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■2008年01月31日(木)  ケアーマネージメント研修打合せ
 今日は精神保健福祉センターを訪ねてケアーマネージメント研修会(2月29日・3月7日)の打合せを担当の芝原さんと長々と行いました。芝原さんとは以前阿南保健所勤務の頃、モデル事業として阿南保健所管内を対象にかれこれ1年の期間、共にケアーマネージメントの試行事業を展開した‥そんな経緯が数年前にありました。以前からのおつき合いで「現場」の香りが漂う素敵な保健婦さんでもあります。
 今回は精神保健福祉センター主催での研修会、そして退院促進支援事業下での中心概念としてのケアーマネージメント、2回計6時間にかけてその概念や実際のツールを使って研修を受けられる参加者と共に考えていく内容となります。

 理念は別として、なかなかきちんと「当たり前」の事柄を確認しつつ実施していく事に、まだまだ成熟しきれていない‥そんな現実もやはりあります。障害者自立支援法もケアーマネージメントに基づく個別支援‥と謳い文句は立派ではあるのですが、その内実の中、きちんとケアーマネージメントが執り行われているかと言えば、とてもとても‥といった様子でもあります。
 一人の人にきちんと向き合う、その人の想いを聞く、そして様々な人や機関がつながりあっていく‥関わる人の責任性‥「当たり前」の事柄を一つ一つ、どうすればちきんと実践していけるのか‥そんな事を考える研修内容にしたいと思います。

■2008年01月30日(水)  メンバーと共に話し合い
 あれこれあれこれメンバーと話し合いを行いました。かねてから出ていた活動の一元化の問題について、北島田・籠屋町と2ヶ所に分かれている今のHEARTLANDの活動形態、2つある事の良さと共にそれは2つある事の大変さを物語っています。2ヶ所で2つの事業形態ではなく、両方併せて就労継続支援B型事業所という1つの事業、施設運営の面に於いても大変な中での施設運営といった側面は拭いきれないのも現実です。
 
 かれこれ作り続けてきたHEARTLANDのお弁当、みんなの想いと歴史、様々な経験やべたな言葉ではあるのですが「愛」の詰まったお弁当、これがHEARTLANDの機軸でもあり、一元化(籠屋町)になるとすれば、このお弁当を製造出来るスペース確保が条件となっていきます。喫茶店の1階部分はかなりの奥行きがあり、2階も併せるとそれなりに広い空間は有しているのですが、何も手を加えずお弁当製造が出来るかと言えばそうではありません。

 「改修工事」が必要、先立つものがそこに必要となっていきます。障害者自立支援法の単価方式、様々な福祉をめぐる動向、どんな風に道を取ればよいのか‥もうしばしみんなとの話し合いを重ねていかなければなりません。

■2008年01月28日(月)  研修会シーズン到来
 1月ももう残すところ数日、年度末が近づいていくという事で色々な研修会・講演会の依頼が舞い込んできます。大学の講義もそれぞれの学校が間もなく後期試験という事でしばしお休み、2月から3月にかけて様々な機関での研修会・講演が始まっていく事になります。徳島保健所の家族教室は2月18日、あっぷるスタッフ・メンパ-と共に出向き家族教室の中「就労」に関しての話を行う予定、重なるその日に別枠で、徳島県精神保健福祉協会のシンポジューム、その後には精神保健福祉センター主催のケアーマネージメント研修、そして阿南保健所の退院促進自立支援協議会での講演とびっしりと予定が埋め尽くされています。
 なかなか足下の日々もおぼつかない中、伝え行く「言葉」にも説得力を持たすことが困難であるのですが、出来うる限り現実のリアリティーだけはきちんと言葉に変えて伝えられたら‥とは思っています。

 「見る前に翔べ」ではないのですが、見過ぎるととてもとても翔べなくなるし、さりとて軽やかに舞い上がるほど軽くはないし‥なかなか不自由な日々です。

■2008年01月27日(日)  香川県精神保健福祉士協会 実習指導者研修会
 東京から帰ったその日、しばしの休息を挟んで一路香川・丸亀への土曜日となりました。香川県精神保健福祉士協会が主催の「第2回実習指導者研修会」に出向いてきました。講義は日曜日の午前「生活支援をどう伝えるか」を担当、あみの全国理事会があった事に重なり夕刻の懇親会からの参加となりました。四国学院大学の富島さん西谷さん、その人生の大半をPSWとして刻み、今年3月に退職される土佐病院の伊藤さん、久しぶりの再会と共に言葉を交わした岡山まきび病院の梶元さん、広島の木村さん、かつて憧れた大きな人達がそれぞれの講義に配置された、深く濃い研修会の両日となりました。
 
 受入の精神保健福祉実習生にどう伝えるか‥その命題の下に議論された2日間ではあったのですが、どう伝えるかよりもどう私達が立つのか‥その事が事前に検証されなければ言葉も説得力を有していきません。何一つ無かった時代から、その思想と行動、そして体を張るような形で業務や歴史を創り上げてきた大きな人達、言葉を越えて体感するべき事柄を若き人達に継承していく必要性が強くあります。
 その事を「感じられる力」みたいなもの‥それがやがて大切な原理原則へとなっていくはずです。時を経ても変わらぬ人が変わらぬ言葉と共に在る‥そんな懐かしくも新鮮な再会の時でもありました。

■2008年01月25日(金)  あみ 全国精神障害者地域生活支援協議会 理事会
 あみ(全国精神障害者地域生活支援協議会)の理事会が新宿であり出向いてきました。今年度は5月の理事会、沖縄大会のプレ理事会と所用が重なり、なかなか出席出来ていなかったのですが、今回は久しぶりの理事会参加となりました。同じく四国ブロック愛媛の樋田さんも参加、全国の理事の方々、事務局も交えての会議となりました。2月16日に行われる四国ブロック研修、今後あみとしてどのような研修体勢や内容を盛り込んでいくのか、会員増に向けての取り組みや会費の未収金の問題、今年の全国大会が予定されている石川大会(金沢)の事、色々な議題を眺めながらの1日の会議ともなりました。
 
 全国各地からの理事参加、お国訛りも含めてそれぞれの地域の実情や状況を聞き知る事ともなっていきます。地方と都市部の温度差、NPO法人としての団体運営、今様々な全国組織の在り方が再検証される中、あみも同様の事であるのかも知れません。2月の四国ブロック研修会、とりあえずその1日を意味あるものにしたいと思います。

■2008年01月23日(水)  メンバー会議
 今日は水曜日という事もあって街の中の喫茶店は定休日、北島田に全員揃ってのメンバー会議を行いました。お弁当製造についてのあれこれ、工賃倍増ではないのですが給料の事、この場所での「収益」の意味と意義みたいなもの、障害者自立支援法施行により発生した「自己負担金」は大きく、それぞれのメンバーが実質手にする給料(工賃)は昨年に比べて大幅減となった事実、色々な角度からの問題を眺めながらのフリートークとなりました。
 
 「お金も誰だって欲しい」「お弁当製造数の増加」「身が持たない、まわりきらない」現実からの要望や悲鳴はとりとめもなく散乱されていきます。
 障害や病ょ抱え持った人たちの生活保障や経済保障をどう行っていくのか、間口を広げた問いかけはリアリティーを有さず、さりとて現実ばかりを徹底的に見据えるとこぼれるだけの「ため息」みたいなもの、なかなかこうした矛盾を前提としていく事の困難さを覚えます。
 さてさてどうしたものか‥さてさてどうしたものか‥際限のないループは延々と続いていく、そんなけだるい昼下がりともなりました。

■2008年01月22日(火)  共同募金会よりテレビ贈呈
 徳島県共同募金会よりHEARTLANDに32型テレビの贈呈がありました。赤い羽共同募金の配分として、今般徳島県下の障害者関係施設にデジタルテレビの贈呈があり、昨日街の中の喫茶店に大きなテレビが電気店の配送により届きました。この場をお借りして徳島県共同募金会様に感謝申し上げます。

 今最新のデジタルテレビとは言っても、HEARTLANDの北島田・街の中の喫茶店共々テレビを見る設備(アンテナ・ケーブル・ジャック等)全くもって整備が出来て無く、大きなテレビでテレビを見ることが出来ない悲しい現状があります。(笑)お弁当作りを行っている北島田も同様、あえて言い訳っぽく言えば「テレビを見る暇もお金もなく」駆け抜けてきたそんな月日であったのかも知れません。
 せっかく頂いたテレビ、籠屋町のインターネット環境整備も含め早々に素敵なテレビに素敵なデジタル放送が流れるインフラ整備を行えればと思っています。
 
 また今日は現在HEARTLANDで実習を行っている大阪・日本メディカルの学生実習指導として阪田さんが街の中の喫茶店にお越し下さいました。昨年の10月以来の再会、ねむの木学園・明石の診療所「生村クリニック」でPSWとして勤務されてきた、素敵な素敵な「憧れの人」との対話、なかなか楽しい時間となりました。2月には神戸の施設見学も含めて、また阪田さんの所に遊びに行くそんな予定ともなりました。

■2008年01月21日(月)  かわら版 2008年1月号より
◇明けましておめでとうございます。本年もあっぷるをよろしくお願い致します。今年は、一年間元気でがんばれたらなと思っています。少しでも昨年よりは仕事が出来る様に自分に言い聞かせています。私は島田のお弁当作りも週に何度か手伝っているので、そっちの方も力を入れたいと思います。今年が私にとって何か「変化」の年になればと願っています。いつもあっぷるのお弁当を買って下さるお客様、初めて買われる方様々だと思いますが、私は一個人として“あっぷる”のお弁当のファンなんですよ!!

◇1月7日から仕事始めで、お客さんがあまりこないかなと思ったけど、とても忙しかったです。私の今年の目標は、オーダーをきちんとまちがわないようにすることです。今年もあっぷるをよろしくお願いします。

◇私はあっぷるで仕事してからまもまく2ヶ月になります。今年はもっとお客さんにあいさつができるようにがんばります。これから寒くなるので寒さにまけずがんばります。これからあっぷるで仕事できるようになりたいです。

◇皆様、明けましておめでとう御座います。この一年あっぷるをよろしくお願いします。メンバー、スタッフの皆様も一年ぶじで過ごせることをお祈りします。私の目標は、微力でありますが、お弁当を一個でも多く売ることです。苦労して作ってくれるスタッフメンバーのことを思いながら売り、お客様が喜んで買ってくれるように頑張ります。そして、個人的にはトラブルを起こさず神様ともに力強く前向きに人生を送ることを誓います。人には愛情を、そして親切にしてあげたいと思います。そして今年の終わりにはよく頑張ったなあと自分にごほうびをあげたいと思います。

■2008年01月20日(日)  吉田先生講演会 「あつい壁の向こうに」
DSC00470.JPG 262×196 36K 素敵な講演会でした、昨年の10月に続いた続編としての吉田先生の講演会、今回は主としてハンセン病に関しての話が中心としてのものでした。高校教員在職頃からフィールドワークとして様々な分野に関心を寄せゆく吉田先生のリアリティー‥何がそこまでこの人を動かしていくのか‥清楚な佇まいからは伺い知れない程の奥行きと激しさみたいなものを感じずにはいられませんでした。
 社会的な枠組みとして見た場合、ハンセン病の問題も精神障害者の問題も社会構造的側面や「棄民施策」として彩られた暗い歴史の経緯は全て重なり行きます。

 「命をかけた闘いであった」「ハンセン病の歴史は人間が過ちを犯すことを示した歴史の典型です」「それは一体何だったのでしょうか、そのけじめ償いはなされたのでしょうか」言葉は続きます。
 どうしようも無い世情や殺伐とした時代、そうした中にあって吉田先生のような方がいるという事‥まだまだ世の中も捨てたものではない‥そんな勇気も頂いたような気がしてなりません。この街にある出来事として目の前のHEARTLANDや彼らをきちんと見つめなければならない‥あらためてそう思いました。

■2008年01月19日(土)  ケアーマネージメント研修会
 精神保健福祉センターの芝原さんがHEARTLANDを訪ねて来て下さり、来る2月から2回に分けて実施される「ケアーマネージメント研修会」に関しての打合せを行いました。芝原さんとは数年前、阿南保健所を舞台として、ケアーマネージメントのモデル試行事業を徳島県が実施、その際に半年に渡り阿南保健所管内の市町村の方々と共にケアーマネージメント事業を一緒に進めてきた経緯がありました。
 今回は精神保健福祉センター主催としての研修企画、言うまでもなく「障害者自立支援法」の中心概念として在るケアーマネージメント、けれど実際の所はまだまだケアーマネージメントをきちんと配した障害者自立支援法(個別支援)という部分には至っていないのが「現状」でもあります。
 徳島県が実施を行いつつある「退院促進支援事業」この命題ともリンクさせていく形で、今回2回に分けた研修会を担当する事となりました。医療機関スタッフ・市町村担当の方々が研修参加との事、基本的な概念・実際のケアーマネージメントの進め方、退院促進に向けたそれぞれの在り方‥色々と検証すべき部分は多々あるのですが、一つのきっかけとなるような内容を準備出来ればと思っています。

 医療や福祉状況の下では、まだまだ「当たり前」の事を「当たり前」に行っていく事が時に困難な時が往々にあります。目の前の人ときちんと関わる‥その人の想いに沿って歩いていく‥制度や事業だからという事ではなく、きちんと共に再考しなければ‥とそんな風にも思っています。

■2008年01月17日(木)  週末から来週にかけて
DSC00259.JPG 262×196 37K 明日の土曜日は午後から特別講演会が街の中の喫茶店で開かれる予定、昨年10月に行った「私が見たアウシュビッツ」の続編として今回も吉田隆代先生がハンセン病やエイズの問題にについて話をして下さる予定となっています。講演会は午後2時スタートの予定、お時間のある方はぜひご参加下さい。(写真は昨年10月時の講演会)

 大学の講義も概ね終了、残すところ四国学院大学での講義が来週にあと1回、学生達も後期試験春休みへと進んでいきます。来週は金曜日に東京であみ(全国精神障害者地域生活支援協議会)の理事会、一泊した翌日は香川に飛んで土日と精神保健福祉士の「実習指導者研修会」で話を行う予定となっています。対外的な仕事や講演会等も後を絶たない状況ですが、早いものでもう1月も半ば過ぎ、バタバタと過ごしながらもHEARTLAND自身の活動再考をきちんと考えていきたいとは思っています。

■2008年01月16日(水)  かわら版 2008年1月
◇旧年中はハートランドにご支援ご協力を賜り本当にありがとうございました。こうしてまた新しい年が迎えられたことを心から嬉しく思います。活動再開の初日は皆で眉山麓の天神さんへ初詣に行き、その後バイキングへ出かけました。自立支援法にかこまれたなかでの活動は大変ですが、やっぱり皆の笑顔は和ませてくれます。こんな笑顔の人が今年はもっと増えてほしいなと思いました。今年は節目の年、考えなければならないことが沢山あります。"希望を持つ人に不幸はこない"とどこかでみた言葉を思いうかべながら希望を持って頑張っていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。     
                                  スタッフ 小西英子

◇寒中お見舞い申し上げます。少し長い冬休みをいただきましたが、今年もまた北島田のお弁当・籠屋町の喫茶店ともにいつもの場所でいつものように活動が始まっています。どうぞ、昨年と変わりませずHEARTLANDを宜しくお願い申し上げます。「あっぷる」の今年は・・・といろいろ思いを巡らせてみると、「障害者自立支援法」はどっしりとした存在感で振り回され疲れてため息もでますが、今年も応援してくださる皆様への感謝を忘れずに自分達の出来ることをしっかりとやっていくことで開ける道もあると信じて、「小さな居場所」としてのあっぷるが在る意味は、ここが好きで来るメンバーが元気でいられること、皆の笑顔が輝くことが一番・・・そう願うと道に迷うことも少ないのかなと思います。
今年も「あっぷる」の活動へのご支援を宜しくお願いいたします。   スタッフ 小川信子

■2008年01月15日(火)  あみ 四国ブロック研修会会議
 2月16日に予定をしているあみ(全国精神障害者地域生活支援協議会)四国ブロック研修会の打合せを四国学院大学で行ってきました。さんかく広場の武田さん、愛媛の樋田さん河野さんを交えて、研修会当日の役割分担や最終確認事項等、とりあえず一通りの決め事を済ませながらそれぞれの意見交換や現状報告等、いつもの顔ぶれの中で色々な実情や意見を述べ聞く‥そんな時間ともなりました。
 研修会には行政報告・質疑として厚生労働省の担当官も参加頂ける予定、12月末頃より具体的に文字として示されつつある「障害者自立支援法」の抜本的改革案に関して、色々とお答えして頂くそんな形にしたいと思っています。
 
 実際に障害者自立支援法を身にまとい、日々のHEARTLANDを運営していく中、ただでさえ問題含みの法律の上に、色々な現実の中からの問題に直面していきます。法やサービスに多少の問題があったとしても、それを柔軟に解釈していけば多少なりとも弾力性を有していくのですが、状況はその反対に近く、硬直したような解釈や扱いは更にこの法律を「悪しきもの」と顕著にするばかり、基本に立ち返って障害や病を抱え持った彼らに対して、きちんと不利益が行き届かない‥そんな行政窓口対応や法の解釈執行を行ってもらえればと思うばかりです。

■2008年01月14日(月)  誕生会
DSC00463.JPG 262×196 36K 籠屋町のブログにも書き記されている通り、今日ささやかな誕生会をみんなが集合して街の中の喫茶店で行いました。メンバー・スタッフがそれぞれにお金を出し合いプレゼントを進呈、シュークリームとドーナッツを食べながらの時間となりました。本当にささやかな誕生会をずっと継続してきた訳ですが、お祝いをしてもらえる人にとっては嬉しいもの、メンバーの中では好評で心待ちにしている‥そんなHEARTLANDの誕生会でもあります。1月2月生まれの4名の人がプレゼントを受け取り笑顔、それぞれの人に人生があって‥より輝いていって欲しいと笑顔を眺めながらそんな風にいつも思います。

 WEB上にも既に掲載をしているあみ(全国精神障害者地域生活支援協議会)の四国ブロック研修会、既に何人かの方々からの参加申込が届き始めています。明日は四国学院大学に出向いて研修会の打合せ会議、障害者自立支援法の抜本的な改革案も示されつつある中、実りある研修会を準備出来ればと思っています。

■2008年01月13日(日)  吉田先生 特別講演会 Part2 「あつい壁の向こうに」
昨年の10月、特別講演会の形で実施した吉田隆代先生の講演会Part2がも1月19日、午後2時から街の中の喫茶店あっぷるで行われる予定となりました。10月に行われた講演のテーマは「私が見たアウシュビッツ」自ら訪ねたアウシュビッツ、写真を交えて語られる内容の中、特に印象に残った言葉が在りました。「絶望の淵に立ちながらも生きようとする力は些細な事を丁寧に行っていくこと‥」それでも生きようとした収容所の人々の様子を織り交ぜながら話して下さいました。ヒューマニズムそのものの素敵な素敵な吉田先生の講演会でした。

今回はその続編という形で、ハンセン病や感染症(エイズ)についての内容との事です。オープン参加の講演会です、ぜひお時間のある方、ご参加頂ければと思います。

 特別講演会 「あつい壁の向こうに」 講師 吉田隆代先生(城北高校元教員)
 日時 平成20年1月19日(土) 午後2時から 場所 街の中の喫茶店あっぷる

■2008年01月10日(木)  工賃倍増計画への雑感
 障害者自立支援法・就労系福祉事業の中「工賃倍増計画」と題された名目があります。県からの委託事業として徳島県では知的障害の授産施設連合会的な協議体がその委託実施主体として、それぞれの事業所(授産施設)での工賃倍増に向けた取り組みが進められつつあります。先日、街の中の喫茶店に委託を受けたコンサルタントの方が訪ねて来て下さり、HEARTLANDのお弁当作りや喫茶店での活動状況、工賃倍増計画への雑感等を述べさせて頂きました。

 あっぷるメンバーに限らず、誰もが少ない「工賃」より1円でも多くの工賃が欲しいと願う「当たり前」な想いや願いが片方にきちんとあり、もう片方には単純に企業倫理(利潤追求・合理性・競争市場主義)のみを彼らや私たちの活動にあてはめる事が出来ない‥その現実もきちんとあります。数年前一時期ブームのように企業経営のコンサルタントを講師とした工賃倍増や工賃アップに向けた講演会が華やかに行われた事もありましたが「なかなか上手くはいかないだろうなぁ‥」と常に思っていました。お涙頂戴的な「福祉」や社会化していない私たちの授産活動からの産物が「収益」を得ていく事にはとてもとてもつながらない、世間は厳しい‥という自覚を得る事は大切な部分ではあるのですが、何をさて置いても前提として「障害や病を抱えた彼らと共に在る」場所や活動であるという前提‥そこをきちんと担保していかなければ、話が違ってゆくと共に彼ら自身の事柄には到底なってはいかないだろうな‥そんな想いが常にありました。

 また会社の資本金ではありませんが、障害者地域共同作業所やあっぷるのような場所に運ばれる「公的資金」としての補助金は非常に少ない金額、たかだか400万円〜1000万円の「資本金」の下では、精一杯の自助努力を行ったとしても「生み出す事」にはおのずと限界があります。地域間格差としての補助金の問題、また授産会計と呼ばれる。明治時代の産物のような「授産」という問題を多々含んだ福祉会計のシステム整備等、周辺の問題も再考しなければなかなか進んでいかない‥そんな想いがあらためてしています。
 少なくとも福祉的就労・福祉労働は、彼らの「人権」に向かい合った協同作業であるはずです。誇りや生きていく事が生き続けていく事につながるような‥そんな内実も「お金」という価値観と対等に、きちんと生み出していく事も忘れずにいたいものだと思います。

■2008年01月09日(水)  大学での講義もほぼ終了
毎週毎週出向いていた大学での講義も今年度、あと数回を残す形となりました。今月の末には後期試験を実施、試験が終わると学生達もまたまた長い春休みの到来、しばしの期間出向いていく事もお休みとなっていきます。時が重なっていくようにHEARTLANDの活動も年度末を迎え、バタバタと毎年の様に多忙が極まっていく時期に差し掛かっていきます。
 今年は例年とは違い、HEARTLANDの活動自身をどんな風に今後継続させていくべきか、北島田・街の中の喫茶店と2つに分かれている活動形態の見直しや障害者自立支援法下での施設運営等、様々な問題を検証しなければ進めない‥そんな感じでもあります。スタッフやメンバー、理事会等での懸案も重ねながら、新しい年度の新しい活動に向けて進んで行ければとは思います。

 あみ・全国精神障害者地域生活支援協議会四国ブロック研修会の案内、郵送を済ませました。開催まであと約1ヶ月、自立支援法の抜本的改革案も示されつつある今、厚生労働省担当官からの行政報告や質疑のプログラムも含めています、ぜひ多くの方にご参加頂ければと思います。

■2008年01月08日(火)  市民という言葉
 お弁当を買いに来て下さる多くの人たち、そして籠屋町の喫茶店を支えて下さっている多くの人たち、日常の中、ささやかにされど変わらぬスタンスで多くの市民の方々がHEARTLANDの活動を支えて下さっている‥喫茶店のブログに書き記された光景がここには在ります。
 そんな事を想いながら若き日に読み漁った「小田実」の文章をあらためて見つめていました。「小さな市民」という言葉、障害者観の下りの小田実の文章です。

「ルツボ社会」とは違う社会の考え方に「サラダ社会」というものがある。サラダは材料をこねくり回さない。レタスにはレタスの個性があり、トマトにはトマトの価値がある。ハムにもタマゴにもそれぞれのうまさがあり、それぞれの持ち味があり、それらが互いに認め合い、全体が集まってサラダを構成している。
 障害のある人々や高齢者はこのサラダ社会でなければ生きていけない。ルツボ社会では力の強い者がルツボを回し、弱い者ははじき飛ばされる。戦争になったら殺し合いに役立たない人間は真っ先に切り捨てられるのだ。
 サラダ社会の根本原則は平和主義だ。何よりもまず戦争・殺し合いをしないこと。それから、武器を持たない。問題の解決を非暴力、非武力でやることだ。
 もう一つ、サラダ社会に必要なものが民主主義だ。これはブッシュの「正義の戦争」の口実になる「天上天下唯我独尊的民主主義」ではない。レタスやトマトやハム、タマゴのなかに王様はいらないし、階級はない。誰がエライとか、誰が強いとかはない。それぞれがみんな対等、平等で、自由に生きられるからこそ、それぞれのおいしさが発揮できるのだ。
 私たちはこうしたサラダ社会をつくり、サラダ日本、サラダフランスやサラダアメリカが共存しあう、「サラダ世界」をめざすべきではないのか?

 ……人間みなチョボチョボや。古今東西みなチョボチョボや。英雄も偉人も老いを迎えればみんなタダの人。しかしそれが本当の意味での「市民」。サラダ社会を構成している大切な「市民」なのだ。

■2008年01月07日(月)  今日からお弁当製造 喫茶店営業
grp0111080519.JPG 262×175 38K 今日からまたにぎやかにお弁当製造と喫茶店での活動が始まりました。いつものようにみんなが集まり、いつものような時間の流れの中、みんなが美味しいお弁当作りや喫茶店での接客等をスムーズにこなしていきます。日常の活動をきちんときちんと行っていくみんなの丁寧さ、仕事としての凛とした空気感、今年もにぎやかにHEARTLANDのお弁当や喫茶店での活動が展開されていくものと思います。今年もどうぞHEARTLANDへの活動のご支援を宜しくお願い致します。

 2月16日に開催を予定しているあみ(全国精神障害者地域生活支援協議会)の四国ブロック研修会、WEB上でもお知らせをしていますが、徳島県内の関係機関や地域共同作業所への郵送準備もほぼ終了、近日中にはお知らせの発送が出来る段取りとなりました。ぜひ多くの方々に研修会に参加頂ければと思っています。障害者自立支援法の抜本的な改革案、現状の中、何を見つめどう進んでいくのか‥色々な課題は山積みされています。状況は絶えず移り変わっても、向こう側から訪ねてきてくれる事はありません、キャッチャーに時代の流れや空気を読みとる事、足を運んで見ることや知ること‥原点を見つめてゆくためにとても大切な事のように思います。ぜひ四国ブロック研修会にご参加頂ければと思います。

■2008年01月05日(土)  新しい年 活動再開
IMG_0099.JPG 277×185 36K 新しい年になって初めてみんなが街の中の喫茶店に集いました。今日から新年の活動が再開、午前10時の集合時間に元気なみんなの姿がいつものように在りました。長かった年末年始の冬休みも今日で終了、変わらないみんなの姿や話し言葉に何か嬉しい想いもした再会となりました。
 一人一人が今年1年の抱負みたいなものを述べ、その後眉山麓にある金比羅神社に参拝、昼食は車を走らせて小松島にあるバイキングに出掛けてきました。
 
 障害者自立支援法を身にまとっての5月以降、北島田・籠屋町の活動再編、大きく移りゆく福祉状況等、囲まれた景色は絶えず変動していきます。HEARTLANDが活動を始めて今年で12年目、どんな風にこれからの「未来」に出航していくのか、色々な意味で「節目」となる1年がいよいよ始まりました。

■2008年01月04日(金)  新年あけましておめでとうございます
 「新年あけましておめでとうございます」新しい1年が始まりました。どんな人にも等しく新しい1年は始まってゆく‥とJhon LennonはHappyChristmasの歌詞の中にそう言葉を綴り行きました。HEARTLANDの年明けは明日から、朝に街の中の喫茶店にみんなが集合、その後「初詣」に出掛け昼食、そんな1日から今年はスタートしていく事になっています。お弁当製造販売、喫茶店営業は週明けの7日から、長かった冬休みを終えて通常の活動再開となっていきます。
 年の暮れから数日間、京都に帰ってきました。小雪混じりの大晦日、底冷えの元旦と懐かしい空気に触れる中、車越しに「原点」となった幾つかの場所をブラブラと巡ってきました。
 HEARTLANDが活動を始めてかれこれ11年、想像を遙かに越えた福祉を囲む現実と追い立てられるように継続されていく日々、様々な事柄を考えつつも混沌が深まりゆく幾つもの時、大きな「節目」としての1年になりそうな予感がしてなりません。
 「原点回帰」‥風に吹かれながらも自分たちがここに「在る」訳をきちんと辿っていけるようなそんな1年を過ごして行ければと思っています。

 今年1年、昨年と変わらぬ活動へのご支援やご協力を宜しくお願い致します。

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