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■2008年12月28日(日)  土曜日のお弁当作り
 昨日の土曜日、初めてみんなでお弁当作りを行いました。不定期ながらも土曜日はみんなが集い喫茶店の営業は今までも行っていたのですが、いよいよ年明けに始まる土曜日のお弁当製造販売に向けてのプレステージ、予行演習として30食程度のお弁当作りを行いました。製造に関してはみんな勝手しっての事、手慣れた段取りで30食という普段より遙かに少ない数のお弁当を創り上げていきました。
 
 年明けからは毎週土曜日は営業、店頭店内あわせてお弁当の販売を行っていく予定としています。北島田からの移転に伴い、長年行ってきた配達を止めました。メンバーへの給料は言うまでもなく「収益」を増加する事で彼等の掌にのるお給料も増えるシステム‥まさに営業・収益増に向けた取り組みも何処かで不可欠な事となっていく訳です。
 
 今日は広報という事で近隣のマンションにもお知らせのチラシをポスティング‥一人でも多くの方がみんなが創るお弁当を買って下さるよう‥販売促進に関しての取り組みも色々と行っていく必要もあります。何一つ無かった所から始まった、遙か昔の北島田でのお弁当販売‥みんなが精一杯頑張る‥そんな姿や営みに多くの人たちが支援を届けてくれた‥また同じ事を同じように進めていきたいと思っています。

■2008年12月26日(金)  かわら版 年末号より 
 長年活動を続けてきた北島田あっぷるを11月に閉め、街の中の喫茶店にHEARTLANDの活動を一元化した大きな大きな「変革」の一年が間もなく暮れようとしています。京都から徳島に流れ着き、 かれこれ7年近く勤務した精神病院(藍里病院)を辞職し始めた今の活動、流れるように過ぎ去っていった13年の歳月‥心ある多くの方々に拠って支えられている「今」 を心から誇りに思うのです。
 
 厳しさを増すばかりの世情、新聞誌面は経済状況の深刻な悪化と不透明さを連日書き綴りゆきます。後期高齢者の保険や年金問題‥日本の社会保障制度は既に崩壊の兆しを見せ、社会の中‥弱い立場にある人たちを切り捨てていく事でしか保ち続けない社会の側面を否応なしに目の当たりにするばかり‥戦後50年を掛けて何とか創り上げてきた日本社会のセーフティーネットさえも破綻をきたし始めています。
 
 9月から駆け抜けるように流れたHEARTLANDの時間、担当行政県健康増進課での補助金申請、喫茶店の改修工事‥そして出逢わなければ何一つ始まることの無かった北島田あっぷる・家主さん岸さんとのお別れパーティー‥流れるように過ぎ去 っていったHEARTLANDの時間の中、様々な贈り物やエールを贈り続けて来て下さった幾重もの方々‥「人は人を想う‥」そんな確かな事実がこの場所にはあります。 そして何より、誠実に日々を生きる・生きようとする様々な障害や病を抱え持った「彼ら」の存在がこの場所にはあります。
世知辛い世情に相まって悪しき事柄への計画が練られ行く‥勝ち組負け組などと称される薄っぺらな文化ではなく、人が人として誠実に生きようとする日々‥「世の中まんざら捨てたものじゃない‥」そんな風に思わせて頂ける‥そんな風に思える日々がこの場所には確かにあります。
 
 「福祉の思想」と題された著書の中、びわこ学園を創設した糸賀一雄は「この子らに世の光を」ではなく「この子らを世の光に」と謳いました。哀れみの対象ではなく、重度の障害を抱え持った子供たちが社会に明かりを灯す「主体」になりうるのだと‥
 今年1年の活動へのご支援に心より感謝申し上げます。新しい1年がまた始まり行きます、誠実に時を刻みゆける私たちでありたいと願っています。どうぞ皆さまも良き新年をお迎え下さい。   社会福祉法人ハートランド 山下安寿

■2008年12月25日(木)  かわら版 年末号より
◇今年も多くの方々にご支援を頂きほんとうにありがとうございました。先日はいつも私達をみて下さっている方からのおおきな贈り物や、今年で3回目となる徳島北ロータリークラブ主催のチャリティもちつき大会で大変な下準備や早朝からかけつけてもちつきのお手伝いと、温かい心ある方々の元こうして私達の活動ができることに心から感謝申し上げます。

 道行く人からも沢山の募金を頂きほんとうにありがとうございました。温かいエールは私達の励みとなり、今回の北島田の閉店から喫茶店改装、引越しと慌しい2ヶ月でしたが一元化にむけて皆で頑張ることができました。リニューアルしたきれいな店内でにぎやかにお弁当作り、喫茶業務にと頑張っています。
 ランチタイム時は20席が満席になることもあり皆大忙しです。水曜日を定休日とし土曜日をオープンすることで、来年からは土曜日もお弁当を作ることになりました。この不況のなかにあっても私達を支えて下さるお客様に感謝し、来年も新しい事にチヤレンジしながら皆でがんばろうと思います。 スタッフ 小西英子

◇今年一番の出来事は、やっぱり“始まりの場所”北島田を後にしたということ。ひとつになることを選んで約一ヶ月の改修工事の後、先月リニューアルオープンを終えた私たち。この間どれだけの人がこの場所に、そして私たちに関わってくださったのでしょう。本当にたくさんの出逢いがありました。そのひとつひとつの出逢いは、きっとこれからの私たちの未来を見ていてくださいますし、私たちもその想いに負けないようただ前を向いて進んでゆくだけです。 
 
 2008年‥やっぱり大きな年だったな‥と、やはりこの年の瀬に思う、胸の奥の想いを新たにした一年でした。迎える2009年は踏ん張り時となります。頂いた想いを励みに皆で頑張ってゆくだけです。
 今年一年の皆様のご支援に心より感謝申し上げます。    スタッフ 阿部千恵

■2008年12月24日(水)  Happy Christmas
 今夜はクリスマスイブ、静かな「聖夜」を過ごすともう今年も残すところ後少しの時間となっていきます。クリスマスの風景は様々な彩りを帯びた記憶として蘇ってくるのですが、何故か20の頃の風景に決まって辿り着きます。
 
 四条通りを抜けて嵐山へと辿る道、その四条通り・梅津段町の道すがらにあった「シャムスン」というライブハウス、クリスマスの夜はいつもそこでのライブ、その頃の風景や空気感が鮮やかなまでに思い出されて来ます。

 満席約100名程の小さな箱、バンドの音を奏でながら僕たちは「自由」の中にいました。ギターの弦を張り替え、車やバスに乗り合わせて出向いていたいつものLive、お客さんが支払うMusicチャージ400円の内100円が手に出来るギャランティー‥本当に楽しい季節でもありました。

 ライブ途中の休憩時間‥店を抜け出し見上げた冷たい空気‥こんな風に過ごす「今」を想像する事さえ無かったあの頃、確かに「時」はいつも僕の側に在りました。「シャムスン」での演奏が終われば急いで次の場所へ‥京都洛北にあるLiveHouse「ワルツ」での演奏‥かつてのジャズ喫茶であった店でのLiveはAcoustic‥オリジナルやボブディラン、スプリングスティーン‥そんなカバー曲の演奏‥あの頃の光景が鮮明なまでに思い出されてくるCHRISTMAS‥随分と時は流れゆきました。
 素敵なCHRISTMASを‥

■2008年12月22日(月)  今年最後の大学での講義
 今年最後となる大学での講義があり四国学院に出向いてきました。今年は9月と11月にそれぞれ4名、計8名の実習生を受けて入れてのHEARTLAND、毎週の講義も含めて色々と「教える」「伝え行く」事の難しさを実感した‥そんな1年でもありました。精神保健福祉士に限らず福祉領域で常に語られる「専門性」という言葉、その言葉の本質として何を意味するものなのか‥学術体系・国家資格体系となった昨今の福祉事情の下、若き人たちに「伝え行く」事難しさを感じ続けたそんな1年でもありました。
 国家資格の創設からかれこれ10年を越えた精神保健福祉士、その資格を有した人の数は年々増え続けてはゆくものの、現場となる精神科医療の中にあって本当に役に立つ存在としてその資質の向上を伴ったものとして、きちんと向かい合う人たちに機能しているのか‥そんな事さえも考え行きます。
 
 難しい言葉は山ほど身にまとっていても、社会人としての良識や常識が欠落した中にあっては「当たり前」の事をごくごく普通に執り行う事さえ困難となってゆきます、過ぎる程様々な「知識」を持ちすぎた始まりは、きちんと「感じ行く」事さえ簡単に放棄していこうとします。「知識ばかりをぶら下げて、首が飛んでも血も出まい」かつて吉田拓郎は「知識」という歌の中、そんな言葉を吐き捨てるように歌い行きました。豊かになったのか貧しくなったのか‥反面教師的に自分自身を考しながら、また若き人たちとの時間を考えてみたいと思っています。

■2008年12月20日(土)  HEARTLAND忘年会 喫茶店で
DSCN0082.JPG 346×260 24K 毎年年の瀬恒例のHEARTLAND忘年会がにぎやかに行われました。長年慣れ親しんできた北島田あっぷるを離れ初めて喫茶店で行う忘年会、にぎやかな時間となりました。遠く香川から何度も何度も今年足を運んで下さった四国学院大学の西谷先生、たんぽぽ作業所スタッフの村井さん、そして四国学院大学の実習生、改修工事を一手に引き受けて下さった大谷工務店・大谷さんご夫婦‥嬉しい顔ぶれの人たちを交えて楽しく素敵な時間ともなりました。先日のメンバーと行った「慰労会」で大爆笑であった「一人一芸」歌在り一言あり‥なかなかのものでした。スタッフの熱唱、いつものハウスバンドBeatlessのAcousticLiveと盛りだくさんの一時でした。

 ハタと気がつくともう12月今年もあと残り僅か、随分と師走も押し迫ってきました。明日は日曜で普段ならお休みのところ、紺屋町の日曜市・あっぷる近くの在宅介護支援センター「さくら」の餅つきもあり全員出勤の予定、お弁当作り今年最終の27日に向けていよいよ今年もラストスパートとなってきました。

■2008年12月18日(木)  阿南保健所 退院促進支援事業
 阿南保健所が行っている退院促進支援事業、その一環としてのケア会議が藤井病院であり出向いてきました。病院スタッフ・福祉事務所・自立支援員を交えてのケース会議、現在藤井病院に入院中の男性の方の退院に関するケア会議、毎月1回ケア会議が継続して実施されゆく中、その方の「未来」に向けての話し合いが行われています。

 様々な理由によって余儀なく流れた時間、長期に渡る精神病院での入院は本人や家族周辺の状況を否応なしに大きく変化させて行きます。
 アパート等の「住む場所」日中活動の場の確保等‥色々な事柄を検証してゆく必要は言うまでもない事なのですが、何より過ぎ去った「時間を埋めていく」そんな作業が必要となっていきます。

 本人の想いだけではなかなか埋める事の出来ない「隙間」のようなもの‥過ぎ去った時間を取り戻し、止まった様に流れゆく時間をまた動かしてゆくために‥その「隙間」を埋める作業が前提として必要となってゆきます。本人を交えてのケア会議、彼の側にある「私たち」の役割は何よりそうした部分ではないかと思えるのです。「退院して自由になりたい」「退院してアパートで女性と暮らしたい」齢60を過ぎた彼の人生が再び夢あるものにとつながるような、そんな支援を継続していければと思います。

■2008年12月17日(水)  藍住東中学校 福祉講演会
 今日は街の中の喫茶店はお休み、午後から依頼を受けていました藍住東中学にスタッフ・メンバー2名と共に出向いて来ました。中学2年生を対象とした福祉講演会が午後1時から予定されており、若き人たちを前に「福祉」について話をさせて頂く時間となりました。学校教育の一環として組み込まれている「福祉」に関する授業、近隣の福祉施設で間もなく行われる福祉体験のプレとして今日、話をさせて頂く機会を得ることとなりました。
 
 短い言葉でしかもわかり易く「福祉」について語る事はなかなか難しいもの、HEARTLANDの活動紹介を絡め、そしてスタッフやメンバーからの生の「声」を聞くことで、何か一つでも感じて頂き贈り届ける事が出来たら幸いかなと思います。
 土岐校長先生をはじめ佐野先生、森本先生に感謝御礼申し上げます。

 今週末にはみんなが楽しみにしているHEARTLAND忘年会、長い今までの活動の中、初めて忘年会を北島田以外の場所で行う事となりました。午後6時から忘年会はスタート、みんなが「秘策」を練りつつある一人一芸も含めて、楽しい時間の忘年会になればと思っています。ぜひお気軽にHEARTLANDの忘年会にご参加下さい。

■2008年12月16日(火)  あっぷるへの通所希望 面接
 あっぷるに通所を希望される2名の方がそれぞれに今日街の中の喫茶店に来て下さいました。一人は障害者職業センターのカウンセラーと同伴の形で喫茶店に、市内の精神科クリニックに受診中の年若き女性、高校卒業後に飲食関係のバイトに従事していた事もあり、喫茶店やお弁当作りのHEARTLANDが気に入って頂いた様子、あっぷるメンバーとも少し言葉を交わしながら、木曜日休み明けのお弁当作りから体験の形で通所される事となりました。
 もう一人は徳島保健所・退院促進支援事業に係る50歳代の男性の方、市内の精神科医療機関での入院は7年、今般の退院促進支援をお手伝いする支援員の方と共に喫茶店の午後に足を運んで下さいました。今年度中の退院予定、病院からの退院に伴うアパート探し、日中の活動の場所を求めてのこれからの時間を経ての事となります。

 色々な方からの問い合わせも随時あるあっぷる、少しだけ触れてピタッとあう人もいれば、その一方でなかなか定まり切らない「彼ら」がいる事も確かな事実です。作業所のような場所‥僅かばかりのお給料に当初は納得するように話をされても、いざ額面を見た時に「とてもじゃない」と辞退される人、本人同様にご家族の方からも「そんなお金にもならない場所に行く必要は無い」云々‥同じ価値観の言葉を放り投げるように語られゆく時もしばし‥なかなか「しんどい」事も同席していきます。

 中途障害という部分‥見えない、そして隠れる事も出来る障害や病の表出スペース‥プライドみたいなもの‥様々な「想い」があり、なかなか障害受容といった大前提への「飲み込み」がなされず、漂い続ける「彼ら」も多数あります。
 難しさを覚えると共にため息もこぼれる一つや二つ‥なかなかな部分です。

■2008年12月14日(日)  チャリティー餅つき大会 徳島北ロータリークラブ
IMG_9216.JPG 282×212 26K 毎年師走の恒例行事の観とさえなった「チャリティー餅つき大会」が今年も盛大に街の中の喫茶店前で行われました。徳島北ロータリークラブの方々のご厚意によっての催し、本当に身に余る喜びを感じずにはいられません。いつもお世話になっています仁木様を始めお心ある多くのロータリーの方々により、にぎやかにチャリテイー餅つき大会が今年も開催された事は何よりの喜びです。
 目一杯自助努力を費やしてもなかなか届かない事柄を、こみうしたお力添えの下に執り行える事、本当に何度も書き記しましたが多くの人たちによって支えられているHEARTLANDの活動である事を事あるたびに感じ行きます。

 お餅の配布、ふるまいぜんざいでにぎわう街の中の喫茶店店内、家主さんであるお隣のメリケンヤ、長尾さんも餅つきに参加、籠屋町商店街会長の濱長さんも笑顔で見守って下さいました。街の中に在る小さな喫茶店、一見するとごく普通に見える喫茶店、そこには精神や様々な障害を抱え持った人たちが集い、それぞれの未来に向けての日々が在ること‥HEARTLANDがここに在ることの様々な「訳」が道行く人たちの元へメッセージとして流れていきます。
 今年もこうした機会を頂きました徳島北ロータリークラブの皆様方に、厚く感謝御礼申し上げます、ありがとうございました。

■2008年12月13日(土)  徳島県精神保健福祉士協会 定例学習会
 今日の午後、徳島県障害者交流プラザで「徳島県精神保健福祉士協会」主催の定例学習会が開かれ、約2時間程の講演を行ってきました。精神保健福祉士の国家資格が生まれてからかれこれ10年以上、資格を有する人の「数」はそれなりに増えては来たのですが、今一度それぞれ一人一人の「質」の向上を図る必要性が昨今言われ始めています。
 
 業務の規定や役割の再考、生涯に渡る資格取得後の研修制度の創設等、精神保健福祉士と称される人たちの「在り方」について再検証がなされ始めてもいます。
県下の精神科医療機関で従事する精神保健福祉士、その資格を有した人たちが何を行うのか…そして「必要とされる人」として在り続けていくのか‥自身の内省作業を含めながら考えていく必要性が強く在るように思えてなりません。
  
 HEARTLANDは明日、年末恒例となった「徳島北ロータリークラブ」の方々による「チャリテイー餅つき大会」街の中の喫茶店前で朝の9時頃から盛大に行われる予定となっています。師走の歳時記と心あるロータリーの方々のご厚意に溢れる餅つき大会、お近くにお越しの際にはぜひあっぷる前にお立ち寄り下さい。

■2008年12月12日(金)  大きな贈り物
 心ある大きな方より今年も「HEARTLANDに対して寄付を‥」とのご連絡を頂きました。本当にありがたい事だと痛み入ります。頂いたご寄付の総額は相当の金額、遠い場所からのご支援、一度たりとも街の中の喫茶店やHEARTLANDにお越し頂いた事もない中に大きな愛や温かな想いを含んだ贈り物を、今年も届けて下さいました。

 リニューアルオープンに際して華やぐ喫茶店、メディアの中元気そうに微笑み頑張る続ける彼らの姿とあっぷるの日常…そんな素敵な光景の裏側では、相も変わらず厳しい「施設運営」が背中合わせとしてあり続けています。華やかさの影にある厳しい「地域福祉」の現実、精一杯想いを束ね行く事で何とか成立している部分も多々ある中、本当にありがたい限りの事です。

 街の中の喫茶店の改修工事に伴う日々、HEARTLANDの活動を続けてきたこれまでの幾重もの時間の流れ‥そうした日々にあって、心ある人たちの善意や激励のエールの数々を頂く事で「歩き続けて来れた‥」紛れもなくそう思うのです。
世知辛い世情の深刻さが増すばかりの今にあって「まだまだ世の中捨てたものじゃない」そう思わせて頂ける方々と共に歩ませて頂くことで、何とか自分自身が立ち続ける事が出来た‥紛れもなくそう思うのです。
 
 大きな贈り物を届け続けて下さるこの方は、本当にさりげなく「みんな頑張っているから」と言葉を運んで下さいます。そして奥様も本当にさりげなくその温かなお心を言葉に紡がずとも笑顔で私たちに運んで下さいます。それ故に尚更の事、心がふるえる程の「感謝」を覚え行くのです。
 普段、なかなかお逢いする機会も持てない失礼の中、再度「寄付を‥」との連絡を頂きました。本当に心より御礼、そして感謝申し上げます。繰り返す御礼の言葉しかお伝え出来ませんが、明日への力に変えてこの場所の活動をみんなで真摯に行っていきたいと思っています。ありがとうございました。

■2008年12月11日(木)  徳島保健所 自立支援実務者会議
 昨日の午後、徳島保健所で退院促進に係わる自立支援実務者会議があり参加して来ました。今年度徳島保健所や阿南保健所、池田保健所等、数カ所の保健所で継続されている退院促進の問題にスーパーバイザーの形としてお手伝いをさせて頂いている、そんな経過の中での一つの会議でもあります。精神科医療機関を離れて数年、今はHEARTLANDという「受け入れる場所」に立つ立場ではあるのですが、県下の保健所からの依頼もありお手伝いをさせてもらっているのが現状です。
 今日取り上げられているケースも精神科医療機関での入院が30年にも及ぶ事例、様々な関係機関の方々がこの事業に係わり、退院の促進という大きな命題に沿っての「今」を協議、進めていく作業が継続されていきます。

 30年という長期の入院生活、そこには様々な要因が絡み、それだけの歳月を数えなければならない必要があったのかも知れませんが、30年という途方も無い時間の流れ‥私たちはいとも簡単に「長期入院」等と口にしていきますが、その内実として実際には何がどうであったのか‥やはりそんな事の一つや二つを思わざるを得ません。退院促進事業という事で動き始めた状況、されど退院促進支援事業だから執り行うのか‥テレビや新聞報道等、メディアの中に映し出される「退院促進」への取り組み、それは決して特別な新しい事ではなく、当たり前の事を当たり前に行う…ただそれだけの景色に見えるのです。その事が殊更ながら取り上げられてゆく‥そこに在る本質的な問題に焦点を充てる事も含め置かなければ、余りにも過ぎ去った時間の重みが悲しすぎるようにも思えてなりません。
 
 まだまだ始まったばかりの退院促進への取り組み‥その傍らで事業として向かい合うその人の「人生」は、そこに在り続けていたということ‥そんな事もきちんと考えてみたいと思います。

■2008年12月09日(火)  徳島北ロータリークラブ 仁木さんと
 いつもいつもお世話になっている徳島北ロータリークラブ仁木さんが街の中の喫茶店を訪ねてきて下さいました。要件は来る12月14日に今年も盛大に開催して下さる事となった徳島北ロータリークラブ主催の「チャリテイー餅つき大会」の打合せ、今年で3回目を数える事となりました。ロータリーの方々の「善意」に支えられて始まったチャリティー餅つき大会、年々盛大にそして籠屋町商店街の方々も温かく、そして大歓迎の中で行われる餅つき大会…年末恒例の歳時記となった観さえあります。今年も例年通りの14日の午前9時頃からスタート、つきたてのお餅の振る舞い、街の中の喫茶店内でのぜんざい‥そしてHEARTLANDの活動支援へのチャリティー募金など‥にぎやかな景色となりそうな様子です。

 今般の喫茶店改修に限らず、本当に多くの方々に支えられてのHEARTLANDの活動である事を実感します。厳しい社会経済情勢、社会のセーフティーネットが崩壊し、想像も出来ないような事件が溢れる巷にあって、まだまだ「世の中捨てたものじゃない」そんな事を思わせてくれる日々がHEARTLANDには在ります。多くの方々に支えられてのHEARTLANDである事‥きちんと受け止め進んでいきたいといつもいつも繰り返すように想い行きます。
 14日、街の中の喫茶店前で餅つき大会が開かれます、ぜひご参加お立ち寄り下さい。

 仁木さんのブログがあるとのお話しをお伺いしました。
 自然再生への取り組み ビオトープ気延  http://blogs.yahoo.co.jp/kinobenosato

■2008年12月07日(日)  喫茶店でのお弁当作り
 リニューアルオープンからかれこれ1ヶ月近く、にぎわう店内の裏側で色々と新しい場所でのお弁当作りに関する「事柄」にスタッフも四苦八苦、思案を繰り返しています。何より毎日のお弁当の「食材料」北島田あっぷるでは毎朝近くの山本食品さんが今日製造分の食材料を配達して下さっていました。事前の発注をスタッフがかけ、その数量に見合う分が毎朝届けられてくる‥それが基本のラインでした。それで賄い切れない部分は近くの業務用スーパー等で仕入れ‥そのスタイルが籠屋町でお弁当作りを始める事により、大きく変化した訳です。

 新しい食材料の仕入れ先、あちこちでの買い物‥当然手元で扱う食材料も変化、毎日のメニューに沿って食材料仕入れが大変な作業となっています。喫茶店営業の時間も夕方16時まではOpen、メンバーが一日の片づけを終え、終わりの会をすませ帰路に着くのはかれこれ17時、そこからスタッフが一日の事務処理や明日の食材料仕入れ等を行う…そうして一日一日といったところです。

 弁当作りの場所が単純に喫茶店に移った‥ただそれだの事なのですが、なかなか実際にはただそれだけの事とはいかない‥試行錯誤がもうしばし続いていきます。考えてみれば今からかれこれ10年前、北島田でお弁当作りを始めた当初は同様でした、利益無視‥近くのスーパーでの食材料仕入れ、お弁当箱は車を走らせて卸売り市場近くの包装資材屋へ‥お肉は近くの大きな精肉業者へ‥とこちら側があちこちバタバタ動いて‥そんな切り取るような連続の中での始まりでした。毎朝運んでくれる山本食品さんに出逢うまではゆうに7年もの時間が経過していた訳です。
 「産みの苦しみ」新しい始まりは実はそうした一つ一つを検討しながの事‥しっかりと労力も時間も有していくものなのです。

■2008年12月05日(金)  喫茶店前でのお弁当販売
 毎日お弁当が出来上がるのが11時過ぎ、店内での日替りランチ分は真新しい食器に彩られ、残りは従来通りの「持ち帰り用」のお弁当容器に詰められ喫茶店前での販売をみんなが行います。今日は朝から雷混じりの悪天候、寒さも随分と増してきた師走の街頭にてみんなが毎日毎日お弁当を販売してゆきます。2人から3人のメンバーが店頭で大きな声を出しながら、道行く人たちにお弁当の販売を行っていきます。お弁当の受け渡し、レンジでの温め、そしてHEARTLANDのお知らせのチラシ配布等‥お客さんへの接待も含めて元気に声を出し続ける彼らの姿が在ります。

 12時前から店頭分のお弁当が完売する時間まで、早い時はあっという間の時間、なかなか売れ行きの芳しくない時は長時間、彼らは頑張り続けます。ジャンパーを着込み、店内のメンバーと時折交代もしながら‥そんな風に喫茶店前の販売が行われていきます。嬉しい事に相変わらず多忙な昼時、ランチを食べに来て下さる常連の方々が席を埋め尽くしていきます。昼食や休憩は自然と交代制となり、みんなが工夫しながら昼の忙しさを回していきます。明日は土曜日、通常ならお弁当はお休みなのですが特別注文を頂き、お弁当を50食ほど製造する予定となっています。

■2008年12月04日(木)  もう師走 忘年会のお知らせ
 早いものでもう季節は師走、11月からの慌ただしい日々は変わらずに連続しています。12月はHEARTLAND恒例の忘年会が12月20日土曜日の午後6時から予定されています。例年なら北島田で行ってきた忘年会、今年は初めて街の中の喫茶店で行う事となりました。商店街の方々、そしていつもあっぷるに足を運んで下さる多くの方々にもお誘いをし、にぎやかな忘年会になればと願っています。詳細はWEBにも掲載中、時間のある方、ぜひHEARTLANDの忘年会にご参加下さい。
 
 HEARTLAND忘年会 日時 平成20年12月20日 土曜日 18:00〜
          場所 街の中の喫茶店あっぷる 徳島市籠屋町1丁目24-1  
          費用 飲む人1000円 飲まない人700円

 ようやく形として落ち着き、整理され始めてきた喫茶店での活動、人の流れそして時間の流れ‥行っている事は何一つ変わってはいないのですが、新しい場所に馴染んで行く時間や経験は必須のもの、ドタバタと動き行く中から少し形が見え始め、落ち着きに届きそうなここ数日となってはきました。しかしながらまだまだ‥食材料の発注先や入手方法、ゴミ出し等、お弁当を創り上げる「周辺」の事柄や施設運営のあれこれは未整備の部分も多々あり、スタッフの思案や苦労はまだしばし継続されていきます。峠の9分目‥新しい形を創り上げるという事は、ある意味途方もない労力を有する事でもあります。

■2008年12月03日(水)  美馬保健所 精神保健ボランティア講座
 今日は午後から徳島県西部の美馬市にある美馬保健所に呼ばれて出掛けてきました。「精神保健ボランティア研修」での講義、精神保健ボランティアとして活動されている方々を前にHEARTLANDの活動紹介や昨今の精神保健福祉に関する事柄あれこれを話して来ました。課長補佐の佐藤保健師さんとも久しぶりの再会、懐かしい人との再会の時間ともなりました。
 
 かれこれ10年以上も前、病院で勤務していた折りはあちこちの保健婦さんと交流がありました。その殆どがケースを通じてのもの‥共に退院後の生活支援を考えたり、一緒に自宅やアパートを訪問したり‥そうしたケースの中、県下それぞれの保健所の保健婦さんとタッグを組んでの日々がたくさんありました。互いに随分と歳を重ねての再会‥懐かしさと共に随分と時間も流れた事を実感します。

 あっぷるメンバーは昨日の「慰労会」のDVDを見て余韻醒めやらぬ様子の笑顔と爆笑‥来る20日の忘年会に向けてまた新しい「ネタ」を準備していく事となります。

■2008年12月02日(火)  メンバー慰労会 温泉〜鍋パーティー
DSC01273.JPG 308×231 43K 今夜はにぎやかにそして愉快なメンバー慰労会が開かれました。9月の末から始まった喫茶店改修のあれこれ、工事の完成を経て駆け抜けるように過ぎた11月、その間ずっと頑張り続けたメンバーを労う‥そんな時間となりました。理事の岸田さん、元スタッフの小川さん、県家族会の美馬さん、そしてあっぷるメンバー・スタッフ‥みんなに宿題として出していた「一人一芸」も大盛り上がり、今話題のカレー鍋にキムチ鍋、寄せ鍋に水炊きの鍋パーテイー、ワインを飲んでビールを飲んで‥本当に楽しそうに微笑む彼らの姿があちこちに在りました。

 予定では毎年恒例のHEARTLANDの旅行がこの4日〜5日、今年は広島に出向く事にしていたのですが少しばかり先に延期、その代替えも含めての慰労会でもありました。新しい活動の始まりに際して本当に頑張ったメンバー、振り返るにはたくさんの出来事があり過ぎたこの間ではあるのですが、ホッとした表情を見せ微笑む彼らはとても幸せそうに見えました。喜ぶ顔に喜べる‥そんな私たちでありたいと思います。12月20日には街の中の喫茶店で「忘年会」を開く予定となっています。詳細はこのWEBに掲載、どうぞ時間のある方、街の中の喫茶店での忘年会にご参加下さい。

■2008年12月01日(月)  久しぶりの大学
 約1ヶ月ぶりに四国学院大学での通常の講義に出向いてきました。祝日や喫茶店改修の色々が重なりかれこれ1ヶ月程、休講としていた大学での講義、久しぶりの学生達との再会の時間となりました。午後からの精神保健福祉援助演習総論では、それぞれの場所や機関で実習を終えた学生達と共に、実習中に感じたことやわかったこと‥疑問に思ったことなど‥あれこれとグループ討議を行い、みんなで発表や話し合いを行いました。後期2回目の実習という事で、前期よりは多少なりとも緊張がほぐれての実習であったとは思います。初めて出向いた場所、その中で初めて感じたことやわかったこと‥疑問として感じたこと‥色々を携えながらこれからの道程を歩んで欲しいと思います。

 大学講義の休憩時間には、香川県丸亀市にある中讃保健所の方と会い、来年1月27日に予定されている社会参加基盤整備事業の一環としての講演会の打合せを行いました。HEARTLANDの活動紹介を含めてメンバー・スタッフと共に出向いていく予定となりました。遠い場所からの講演依頼、ありがたい事です。

 季節は早いものでもう12月、明日はこの間頑張り続けたメンバーの「慰労会」喫茶店業務を早々に切り上げ、夕方から温泉ツアー、そして鍋パーテイーと一人一芸の宴会‥彼らへのねぎらいの時間にしたいと思っています。

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【過去ログ】2002年7月6日までの日記