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■2008年09月29日(月)  大学での講義再開
 長かった夏休みも終了し今日から大学での講義が再開となりました。先月の末かにら初めて長期に及ぶ精神保健福祉実習生を引き受けたHEARTLAND、その間の色々な学生達とのやりとりから、あらためて「伝えゆくこと」の難しさを再考していた日々でもありました。精神保健福祉士や社会福祉士が国家資格化され「専門性」という言葉に象徴される福祉、果たして実際の「専門性」とは一体何を指しての事なのか‥そんな事を改めて感じずにはいられません。国家資格取得のための国家試験、難しい言葉の語句を暗記するように覚え行くこと、支援・援助・PSW・様々な難しい語句の意味を説明出来たとしても、それは一体どういう事を意味し、現実の中の実効性はどう検証されてゆくのか‥やはり考えずにはいられません。

 論理武装ではありませんが、国家資格を有した人たちが難しい言葉を羅列し、そうした「行い」提供出来うる人や場面だけが有効であるとし、それ以外の人や場面そして営みは「×」だとするのか‥仮に「×」だとするのであれば「○」とされるものたちの効果はきちんと実証されているのか‥甚だ怪しい結末へと本質は近づいてゆくのは自明の事ではないだろうか‥そんな事を思い行きます。
 価値観や正しさは多様であっても、せめて本質としての「大切に考えたい」事柄の一つ一つは繰り返しながら伝えゆければとやはり思ってしまうのです。

■2008年09月27日(土)  びぃ あらいぶの皆さんと 街の中の喫茶店
 先日HEARTLANDを訪ねて下さった広島県福山、 びぃあらいぶ代表の久次米さんとメンバーの一向が午後街の中の喫茶店に来て下さいました。広島福山からの日帰り旅行、代表の久次米さんが参考とした太陽と緑の会杉浦さんの「思想」午前は杉浦さんとリサイクルでの時間、昼食をはさんで街の中の喫茶店での時間となりました。生憎喫茶店は引っ越し状態の真っ直中、ほぼ空洞となってしまった街の中の喫茶店2階での交流機会となりました。

 まぁとにかく元気でにぎやかな彼ら‥楽しそうに語らう言葉と笑顔‥空っぽの喫茶店が一瞬で華やぐような空気感を運んできて下さいました。あちこちの施設や関係団体から見学が絶えないHEARTLANDですが、ここまで元気でそして賑やかに華やぐ空気感を携えて来られた来所は初めての事でした。それは設立者の久次米さんの「想い」の産物そのものであり、彼らが「世間の風」の中、様々な活動を行いながら街を耕している‥そして自分自身が何よりも「解放」されてゆく‥そんな景色がきちんと想像出来るものでした。あっぷるメンバーは朝の引っ越し・片づけを終えた後で今日は既に帰宅、近々福山を訪ね、今日出会えた素敵な方々との再会を‥とそんな風に思います。みなさんどうもありがとうございました。

■2008年09月26日(金)  上板中学 福祉講演会
 今日の午後に板野郡上板町にある上板中学にメンバー・スタッフと共に出向いてきました。中学2年生を対象とした「福祉講演会」学校教育の一環として今日の講演会は「始まり」の場面、その後学生達は中学近辺の福祉施設に見学実習に赴いていく事となります。上板中学で話をさせて頂くのは今年で3回目、昨年一昨年とはスタイルを変えて今年はあっぷるメンバーのBさん、そしてスタッフの阿部と3人で約1時間の講演を受け持つ事としました。
 
 精神保健福祉領域のあちこちから呼ばれる講演とは少し空気も違い、伝え行く事の難しさ、言葉を選び行くこと‥どうすれば上手く伝えゆけるのか‥そんな事前に思い巡らせるあれこれがあります。ました初めての体験であり、恐らく精神に障害を抱え持つ人からの生の声も初めての事であろうし‥出来るだけ身の丈にあった話をしたつもりですが、さてさてどんな風に響いたものでしようか。今日話した言葉の一つ一つで今わからない一つ一つであったとしても、いずれ彼らが歩いてゆく道程の中、何処かで思い起こしてくれれば、それだけでも充分‥そんな想いもしてなりません。今日の準備など、色々とお世話頂きました南先生並びに上板中学の皆さん方に感謝申し上げます。

■2008年09月25日(木)  あっぷるメンバー会議 新しい活動に向けて
 籠屋町の改修工事に伴いあっぷるメンバー全員が北島田1つの場所に集合、いつも通りに午前中は弁当製造、そして販売を終え一段落した午後からメンバーと会議を開きました。新しい11月からの街の中の喫茶店、その活動の輪郭を描くための様々な話し合いをこれからの間、ずっと継続させていく予定です。思い起こせば遠い昔昔の「弁当」も同様、あれこれあれこみんなで考える作業を繰り返すようにして創り上げられていった「お弁当」自分たちの事柄という意識化も含めて、また同様の作業を10年以上時を経た「今」に再現していく‥そんな感じです。
 新メニュー・モーニングサービス・ランチプレート‥たたき台のレジメを全員で覗き込みながら「具体的」に一つ一つを描いていく‥そんな今日の序章となりました。
 
 障害者自立支援法に始まり相変わらず厳しい「福祉状況」障害者だから‥そんなお涙頂戴的な発想だけでは、なかなか「社会」との合意や接点も得ることは多分出来ません。病気や障害を抱えていない人でさえ、生きていくのが「しんどい」世情「こっちも大変やけどあんたらも大変なんやね‥」そんな部分の合意が多分一番正直で実効性のある部分ではないかと‥いつもそう思うわけです。
 新しい活動を創り出すための一つ一つ‥そんな時間の蓄積を大切な事として進んでいける私たちでありたいと願います。
 
 来週からはしばらく夏休みとなっていた四国学院大学での講義も再開、依頼を受けている徳島県下保健所からの「退院促進支援事業」へのスーパーバイズ‥会議や研修会の隙間をぬいながらみんなとの話し合いの時間を継続していきたいと思います。

■2008年09月22日(月)  びぃ あらいぶ 久次米さん
DSC00833.JPG 308×231 38K 広島県福山市にあるNPO法人びぃあらいぶの久次米さんから電話連絡が入りました。HEARTLAND近くの太陽と緑の会に今日出向き杉浦さんと会う予定とか‥HEARTLAND・街の中の喫茶店の見学依頼の要件も含めて、午後に喫茶店でご一緒させて頂く時間となりました。聞けば徳島がご出身との事、太陽と緑の会近くがご実家との事、リサイクルはよく活用していたとの様子でもありました。現在は広島県福山市内で喫茶店リサイクルの店舗、手打ちうどんや大判焼等、聞けばユニークな活動をあれこれなされているとの事、なかなか素敵なお話しをお伺いする機会となりました。
 
 6月に広島県作業所連絡協議会主催の職員研修会に呼ばれ、HEARTLANDの活動等を講演させて頂く機会があったのですが、その時にスタッフの方が参加されていたとの事、ぜひにという事で今日足を運んで下さった次第でもありました。太陽と緑の会そしてHEARTLANDを訪ねて下さった久次米さん、27日には日帰りでメンバー共々施設見学に来られる予定で、リサイクル見学の後に喫茶店での再会も約束しました。
 色々な交流が今後も進んでゆければ‥そんな風に思わせて頂いた久次米さんとの時間でした。

  WEB 特定非営利活動法人びぃあらいぶ http://www.h6.dion.ne.jp/~nobara/

■2008年09月21日(日)  かわら版 9月号より
街の中の喫茶店あっぷるは、障害者自立支援法 基盤整備事業としての、「街の中の喫茶店あっぷる」改修工事へ向けて、動いて行く9月となりました。「いよいよ ひとつになるんだ‥」と、私たちの中で本当に実感したのが7月の終わり‥ まだまだ暑い夏の盛りでした。そして、季節がだんだん涼しくなってゆくのと同じように、その想いは現実へ向けて少しずつ姿を現してゆきました。そんな私たちの「未来予想図」を、一番に手元に届けてくださったのが、大谷工務店の大谷さん。新しくなった間取りが書かれた一枚の図面を手にした時の感動はもちろんなのですが、何より私たちは、こんな大変な工事を快く引き受けてくださった大谷さんのお人柄やその心意気に触れ、何より嬉しかったし勇気を頂きました。
 厨房のほとんどを埋め尽くす業務用備品の数々(大型冷蔵庫や調理台、オーブン等)は、業者さんへ一時預かりの手続きとし、今月後半よりお休みとなる喫茶の案内もみんなで作りました。と 同時に、HEARTLANDの始まりの場所であった「北島田」での“残された日々”の過ごし方‥に、少し感傷的にもなりながら、それでもやはり進んでゆきたい私たちは、一生懸命 “これからのあっぷる”をみんなで考えています。        スタッフ 阿部千恵

 この5年間、商店街の皆様に温かく見守って頂きながら、たくさんのお客様と出会うことができました。この度、喫茶店を改修することになり、商店街近隣の皆様をはじめお客様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。北島田のメンバースタッフもこちらへ引越し、大好きなこの街で少しでも貢献できますよう頑張っていきたいと思います。                スタッフ 小西英子

■2008年09月20日(土)  家族の風景
 徳島県郡部の中学校に出向く時間が来週の金曜日に予定されています。HEARTLANDの活動や「心の健康」「心の病」そして「福祉とは‥」、中学生が福祉体験(施設見学等)を行う際のプレ学習としての講演会、昨年に引き続いての依頼に、今年はメンバー・スタッフを共だっての講演を企画していました。
 メンバー代表は女性メンバーのHさん、保健所や大学での講義、精神保健福祉関係の講演会等で既に何度も「講演」を行ってきたそんなメンバーに今回の講演を依頼していました。中学校での講演という事でもあり、普段以上に「懸念」すべき事柄も予測出来たのですが、本人の了承の下に話を進めてきた昨日、やはり「家族」の方からの連絡が入りました。

 「一般の人の前では少し困るので‥」「仕事に差し支える事があってもいけないので‥」「あの子は判断能力が無いので頼まれたら断らない‥わかって下さりますよね‥」そんな言葉が予測した形で届けられてきました。こうした家族や本人の「想い」は常として「彼ら」の周辺に付随していきます。精神科医療機関での自費診療‥障害年金申請時の家族の不安(年金受給が職場に発覚し仕事に支障をきたさないか)人通りが途絶えるのを見計らいながら扉をくぐる作業所‥形は違えども共通した「想い」の下での風景となっていきます。

 教科書的な一般論に照らし合わせて「是か非か」等と語るつもりは全くありませんが時に「姿を見せること」を「負」とするこうした事態に、語り尽くせぬ「大きな闇」を感じずにはいられません。障害の受容‥病や障害を抱えながら生きていくという事、中途障害としての精神障害、一見「解らない」佇まい、それ故に隠して生きることの出来るスペースが在ること、隠すが故に解放されない苦しみみたいなこと‥いずれにしても第3者としての私たちには届かない「言葉」を呟く事しか最後には術もありません。見送るだけの風景の中に永遠の「課題」は隣り合わせのままに在り続けていこうとするばかりです。

■2008年09月19日(金)  Songsparrow Live
grp0919074539.JPG 171×159 9K 籠屋町のブログ(http://applekissa.blog85.fc2.com/blog-entry-291.html)数日前に徳島でライブを行ったSongsparrowが、11月24日の予定で街の中の喫茶店あっぷるでライブを行って下さる事となりました。昨日東京のマネージャーさんより連絡があり、11月のライブが正式に決定、広報などライブ開催に向けて動き始めていく事となりました。
 
 11月リニューアルされる街の中の喫茶店あっぷる、Songsparrowのライブに始まり、大阪箕面、障害者問題季刊誌「そよ風のように街に出よう」編集長としていつも行き来のある河野秀忠さんを迎えての講演会も11月18日に決まりました。HEARTLAND・街の中の喫茶店、新しい11月の始まりに向けて動き始めて来ました。
 
Songsparrowのリードボーカルの素敵な女性は実は‥我らがヒーロー高知県・さんかく広場代表の武田さんの娘さん、武田さんから贈って下さった素敵なCD‥そんな出会いでもありました。父親参観も兼ねてライブ当日は、さんかく広場の天然酵母パンの販売でもして頂こうかと冗談半分に思っています。ライブや講演会の詳細はまた適時、このWebでお知らせしたいと思います。

Songsparrow Web http://www.songsparrow.jp/index0.html

■2008年09月18日(木)  北島田あっぷる 残された時間の中で
 籠屋町のブログやHEARTLANDダイアリーに書き記している通り、今週の金曜日と土日開けの月曜日を残して喫茶店がしばし改修工事の為にお休みに入っていきます。約1ヶ月の改修工事、新しい始まりが11月であると共に、それは北島田での活動が終わりに近づいていく事をも同時に意味していきます。就労継続支援B型事業所という事業、一つの事業を二つの場所で行ってきた数年があったのですが、なかなかそれは限られたスタッフやメンバーにとっても「大変な」事、一つに活動を括っていく事は自然な流れではあるのですが、長年HEARTLANDの活動を刻んできた北島田が幕を閉じるという事でもあります。

 慣れ親しんだ北島田あっぷる、見慣れた風景はもう日常の事として常に在り続けてくれました。「想い」だけで走り出したあの頃、困難さを極めた果てに辿り着いた北島田の場所、家主さんである岸登さんとの出会いが無ければ、何一つ始められなかった事は言うまでもない「事実」でもあります。新しい11月からの活動をみんなで組み立てていくと共に、北島田に刻んで下さった多くの方々の「想い」に、あらためての感謝とサヨナラを伝え行く一つ一つも、残された時間の中にきちんと用意していければと思っています。

■2008年09月17日(水)  喫茶店の活動もあと少し
 来週22日をもって一端、街の中の喫茶店の活動をお休みさせて頂く予定としています。にぎやかに訪れて下さる多くの方々に随分とご迷惑をおかけする事となりますが、新しいHEARTLAND・街の中の喫茶店に向けて11月上旬までの期間となります。今日は午前中に県担当課に基盤整備事業の書類一式を提出、申請書類の確認をおこなって頂くと共に、11月リニューアルに向けての改修工事やスケジュールをお伝えさせて頂きました。
 
 22日以後は喫茶店の備品等を搬出、北島田でのお弁当製造は日々行っていく予定であり、通所するメンバーはこの間、北島田あっぷるに通ってくる形となります。改修工事期間はかれこれ1ヶ月を要し、完成後は北島田からの引っ越し‥活動再開は今後の進捗状況にもよりますが11月初旬と考えています。午後からはメンバー会議を実施、毎年恒例の秋の旅行は広島・岡山への旅と決定、また喫茶店での新しい活動への取り組み等について少しばかり彼らと話を行いました。一つの転機、新しいHEARTLANDの活動を創造していく時間がいよいよとなってきました。

■2008年09月16日(火)  退院促進支援事業 藤井病院 阿南保健所
 阿南保健所の退院促進支援事業、ケア会議が今日15:30から藤井病院で行われ出向いてきました。街の中の喫茶店のあれこれを片づけて急ぎながらの車中、定刻の僅かばかり前に何とか到着、息つく暇もないままにケア会議が開始されました。院長先生ケア会議に臨席、藤井病院看護スタッフ・作業療法士・阿南保健所スタッフを交えての話し合いの後、患者さん本人も交えて、今後の退院に向けての取り組みやそれぞれが行う「役割」の確認作業や分担を行いました。

 県の事業として行われつつある「退院促進」今日の阿南保健所、先日訪ねた池田保健所、そして徳島保健所に精神保健福祉センターの研修等、全てスーパーバイザーの役割として会議や事業運営の諸々に参画させて頂いています。HEARTLANDは地域にある一つの受け皿、精神科医療機関のフィールドに立っていない今、「出す側」ではなく「受け取る側」にある立場が実際ではあるのですが、何か少しでもお役に立てれば‥とその一心だけでお引き受けをさせて頂いています。
 それぞれの場所でそれぞれの事業が、彼らにとっての「きっかけ」になりゆく事を望みたいと思っています。

■2008年09月13日(土)  四国学院大学 実習生 最終日
DSC00814.JPG 308×231 44K かれこれ2週間に及んだ四国学院大学3年生の福祉実習が昨日を持って終了となりました。4名全員が香川県の方、佐古近くのウィークリーマンションを借りての実習は様々な「発見」があった事と思います。学んで来たはずの教科書の言葉と現実、福祉・援助・支援等という言葉の本質‥若き感性であるが故に様々な事柄を見つめてこの間の日々は、溢れる程の「問題」をあらためてそれぞれの学生たちに伝え置いた事だろうと思います。
 
 かれこれ25年以上も昔、初めて出逢った場所が「第二びわこ学園」の風景でした。随分とあれから時が流れても、その時に見た風景、その時に聞いた言葉の数々‥今も確かな原風景として鮮明にその記憶は留まっています。この2週間のHEARTLANDでの実習が「未来」ある学生たちにとって、そんな風に残っていってくれれば嬉しい限りです。

■2008年09月12日(金)  街の中の喫茶店 改修工事
 HEARTLANDのWEBにも掲載されたように、いよいよ街の中の喫茶店あっぷるの営業が9月22日をもって一端幕引きとなります。今般県健康増進課の取り計らいによって頂く事となった障害者自立支援法・基盤整備事業の補助金、これをもって籠屋町街の中の喫茶店の改修を行う事となりました。今まで10年を越える時間、活動を行ってきた北島田あっぷるを閉じ、籠屋町に一元化、お弁当製造が行える作業環境やメンバーが憩える2階の居室改修等、かれこれ1ヶ月程度の改修工事期間となります。
 
 HEARTLANDにとっても大きな節目のこの秋、喫茶店の常連のお客様方やお弁当を日々お買い上げ下さっている方々に多大なご迷惑をおかけする事になりますが、どうぞご理解とご協力を頂ければと思います。

 街の中の喫茶店の営業は9月22日(月)まで、新規リニューアルオープンの日取りは概ね11月初旬となります。籠屋町改修に向けて店内にある物品設備の搬出、そして工事が終われば今度は北島田からの移転、忙しい今年の秋となりそうなHEARTLANDです。
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■2008年09月11日(木)  訃報 石村栄作先生
 以前勤務していた藍里病院院長の石村栄作先生が今日亡くなられました。訃報の知らせを受けたのは今日の昼前‥見上げた空は限りなく高く、そして澄み渡るような青空の下での事でした。闘病生活1年、病院を離れた後もひかり協会の救済対策委員としてずっとご一緒させて頂く‥そんな時間が何年も継続されていました。
 
 「HEARTLANDはどうや‥無理したらあかんでよ‥身体気をつけてな‥」何処までも何処までも石村先生は「愛」ある人でした。京都を離れ、導かれるように辿り着いた徳島の街‥病院を退職させて頂く時も「君の信じる人生を歩めばいい」そんな言葉を見守るように贈って下さいました。この街に今在ること、そしてHEARTLAND‥全て石村先生あっての事でした。

 石村先生と一緒に始めた藍里病院での「俳句教室」病棟のディルーム、白版の前に座る先生、患者さんたちから寄せられた俳句の一つ一つを優しく添削されていた姿を忘れる事は出来ません。ロマンチックなそして愛とヒューマニズムに溢れた大きな人でした。石村栄作先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。合掌

■2008年09月10日(水)  ゆうあいホスピタル 職員研修会
 今日は夕方の午後5時から開催されるゆうあいホスピタル・職員研修会にあっぷるスタッフ阿部・メンバー板東さん、そして現在HEARTLANDで実習中の学生4名共々で出掛けてきました。ゆうあいホスピタルはHEARTLANDから県西部・池田方面に高速道路で走ってかれこれ1時間少し、7月にBeatlessのLiveで「夏祭り」にお招きを頂いて依頼の事となりました。アフター5にも関わらず病院スタッフ・生活訓練施設かもみーるのメンバーさん等、50名を越えての方々がHEARTLANDからの話しに耳を傾けて下さる時間となりました。
 
 持参したHEARTLANDの画像ファイルが最後まで不具合で開かず、実際の活動風景を見て頂く事にも至りませんでしたが、地域の中にある一つの場所としての活動や「想い」はスタッフやメンバーの「声」に聞き及んで頂いた事だろうと思います。今日の研修企画を進めて下さいました地域連携室の石田さん、並びに病院スタッフの方々に感謝御礼申し上げます、どうもありがとうございました。

■2008年09月09日(火)  あすなろ作業所 山崎氏を訪ねて
DSC00787.JPG 308×231 38K 今日は実習生4名とHEARTLANDスタッフ全員で「あすなろ作業所」の山崎さんを訪ねての午後となりました。言うまでもなく山崎さんは私たち徳島県障害者地域共同作業所連絡協議会の会長「障害者福祉は地域と共にあるべき」その持論と切り開いていくかの如き実直さは私たちの大きな大きなリーダーでもあります。

 山間の相生町、地域の人たちと共に在り続ける山崎さんとあすなろ作業所、街道沿いにあるあすなろ作業所の「木曜市」には新鮮な地域の野菜が並びゆき、過疎の街のホットステーションとして人と人が行き来が途絶える事はありません。そしてその人と人が行き来する中に、障害や様々なハンディーを抱え持った彼らの存在がきちんと在り、地域の中での暮らしとその生活への支援が散りばめられています。

 家族の立場にありながら、家族の立場を越えた山崎さんの言葉や想いの一つ一つ、始まりに立とうとする実習生の「今」に大きく響いた事だろうと思います。

■2008年09月08日(月)  実習生と懇親会
DSC00731.JPG 308×231 33K 約2週間に及ぶ四国学院大学の実習もかれこれ折り返し点、HEARTLANDあっぷるでの日常を共に過ごす時間も随分と重なり、様々な事柄を想う日々にみんなは差し掛かってきた‥そんな頃合いではなかろうかと思います。今夜はちょうどそんな中間点という事もあり、スタッフ全員と交流を深める、或いは様々な意見交換も深める意味の下みんなで懇親会を持ちました。街の中の喫茶店裏、いつもの日本一、殆ど定番となりつつある席で、この1週間の雑感や残り時間に向けての抱負などなど‥あれこれと話を重ねるそんな時間となりました。
 
 時代が今とは違うと言ってしまえばそれまでなのですが、とにかく最初に見た風景「びわこ学園」の記憶は今も鮮明なまでに心の中に刻み込まれています。「実習簿何かそんなものは書かなくていい‥もっと大切な事をたくさん見て感じてくれればいい‥言葉に出来ない行間をどう読むか‥それは感性というものなんだ‥」そんな調子の実習でした。殆ど白紙の実習簿を大学に持ち帰りゼミの先生にそれを見せると「殆ど白紙だなぁ、けれど文字に書き記すことが出来ない程色々なものを感じたんだろう‥これでいい‥」とまぁこんな調子でもあった訳です。時代なのかそれとも感性みたいなものであるのか‥知る由は在りませんが、言葉に出来ない行間を埋めるようなそんな残り時間の実習になって欲しいものだと思います。

■2008年09月06日(土)  喫茶店改修工事 お知らせチラシ
 10月1日から街の中の喫茶店で行われる改修工事のお知らせチラシが出来上がりました。概ね1ヶ月程度お休みとさせて頂く喫茶店、常連のお客さんや籠屋町商店街の方々へのお知らせチラシ、具体的に日取りやチラシの文字を見つめる時、いよいよ動き始めようとする日々を実感せずにはいられません。

 障害者自立支援法 基盤整備事業としての、「街の中の喫茶店あっぷる」改修工事へ向けて、動いて行く9月となりました。
「いよいよ ひとつになるんだ‥」と、私たちの中で本当に実感したのが7月の終わり‥ まだまだ暑い夏の盛りでした。そして、季節がだんだん涼しくなってゆくのと同じように、その想いは現実へ向けて少しずつ姿を現してゆきました。
‥そんな私たちの「未来予想図」を、一番に手元に届けてくださったのが、大谷工務店の大谷さん。新しくなった間取りが書かれた一枚の図面を手にした時の感動はもちろんなのですが、何より私たちは、こんな大変な工事を快く引き受けてくださった大谷さんのお人柄やその心意気に触れ、何より嬉しかったし勇気を頂きました。
 厨房のほとんどを埋め尽くす業務用備品の数々(大型冷蔵庫や調理台、オーブン等)は、業者さんへ一時預かりの手続きとし、今月後半よりお休みとなる喫茶の案内もみんなで作りました。と 同時に、HEARTLANDの始まりの場所であった「北島田」での“残された日々”の過ごし方‥に、少し感傷的にもなりながら、それでもやはり進んでゆきたい私たちは、一生懸命 “これからのあっぷる”をみんなで考えています。スタッフ 阿部千恵

 この5年間、商店街の皆様に温かく見守って頂きながら、たくさんのお客様と出会うことができました。この度、喫茶店を改修することになり、商店街近隣の皆様をはじめお客様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。北島田のメンバースタッフもこちらへ引越し、大好きなこの街で少しでも貢献できますよう頑張っていきたいと思います。                スタッフ 小西英子

■2008年09月05日(金)  太陽と緑の会 杉浦さんと
DSC00692.JPG 308×231 38K 昨日は西谷先生の巡回指導と共に太陽と緑の会リサイクルにも出向いてきました。8月のオリエンテーション時にも少し訪ねたリサイクル、今日は杉浦さんが時間を取って下さり、実習生4名に長々とそして意味深い言葉の数々を延々とメッセージとして語り尽くして下さいました。太陽と緑の会リサイクルの歴史、杉浦さんの「思想」障害者福祉に対する雑感や想いの数々‥目に映る店舗の景色と共にどんな風に4名の学生達に届いたものか、忙しい時間をさいてのありがたい一コマでした。
 
 数日前、柳澤寿男監督の福祉ドキュメント、若き日々の杉浦さんをカメラが追いかける「そっちやないこっちや」を学生たちに見てもらう時間を既に持っていました。27年前の一つの出来事、変わらないスタンスの中に闘い続ける杉浦さんの姿‥その大きすぎる程のメッセージは、どんな風に学生たちの心根に響いたものか‥見ること感じること‥そんな一つ一つでもあります。

■2008年09月04日(木)  実習巡回指導 西谷先生と
DSC00688.JPG 308×231 37K 四国学院大学社会福祉学部からの実習生4名、HEARTLANDでの実習もちょうど半ばに差し掛かる今日、巡回指導で西谷先生が訪ねてきて下さいました。北島田でのお弁当作りに参加している学生と懇談、一人一人のフィードバックを含めて親切に色々な事柄からの導きを行っていました。
 
 様々な意味に於いてもHEARTLANDは剥き出しの場所、良き部分、そしてなかなかどうにもならない部分、与えられてゆく日々ではなく創り上げていかなければならない日常、初めて目にする光景としてはなかなか「しんどい」部分が学生達にとってあるかも知れません。しかしながらHEARTLANDのようなこうした場所は紛れもなく「現実」の事、そこを見つめ何を感じ、そして自分自身をどう歩ませていくのか‥自らの謎は自らがそれを解明していく以外にその術はありません。緊張を伴いながらの実習、西谷先生との再会でほぐれた心身が、残りのより良い実習時間へとつながっていって欲しいものだと思います。

■2008年09月03日(水)  給料ミーティング 実習生との座談会
grp0904091603.JPG 308×231 38K 今日は水曜日で街の中の喫茶店はお休み、朝から北島田に集まり午後は毎月の給料ミーティングとなりました。8月はお盆期間のお弁当製造販売「お休み」もあって、先月に比べると収益減とはなりましたが、阿波踊り期間のかき氷販売の「収益」は既にみんなに分配しているので、トータルとしてはほぼ同額の「お給料」がみんなの下へと決められていきました。
 先週からHEARTLANDあっぷるにて実習を行っている四国学院大学の実習生4名も今日の給料ミーティングに参加、経費が書き記された工賃計算書や、彼らに支払われる実際の額面を垣間見て、色々な「雑感」を抱いた事と思います。

 給料ミーティングの後には実習生が提案してくれたメンバーとの「座談会」用意された学生からの質問に答え行くメンバー、この場所の事、そして彼らの事、道標として一つ一つをきちんと見つめていって欲しいと願います。

■2008年09月01日(月)  今日から9月
 早いもので今日からもう9月、夏休みそして猛暑の中でのお弁当製造、阿波踊り期間の忙しかったかき氷販売、そして‥色々な事のあった8月があっという間に駆け抜けて行きました。朝夕の涼しさは秋風を運び季節の変わり目を確かなものとして感じさせてくれます。
 
 障害者自立支援法の基盤整備事業、籠屋町への活動一元化を含めた大きな「転機」としての秋、申請書類の作成、そして改修工事予定の確定、決められていくスケジュール‥特別な秋となりそうな様子です。現在の段階で決まっているスケジュールは10月1日より街の中の喫茶店あっぷるの改修工事がスタート、喫茶店営業は9月22日迄、店を閉めた後に厨房機器等を搬出、そしてかれこれ1ヶ月の工事予定期間を過ぎて搬入といったところです。
 
 改修工事に伴う事務的な手順や段取りは別として、新しいHEARTLANDの活動を描いていく‥その事に集約されてゆく私たちでありたいと思っています。今まで創り上げてきた「お弁当」や「喫茶店」の活動に附記する形での「新しいことへの取り組み」そこを模索し思案する事によって創り出されてゆくであろう「新しい活動」忙しさに追い立てられる日々は目前ではありますが、夢や想いを持ち得ながら進んでゆける「今」を幸せな事だと感じながら歩いて行ければと思っています。

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