷高知に帰るという事で、官民一体となって動き始めた大きなプロジェクト「さんかく広場」市民の方々も活動や立ち上げに「参画(さんかく)」して‥という願いも込められた活動、あちこちでさんかく広場設立の為のパンフレットが配られ、夢の実現に向けたその取り組みは、側で見ていても何か心躍り夢を描く‥そんな素敵な風景に見えた事を記憶しています。
 
 今から随分と昔、HEARTLAND設立の青写真を描き、最初に訪ね言葉を交わした人も武田さんでした。先駆的であり、尚かつ今も転がり続ける武田さん、12月の講演会を楽しみにしたいと思っています。講演会の詳細はまた決まり次第、このWEBにてお知らせしたいと思います。

■2007年11月02日(金)  書き記すと言うこと、HEARTLAND通信発行に向けて
 随分と「書き記す」事に怠けてきたここ何年間かがあります。社会福祉法人化・障害者自立支援法への移行、バタバタと煩雑に過ごし行く日常、自分たちの想いを綴り発信していく‥そんな大切な事を随分と長い時間、横に置いたままであった事をこの時期にあらためて反省をしています。
 「かわら版」の発行は毎月1回継続しているとは言え、HEARTLAND通信に関してはここ数年、きちんと定期的に発行さえ出来なかった情けない現実が在ります。HEARTLAND始まりの頃、想いは溢れ想いは駆け出すように流れ、それを書き綴った通信をこの場所からのメッセージとして送り続けていました。

 こちらが動かなければ状況は動くことは決して無く、「忙しい日々」を言い訳として殆ど「転がらなかった」ここ数年、活動が拡がり行くはずもないなぁ‥と変に納得さえしてしまう程です。想いがあれば言葉になる、決して今の日々に想いが皆無ではないのですが、溢れる程の「思案」を実は行っていないのかも知れません。
 リメイクを含めてHEARTLAND通信の発行再開をきちんと行っていきたいと思っています。

■2007年11月01日(木)  昔ばなし
 香川県竜雲クリニックの内田さんと長々と先日話をしました。香川県のPSWの中心的「人」としてその存在感は独特の雰囲気を含めて大きな営みの歴史そのもの、12月に徳島で予定している精神保健福祉士協会の研修会に講師として講演を行って頂く予定としています。
 講演のテーマは「昔ばなし」そう告げた後「今の時代はどうなってしまったのか‥昔ばなしをする事しか今の俺には出来ない‥」そんな風に呟きました。精神保健福祉領域だけにとどまらず、豊かになる事を求めた事と引き換えに、その本質への見渡しや原理原則を議論する風潮が全くといって良いほどに失われてきた観さえあります。時代が変わり行く中にあっても「変わらない・変わってはならない」そんな事柄があるはず、されどなかなかそうした所に行けなくなってしまった今日の「福祉状況」が見え隠れします。

 「とにかく昔ばなししかできんのや‥」引き際を含めた総括的な内田さんの講演を今から楽しみにしたいと思います。研修会は12月15日(土)午後から障害者交流プラザを会場として予定されています。

過去ログ 2002年07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2003年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2004年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2005年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2006年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2007年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2008年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2009年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2010年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2011年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2012年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2013年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 

一覧 / 検索
【過去ログ】2002年7月6日までの日記