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■2008年10月31日(金)  さんかく広場 武田さんより
 昨夜高知県の「さんかく広場」武田さんより素敵な自作の詩が届けられました。HEARTLAND・街の中の喫茶店あっぷるリニューアルに関する「詩」温かな心遣い、本当に嬉しく思います。
 
 時代を切り開くように官民一体となって創り上げた高知市の「さんかく広場」とその活動の系譜、プランナーとしてその中心の「人」として武田さんは輝く存在の「人」でありました。HEARTLANDを始めようと草案を練り上げていた頃、最初に出向きその構想を伝えたのも武田さんでした。官民一体となった運動展開、精神障害・心を病むという出来事を「特別なことではない」として掲げた問題定義の方法論、地域住民の反対運動(コンフリクト)と向かい合いながらもみんなの夢を束ね続けた武田さんの姿‥大きなそして憧れの「人」でありました。
 あれから10年以上時は流れてもまだ互いにそれぞれの場所に在り続けている日々、時空を越えた武田さんからの素敵なプレゼントとなりました。

 リニューアルアップルに贈る詩  武田廣一   

ささやかな幸せに

 ささやかな幸せに出会う 街のなかのアップル 街のなかにハートランド
 赤いアップル あたたかいいのち 甘酸っぱい ささやかな幸せ 
 
  ひとは人と人の間で人になる ひとは人と人の間に愛を感じ ちいさくふるえてほほえみ  
  こころをこころに受けとめる

 ささやかな幸せに出会う 街のなかのアップル 街のなかにハートランド

 青いアップル やすらぐこころ 甘酸っぱい ささやかな幸せ
 移ろいゆく時間 流れゆく時間 時代は変わり 移ろい流れる
 変わらないものを探そう 忘れられないものを探そう

  ひとは人と人の間で人になる ひとは人と人の間に愛を育み 肩をいだきあいほほえみ 
  こころにこころがしみわたる

 ささやかな幸せに出会う 街のなかのアップル 街のなかにハートランド

■2008年10月30日(木)  四国放送 おはようとくしま
grp1031073849.JPG 308×231 40K 今日は午後から四国放送「おはようとくしま」を担当されているディレクター林さんが改修工事でドタバタの街の中の喫茶店に来て下さいました。先日来よりご連絡があり、北島田の閉店、そして新しくリニューアルする街の中の喫茶店あっぷるの様子を取材したいとの事であり、今日事前打ち合わせのために喫茶店まで足を運んで下さった‥そんな経緯となりました。
 北島田の閉店、そして引っ越し、喫茶店の改修作業と搬入、リニューアルオープンに向けたHEARTLANDの取り組みを「おはようとくしま」の番組の中で取り上げて下さるとの事、本当に嬉しくありがたい事です。
 喫茶店「あっぷる」様のリニューアルオープン前後の様子を、ビデオカメラで取材させてもらうことは可能でしょうか。番組の狙いは、リニューアルオープンの機会に、精神障害を持つ人と支援する人の活動ぶりを紹介し、多くの人に精神障害の方の社会参加やハートランド様の活動を知ってもらう事、オープン前後の様子をビデオカメラ取材させてもらった上で、さらにメンバーの方や支援者の方で何人かの方に番組に出演、スタジオて日々の活動の感想やメッセージなどをお聞きできればとの事です。

 「これほど街の中で活動されているのも珍しい‥」「うつ病など精神疾患は特別な病気ではない‥」そんな言葉を林さんは話して下さいました。人の中に・街の中に活動を進めてきたHEARTLAND、人の中に・街の中に新しい活動をすすめてゆくHEARTLAND‥心病むという出来事‥間もなくカメラが入り放送予定日は11月18日との事です。

■2008年10月29日(水)  徳島新聞夕刊「ぞめき」 太陽と緑の会杉浦さんの文字
太陽と緑の会、我らが杉浦さんが徳島新聞25日の夕刊誌面、連載をされている「ぞめき」にHEARTLANDの事を書き記して下さっていました。

 10年間、徳島市北島田で弁当作りに取り組んできた社会福祉法人ハートランド「あっぷる」が先日閉店しました。「あっぷる」は精神に障害を持つ方々の福祉事業所で、今後は籠屋町商店街の喫茶店「あっぷる」に弁当業務を移し統合することで、効率化と事業の充実を図ろうとしています。11月中には新しい場所での弁当作りが再開されます。
 精神に障害のある人たちにとって、薬をのみながら、発病前のように、一日中バリバリやることはなかなか難しいことです。それでもその時の調子の善し悪しを、自分なりにバランスを取りながら、弁当作りにかかわりながら、一日一日を過ごすことが、回復への近道となります。調子の悪い時は悪い時なりに、調子の良い時は良い時なりに、服薬しながらバランスを取って、気がつけば仲間達と1年間弁当作りに関われたその積み重ねが、急がば回れの、社会適応実践プログラムとなる訳です。
 
 弁当に書かれたメッセージは、時に軽やかに時に重たく最後はお弁当を買ってくださってありがとうございますと、感謝の言葉で締めくくられています。いろいろあっても、自分たちの作った弁当を買ってくれる地域の方々や一般市民の方々がいることこそが、病に引っ張られがちな心を、ピーンとさせる唯一の特効薬なのかもしれません。
 精神の障害は分りづらい分、偏見や誤解も多く見られます。分かりにくいことで疑心暗鬼が膨らみ、地域から排除する方向に向かいがちですが、まずはあいさつしながら、顔をつきあわせてひとこと言葉を交わすことの方が、むしろ地域のリスクは減ることになります。
 
 10年前に北島田で場所を提供してくださった大家さんの懐の広い心意気と、そこに弁当を買いに来て下さった地域の方々の心温まる勇気に、どこか息苦しく、心がサクサクしがちな地域コミュニテイーの在り方の、今後のたどるべき方向を見たように思いました。

■2008年10月28日(火)  四国学院大学 実習生
 またまた四国学院大学からの実習生が4名、来月の4日からかれこれ2週間に及ぶ精神保健福祉実習のためバタバタのHEARTLANDに来てくれる事となっています。今日は大学から4名の学生がオリエンテーションとしてあっぷるに来所、引っ越しまっただ中の風景を見てもらうと共に実習のイントロの1日となりました。将来は精神保健福祉領域の道に進もうとする彼女たち、初めて見るHEARTLANDの風景が今後の道標になってもらえれば幸いです。

 籠屋町の改修工事もいよいよ‥今日は北島田からガスコンロや流し台を軽トラックに詰め込んでの引っ越し作業に取り組みました。メンバーの頑張りは日々の事ですが、スタッフも新しい場所に夢を描く為に日々奮闘‥とてもとても女性とは思えない体力仕事に取り組んでくれています。片づけから引っ越しの段取り、そして改修工事を行って下さっている大谷さんや工事関係者への気配りあれこれ‥本当に我がスタッフながら「よく働くなぁ」と感心しきりでもあります。間近となってきた街の中の喫茶店オープン‥時間の流れや人の想いに遅れないように新しい始まりへの準備を行いたいと思っています。

■2008年10月27日(月)  改修工事も大詰めに 大谷さんと
 街の中の喫茶店の改修工事もいよいよ大詰め、真新しいクロスが貼られ新しい活動の形を彩るであろう店内や調理場も整いの姿を見せ始めて来ました。大谷さん陣頭指揮の下、そして大谷さん自らが先頭に立って新しい活動への「始まり」にご尽力を尽くして下さっています。
 
 「世の中まだまだ捨てたもんじゃない」HEARTLANDの今までの活動や今回の改修工事に伴い動き行くスタッフやメンバーの姿に対して、そんなありがたい言葉を話して下さいました。その言葉はそのままこちらがお返ししたい言葉、お世話になっている大谷さんや大工さん、並びに工事関係者の方々の温かな心遣いの幾重もが身に染みて行きます。北島田からの搬出、大型の調理器具類もいよいよ新しい街の中の喫茶店に運び込まれていく事となります。まだ正式な街の中の喫茶店オープンの日取り迄は決められない状況ではありますが、遅くとも11月の上旬にはまたお弁当作りの再開となりそうな様子です。
 
 大谷さんの温かなそして恐縮する程の言葉や立ち姿‥背中を押されるような新しい活動への「夢」を紡いでいってくれそうです。

■2008年10月23日(木)  お弁当製造を終えて
 昨日をもって北島田のお弁当製造販売が終了となりました、昨日はバタバタと朝から出掛けており最後の場面を共にする事が出来なかったのですが、一つの時代が終わった‥そんな印象を抱きながらもう訪ねてくる人もないであろう店頭を眺めていました。あっぷるメンバーは今日もいつもの時間にいつも通り登場、2階調理場、長年使い親しんだ調理器具(ガスコンロ・オーブン等)の掃除に取り組んでいました。街の中の喫茶店の改修工事が進みゆき、来週28日には大きな調理器具を喫茶店に搬入する事が出来そうな様子、いよいよといった感じでこれから大きな「引っ越し」作業へと進んでいく事となります。

 まだ正式な喫茶店Openの日程は決められないのですが、11月8日(土)午後6時から北島田あっぷるにて「お別れパーテイー」を開く事を決めました。家主さんの岸さん、お隣の吉田さん‥そして色々とお世話ご支援を下さった方々一同をお招きして、最後のセレモニーを行う事としました。「お別れパーティー」のお知らせはまたWEBでも行います、ぜひその折にはご参加頂ければと思います。

北島田あっぷる お別れパーテイー  日時 平成20年11月8日(土)18:00〜

■2008年10月22日(水)  終わりの時‥始まりの時‥
DSC00988.JPG 231×308 37K 昨日HEARTLANDに取材に来て下さった徳島新聞藤長記者、今日の朝刊誌面大きなスペースで北島田あっぷるが閉店となる記事が掲載されていました。新聞誌面の文字や数々作成してきたお知らせチラシの「閉店」の文字、少しばかり寂しい想いもしますが、一つの時代の区切りとしてまた新しい日々に想いを馳せたいと思うばかりです。とにかくみんなで集まれる場所を‥と歩き始めたHEARTLAND、物件確保には本当に困難な道程‥「何かあったら責任あんたが取るんやな‥」「はい」そんな押し問答ともつかないやりとりは徒労となるばかり‥ようやく出会えた北島田の物件は諦め掛けた頃の「偶然」でもありました。
 
 当時(今も)関わりのある「ひかり協会」(森永ヒ素ミルク救済対策委員会・徳島県事務所)で知り合う事の出来た被害者である方が、たまたま不動産斡旋業を行っていた‥その方からの紹介‥そんな経緯の果てに今の物件、家主さんの岸さんとの運命的な出会い‥そこから全ては始まっていったのです。

 今日で終わりとなる北島田でのお弁当製造販売、フト振り返れば様々な場面や出来事が蘇って来るのですが、何より一番に思い出すのはやはり最初の場面、2階に上がる階段は既に朽ち果てていて、階段の代替えとしてあった縄ばしご‥そこを駆け上った真白な部屋の中「どうぞどうぞ使って下さい」岸さんの言葉に溢れるように流れた涙‥流れ去ったこの13年近くの時間の中、その光景は忘れた事は一度たりともありませんでした。縄ばしごは間もなく太陽と緑の会杉浦さんや櫛田さんと共に行った手作りの階段へと姿を変えていきました。フト見上げた階段‥あの頃のあの瞬間が鮮明なまでに映し出されていきます、新しい活動や新しい日々への扉をあけるそんな北島田あっぷる最後の1日となります。

■2008年10月20日(月)  お弁当ということ‥
DSC00992.JPG 308×231 45K 今日から3日間でいよいよ北島田あっぷるでのお弁当製造販売が幕を下ろす事となりました。毎日毎日お弁当を買って下さった多くの市民の方々への感謝をお届けする‥そんな3日間の最後の時間となっていきます。遠い遠い始まりの頃、毎日16:00頃からみんなが集い夕食を共にした「COOKING HOUSE」その時間の重なりの中からやがて働く場所としてのお弁当製造販売への取り組みとなっていきました。
 今更ながら「お弁当で良かったなぁ」とやはり思うのです。偶然のような産物としての「お弁当製造」であったのですが、「本当にお弁当で良かったなあ」とやはり繰り返しそう思うのです。障害者福祉‥精神障害者への理解‥啓蒙の増進‥様々な言葉で私たちは道行く人に語りかけ、そして語り続けてきましたが言葉は時に一方通行であったり無力であったりもします。あっぷるのお弁当は言うまでもなく様々なハンディーや障害を抱え持った人たちが作り行くお弁当、その事をあえて言葉にしなくとも付加価値の付いた「メッセージ」として多くの道行く人たちに運ばれていった‥その事にやはり意味があったのかな‥とそんな風に思えるのです。

 これだけ世知辛い世情、「福祉だから障害者だから‥」的な同意の求め方ではなかなか成立はしていきません。日々みんながお弁当を作る‥そのルーチン的な営み、そして銭にもならない事を真摯に取り組んでいくスタンスみたいなもの‥そうした一つ一つが、言葉にしなくとも小さなお弁当にメッセージとして盛り込まれていった‥そんな気がするのです。新しい街の中の喫茶店のリニューアルオープンももう目前、終わりは始まりとしてこの3日間を過ごして行きたいと思っています。

■2008年10月18日(土)  北島田あっぷる お弁当製造販売 ラスト3日
13年前、山下理事長が障害をもった方たちの集う場所をつくろうと捜し歩くこと1年余り。諦めかけた頃、やっと出会えた家主の岸さん、岸さんに出会わなければこの場所は始まっていませんでした。そしてお隣の吉田さんをはじめ、ご近所の皆様のあたたかい見守りのなかで私たちはお弁当つくりをし、たくさんのお客様からいただく応援の言葉で皆は元気になってきました。
 この度、障害者自立支援法基盤整備事業で喫茶店のほうが改修できることになり、あっぷる発祥の地、北島田を離れることとなりました。喫茶店は1階大部分を取り壊し、柱がたち、床がはられ、まもなく天井、壁へと板がはられるところです。2階部分も天井や壁が新しく張り替えられます。心温かい工務店さん、職人さんに恵まれ日に日に出来上がってきています。うれしい反面、北島田を離れる寂しさもあり複雑な心境ですが、北島田でいただいたご恩を忘れず、籠屋町商店街の“街のなかの喫茶店あっぷる”として、よりパワーアップし頑張っていきます。ご支援ご協力ありがとうございました。心から感謝申し上げます。喫茶店は11月上旬オープン予定です。お弁当券コーヒー券を持って是非お越し下さい。お待ちしております。スタッフ  小西英子


 北島田お弁当のあっぷる‥ここで作ったお弁当を今まで幾人の人が手にとって食してくださったのでしょう。毎日毎日変わらず作り続けてやっと「おいしいよ」とゆってくださるお弁当が作れるようになって、そうこうしているうちにもう12年の歳月がこの場所で流れました。今でこそ二階に上がるのにはりっぱな外階段(有志の方々の手作り)がありますが、開所当時はなんと縄ばしごが唯一の二階へのルート‥ 信じられないような話ですが「あれだけは怖くて上れんかった‥」と当時を知る古いメンバーの女の子が言います。
 
新しく一つになる籠屋町の街の中の喫茶店あっぷるは、今もうそのオープンの日を目指して着々と工事が進んでいます。片やその華々しさのもう一方で、やっぱり‥やっぱりこの想い出の場所を後にするということはなんとも寂しい思いです。本音を言うともし叶うなら今でもなんとかならないかな‥とも思います。でも、きっとここを後にするというこの想いが、この先の私たちの未来をずっとずっと後ろから照らし続けてくれることとなるはず、そう心に誓って最後のお弁当を皆様にお届けしたいと思います。長い間私たちの活動を見守り続けそして支えて下さいまして本当にありがとうございました。どうぞ商店街へお越しの際はぜひ街の中の喫茶店あっぷるへお立ち寄りください。
                     スタッフ 阿部千恵

■2008年10月17日(金)  song sparrow Live
 街の中の喫茶店あっぷるの改修工事が大谷さんをはじめ多くの方々によって着々と進められています。街の中の喫茶店リニューアル、こけら落としとなるsong sparrow Liveの詳細が決定となりました。東京のハッチ・エンタテイメント(株)マネージャーの黒住氏と連絡を取り合う中、11月24日のライブの詳細決定となりました。WEBそしてHEARTLAND新聞やかわら版、メディア等を通じてこれからライブのお知らせとチケット販売についてのお知らせを広く行ってゆく予定としています。
 本当に素敵なsong sparrow のミュージック、ぜひライブにお越し頂ける事をお待ちしています。近日中にWEBにて掲載させて頂きます、ライブ、チケット購入のお問い合わせはHEARTLANDまでお願い致します。

 song sparrow Live 街の中の喫茶店あっぷる 

日時 11月24日(祝)  LIve 15:00〜 (open14:30) 18:00〜 (open17:30)
場所 街の中の喫茶店あっぷる (徳島市籠屋町1丁目24番地)
代金 チケット 1500円 (1ドリンク付)
   チケット購入を希望される方は、時間・枚数をHEARTLANDまで電話かメールにてご連絡下さい。
   TEL 088-633-1410   heartland@tk2.nmt.ne.jp

 song sparrow  http://www.songsparrow.jp/index0.html

■2008年10月16日(木)  福山 NPO法人 びぃあらいぶ 
DSC00962.JPG 308×231 37K 今日は朝からお弁当製造を休業して、メンバー数名とスタッフと共に広島県福山市にあるNPO法人びぃあらいぶを訪ねてきました。先日バタバタと‥されどすごい元気な勢いと共に街の中の喫茶店に来襲して下さった代表の久次米さんやメンバーさん達との再会の時間ともなりました。今まで様々な場所や施設の人がHEARTLANDに訪ねてきて下さる機会は山ほどあったのですが、そうした中で何より元気‥そして微笑ましく活気ある表情を携えた一番のびぃあらいぶの方々でした。
 新しく街の中の喫茶店のリニューアルを目前に「これは一度実際に見ておかなければ‥」と背中を押される形で今日の福山となりました。

 素敵な笑顔で迎えて下さった久次米さん、そして活動拠点に在ったメンバーやスタッフの皆さん、喫茶店そして大判焼きの活動場所‥徳島で出逢った時のままの彼らが微笑みながら私たちへの接待を行って下さいました。福山駅近く、点在するようにある活動場所、そして何より生き生きと自分自身の事やびぃあらいぶでの日々を語ってくれたメンバー‥素敵な時間と共にたくさんの「元気」を頂いた時間ともなりました。

 凛とした素敵な代表の久次米さん、そしてこの場所で活動する自らの日々を愛おしむように語り行くメンバーさんの言葉の数々、これからもまた何らかの機会の中、相互に交流が深まっていければと願います。久次米さんそしてメンバーの皆さん、どうもありがとうございました。

 NPO法人 びぃあらいぶ http://www.h6.dion.ne.jp/~nobara/

■2008年10月15日(水)  北島田閉店 謝恩セール
 来週の10月22日にを持って北島田でのお弁当販売を終わらせて頂く事としました。かれこれ数え行くと10年以上に渡って多くの方々から支えられてきたあっぷるのお弁当、あらためて感謝の気持ちを込めた「謝恩セール」を最後に予定する事をメンバーと共に決めました。来週月曜日20日から3日間、手作りのお菓子にみんなからの「ありがとう」のメッセージを添えて‥そして新しくリニューアルとなる街の中の喫茶店で使用出来る「無料お弁当チケット1枚」「無料コーヒーチケット3枚」を3日間限定で来て下さったお客様にお渡しする予定としています。

 長い長い時間、一生懸命にお弁当を作り続けた彼らの「営み」は言うまでもありませんが、毎日毎日お弁当を買って下さった幾重もの人によって今日まで歩いて来れた事にあらためてありがたい感謝の念を覚えずにはいられません。始まりは6食からのスタート、配達の注文は1個からでも嬉しく何処にでも届けようとしたあの頃‥道行く人たちがあっぷるのお弁当を知りゆく中、そこに追いつこうとして美味しく形取られていったお弁当の一つ一つ、たくさんの機会の中に頂いた大量のお弁当注文‥差し入れを常に運んで下さり「頑張りよ」とエールを送り続けてきた下さったお隣の吉田自動車のおばさん‥出会えたそして支えて下さった全ての人たちにお会いする事は出来ませんが、そうした人たちへの「想い」も込めた有終の美としての3日間への準備をみんなで行いたいと思っています。

 北島田あっぷる 閉店謝恩セール 10月20日(月)〜22日(水)

■2008年10月14日(火)  閉店のチラシ
 籠屋町の改修工事が随分と急ピッチで進んでいる様子、改修工事監督の大谷さんはじめ大工さんや諸々の方々のご尽力によるもの、本当にありがたい限りの事です。改修工事の進捗状況に照らし合わす形は、北島田あっぷるでの長きに渡った活動に終止符も打つ事を意味していきます。工事完成の確かな日取りは未だ現在の段階では未定なのですが、北島田からの設備移転・籠屋町への備え付けや搬入等も含める事を考えると、北島田でのお弁当製造販売の終わりを決める作業が必要となってきました。

 今日は北島田閉店のお知らせチラシを作成、お弁当の製造販売は今月22日をもって「終わり」とする事を決めました。実際にチラシを作成し、自ら書き記した文字を眺める時、感傷的にはならずともやはり様々な事柄を想い行きます。「想い」を携えて歩き始めたとは言え困難を極めた物件の確保、どう考えてもこの場所そして家主さんの岸さんに出逢わなければHEARTLANDの活動はあり得なかった事は確かな事実です。

 20日から3日間、閉店に伴う謝恩期間としてみんなからの感謝のメッセージや新しくリニューアルとなる街の中の喫茶店での無料コーヒーチケット等の配布を行う事を今日メンバーみんなと決めました。多くの方々に支えられての北島田での活動であった事‥その一点に想いを束ねながら残された北島田での時間を大切に過ごしたいと思っています。

■2008年10月12日(日)  河野さんとの再開 箕面「えんだいや」
DSC00951.JPG 308×231 43K 舞鶴を後にしての箕面、河野秀忠さん(障害者問題季刊誌そよ風のように街に出よう編集長)といつもの市民酒場「えんだいや」にての再会となりました。ドタバタと突然、そよ街の取材の為にHEARTLANDを訪ねて下さったのがかれこれ13年程前、京都にいた頃から憧れ続けていた大きな人との初めての出会いは偶然のように運ばれて来ました。

 それから今日まで幾度と無く会うことを重ね、そしてそれぞれの思いの丈を語るように言葉を重ね‥そんな風に時は流れていきました。河野さんに会う度遠く離れた「故郷」に帰ってきたような‥そんな感傷にいつも不思議なまでに包まれ行きます。いつもの焼酎も今夜はいつも以上に進み再会の時を演出していきます。遙かに大きな人はいつも限りなく小市民としての息づかい、そしてヒューマニズムそのものの言葉たち‥優しいことは強いこと‥齢60を過ぎ尚も闘い続ける河野さんの「姿」に安心を覚え行きます。

 11月リニューアルされる街の中の喫茶店あっぷる、こけら落としの記念講演会は11月18日、河野さんを迎えての講演会となります。太陽と緑の会杉浦さんや県作業所連絡協議会会長の山崎さんも交えての「井戸端会議」も予定、詳細は近日中にこのWEBにてお知らせしたいと思います。

■2008年10月10日(金)  ほのぼの屋 舞鶴にて
DSC00939.JPG 308×231 32K 徳島から車を走らせることかれこれ2時間30分、かねてより一度出向いて「見てみたい」と思ってた京都府舞鶴市にある「ワークショップほのぼの屋」を訪ねてきました。精神障害を持つ方々が働く本格フレンチを提供する場所としてのワークショップほのぼの屋、11月からの新しいHEARTLANDの活動を創造していく準備を進める「今」どうしても一度出向いていきたい‥そんな想いの中からの舞鶴への旅でした。舞鶴湾を眼下に見下ろす小高い丘の上、正面エントランスの向こうに広がる海と本当に美味しかったフレンチ、そしてずっと私たちに付き合って下さった施設長の西澤様、見る景色そして聞く言葉‥どれもこれも素敵な時間となりました。
 地域生活支援‥地域で暮らしていくこと‥ある意味一番大切なものは「お金」働く‥そしてその対価としての報酬、紹介された一人のメンバーさんのエピソード‥一つ一つが目に浮かぶ実態としての光景、働くこと‥お金‥暮らしぶり‥彼らが取り戻してゆく誇りみたいなもの‥微笑みながらされど凛として言葉を紡がれる西澤さんの姿がとても印象的な午後でした。

 決して「箱」ではなくそこには紛れもなく「想い」を携えた人や営みが確かに在るという事‥社会の風や世間の風を受けながらの日々に彼らの「回復」があるという事‥真新しい驚きではなくとてもシンプルな原則を確かめられた‥そんなほのぼの屋での時間ともなりました。お忙しい中たっぷりと色々な話を聞かせて下さった西澤様はじめスタッフの方々に感謝申し上げます、ありがとうございました。

■2008年10月09日(木)  HEARTLAND新聞 10月号より
◇私はあっぷるに来て5年目になります。ずっと続けてきて良かったなと思っています。街の中の喫茶店が新装開店するのはとても楽しみです。そして今のメンバーで新しい喫茶店で最初から仕事が出来る‥こんな嬉しいことはありません。みんなの事を家族のように思っています。だから私は一人じゃないんだと、仲間がいるんだなと感じます。そして今まで指導してくださったスタッフさんにもとても感謝しています。新しいハートランドに万歳。

◇10月1日から改修工事が始まり北島田の方で弁当を作っています。11月になったら新しくなった喫茶店で仕事をするようになります。新しくなった喫茶店で気持ちを引き締めて頑張りますので宜しくお願いします。

◇喫茶店が新しくなるのが楽しみです。私があっぷるに来てから1年になります。お弁当の盛り付けが上手になったと言ってくれるのが嬉しいです。あとは包丁を使うのと弁当の帯が出来るように頑張ります。これから寒くなりますが頑張ってお弁当作りをします。

◇籠屋町の喫茶店の改修工事が始まり、一元化に向けて色々考えています。私は北島田の方でいたので少し寂しい気持ちもありますが、また違った出会いもあるのだろうと思っています。今は一日一日を大切にお弁当作りに励んでいく事と、籠屋町の喫茶店の工事が終わったら色々な事に挑戦していきたいと思っています。皆さんへ感謝しています、ありがとうございます。

◇僕はあっぷるに毎日働きに来ています。籠屋町の喫茶店が出来たらメンバーさんたちも頑張って弁当作りも出来るでしょう。

◇また鯛焼きブームが世の中をにぎわしています。私は喫茶の方で鯛焼きを売りたいと思います。大判焼きもいいけど鯛焼きが子供たちに人気があると思います。35年前鯛焼きを恋人と食べたことを思い出します。私の一番古い恋人です。

■2008年10月08日(水)  あっぷる 給料ミーティング
 今日は午後から毎月恒例の給料ミーティングとなりました。1ヶ月分のお弁当販売そして街の中の喫茶店での「収益」をそれぞれのメンバーに還元する作業、通所した日数や個々のメンバーの1ヶ月間の頑張り状況等を踏まえながら衆目の中にその時間が進みゆきます。「お金を稼ぐ場所」では無いと解りつつも、その分配し手渡される金額は僅かなもの、到底生きていく事のために必要とされる「額面」には程遠い金額となっていきます。働くことを追いかけすぎると大切なものがこぼれる、こぼれゆくものに気を掛けすぎると掌にお金が乗らない‥そんな狭間での継続ではありましたが、あらためて新しい活動への転機として過ごす「今」その周辺の事を考えてみたいと思うのです。

 誰だってお金も欲しい‥そして誇りも欲しい‥個々のメンバーに手渡される額面が×という事ではないにしろ様々な事を想い行きます。地域で支える…地域生活支援‥様々な言葉で私たちは語り行きますが、どう考えてみても「生きていく」為に必要な軸は「お金」です。暮らしの豊かさも幅‥とりわけ経済的な基盤が脆弱とされる精神障害の方々にとって、生きていくための「お金」をどう確保するのかは重要なファクターとなっていきます。障害者自立支援法は「就労」を謳い文句とし、就労継続支援A型事業所では「最低賃金」「雇用契約」といった言葉が現実の下に羅列されていきます。病院周辺の社会復帰施設が時給1000円周辺の賃金を打つ、彼らにとれば限りなく嬉しい事だとしても、そうした状況がいつまでも平然と「成立」し続けるはずはもうない‥そんな風にも思えるのです。そしてそこで1000円を手にしたとしても、実際の「社会」の中に時給1000円を手にしようとする時、とてつもなく高いハードルと要求される一つ一つをクリアーしなければ手に出来ない時給1000円の当たり前の「壁」が待ち受けています。

 こぼれゆくもの‥金も誇りも欲しい‥出来れば楽して儲かりたい‥人の生きていく「性」も踏まえて新しいHEARTLANDでの「仕事」周辺を考えていきたいと思っています。

■2008年10月07日(火)  徳島保健所 自立支援実務者会議
 今日の午後、徳島保健所で開かれた自立支援実務者会議に参加してきました。県下で実施されている退院促進支援事業の一環としての実務者会議、それぞれのグループに分かれてケース検討や関わりの進捗状況についての話し合いが行われていました。徳島保健所や阿南、そして池田保健所等から退院促進に関してのスーパーバイザーを任されあちこちに出向いている‥そんな次第でもあります。
 退院促進に限らず、精神科リハは往々にして「生活療法」の色彩が底辺に濃く在り続け「規則正しい生活」「生活リズム」「ちやんとすること」等、道徳教育的な要素も交えながらのあれこれを要求していきます。

 昨日のケース、30年の長期入院者の退院の問題、精神病院に限らず施設等でこれだけの期間を過ごしていると、当たり前の事として「生活」に対する感覚が喪失していくのは自明の事のように思えるのです。生活に対する感覚の喪失は、当然日常生活能力の低下を何処かで導き出し、本人の意欲消失を連れてきます。施設症と呼ばれるものが、患者さん自身のみの問題ではなく、精神病院や施設等での長期生活を余儀なくされる環境因子から派生していく事をあらためて確認すべきかな‥と思うのです。
 
 規則正しい生活、ちゃんとしなさい‥「ちゃんと出来ない」訳です。障害や病を抱えながら生きていく‥故に出来ない事も多々ある現状と長い時間経過の果ての喪失、出来る出来ないを問題とし、リスク管理をこちら側で全て行うと、本人を決してエンパワーしていく事には至りません。「自立」という定義の捉え方の違いかも知れませんが、日本のように「何もかも自分でやる」という定義、アメリカ自立支援運動に在る「依存の中の自立」同じ「自立」という言葉であっても、随分と色彩や関わり方は違ったものになっていきます。退院してゆく‥「色々と大変やけど何かおもしろそうやな‥」あらためてそんな「動機」をどう本人に届けられるか‥そこからの始まりになればいいのに‥そんな風に思い行きます。

■2008年10月05日(日)  籠屋町 改修工事
DSC00910.JPG 308×231 36K 街の中の喫茶店の改修工事が進みゆきます。改修工事の総監督、大谷工務店の大谷さんが一人喫茶店の解体作業を黙々と進めて下さっています。壁をはつり天井をはつり‥廃材を一人で処理し‥籠屋町商店街創設時に遡る旧い店舗の解体をこの間ずっと行って下さっています。
 出てくる柱や基礎のあれこれを見つめながら、プロフェッショナルに溢れる言葉を一つ一つ説明して下さいます。太陽と緑の会杉浦さんから紹介を頂いた大谷さん、その素敵な素敵なお人柄にも相まって、街の中の喫茶店が新しく生まれ変わろうとする日々が連続しています。

 月曜日からは廃材処理や細々とした片づけにメンバー・スタッフも参戦予定、お弁当製造を終えた午後からはそうした時間の下、新しい場所に生まれ変わる街の中の喫茶店に想いを寄せる‥そんな時間をと思っています。来週一杯が概ね解体の期間、その後大工さんが入り新しい図面に沿った新しい店舗へと移り進んでいく予定となっています。

■2008年10月02日(木)  雑感あれこれ 今日的「福祉」
 障害者自立支援法に基づく「研修会」にスタッフがここ数日出向いています。HEARTLANDという場所を離れての時間、自分たちの「今」に照らし合わせながら様々な事柄を感じ想い行く様子が側にあって伺えます。
 
 正しさや制度運用のあれこれはあったとしても、とりあえず惨憺たる「福祉」状況の「今」が進みゆく事は確かなこと、どうすれば想定出来る「未来」に接近出来るのか‥彼らと共にお互いの顔を見つめ合い、責任をきちんと説明のつく分かち合い方で担いあい、身体の疲れは現実にあれど、心は限りなくOpenに広く、そして深く放たれている関係作りから始めていかなければいけない‥そんな事をいつも想い行くのです。

 制度やケアーマネージメント、障害者自立支援法等のシステムは現実の「福祉」を捉えていくためにはとても必要な概念や営みではあるのですが、それに捕らわれ過ぎてゆくと、大切にしたい理念や、何より自分自身が自分を信じてゆく方法論からブレて行くことになります。学術的な福祉の理念や表面的な枠組みへの見渡しは、何処までいってもコトの本質では全くありえない‥制度やシステムも、人としての本質的な営みをスムーズに動かすための条件にしか過ぎない‥そんな事を短絡的な「批判」ではなく、現実の息吹としていつもそう思うのです。
 
 だとしたら、もっと自由に、もっと広々と、そしてもっと深く愉快に議論を重ね未来を描いていく必要性がきっとあるのだろうと思うのです。笑いながら、泣くような現実に切り込んでいく感覚を持たなければ、私たちの「未来」はありえない、そう思っています。何年先にも「大切」とされるスタンダードなルールは、抱き締めきれない人権への感覚に包まれたものであり、街と人を耕していく‥そのためにこそ私たちの「闘い」があるのではないか‥世迷い言が叛乱錯綜する日々の中、そんな事をぶつぶつと呟きながらの日々でもあります。

■2008年10月01日(水)  街の中の喫茶店 改修工事スタート
DSC00907.JPG 208×277 29K 今日から10月、いよいよ街の中の喫茶店の改修工事がスタートとなりました。この1週間みんなで時間を重ねて喫茶店の備品や調理器具等を搬出、空洞になってしまった喫茶店がいよいよ改修となりました。今朝は早くから工務店の大谷さんや水道業者さんが来て撤去作業が進みゆく朝となりました。
 当初は今年の春に改修・一元化を予定してはいたのですが、相変わらず先立つものがなく、ようやく今般県の取り計らいのあって基盤整備事業の補助金を受けての今日となりました。あれもしたい‥これもしたい‥想いは常にあったとしても、いつだって先立つもののない現実とのにらめっこ、頂ける形となった今般の基盤整備のための運営補助金、本当にありがたい事だと感謝しています。

 今日はスタッフ2名が障害者自立支援法の研修会、残ったメンバーが豚カツや即席漬け等、手際よくお弁当作りに取り組んでくれました。工事着工に伴い、いよいよ新しい活動(11月)からの街の中の喫茶店に向けてミーティングを継続させていく事となります。新しいメニューや新しい活動、そうした一つ一つを白紙の所から創造していく‥とても大切なプロセスとなっていきます。自分たちの場所、自分たちの活動、そして拡がり行く活動に向けて、自らが創造していく‥産みの苦しみもしっかり携えてみんなと進んで行きたいと思っています。

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