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■2008年06月29日(日)  人の中に・街の中に
 先日の記念パーテイーを終えて一段落、いつもの人、そして今年も初めてHEARTLANDに足を運んで下さった新しい人と共に過ごすことの出来た時間には「感謝」の言葉しか見あたりません。何一つ無かった所からの始まり、活動の輪郭を描くこと、活動を継続させていく事への「力」や「勇気」みたいなもの、そして厳しい状況の局面にあっても絶えず心潤してくれたもの‥それは紛れもなく「人」そのものでした。「人」によって迷う事が多々あるのと同数、或いはそれ以上に「人」によって「救済」される事も限りなくあり続けたHEARTLANDの暦でもありました。

 病院でPSWとして勤務していた折り、当事者の方々やご家族と一緒に過ごす中、精神障害者に対する厳しい差別や偏見、障害や病ゆえの不利益な扱い、そして排他的なまでの社会の枠組、障害や病を抱え持つ人たちに対する、ネガティブな社会構造の側面しか見ることが出来ませんでした。法が整い新しいサービスが生まれ、時代は進みゆきます、その中にあってまだまだ厳しい差別や偏見が実在する事には違いは在りません。されどHEARTLANDのお弁当作りや喫茶店の活動、「姿を見せること」で「想いを届け行くこと」できちんと合意がとれてゆく社会も在ることを、HEARTLANDの日常を通じて知ることが出来ました。「世の中まんざら捨てたものではない‥」活動への支援を下さる多くの「人」に支えられながら、そんな事の一つや二つをきちんと想える日々でもありました。
 6月は始まりのそし区切りの季節、新しい事を始めるでもなく、何か特別な事を行うのでもなく…今までと同じように「在り続けること」を願いながらまたみんなで進んでいければと思っています。

 初めて記念パーテイーに参加下さった方々、素敵なライブ演奏を行って下さった松田Jimmyコウさん‥感謝申し上げます。
 
 Beatless Live HEARTLAND設立記念パーテイー Set List

1 Help 2 Nowhere Man 3 Please Please Me 4 One After 909 5 I Wanna Be Your Man 6Honky Tonk Women
7よそゆき顔で 8 If I Needed Someone 9 Ob La Di Ob La Da 10サボテンの花 11 Day Tripper 12 Hippy Hippy Shake 13 私のアイドル 14 Lucil 15 Jhoney Be Goode

■2008年06月28日(土)  設立記念パーテイー 
 HEARTLAND設立12周年の記念パーテイーが盛大に開かれました。多分数えること12回目のパーテイー、HEARTLAND設立に向けての準備期間も含めゆけば、本当にかれこれ14年近い時間が流れた事にただただ驚くばかり‥そんな所が素直な実感です。
随分と長い歳月が流れゆく中、実に様々な人がHEARTLANDの活動に関わって下さいました。道行く人も含めて、数え切れない程の多くの人たちの「想い」の下、今日までHEARTLANDの活動が継続されて来た事を心から「誇り」に思うと共に、活動への支援を贈り続けて下さった多数の方々に「感謝」の気持ちしか在りません。
 
 厳しい状況に囲まれての日々、いつもギリギリの風景、そんな事とは対照的なまでにHEARTLANDの日々は「豊かな」ものでした。たくさんの方々が活動を支え、そして見守って下さる、たくさんの道行く方々がお弁当を買って下さる、たくさんの方々が街の中の喫茶店に出逢ってゆく‥そして何より障害や病を抱え持った「彼ら」が元気に微笑んでゆく‥かけがえのない一つ一つがHEARTLANDそのものでした。
 
 「人の中に・街の中に」と書き綴ったパンフの文字、大熊由紀子さん(寝たきり老人のいる国いない国・ルポ精神病棟著者)が「ノーマライゼーションを訳した最も素敵な言葉」と賞賛を運んで下さいます。この街にある一つの「風景」として在り続ければ、また何かが生まれ何かが始まってゆく‥そんな事を想いながらまた新しい時間の流れに出掛けて行ければと願うばかりです。
 

■2008年06月27日(金)  退院促進支援事業 自立支援員研修
 今日の午後、精神保健福祉センターで行われている退院促進支援事業・自立支援員研修に出向いてきました。退院促進に係わる「自立支援員」の研修という事で13名程の委嘱を受けた自立支援員さんを対象としてソーシャルワーク・地域生活支援等に関する原理原則部分の話を行ってきました。動き始めたばかりのこの事業、精神科医療機関で入院中の「社会的入院」の解消、退院促進を目的とした事業が制度化され、この徳島に於いても前年度のモデル事業期間を経てようやく動き始めたばかりの観があります。地域生活支援、退院促進への取り組み‥法制度がいくら整い進もうとも、その鍵を握っているのは関わる「人」の在り方です。関わる「人」によってその景色はどんな風にも変わり行きます。
 
 長期入院・社会的入院の諸問題、とりわけ精神障害者の問題は社会的にそして社会構造の中、様々な問題を内在してのものであると事は言うまでもありません。短絡的に「何が悪いから‥」といった論理だけでは解消出来ない、社会自身の矛盾みたいなものをきちんと内包しています。退院促進という事業によって、人と人とがつながってゆく‥機関と機関がつながってゆく‥そんな大きな一つの「きっかけ」として患者さんやご家族の方々の一助となっていける‥そんな事業運営であればと願うばかりです。止まってしまった「時計」を再び動かしていくような‥そんな新しい取り組みとしてこの事業が進みゆく事を切に願いたいと思います。

■2008年06月25日(水)  HEARTLAND設立12周年
 HEARTLAND設立、全国からの支援者が増すばかりの状況、COOKING HOUSE‥やがてお弁当作りへ‥賑やかな表向きとは裏腹に、全くもって「お金が無い」そんな現実との日々でもありました。HEARTLANDの草案をしたためていた頃、「やどかりの里」を設立した谷中輝男さんと行き来があり、何処かで一緒に色々と話をする時間が繰り返されていました。「何一つ無いという事だよ‥僕がやどかりを始めた70年代の初頭からかれこれ25年‥山下君が始めようとしているHEARTLAND、全く一緒という事だよ‥この間、何一つ地域生活支援の歴史や施策は成熟していなかったという事だよ‥」励ましとも怒りとも思える横顔でそんな言葉を贈って下さいました。
 
 北島田の家賃は10万円、賃貸契約を結んでから2ヶ月は何とか支払が出来たものの、3ヶ月目には財政破綻(寄附金欠乏)家主さんの岸さんに出向き家賃の減額交渉、「もうすぐ作業所になります、作業所になれば公的補助金もらえるので‥」見かねた岸さんが5万円の家賃を承諾して下さいました。それからかれこれ10年、社会福祉法人になればきちんと‥今では理事会で顔を会わすたびに「もうお金の事はいいよ」と悲しい程にありがたい言葉を贈って下さいます。申請した医療社会福祉事業団の助成金200万円が決定した折も「これをもらうと駄目になる‥何も無い所から僕たちは始めていくんだ‥」「お金が無いことよりも、自分たちが何をやりたいのか、どんな風に幸せになりたいのか、そこが空っぽである事の方が遙かに悲しい事なんだ‥」と決定していた助成金を辞退‥それなら最初から「申請」しなければいいものを‥
いもついつもアドバンテージにありながらも、随分と背伸びをしていたものでした。関わる「人」は当然無給、谷中さんの言葉通り、地域から‥そして何一つ無い場所から始めていく事の「本質」を見つめながらの日々でもありました。

 しかしながら不思議なもので「金ぴか」で無かったから、見るからに「貧しい」光景であったが故に、たくさんの贈り物が運び込まれてきました。人の支援であったり、活動賛助の為の寄付金であったり、そして何より温かく見守って下さった心ある多くの有志の方々の想い‥数え切れない程の「善意」と「正義」に包まれながら、僕たちは真っ直ぐに歩き始めていました。(続)

■2008年06月24日(火)  HEARTLAND設立12周年
 夜ごと集まっていたCOOKING HOUSEの時間がかれこれ1年近く流れた頃、誰からとなく「働く場所を作りたい」「何か仕事がしたい‥」そんな言葉が聞かれるようになってきました。COOKING HOUSEは毎日集まったみんなが300円を出し合い、夕食のメニューを決めて買い物、頂き物の小さな家庭用のガスコンロを使っての調理‥そして和気藹々とした夕食‥そんな光景でした。仕事・働くこと‥自然な流れの中、気がつくと「お弁当」を作り販売していくこと、それを仕事(作業)としていく事になりました。北島田の賃借物件が以前はtakeoutのお寿司屋さんであったらしく、そのままの店頭デイスプレーが残っていた事も手伝っての事でした。手探りのお弁当は全くの素人集団、食べたいものが優先され元価計算さえ頭にない中にお弁当作りの輪郭がなぞられ始めていきました。
 
 あっぷるの名称もメンバーの提案、余り深い意味はなく「語呂がいい」といった単純な理由で採用、Beatlesが自らのためにマネージメントし設立した会社がこれまた「Apple」これは願ったり叶ったり‥と全くもって関係ないネーミングあっぷるの誕生でもありました。最初は6食から‥作った人がそれを食べる‥そんな事の繰り返しでもありました。一見単純そうに見える「ご飯炊き」が一番難しく、何度も何度もご飯を炊くことが失敗の連続、弁当屋でありながら目の前の中華料理屋さんで上手に炊きあがった「ご飯」を購入する‥そんな冗談にもなってしまうような様でした。情けない内容とは裏腹に「決して関係者や身内に売るのはやめよう‥、もうそんなお涙頂戴はいらないし‥」随分と背伸びをしていた「あの頃」でもありました。(続)
 

■2008年06月23日(月)  HEARTLAND設立12周年
 今週の金曜日にHEARTLAND設立12周年の記念パーテイーが開かれます。毎年6月はHEARTLANDが北島田で活動を始めた月、今年もまたにぎやかなパーテイーが開かれる事となります。HEARTLANDの活動を草案し動き始めたのは、12年前か13年前かはたまた14年前か‥もう殆ど記憶も定かではないのですが、随分と時間が流れた事には違いありません。今お弁当作りを行っている北島田に辿り着くまでには随分と長い時間(約1年半)が流れていました。一番最初の会議は確か太陽と緑の会リサイクル・杉浦さんの2階事務所にみんなが集い、あれこれと話を重ねた事を思い出します。当事者の人たちと出会う為に始めた当時の「クラブハウス」は、徳島市内富田小学校近くのボランティアセンターの空き部屋、月に2回程、当事者の方々と過ごしゆく中でHEARTLANDの活動の輪郭を描き初めてゆきました。市民の方々との研修・交流機会として行っていた「LIFE」ヨンデンプラザの会議室を無料で借り、毎月1回勉強会を継続していきました。なかなか辿り着けなかった物件の確保、俗に言う「差別や偏見」に直面し、訪ね歩いた不動産屋や物件は、ものの見事な迄に全て借り受ける事を拒否され続けました。偶然のように出逢った北島田の物件、と言うよりも家主さんの岸登さん、この出会いが無ければ何一つ始まらなかった訳です。

 お金は無い、人は無い、あったのはみんなの「想い」だけ‥全国から届いた支援としての賛助会員は、当時かれこれ500名、活動支援のために発行した「市民債券」、もちろん関わる人は全て「無給」、厳しい日々の中にあっても何か夢見る頃でもありました。北島田の現在の物件を借り受け、最初に始めた活動が「COOKING HOUSE」ほぼ毎日、夕方の4時頃にOpen、一人暮らしをしている患者さんや当時は入院中の人も含めて、家族、支援して下さる方々‥様々な人が夕食を共にするCOOKING HOUSEが始まりの風景でした。一人300円を出し合い夕食メニューを決めて買い物に‥やがてそれは今のお弁当作りへと整いを見せていく事となりました。「働きたい」いつの間にか掲げられたHEARTLANDのでっかい看板には「協働」の文字、意味を含めて書いたこの「協働」の文字でさえ「共同」だとあちこちから苦言を呈された‥そんな事までもフト思い出します。

 本当に何一つ無かった場所からの始まり‥「世の中に必要なものは形になるんだ」今は亡き近藤文雄先生の言葉だけがたった一つの道標でした。(続)

■2008年06月21日(土)  徳島県精神保健福祉士協会 定例総会
 今日の午後、障害者交流プラザを会場に徳島県精神保健福祉士協会の定例総会が行われました。この間2年間、会の会長職を務めて来ましたが今回の定例総会で新しい会長が承認(城西病院PSW・美馬ゆかり氏)となり、お役目から離れる事が無事成立となりました。徳島で初めてのPSWであったかれこれ16年前、岸田氏(現第一病院)と二人で創設した徳島県協会の始まりが在りました。HEARTLANDは地域の中での活動でもあり、随分と長い期間PSWから離れていたのですが、最初に立った責務と、少し歳を重ね若き人たちに伝える多少の使命を感じて、引き受けてきたこの間の会長職でもありました。新しい役員体制の下、新しい協会としての活動に期待したいと思います。
 
 定例総会に併せる形で行われた講演会、「リカバリーモデル」について四国学院大学の西谷清美先生の講演となりました。「理念が大切である」との言葉、混沌が進みゆく今にあって原点への回帰を踏まえた、きちんとした「見つめ」が必要となってゆきます。「何故それを行うのか…」道に迷えば「彼らに聞く‥」そんな幾つもの言葉が散りばめられた素敵な講演でした。
 7月12日の土曜日には再び徳島に登場、街の中の喫茶店あっぷるで「クラブハウスモデルの理念」と題された講演会が予定されています。ぜひご参加下さい。

■2008年06月19日(木)  愛媛 周桑地区精神保健ボランティア
愛媛県周桑地区の精神保健ボランティア「あやとり」の方々が多数、25名ほど街の中の喫茶店・北島田のお弁当作りの見学に来て下さいました。
 
 保健所のボランティア講座を受講された方々、地域の作業所への支援を継続して行っているとの事でした。徳島県でもかれこれ10年程前から、それぞれの保健所にて行われるボランティア講座を受講された方々が、精神保健ボランティアとして地域共同作業所の活動等に参画されていく機会や人が随分と増えてきた経緯があります。みんなが作ったお弁当を食べて頂きながらのHEARTLANDの活動紹介と説明、あっという間の短い時間での交流機会でしたが、遠路はるばるお越し頂いた事にお礼申し上げます。

 街の中の喫茶店は相変わらず「盛況」喫茶店のブログに書き記してある通り、ランチタイム時の混雑は嬉しい悲鳴、リピーターの方、初めての方、メンバーとスタッフが一生懸命対応していく‥そんな光景が毎日続いています。籠屋町商店街で活動を始めてかれこれ5年‥街の中に在る一つの「風景」として根付いた‥そんな嬉しい印象さえ覚えゆき「ありがたいなあ‥」と思うばかりです。

■2008年06月18日(水)  就労についての話 障害者職業センター
 今日の午後、街の中の喫茶店に徳島障害者職業センターの大工さんが来て下さり、あっぷるのメンバーに向けて職業センターの概要や就労に向けての制度等、そして就労に向かう為に必要な一つ一つの事柄等、丁寧にみんなに話をして下さいました。病院に勤務していた折りは良く患者さんと共に利用した徳島障害者職業センター、アフター5を含めて色々と素敵なカウンセラーの方々との行き来もありましたが、HEARTLAND設立からのこの間、なかなかそうした行き来も無かった訳ですが、今日街の中の喫茶店でこうした時間となりました。
 「仕事」「働くこと」は常に彼らの関心事として在り続けてゆきます。スティタス・お金・誇り・その他様々な意味合いを絡ませながら、働くという事への想いは続いていきます。HEARTLANDあっぷるで「働く」ということ、社会の中・職場の中で「働く」という事、法的に整備は進んできたとは言え、まだまだ厳しい障害者雇用の現実、そうした「世間の風」の中、どんな風に自分自身を用意していけば良いのか‥大きな命題への考え事は尽きることもありません。
 
 向かい合う「彼ら」の人権を共働していけるような「福祉的就労」HEARTLANDのお弁当作りや喫茶店での活動も常に様々な観点から見直しや確認が必要となっていきます。お忙しい中お時間を頂きました、徳島障害者職業センターの大工さんに感謝申し上げます。

■2008年06月16日(月)  バタバタとした一週間
DSC00364.JPG 308×231 41K 今日は1週間ぶりの四国学院大学での講義、学校に出向いて早々に西谷先生とあれこれと話、7月12日にクラブハウス・Dream Flowerの講演会にまたまた来て下さる予定となっており、その講演会についての打合せや、日本でのおもしろいクラブハウスの取り組みなど色々と紹介も頂きました。今回クラブハウスが企画している講演会は、夕方のビアーホールも兼ねての企画、あっぷるのみんなにとっても久しぶりの西谷先生の話をとても楽しみにしている様子、ゆつくりと今回はHEARTLANDに滞在して下さる様子でもあり「スペシャル企画」も用意していく予定となりました。7月12日・街の中の喫茶店で午後に行う予定としています西谷先生の講演会とクラブハウス主催のビアーホールは詳細が決まり次第、また追ってお知らせしたいと思います。
 
 今週はバタバタした1週間、徳島保健所からの自立支援員さんの施設見学、徳島大学保健学科からの学生さんの見学、そして木曜日は愛媛のボランティアグループ「あやとり」の方々が総勢25名程で街の中の喫茶店に見学に来て下さる予定ともなっています。27日はHEARTLANDの設立記念パーテイー、HEARTLANDが始まった6月も既にもう半ば過ぎ、バタバタバタバタと日々が過ぎていくばかりです。

 先月香川・コスモスの家で開かれた「未来創造塾」の様子を竹内さんがアップしてくださっていました。
 http://wwwi.netwave.or.jp/~ponta-me/kosumosu/k_312.html

■2008年06月15日(日)  広島の方々へ 御礼のメールより
DSC00359.JPG 308×231 41K  土曜日、広島からの帰路の車中色々な事を考えました。広島県精神障害者地域共同作業所職員会の熱い方々、長い時間と長い活動の歴史、それぞれの人がそれぞれの場所で「闘って」来られた姿に感動さえ覚えゆきました。また明日から日々をつないでゆければと思うばかりです。

 先日の広島、本当に本当にありがとうございました。熱い皆様方からたくさんたくさん「元気」を頂きました、その上に様々なご配慮も頂き、感謝致しております。色々な人が色々な場所で「踏ん張っておられる‥」その事が大きな励みや力となっていきます。こちらもスタッフ全員でお伺いすれば良かったと、重ね重ね後悔しております。

遠い場所からのお誘いに見合うべき話が出来たかどうか‥かなり不安と申し訳ない気持ちがいっぱいなのですが‥木村様に謝礼の返済を申し出たのですが受理して頂けませんでした、こちらできちんとお預かりさせて頂きますのでぜひ夏に機会を作って頂き、皆様でこちらにお越しの際に、また使わせて頂こうと思っております。
素敵な皆様にお会いできましたこと、本当に感謝しております。
ゆつくりとお話しも出来ませんでしたが、ぜひ徳島に来て頂ければ幸いです。
梅雨時、じめじめと「しんどい」日々が続きますが、どうぞご無理なきようにお身体ご自愛下さいません。ありがとうございました、皆様にもどうぞ宜しくお伝え下さい。またお会い出来ます時を楽しみにしております。

■2008年06月14日(土)  広島へ 精神障害者地域共同作業所研修会
 広島へ出向いてきました。この間、ずっとお付き合いのある憧れの人、友和病院PSW木村さんの奥様より連絡が入ったのは5月の頃「広島県精神障害者地域共同作業所研修会で講演をお願いします‥」そんな言葉に誘われての今日の広島となりました。作業所職員、メンバーの方々、たくさんの人が集っての研修会、遠い場所からのお誘いに見合うべき話が出来たかどうか自分では判りかねる部分も多々あるのですが、共に考えそして進んでいくための「言葉」や「想い」は一生懸命に伝えさせて頂きました。それぞれの場所でのそれぞれの活動であっても、作業所というフィールドに括られた職員の方々が、飲み会も含めた様々な交流の中、共に歩まれてきた16年の歴史とその道程に感動さえ覚え行きました。
 
 何一つ無かった場所からの「始まり」はHEARTLANDも同様‥それ故、求め合うように人と人とがつながってゆく‥そんな風景がそこに生まれていきます。ヒューマニズムのかけら‥「人」がそこに在るということ‥素敵な素敵な広島の方々でした。
 考えてみれば「しんどい」状況は今に始まった事でなく、私たちは常に最初から「しんどかった」訳で、想定外の事ではなくただ予定通りに進んでいるだけの事のように思えるのです。「しんどさ」が増す崖っぷちに立って、どう「未来」を紡いでいくのか‥作業所の歴史的な活動や存在の意義をどう継承させていくのか‥これまたしんどい話ではあるのですが、やはりそこは私たち自身が試されてゆく部分なんだろうなと思うのです。たくさんの「力」を頂いた、素敵な広島での時間となりました。

■2008年06月11日(水)  バーベキュー 月見ヶ丘海浜公園
DSC00337.JPG 308×231 43K 籠屋町のブログにも書かれている通りみんなで月見ヶ丘海浜公園にバーベキューのデイキャンプに出掛けてきました。梅雨空の中での実施、朝まで雨が残りとどうしたものか‥と思案していたのですが「行きたい」とのみんなの希望も強く、予定通り月見ヶ丘に出掛けました。HEARTLANDから車を走らせる事約30分程度、徳島空港近くのとてもきれいなキャンプ施設でした。毎年夏前のこの時期、HEARTLANDではあちこちの場所を転々としながらバーベキューに出掛けています。中間施設としてのあっぷる、昨年一緒に出向いたメンバーも既に何名かは姿がなく、それと反対に新しいメンバーが参加しての今日の日となりました。
 
 夕方前までのディキャンプ、片づけを終えてHEARTLANDに到着した頃に、見計らったように雨が降り始めてきました。日常を離れての空間と時間、美味しいお肉と美味しいビール、みんなリフレッシュ出来たものと思います。

■2008年06月10日(火)  奉加帳 はじまりの頃
DSC00327.JPG 231×308 24K 家の本棚をゴソゴソとひっくりかえしていると、HEARTLAND始まりの頃の「奉加帳」が出てきました。今からかれこれ13年ほど前、何一つ無かったところからのHEARTLANDの始まりに際して、全国からたくさんの支援(寄付)が届けられて来ました。定型の「賛助会員」としての活動支援のお願いに併せて、当時約200冊程度の「奉加帳」を作成しました。奉加帳を利用しての寄付活動は高知県さんかく広場の武田さんから譲り受けての事、自宅にあったMacを利用、活動への支援の一人であったイラストレーターの方が作成したHEARTLANDのロゴを貼り付けながら作成したものでした。人づてに様々な場所や職場に「奉加帳」を持参、活動支援の輪を広げてゆくための寄付をたくさんたくさん頂きました。奉加帳の趣意書には、当初掲げたグループホーム作りに向けた文字、徳島の精神保健福祉を考える集いLIFE(勉強会)等の文字も並び行きます。
 
 あれからかれこれ随分と長い時間を経た「今」、久しぶりに眺めた奉加帳を手に、色々な想いが交差していきました。
 今月の末27日はHEARTLAND設立12周年記念パーテイーが北島田あっぷるで開かれる予定となっています。スタートは18:00〜ぜひご参加下さい。

■2008年06月09日(月)  研修会シーズン あれこれ
 6月に入り梅雨模様の毎日、なかなかすっきりしない天気が続いています。お弁当販売の価格を諸般の食材料費高騰に伴い「値上げ」をした事が影響してかどうか、完売の日があったり残ってしまう日があったりと一喜一憂「水商売」であると共にメニューや天候等も多分に影響してのお弁当販売、なかなか上手くいかない日々も多々あるのも現実です。
 
 6月はあちこちで上半期の研修会シーズン、13日は遠く広島市の「広島県精神障害者地域共同研修会」、その後愛媛県のボランティアグループ「あやとり」の方々が約25名程来所、那賀町での障害者に対する知識の普及啓発委員会、徳島保健所の保健師実習、精神保健福祉センターの自立支援員研修会と今月はたくさんの研修会での講演等がびっしりといった状況が続いていきます。お弁当製造のみならず、様々な問題が山積みのHEARTLAND‥出向いていくこと・思案しなければならない事‥当たり前ですがなかなか「のほほん」と過ごせる6月は何処にもなさそうな様子です。
 明後日ははみんなが楽しみにしているレク、雨模様の天気予報ですが、みんなで月見ヶ丘にディキャンプ、バーベキューに出掛ける予定となっています。

■2008年06月08日(日)  閑話休題 J-Pops
6月27日のHEARTLAND設立13周年記念パーテイーに向けてBeatlessが始動、この期間HEARTLAND近くにあるいつもの練習スタジオJ-Popsにて練習を重ねています。小学校の先生、徳島新聞社の記者‥メンバーの職種も様々と多忙という事もあり、なかなか細かな練習への行き届きまでは難しいBeatlesのコピーバンドなのですが、今回は何と演奏する曲の殆どが「新ネタ」という無謀な試みを課して、みんなで練習を重ねています。Beatlesは素晴らしい程のコーラスグループ、演奏以上にそのハーモニーの構成がなかなか難しい部分も多々あります。

 Beatlesがメジャーになる1年前、ドイツハンブルグのスタークラブ、リバプールのライブハウス、キャバーンクラブやカイザーケラー等で演奏していた頃のスタイルは、リーゼントに革ジャン、Rock&Rollのコピーをたくさくたくさん行っていました。(永ちゃんのキャロルはそのコピー)
チャックベリーやリトルリチャード、バデイーホリーにプレスリー、そんな彼らのfavoriteばかりを演奏していました。今回の13周年記念パーテイーでの演奏はこのスタイルで全員革ジャン(夏なのに‥)でRock&Rollをお届けしたいと思っています。ぜひぜひお楽しみに‥
DSC00312.JPG 231×308 36K

■2008年06月07日(土)  クラブハウスの活動
 今日は朝10:00にみんなが籠屋町に集合、クラブハウスのミーティング(DVD観賞)のプログラムとなりました。DVD観賞の前に先駆けていつものミーティング、新しいメンバーも参加され、今後のプログラムについて「あれこれ」とミーティングを行っていきます。お弁当作り・喫茶店業務から少し離れた「ゆるやかな時間」としてのクラブハウス・Dream Flowerの活動ではあるのですが、やはり自分達のクラブハウスを自分たちで運営管理していく中には、それなりの「ルール」や取り決めみたいなものが自然と必要となっていきます。お金の管理、クラブハウスへの参加の在り方‥なかなか「自由」であるという事は時に不自由でもある事を確認しながら、みんなの会であるDream Flowerが少しずつ成長し、継続していって欲しいものだと思います。
 
 7月12日ににはクラブハウスでビアーホールが昨年と同じように開催される予定、Dream Flowerの顧問(?)四国学院大学の西谷先生の講演も企画されています。西谷先生の話に導かれるように動き出したクラブハウスの始まりは1年前、久しぶりの西谷先生の話と共にまた新しいクラブハウスの活動が描かれていくものと思います。西谷先生のクラブハウス講演会の詳細は、また近々お知らせ出来る事と思います。

■2008年06月06日(金)  庶民感覚
 太陽と緑の会で久しぶりに杉浦さんと長々と話をしました。主題は籠屋町への活動の一元化並びにこの厳しい世情の下、どんな風にHEARTLANDの「未来」を考えていくのか…この2点がメインのテーマなのですが、昨今の福祉状況等にも話が及び随分とあれこれ話を交わしました。徳島に流れてきてから16年、すぐに出逢った杉浦さん、もうどれ程こんな風に言葉や想いを交わし、そして確かめるように共に歩んできたのか‥数えることさえ追いつかない程の時間が重なり合っています。
 先日新聞報道にあったグループホームの火災事故「管理不行届」の文字が新聞には記載されていましたが、たかだかグループホームの運営補助金は300万円少し、そんな微々たる「国家責任」や「保障」の下、24時間体制の管理が出来るはずもなく‥根幹の部分への議論や見渡しがなされないまま、起こりうる事柄やその責務に、全て全うに応えて当たり前の如く書き綴られていきます。あってはならない事はあってはならない‥言うまでも無い事なのですが、なかなかその本質の部分に至ることは在りません。

 混乱と混沌が進みゆく今、「福祉」の二極分化が極端なまでに進みゆきます。
莫大な公的資金を得た「福祉」その片方で僅かばかりの公的資金しか運ばれゆかない障害者地域共同作業所、「今の福祉の状況はめちゃくちゃよ」杉浦さんの語気が荒くなります。霞ヶ関官僚のずれ切った市民感覚、公僕は「民」を守るべき立場にありながら「我が身」を守る事だけに夢中であり続け、市民の暮らしレベルの感覚はそこに宿る事は在りません。福祉だけが「大変な」状況では無く、生きていくことも含めて大変な時勢「市民の方々や庶民感覚にきちんと響くような「福祉」でなければあかんのや‥」そんな言葉を呟くように確かめ合った杉浦さんとの午後でした。

■2008年06月04日(水)  広島県精神障害者共同作業所研修会
DSC00317.JPG 308×231 42K 来週の金曜日は広島に出掛ける予定となっています。来週の金曜日に行われる「広島県精神障害者共同作業所研修会」で講演の依頼があり、昨年度に行われた広島県精神保健福祉士協会の初任者研修以来の広島となります。今日、研修会当日の資料をメールで送信、共同作業所カープクラブ(実に広島)の高杉様にお送りしました。瀬戸内海を挟んでの遠路、遠い場所からの依頼に応えられるように準備を進めていきたいと思っています。

 今日は午後から毎月の給料ミーティング、それぞれのメンバーが自己認識票に基づいて1ヶ月を振り返りながら給料の分配、お弁当作りの意味等を確認する時間となりました。障害者自立支援法の施行に伴い生じた「自己負担金」利用料は今年度一日単価として482円(自己負担上限額はそれぞれ)を支払ってあっぷるに通う‥そんな状況となっています。どんな人にも等しく「利用料分」の保障という事で、基本給の1階部分利用料の480円をペイ出来る500円に今回はセットしました。その後2階建ての部分、そして評価給のオンといった今回の収益分配としました。障害者自立支援法の見直し、自己負担金の軽減や世帯単位であった負担額(利用料)の算定方法を「本人」の収入状況のみに照らし合わせる‥等幾つかの見直し案は検討されつつありますが、なかなか「しんどい」事には違いありません。様々な彼らの状況、働くという事に対してもこれまた様々なスタンス、なかなか一つの価値基準だけでは対応出来ない‥そんな難しさみたいなものを常に感じずにはいられない、毎月の給料ミーティングです。

■2008年06月03日(火)  お母さん方と‥
 今日は朝からHEARTLAND近くの千松小学校のお母さん方が約10名程、あっぷるのお弁当作りの見学に来て下さいました。それぞれのお母さんはハンディーを抱えた子供さんを持たれたお母さん方であり、一緒にお弁当作りを行って下さいました。その後HEARTLANDの活動説明、そしてよもやま話も含めた座談会の時間が流れていきました。京都にいた頃、知的障害を抱え持つご家族(お母さん)とこうした時間を共にする事がよくありました。まだ時代は「のほほん」としていた頃、今のような難しい専門用語も巷には無く、大変な日常を少しでも豊かに‥そして少しでもこの子と共に幸せになっていく事への模索を「ゆつくり」と眺めていた‥そんな光景を幾つも幾つもご一緒させて頂きました。

 「解放」という言葉の周辺、障害を抱え持った「大変さ」と厳しい「現実」たとえそうであっても人としてきちんと生きていける、生きていっていいはず‥ここに在ること、そして生きていく権利みたいなものを、とても大切な指標とする「福祉」やヒューマンスケールの空気感がきちんと漂っていました。豊かになったのか貧しくなったのか‥それさえもわからないまま、或いは知ろうともする事なく進みゆく状況、せめて人が人としてゆるやかに「復権・解放」されていくそんな未来になればいいのに‥久しぶりのこんな時間の中にそう思い続けていました。

■2008年06月02日(月)  沖縄から ミラソル会 一杉さんより
 沖縄ミラソル会代表の一杉さんよりメールが届きました。西日本障害者就労支援ローカルネットワーク設立に向けての協力の依頼文添付のもの、一杉さんとの出会いは2年程前のあみ(全国精神障害者地域生活支援協議会)四国ブロック研修会が愛媛で開かれた時、たまたまご一緒する機会が始まりでした。熱い想いを精一杯、そして誠実に語られる姿、そしてミラソル会に於ける「就労支援」への想い‥時を経てこうした就労支援のネットワーク作りの連絡でした。

 「今、一歩でもすべての障害者が社会的復権の機会が得ることができるよう、少しだけ踏ん張って生きたいと思い立ちました‥」そんな一杉さんの言葉でした。
 「ガチンコで就労支援をやっていきたい‥」言葉が続きます。マザーテレサの言葉「大切なことは、どれだけたくさんのことをしたかではなく、どれだけの愛を込めてしたかということです」いつもの言葉が一杉さんの想いに添えられていました。「就労」という大きなテーマと命題、共に一杉さんと考えていきたいと思います。
  
ミラソル会 http://www17.ocn.ne.jp/~milasol5/index.html

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